「#文披31題」を含む小説

私はある日の黄昏、墨の染みのような猫と出会った。私と猫はエネルギー自給自足を目指し本格稼働を目前にしたスマートシティを手探りで暮らしていく。 スマートシティに住む電気エンジニア…

【雨に溶ける手紙】 今は亡きTwitterのフリート機能。 記録用に載せておきます。 【#文披31題】 2022/07/01から始まった企画。 末日まで何かしら書いてます。 …

屋根のにしつらえた「台」の上、遺影と共に男は南の空を見る。ささやかな星に乗って、妹が帰ってくる ※掌編集「文披31題のうちの10題」（https://kakuyomu.jp/w…

「先生は怪談に興味はおありですか」 「まあ、ホラーもたまに書くからね。興味はあるよ」 　◇ 霊が見える作家と一つ目の猫のような怪異の怪異談義。 「聞いた話」の怪談を語ったり、…

恒樹はある日、異星人の旅行者をホストとして迎えることになる。九洞と名乗るその“ひと”は三年前に消えた後輩と同じ姿だった。＊綺想編纂館（朧）様（@Fictionarys ）による企…

夏祭りの日の夕方、瑛太郎はある親子と出会う。可愛らしい少女と、端正な顔つきの父親。瑛太郎は祭りの人混みの中、父親とはぐれてしまった少女を連れて、父親を探した。少女は父親を名前で呼…

Twitterの企画「文披31題」（綺想編纂館（朧）様より）2022年度で書いたものをまとめました。

Twitterで実施された企画に投稿したものをまとめました。ファンタジー多めです。 タイトルの（）内がお題です。

Twitterで連載中の140字小説「木槿国の物語」の登場人物たちはどのような夏を過ごしているのでしょうか。その様子が描かれています。

島で暮らすテンちゃんと私は幼馴染み。毎年恒例の夏祭りが近づくなか、民宿を営むテンちゃんの家に客人が訪れる。島では珍しい垢抜けた美人の守屋さんとテンちゃんの距離はどんどん近づき、い…

永遠にも似た薄闇を旅している。 ある日、出会った女とかかわりを持った「私」は、政変で主君が亡くなったのを機に、旅に出る。 主君の生まれ変わりと信じる鶏を連れて。 ※文披31題 …

　幼い頃に生き別れた父の訃報を受け取った俺は、父の家を片付けるべく《黄昏の街》を訪れる。 　そこで待っていたのは、顔も覚えていない父が遺した、沢山の『思い』の欠片だった――。 …

（うっかり非公開にしちゃったので、もっかい公開します） 文披31題（ふみひらき31題）という、31作書く企画に参加し、10こ書けたやつです。

　夏の気配が色濃くなりつつある、とある日のこと。平凡な日常を享受する女子大生のもとに、ふわふわ浮遊する自称幽霊の男が現れた。 　未練なし、祟り実行済み、成仏希望。それなのに現世を…

希死念慮を抱いている咲紀のもとに、祖母が逝去したという知らせが舞い込む。一人の人間の「終わり」に対面した咲紀が一ヶ月考えたこととは……。 ※本作は2022年の　#文披31題　参…

　貿易会社Ｍ＆Ｄトレードの社長、リカルド・ゴットフリートは実はマフィアの幹部。 　愛想笑い、微笑、冷笑は浮かべるものの、彼が本心から笑ったのを、秘書兼護衛のレッシュはほとんど見た…

Twitter上の企画「文披31題」に参加して書いた140字の作品を載せております。 ジャンルは多岐に渡りました。 無事に完走しました！　ありがとうございます！

文字で書いたスケッチブック。最終話のみ短編小説になります。 2022年7月開催「文を綴り披く月」参加作品。

すべての植物が枯れる「灰枯」と、すべての植物が花咲き結実する「百花」の季節しかない島国、フリーゼ王国。 クーデターの気配を察知した貴族令嬢レーダは、弟のアレックスを連れて密かに街…

探偵、便利屋、斡旋業者──“胡散臭い仕事”を生業にしていた先輩。 会話にたびたび登場し、街のどこかに暮らしていると噂される〈黄昏の魔女〉 死んだ後輩。 私が知る先輩は魔法なんて使…