概要
ファッションに夢見た若者5人の栄光と挫折の物語
『神戸ファッション物語』、日本でファッションの発信基地とされるのは東京と神戸である。前者が圧倒的で、青山、原宿、代官山、六本木で語られる。神戸ファッションは港町のハイカラセンス、阪神間のお嬢様センスと言った東にはない特色で語られる。
この物語は、淡路島の高校から出てきて、ファッションに夢見た若者5人の栄光と挫折の物語であるが、前半部分は「神戸」が主人公であり、後半部分は神戸アパレルと東京アパレルの確執を中心に「ファッション」が語られる。
この物語は、淡路島の高校から出てきて、ファッションに夢見た若者5人の栄光と挫折の物語であるが、前半部分は「神戸」が主人公であり、後半部分は神戸アパレルと東京アパレルの確執を中心に「ファッション」が語られる。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!日本のファッションが最も勢いがあった時
DCブランド全盛期、私は10代後半〜20代前半とファッションが楽しくて仕方なかった年代。地元は西宮、つまり神戸三宮と大阪梅田の中間地点ということもあり、しょっちゅうどちらかに遊びに行っていた。もちろん迷わずアパレルに就職したこともあり、面白くてこの物語を一気に読んでしまった。
出てくるお店の名前がちょっとほんとの名前を変えてるのも、あー、これはあの店のことだな、とか阪急ファイブ(めちゃくちゃここには買い物に行ってたし、後に働いた場所でもある)の地下のギャルソンに緊張しながら行ったなあとか、ニヤッとしてしまう。個人的にドラマ化したらめっちゃ面白いだろうな、と思った。ここまで詳しい描写が出来ると…続きを読む