概要
イッヌが見た、家族の滑稽な日常と、吠えずに耐える我が忠誠心
吾輩はイッヌである。家族からは「おい」「ワン」などと呼ばれるが、名前はない。しかし、イッヌとしてこの家に生きることにそれほど不満はない。ご飯はもらえるし、寝る場所もある。しかし、なんJパパが掲示板で「イッヌの飼い方」とか「家族ウザい」とかスレ立てしているのを見るたびに、「ほんまアホやなこいつ」と思う。
「ニキ、お前の人生はそれでええんか?」吾輩はそんな風に思いながら、そっと昼寝をする。なんJニキも掲示板で延々と「なんJ部」について語っているが、何が面白いのかさっぱりわからん。しかし、家族が全員スマホばかりいじっている間、吾輩は自由を謳歌している。
「ニキ、お前の人生はそれでええんか?」吾輩はそんな風に思いながら、そっと昼寝をする。なんJニキも掲示板で延々と「なんJ部」について語っているが、何が面白いのかさっぱりわからん。しかし、家族が全員スマホばかりいじっている間、吾輩は自由を謳歌している。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?