概要
志牙 削は、気づけば白い空間に立っていた。
そして、どこかふざけた神の慈悲(?)で、異世界を生き抜くためのスキルを創造してもらう。
意識を取り戻すと、そこは王城。王侯貴族が値踏みする中、召喚された三十人に対し次々と行われるスキル鑑定。〖勇者〗や〖聖女〗が出現し歓声が上がる中、彼の結果はなんと〖はいしゃ〗。
記録に存在しない、ハズレスキル〖敗者〗と断じられ――「この者たちを追放する!」と、あっという間に城を追い出されてしまう。
同じく追放されたのは、〖廃人〗と鑑定された女子高生、末代 真白。
そんな行き場を失った二人が選んだのは、定番の冒険者として生きる道。
これは、二人の自称・常識人が、異世界で"最怖"と呼ばれていく物語である。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!テンポ抜群の異世界ファンタジー
序盤まで読みました。
異世界召喚の導入として、とても読みやすかったです。
主人公が突然召喚される王道の始まりですが、神との軽妙な掛け合いがテンポよく、特に「……ごめんねで済むのか?」「うん!」「即答か」のやり取りで、一気に物語へ引き込まれました。
スキルを自分でイメージして創造するという設定も面白く、「主人公は何を思い描いたのか?」という興味を自然に持たせてくれます。そして、最後の「一時間後には追放されるとも知らずに……。」という一文が非常に強い引きになっていて、続きを読まずにはいられませんでした。
テンポが良く、会話も自然で、先が気になる作品です。主人公が創造したスキルの正体と、なぜ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ハズレ鑑定から始まる、歯科医とJKの異世界バディストーリー
このお話は、ある歯科医が異世界に召喚され、スキル鑑定で「はいしゃ・歯医者・敗者」と誤認されて追放されてしまいます。そんな彼が、おなじく召喚された女子高生と組んで生き延びていく異世界バディ冒険ストーリーです。二人は冒険者ギルドで仮登録から本登録へ進み、ゴブリン討伐で実績を作り、E級へ昇格します。その後、王都からの刺客に襲われますが、彼は演技と解剖学の知識で切り抜け、彼女は拳とスキルで応戦します。さて、王城の召喚者たちは、勇者の傲慢さ、聖女の優しさ(裏のありそうな)、商人の良識など、それぞれ個性的です。はたしての性格を見せながら、追放された二人と対照的に描かれます。やがて最怖と呼ばれる二人、はた…続きを読む
- ★★★ Excellent!!!〖歯医者〗が〖敗者〗、〖ハイジーン〗が〖廃人〗と誤鑑定!
異世界召喚された志牙削が与えられたのは、まさかの〖敗者〗スキル。
しかしその正体は歯科医の知識を活かした〖歯医者〗能力だった。
同時に女子高生末代真白の〖廃人〗スキルも、実は衛生系の〖ハイジーン〗と
いうオチで、言葉のズレがそのまま世界観になっているのが本作の魅力です。
二人は誤鑑定で追放されてしまいます!
しかしこの追放は、追放=敗北ではなく、むしろ自由と検証の始まりとして
描かれます。
“ただ強い”のではなく、“地味に怖い”。この方向性が作品の個性になっていて、
「このスキル、使い方次第でとんでもないことになるのでは?」という期待感
がどんどん膨らみます。
そして何より、志牙削と…続きを読む