概要
ぼくは劉備の家来となり曹丕にこき使われ孔明から魏を守り抜く
主役は曹馥(そうふく)。曹操の命を救った曹操の従弟・曹洪の跡取り息子で、弓と馬の腕前なら誰にも負けません。この曹馥が親友にして義兄の李暁雲(りぎょううん)と明るくノリよく元気よく後漢末から三国時代を駆け回ります!
参考にしたもの
完訳 「三国志」 ワイド版岩波文庫 小川環樹 金田純一郎 訳
陳寿 裴松之 注 今鷹真・井波律子・小南一郎 訳「正史 三国志」1~8(ちくま学芸文庫)
なお、この物語はフィクションであるため、司馬昭のあざなを『三国志演義』にもとづき、「子尚」としています。
参考にしたもの
完訳 「三国志」 ワイド版岩波文庫 小川環樹 金田純一郎 訳
陳寿 裴松之 注 今鷹真・井波律子・小南一郎 訳「正史 三国志」1~8(ちくま学芸文庫)
なお、この物語はフィクションであるため、司馬昭のあざなを『三国志演義』にもとづき、「子尚」としています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!戦乱の世を生き抜く男たちの成長譚
この作品は三国時代を舞台にした歴史小説です。拝読してみて、まず思ったのは、ちまたのweb歴史小説とは少し違った印象があるということです。
主人公は決して完璧ではない、どちらかというとナイーブさを感じさせるタイプです。それゆえに、障害にぶつかる度に色々と葛藤します。相棒とともにそれを乗り越えてゆく人間ドラマに比重が置かれていると感じました。
また、実在の人物を丁重に扱われているとも感じました。――例えば、曹操を例にとりましょう。曹操は「唯才主義」という、人物の地位や家柄、人格や過去の行いなどに一切よらずにただ才があれば用いるという考え方を持っていたと言われます。この作品では、なぜその考えを…続きを読む