概要
救う範囲は、俺が決める。――世界樹として。
BLACKな企業で過労死した俺は、異世界に転生していた。
――人間じゃなくて、〝世界樹〟として。
動けない。歩けない。逃げられない。
けれど必死に意識を向ければ、枝と根だけは動かせるらしい。
「こんなんで何ができるんだ?」
そんな俺の眼下では、人類が魔物に蹂躙されていた。
軽い気持ちで枝を伸ばし、人を助けてみた。
それが、人類救済の始まりになるとも知らずに。
だが、救えば救うほど、疑問が増えていく。
人類全てか。
人類と言ってもどこまでか。
魔物共はどうするのか。
救った者同士でどう平和に過ごさせるのか。
世界そのものは、救う価値があるのか。
自由に生きたいはずだった世界樹は、救済の〝限界〟を探し始める。
略称「セカエダ」
――人間じゃなくて、〝世界樹〟として。
動けない。歩けない。逃げられない。
けれど必死に意識を向ければ、枝と根だけは動かせるらしい。
「こんなんで何ができるんだ?」
そんな俺の眼下では、人類が魔物に蹂躙されていた。
軽い気持ちで枝を伸ばし、人を助けてみた。
それが、人類救済の始まりになるとも知らずに。
だが、救えば救うほど、疑問が増えていく。
人類全てか。
人類と言ってもどこまでか。
魔物共はどうするのか。
救った者同士でどう平和に過ごさせるのか。
世界そのものは、救う価値があるのか。
自由に生きたいはずだった世界樹は、救済の〝限界〟を探し始める。
略称「セカエダ」
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!動けない最強というインパクト
プロローグのサブタイトルが「過労死」。転生前の主人公がどれだけ理不尽な目にあっているかを示すサブタイなのに、どこかクスっと笑いがこみ上げるシュールさ。
そこから始まる主人公の冒険……? 移動できないので、「冒険」という言葉は相応しくないかもしれないが、確かに彼は「冒険」に匹敵することをやってのける。全力でツッコみながら。
コメディ要素が根底に流れていて、「ログさん」とのやり取りは、この作品における大きな「売り」である。淡々としているようで、ところどころに毒と愛嬌を混ぜてくる。キャラ造形が秀逸だ。
コメディ全開の裏で、世界の危機がじわじわと動いている構成も良く、巻き込まれた彼がツッコミを入れつ…続きを読む