概要
ようこそ、「灰枯」と「百花」――生と死の狭間へ。
すべての植物が枯れる「灰枯」と、すべての植物が花咲き結実する「百花」の季節しかない島国、フリーゼ王国。
クーデターの気配を察知した貴族令嬢レーダは、弟のアレックスを連れて密かに街を出る。
辿り着いた先は「常灰の森」。一年中「灰枯」であるその森には、恐ろしい魔女ゾルマが隠れ住んでいた。
ゾルマに囚われた姉弟は、しもべとしての生活を強いられることになるが……。
(おおむね「性悪令嬢とショタとチートババアとイケメンマンドラゴラのゆかいな森林ライフ」みたいな話ですが陰謀成分が多分に含まれますしひとがしにます)
*レイティングするほどの直接的な描写はありませんが、処刑のシーンなど死の描写があります。
2022年7月「文披(ふみひらき)31題」参加作品。
※7月1日~31日に毎日ひとつずつ与えられ
クーデターの気配を察知した貴族令嬢レーダは、弟のアレックスを連れて密かに街を出る。
辿り着いた先は「常灰の森」。一年中「灰枯」であるその森には、恐ろしい魔女ゾルマが隠れ住んでいた。
ゾルマに囚われた姉弟は、しもべとしての生活を強いられることになるが……。
(おおむね「性悪令嬢とショタとチートババアとイケメンマンドラゴラのゆかいな森林ライフ」みたいな話ですが陰謀成分が多分に含まれますしひとがしにます)
*レイティングするほどの直接的な描写はありませんが、処刑のシーンなど死の描写があります。
2022年7月「文披(ふみひらき)31題」参加作品。
※7月1日~31日に毎日ひとつずつ与えられ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神の一手は世界を救えるのか
ちからを持っていれば、なにかを変えられるかもしれない。
誰しも夢想することがあるのではないだろうか?
けれどもそんな力(ギフト)を、神から授かったとして、それで世界が救えるのだろうか。
この作品の登場人物は、さまざまなギフトを持っている。
それは、癒やしの力であったり、戦闘能力であったり、決断力、行動力、忠義心……さまざまな形をしている。
そんな力を持った人々がさまざまに努力し、思い悩んでいるけれども、世界は変わらない。そういう話である。
変わらないことに業を煮やして、思い詰めた果てに、悲劇が起きたりもする。
そして本作、最大のギフトの持ち主は、一度、その悲劇に巻き込まれかけ、苦しい決…続きを読む