概要
蝶の国の王女は金獅子に嫁ぐ。獅子身中の〝蟲〟として──
大陸の覇者たる金獅子の帝国に、若く梟猛な皇帝がいた。
かの若獅子がその気になれば、ひと口で噛み砕かれてしまいそうなほど小さな蝶の王国は、王女を皇妃として差し出すことで帝国の牙から逃れようとする。
しかし王女はただの人質ではなかった。
なぜなら彼女は皇帝を亡き者にするべく送り込まれた、獅子身中の〝蟲〟だったのだから。
※エブリスタにも掲載中。完結後、小説家になろうに転載予定。
かの若獅子がその気になれば、ひと口で噛み砕かれてしまいそうなほど小さな蝶の王国は、王女を皇妃として差し出すことで帝国の牙から逃れようとする。
しかし王女はただの人質ではなかった。
なぜなら彼女は皇帝を亡き者にするべく送り込まれた、獅子身中の〝蟲〟だったのだから。
※エブリスタにも掲載中。完結後、小説家になろうに転載予定。