概要
これは妹を呪い追放されたひねくれ王女の物語。
――白雪姫は私じゃない。
「白雪姫」には二人の娘がいた。
姉は祖母に似たきつい顔、病弱な体にひねくれた性格。
妹は母に似て可愛らしい顔、元気溌剌で甘え上手な性格。
事件が起きたのは妹の十六の誕生日パーティ。
美しかった妹の顔は、呪いで世にも醜く変わってしまったのだ。
その犯人として糾弾された姉スワンは、国を追放され、更に白鳥になる呪いを受ける。
途方に暮れていた森で出会ったのは人狼王国第一王子ルー・ガルー。
ひねくれ者とお人好し、真逆の性格の二人だったが、願いを叶えるため賢者に会いに行くというルーに、呪いを解くためスワンも同行することに。
しかし賢者からとある試練を言い渡されてしまって――!?
これは、白雪姫になれなかったひねくれ者の王女の物語
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