
ライトノベル史に新たなページを刻むファンタジー小説大募集!
3,275 作品
この度は「第1回エンターブレインの単行本ファンタジー長編コンテスト」にご応募いただき、誠にありがとうございました。
当編集部としては初となる、次世代のライトノベル界を担う物語をWEBで募る試みでしたが、予想を上回る3,275作品ものご応募をいただきました。応募してくださった著者の皆様、並びに読者選考を通じて本コンテストを盛り上げていただいた読者の皆様に、編集部一同、重ねて御礼申し上げます。
これまで当編集部では、新たなトレンドを切り開く作品を世に送り出してまいりました。今回のコンテストでも、著者様の“好き”や“こだわり”が溢れ出るような新機軸の作品との出会いを期待し、選考を重ねてきました。
結果、今回は誠に残念ながら《大賞》に相応しい作品の選出は見送りとなりましたが、技量・アイデア・熱量のいずれにおいても秀でた7作品を《優秀賞》として選出させていただきました。
《優秀賞》を受賞した作品は、バラエティ豊かなラインナップとなっております。
憂鬱系コメディを標榜するユニークな異世界転生ものや、馬の声が聞こえるという斬新な切り口で描かれる競馬エンターテイメント、美女たちと織りなす近未来SFミリタリー転生譚、内政無双と悪役令嬢を掛け合わせたエネルギッシュなファンタジー。さらに、軍師としての才能を誤解されていく痛快な勘違いコメディ、ブラック企業の社畜がいきなり奴隷剣闘士に転職するシュールなSFコメディ、豊臣秀吉をめぐる歴史IF要素を取り入れた転生譚まで、それぞれに個性が光る作品が揃いました。
受賞作につきましては、読者の皆様のお手元に届くよう順次書籍化に向けて準備を進めてまいります。どうぞご期待ください!
WEB小説を取り巻く環境が刻々と変化するなかで、今後も時代の先を行く新たなエンターテインメント作品の発掘を続けてまいります。再び皆様の情熱溢れる作品にお目にかかれることを、編集部一同楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
日々の生活に退屈していた平凡な大学生、天掛波平。ある日目が冷めたら異世界のクローン兵士になっていた。
最悪の形で退屈な日常から解放された波平は近未来的な異世界の兵士として生き残る為の戦いを決意せざるを得なくなってしまう。
彼方と名を変え、精鋭部隊に配属されたが、そこは天国と地獄が混在するカオスな戦場だった。
天国=美女がいっぱい、ただし全員に一癖あり。怖い司令に超姉御な隊長、クールな天使に意地悪な同僚、天才小悪魔美少女etc.
さらに訳あり美女は増えそうな予感。
地獄=危険がいっぱい。振られる任務はオール無茶振り、命を賭けた綱渡り。
平凡な学生生活から危険すぎるサバイバルライフ。一体どうなる?
大学四年生、卒業を間近に控えた三月。
友人と飲んでいる時に居酒屋のテレビで内定先の倒産を知る。
ウイポを買って仮想牧場主になろうとしたが、田舎の爺さんから電話が来て、リアルで牧場主になることになったのだが……
どうやら、俺は馬の声が聞こえるようになったらしい。
現実競馬界の知識はない作者ですので、読む人が競馬をわからなくても、なんとなーくで読めるようにがんばって書きたいと思ってます。
好きな馬は、シンボリルドルフとセイウンスカイとカブラヤオーです。
※この物語はフィクションです。
現実の人物、馬名、団体等とは一切関係ありません。
一頭を除いて、オリジナル馬名を考える予定ですが、作者の知識不足により被ってしまうお馬さんがいたらごめんなさい!
時は室町時代後期、庶民(農民)から生まれた不世出の英傑・豊臣秀吉が誕生してから少~し後、
秀吉の正妻・高台院(ねね)の実弟として生まれた男、幼名・小吉(こきち)、長じて杉原定吉(すぎはらさだよし)は転生者だった。
この物語は、優れた知能も大した技能もなく、少しばかりの前世知識だけで、「豊臣秀吉について行けば、立身出世が出来る!よっしゃ勝ち組やんけ」と、
豊臣秀吉に小判鮫の如くピッタリくっ付き、立身出世に便乗して自分も左団扇で大名に成ろうと目論む、とあるゲスい転生者の話である。
年間休日125日/完全週休二日制/基本給33万円〜/年収500万円~/社宅無料/食費無料/ネット環境完備/未経験者歓迎
国民全員が魔法を使える民族であるパシフィッカ王国。
その王国の中でも、最悪の悪徳領主が治めるレイズブルク領では、民が重税にあえぎ貧困に喘いでいた。
パシフィッカ王国では通常の税に加えて、所有する魔力まで徴収されることになっていた。
レイズブルク領の騎士の息子として生まれてしまったニールは、与えられた領地の徴税を行うことになる。
悪徳領主には双子の娘がいた。姉のカリギュラは生まれつき魔法が使えない魔力欠乏症のため、なんの罰ゲームかニールが治める領地の修道院に追放されてしまう。
そして領主からニールにカリギュラが脱走などしないよう管理監督するよう命令を受けてしまった。
これは増税大好き鬼畜ド外道お嬢様を、真っ白に輝く名君へと光堕ちさせる物語である。
後年、マルクの軍史家たちは、クラウス・フォン・ライフェンベルクを「沈黙の天才参謀」と記した。
諸邦の利害を束ね、敵国の思惑を見抜き、ただ一言で戦役の方向を定めた男。と。
だが、その大半は誤解である。
確かにクラウスは名門ライフェンベルク家の嫡孫にして、陸軍高等軍学院主席、若くして統帥府(参謀本部)に配属されたエリートだった。
とはいえ本人に言わせれば、ただ試験の点が良かっただけで、戦場を切る直観も決断力も野心もない。
あるのは、人の話を最後まで聞く忍耐と、怒鳴られたくないという切実な願いだけだった。
会議で意見を求められれば、なるべく穏当なことを言う。
揉めそうな議題は、欄を分けて別の紙にする。
怒られそうな言葉は、怒られない言葉に替える。
それだけのことを繰り返していたはずなのに、味方からは「全体を見通す男」と持ち上げられ、敵国からは「法と兵站を操る若き参謀」と警戒され、歴史には「連邦を統べた沈黙の天才」と書かれていく。
これは、面倒を避けたいだけの青年が、誤解と制度と善意によって、だんだん歴史の中心へ押し上げられていく物語である。
「第1回エンターブレインの単行本ファンタジー長編コンテスト」の中間選考の結果を発表させていただきます。
多数の力作を投稿してくださった皆様、並びに作品を読んでくださった皆様には、改めて深く御礼申し上げます。
※掲載の並びは作品のコンテストへの応募順となっております