「一月」を含む小説

シングルファーザーのハッカーが、福引きで神様を引き当てたことをきっかけに散々な目に合う話。縁起の良い(当社比)なんちゃってSFです。 あけましておめでとうございます。 新年一…

【夢月七海さん主催「同題異話・一月号」参加作品】 「三歩激突」という必殺剣を会得した、少年剣士。 彼はバトルより、図書委員とのロマンスが優先な健全男子である。 だが、彼は不幸体…

夢月七海さんの自主企画「同題異話・一月号　　貧乏くじ男、東奔西走」参加作品です。https://kakuyomu.jp/user_events/11773540548880326…

　大正十一年一月二十日未明、一人の男が殉職した。昆布森郵便局臨時逓送人吉良平治郎。検死官報告書には、旧土人戸主平民と記されている。旧土人…アイヌ民族の事である。 　昭和二十年の敗…

夢月七海さん主催の自主企画「同題異話・一月号　　貧乏くじ男、東奔西走(https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054888032695 )」…

夢月七海さん主催自主企画「同題異話・一月号　　貧乏くじ男、東奔西走」参加作です。 ちょっとのきっかけで、貧乏くじを引く人、運の悪い人、いるわけでして・・・ ↓同題異話・一月号　…

夢月七海さまの自主企画『同題異話・一月号』に参加させて頂きました。 タイトルからのイメージは、コミカルな純文学でしたが、ちょっぴりロマンティックな仕上がりになりました。 予定よ…

自主企画『同題異話・一月号　貧乏くじ男、東奔西走』に参加させていただきます（二作目）。

　夢月七海様主催の自主企画「同題異話・一月号　　貧乏くじ男、東奔西走」参加用作品。 　 　新年早々に自転車に跨り、少年はスーパーを粉末のそばつゆを求めて彷徨う。

もらった帽子も、プレゼントの手袋も、手編みのマフラーも、一緒に選んだ靴も ここにあるのに、寒い

【自主企画「同題異話・一月号　貧乏くじ男、東奔西走」参加作品】 今回のタイトルを聞いて、思いついたことをエッセイ風にしました。 オチはありません。上手いことは言えません。 …

自主企画『同題異話・一月号　貧乏くじ男、東奔西走』に参加させていただきます。

夢月七海さん主催自主企画「同題異話・一月号　　貧乏くじ男、東奔西走」参加作です。 ゾンビが、現れあふれた世界。 そして、町に生き残った男が一人。 ↓同題異話・一月号　　貧乏く…

　一月岬はしがないＯＬである。昼を寂れた定食屋で済まそうと、いつものように小うるさい職場から出て路地を歩いているところだった。そこを狙ったように声をかけてきた彼は「ナンパが目的だ…

好きでやってるわけじゃない。男が好きなわけでもなければ、女装した自分に酔っているわけでもない。 しかし俺、霧生誠人は粟島るいの依頼で女装レイヤーとして売り子をやっている。 何故か…

アメリカに長く住んでいた六十五歳の主人公は日本に帰国し、市民講座の教室で「男女の格差問題」をテーマに教えている。ある日、講座の教室に得体の知れない年寄りが現れた。彼は確かに「老人…

”旧暦一月十五日――成人の祭の日に奥宮に篭れば、怪異に遭遇する”。 雪深き街・狩谷に残る口伝。だが、怪異を見たものは誰もいない。ことの真相を探るべく、街を訪れた芳彦の前に現れた…

「もしもし、”僕”かい？」 寒さも厳しい一月半ば、咲太の家にかかってきた電話の”声”は、そう言った。 日々努力を重ねる花楓のため、オムライスを作ってあげることにした咲太と麻衣は…

王宮勤めの騎士が、三年ごとに与えられる一月休暇。 ヴェンシナの帰省に便乗し、辺境の村を訪れたランディは、村人から『魔女』と厭われる娘フレイアシュテュアと出逢う。 互いに強く惹か…

荒寺にいつの間にか住み着いていた男が、気負う様子もなく、村の危機を救うと笑い、自分ひとりでは心もとないからと、村の少年をひとり、馬を一頭、共にして旅に出ると言った。 藁をもすがる…