「第6回角川つばさ文庫小説賞」にて、カクヨムから応募した田原答さんが金賞を受賞しました

カクヨムからも応募を受け付けていた「角川つばさ文庫小説賞」の第6回受賞者が発表されました。
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この賞にて、今回カクヨムから応募した田原答さんの作品『オバケがシツジの夏休み』が金賞に選ばれました

「第6回角川つばさ文庫小説賞」一般部門 受賞作品

《金賞》『オバケがシツジの夏休み』田原答

◆あらすじ:
ある夏、小学5年生の眠田涼がお母さんの田舎へと遊びに行くと、裏山のお社で空飛ぶでっかい米粒のようなナゾの生き物に遭遇する。
その米粒がバァちゃんの家までついてきてしまって焦っていると、バァちゃんが「お前もオバケが見えるようになったんだよ。せっかくだからしつけてごらん」と言ってきた!
はちゃめちゃばかりやらかすオバケの「シツジ(執事)」のおかげで、涼の夏休みは大変なことに…!

◆受賞のことば:
オバケの物語を書いておきながら、実は子どものころから怖いものが大の苦手。だから必死にオバケを想像してみても、怖いどころかヘンテコなものばかりがポコポコと出て来るしまつです。
それならばいっそ彼らに活躍の場を与え、そのヘンテコなところをみなさんに笑ってもらおうと開き直った結果、このお話が生まれました。
受賞のご連絡を頂いた時は、驚きのあまり「これはきっとオバケの仕返しだ!私はだまされているのだ!」と、三日ほど疑ったりしちゃいましたが、今となっては、これからどんなオバケをみなさんに紹介することができるのか、楽しみでならないのです。
今後もオバケ達から馬鹿にされないよう精いっぱいがんばります!

◆著者プロフィール:
​たはら・こたえ。女性。しし座のA型。長崎県在住。
ゲームばかりやっているので、家族と飼い猫によく叱られます。
シール集めが大好きでいつも買いすぎるので、それもよく叱られます。

最終結果の内容や選考委員による選評等はこちらからご覧いただけます。
また、受賞した作品はカクヨム上でも読むことができます。
kakuyomu.jp
なお、次回第7回もカクヨムから応募できる予定ですので、応募方法の詳細などは追ってご案内いたします。

角川つばさ文庫小説賞とは

「角川つばさ文庫小説賞」は、小・中学生のこどもたちにもっと読書を楽しんでもらいたい、という願いを込めて2011年9月に創設された小説賞です。

◆一般部門:
角川つばさ文庫での出版を前提としています。
1ページ40字×28行の縦書きプリントアウトで70ページ以上100ページ以内。
角川つばさ文庫に収録するにふさわしい、エンタテインメント作品を募集。9~13歳の児童を読者と想定。
ジャンル不問。未発表、未投稿のオリジナル作品に限定。未完の作品は選考対象外。
◇賞の種類 : 大賞=正賞:盾 副賞:50万円、金賞=正賞:賞状 副賞:30万円、銀賞=正賞:賞状 副賞:10万円
◇応募資格 : 年齢不問、プロ・アマチュア不問

◆第7回応募受付期間:
2018年7月1日(日)~8月31日(金)(当日消印有効)