概要
柳川藩立花家が編纂した唯一の公式記録 立花記をベースにした物語
立花記という軍記物があります。
現在、武将として有名になった立花道雪こと戸次鑑連を主役とした唯一の軍記です。
この本には誤りも多いですが、それを補って余りある特徴が1つあります。
それは柳川史話を記述した岡茂政氏によると
「柳川藩3代の主 (立花)鑑虎公が安東正之進・山崎玄碩に命じて藩祖に関する史料を集録させたもの」
とあり、立花家公認の道雪の記録である。ということです。
本書の内容は九州治乱記や高橋記、大友興廃記などを参考に記述されてますが、立花家家臣の細かい名前が多数登場しているのが特徴です。立花鑑虎は1696年に家督を譲り、隠居しているので老後の道楽として郷土史に目覚めたのかもしれません。
今回は、この物語が書かれた背景を妄想しつつ、内容について紹介したいと思います。
現在、武将として有名になった立花道雪こと戸次鑑連を主役とした唯一の軍記です。
この本には誤りも多いですが、それを補って余りある特徴が1つあります。
それは柳川史話を記述した岡茂政氏によると
「柳川藩3代の主 (立花)鑑虎公が安東正之進・山崎玄碩に命じて藩祖に関する史料を集録させたもの」
とあり、立花家公認の道雪の記録である。ということです。
本書の内容は九州治乱記や高橋記、大友興廃記などを参考に記述されてますが、立花家家臣の細かい名前が多数登場しているのが特徴です。立花鑑虎は1696年に家督を譲り、隠居しているので老後の道楽として郷土史に目覚めたのかもしれません。
今回は、この物語が書かれた背景を妄想しつつ、内容について紹介したいと思います。