歴史・時代・伝奇の小説

短編賞創作フェスお題「危機一髪」。 1257年冬。モンゴル帝国の大軍が、当時のベトナム――陳朝大越に侵攻した。 大越皇帝太宗は、自ら軍を率いてこれを迎え撃つも、精強なモンゴル軍の…

このお話はフィクションです。 実在の人物その他もろもろは関係ありません。

　伊賀忍びの江戸元締として活躍した俳人、松尾芭蕉の苦難の旅路の記録。 　

金森新次郎はある日、見知らぬ男から声をかけられた。その男の頼みは、かつて新次郎を捨てて男と駆け落ちした許嫁のゆくえにつながるものだった。

1948年、オムスクの地下壕での出来事。

ティラノザウルスに追われている最中、ぼくは不思議な体験をした。

即位の儀式が終わった時、王を目掛けて飛んでくるものがあった。 矢だった。王は、射った者についてあれこれ考えるのだった。

紅白埼玉合戦とは年末に行われる東軍・西軍の合戦である。 今年は秩父が発端となる。

紅白埼玉合戦というネタが降ってきたので書いたもの。まとめ。

（私が人生で一番最初に書いた、オリジナル小説です。） 1941年、第二次世界大戦中の東部戦線。 豪雪の中、同志達を乗せた列車は進み続けた。

【あらすじ】 　舞台は、中世の鎌倉。 　主人公は、十八歳の青年、鶯丸（うぐいすまる）。 　和歌をこよなく愛する、明るい青年。 　和歌をきっかけに、鶯丸は、医師・延活（えんかつ…

転生した先が唐の時代の長安だった男。どうしてもそこが自分の居場所とは思えず、折しも遣唐使として唐に留学していた空海と知り合い、その帰国に従って日本に戻ってきたが、平安京の街並みを…

1919年、日本の統治下にあった朝鮮半島では、独立の機運が高まりつつあった。 そんな中、新たな総督として元海軍大臣の斎藤実が着任する。 斎藤の親類であった「私」は、新総督を出迎え…

東北戦争の最中、旧幕藩軍について戦っている男と、罪を犯し、心臓を脆い機能の機械に変えられ、壊れても修理ができない時代にタイムスリップさせられた青年の二人が、お互いの過去を振り返る

天正十年六月二日――明智光秀、挙兵。いわゆる本能寺の変が起こった。 その時、本能寺に居合わせた、羽柴秀吉の妻・ねねは、京から瀬田、安土、長浜と逃がれていくが、その長浜が落城してし…

　承平四（九三四）年、香取の海湖畔。 　それはまことに小さな争いから端を発した。 　やがて坂東全土に広がる大きな戦禍は、後に日本史上最大の叛乱としてその名を残すこととなる。 　…

短編賞創作フェス「危機一髪」応募作品です。 短いので、ここにはあまり書けませんが。 忍びと鬼の話です。

『たばこの日』に寄せて。