TS悪役令嬢の魔法革命～追放後スローライフのためにクズどもを超能力で「ざまぁ」することにしました～

柴胡一郎（さいこいちろう）は前世のころからTS、すなわち女の子になることを目指していた。
そのために薬学の道へと進み、TS薬の開発へと邁進したが、その道は険しく、思うような成果が上がらなかった。

そんなある日、偶然にも彼は超能力薬という人間に超能力を目覚めさせる薬を作り出してしまい、自らを実験台としていたために、超能力を使えるようになってしまう。
TS薬以外に興味がなかった彼は、それを廃棄しようとしたが、教授に見つかり学会に送られてしまう。
学会に期待されるままに超能力の研究を強要されるが、元々才能があったせいか、超能力研究で目覚ましい成果を上げてしまう。
その結果、TS薬の研究ができなくなり、さらには超能力研究で先行されることをよく思っていない大国から命を狙われてしまう。

一瞬の油断で…続きを読む