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すべてのエピソードへの応援コメント

  • すごくおもしろかったです。自分なりの物語の分析です。僕自身の創作に活かしたいです。

    良い点
    ① コキア事件の“着地”が綺麗

    返却 → 困惑する警察 → コキアという伝説の確立
    という流れが非常に読み心地よく締まっている。

    ② 警察側の思考のズレが面白い

    「義統犯人説」「偽物説」など、読者に“分かっているのに警察は知らない”という快感がある。

    ③ 前章の伏線(コキア・発信機)がきっちり回収される

    細工・偽装・返送の意味が論理的に繋がっている。

    ④ コメディ的軽さが良いアクセント

    「とんぶり野郎」など、三課の会話が硬すぎず温度差の演出に成功している。

    改善点
    ① 説明が少し“会話に多く乗りすぎる”

    キャラ同士の会話が情報説明の場になっており、
    もう1〜2割だけ地の文に散らすと自然とおもわれる。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。

     「説明が会話文に乗るすぎる」は全編通じてなので、私の悪癖ですね。
     以前は地の文頼みで、ただでさえ重い小説がさらに重くなる、という悪い方向に働いていました。
     そこで会話文に頼っているのですが、今度は説明口調が多すぎる傾向に。
     ふたつのバランスをとって、地の文と会話文の割合を変えずに〝双方の分量を増やす〟ようにするとバランスがよくなりそうですね。
     「ブロック構造」で一話にかける文字数の平準化を行っているので、説明ばかりの話や会話ばかりの話が目立つようになっています。
     もう少し「ブロック構造」を緩めて、前後の章との有機的な接合を企図してみます。

     ここまでまとめれば、
    「会話文が説明的で長い」
    「心理描写・感情描写が淡く、キャラクターに深みが出ない」
    「主人公・忍の感情が抑制的」
    「情景描写が少なく、展開を急ぎすぎる部分もある」
     という四つが大きく目立つところですね。

     新作でどこまで意識して脱出できるか。
     考えてみたいと存じます。

  • 良い点
    ① 怪盗コキア「誕生」回としての完成度が高い

    ・遺留品(コキア)で名前が生まれる
    ・忍の“芝居”が完璧
    → 物語の節目としてとても美しい構成。

    ② 手順のリアリティが高い

    ・発信機の電池を抜く
    ・同形発信機による“ダミー追跡”
    → 読者が“あ、これは逃げ切れる”と納得できる巧妙さ。

    ③ キャラの動きが明確で読みやすい

    浜松・駿河・高山の動きが整理されており、混乱しない。

    ④ ラストの“ウィンウィン”発言が鮮やか

    怪盗の思想を象徴する良い締め。

    改善点
    ① 停電・復電のタイミングの説明が少し複雑

    → 忍の“暗闇操作”の手順を1~2行だけ整理すると読みやすい。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     停電・復旧のタイミングはある程度複雑にしておいたほうがリアリティーが出るかなと目論んでみました。
     ただ、整理しても物語性が落ちないようなら、短縮するべきですね。


  • 編集済

    忍君かっこいいです。以下、物語の分析です。
    良い点
    ① 格闘パートの“間”(ま)が上手い

    右目を閉じて闇に慣らす、階段裏で待つ、電気が落ちる……
    忍の動作ひとつひとつが“静→動”の緊張感を生み、読者を引き込む。

    ② 忍のキャラ性(理知 + 身体能力)が際立つ

    ・戦術眼
    ・判断の速さ
    ・宙を舞うような格闘
    忍が「怪盗」として本格的に覚醒する回として非常に魅力的。

    ③ 全体の“戦略レイヤー”が綺麗に噛み合っている

    強盗 vs 警察 vs 忍
    忍の動きが三者を同時に利用しており、物語の立体感が出ている。

    ④ 強盗制圧の描写が“現実的で説得力あり”

    ・人間は気絶すると重い
    ・暗闇の片目慣らし
    ・仲間を盾にする
    現実の格闘知識が物語に説得力を与えている。

    改善点
    ① 強盗犯の“会話”がやや平板で似通っている

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     強盗犯が闇バイトなので、ある程度思考は似通っているんじゃないか、という判断で会話を平準化してみました。
     ただ、気になるようなら、可能なかぎり幅をもたせるべきでした。

  • 良い点
    ① 忍の“怪盗計画”が洗練されてきている

    前話までの伏線(電源遮断・誤認識・模写・発信機)が一気に回収され、
    読者として「なるほどそう来たか」と思えるロジックの説得力がある。

    ② 忍と高山の密談が魅力的

    高山の不安 → 忍の自信
    この対比がキャラを深く描き、怪盗のカリスマ性が高まっている。

    ③ 物語の“二重戦争構造”が鮮明

    警察 vs 強奪団
    忍 vs 強奪団
    忍 vs 警察
    この三角関係がスリリングで物語をドライブしている。

    ④ 誘導・ミスリードの設計が巧み

    「電源遮断」「真っ暗」「誰が盗んだかわからない」
    読者も高山も“なるほど”と納得する論理の美しさがある。

    改善点
    ① 忍が説明する情報量が多く、台詞が長く感じられる

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     前話まででも書きましたが、物語の山場が過ぎてあとは締めるだけ、となったときに気を抜いてしまったのが痛いですね。
     言葉で説明しないといけなかった部分はあるのですが、それでも情報量は多いですね。

  • 良い点
    ① 取調室の「心理戦」が読ませる

    ・浜松・駿河 vs 宇喜多
    の会話がテンポ良く、互いの探り合いが緊張感を生んでいる。

    ② 世界観の“闇の深さ”が自然に広がる

    義統コレクション、業界の噂、流通経路、画商の倫理など、物語の核心が会話を通じて深まる。

    ③ 宇喜多の“悪役の魅力”が立っている

    へらず口・嘲笑・業界の裏事情を匂わせる態度が、生々しいリアリティを出している。

    ④ 次の事件(新たな予告状)への導線が自然

    取調べの最中に情報が割り込む構造により、緊迫が途切れず、章間のつながりがスムーズ。

    改善点
    ① 情報量が多く、シーンの“温度”が少し淡泊になる

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     物語の〝山場〟が過ぎたところなので、気を抜いてしまい、またしても情報過多に陥ってしまいました。
     残りが少なくなるほど、もっと緊張感を持たないといけませんね。

  • 良い点
    ① 駆け引きの“二重構造”が非常に巧い

    忍は「買い手を装いながら盗品の動向を探る」、宇喜多は「売り手として警戒しつつも儲けを狙う」。
    ふたりの目的がズレている構造が緊張を生み、読ませる。

    ② “買う/買わない”の判断の葛藤がリアル

    『魚座の涙』に直接触れない

    しかし狙いを悟られるのも避けたい
    という忍の計算が自然で説得力あり。

    ③ 小切手による“後から逮捕する罠”の設定が上手い

    警察との連携がロジカルで、刑事ドラマとしての完成度が高い。

    ④ 作品を眺める描写に“プロの眼”が出ている

    美大生の絵へのコメントなど、自然に忍のバックグラウンドが浮上しており良い。
    改善点
    ① 忍の内面描写がもう一歩深まると名場面になる

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     もう少し分量をかけて、忍の内面描写・心理描写をもう少し厚みを出したほうがよかったですね。
     このあたりは〝山場のラスト〟ということで筆が乗りやすかったのも、説明過剰に陥る割合を減らしていますね。
     それだけ、書けないときに「会話文」か「地の文」かが爆発的に増える悪癖が気になってしまうのですが。

  • 良い点
    ① 罠に向かう静かな緊張感がよく出ている

    公園という“平和な場”にこれから犯罪者が来るという対比が効いている。

    ② 忍の二重生活(素性を隠す必要性)が説得力をもつ

    水田との関係を伏せる判断、偽名での会話など、“怪盗化”への論理が自然。

    ③ キャンピングカーの描写が魅力的で舞台として機能している

    外観 → 内部の構造 → 壁に並ぶ絵 → マジックミラー
    と段階的に緊迫を高める導線がうまい。

    ④ 会話の“駆け引き”が読ませる

    宇喜多の営業トーク vs 忍の芝居
    このかけ合いに裏読みが生まれ、読者が能動的に読む構造になっている。

    改善点
    ① 長めの説明パートが多く、「その瞬間の空気」が弱くなる

    忍の心理(緊張・恐怖・演技への集中)が文章に薄く、
    場面の“温度”が少しフラットになりがち。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     説明が密集してしまうのも私の悪癖ですね。
     もっとうまくバラして配置するべきでした。
     そのために文字数が増えても、「カクヨムコンテスト」は10万字以上ならOKなので、あまり厳しく文字数を管理しなくてもよかったかもですね。
     もう少し〝捕物〟の緊張感に文字数を割くべきでした。

  • 良い点
    ① 物語の転換点が明確で緊張感が高い

    宇喜多=蟹江崇の正体判明、警察の本格介入、偽名刺の伏線回収など、物語のギアが一段上がる章になっている。

    ② 忍の「怪盗化」の必然性が強まっている

    警察との連携、能力の評価、現実の捜査の限界が示され、
    「警察と協力しながらも、自分で動くしかない」
    という忍の立場が説得力を持っている。

    ③ 捜査ロジックが整理されていて読みやすい

    ・名刺 → 指紋鑑定
    ・二課を借りる理由
    ・偽小切手による罠
    など、手続きが合理的でスムーズ。警察要素と怪盗要素の橋渡しとしてよく機能している。

    改善点
    ① 情報量が多く、感情描写が薄くなる場面がある

    忍・玉置・高山・浜松の心理が全部 “合理的説明” に寄ってしまい、
    忍の内面(恐怖・覚悟・罪悪感・決意)が薄く見える瞬間がある。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     登場人物の心理をすべて〝合理的説明〟に託してしまったのは、「ブロック構造」による分量の平準化が原因ですね。
     ここは文字数を増やしても心理描写にも手をつけるべきでした。

  • 良い点(3つ)
    ① 忍の“即興の芝居(高濱悠一)”がとても自然で、読者の緊張と笑みを両立させている。

    特に「料亭の女将の名刺を間違えて出す」くだりの小さな事故が魅力的で、キャラの“人間味”が一気に上がる。

    ② 宇喜多の“食いつき方”が絶妙で、詐欺師らしい饒舌さがよく出ている。

    顔を隠し、予定を偽り、若い金持ちに乗じる姿はリアルで説得力が高い。

    ③ 緊張・情報戦・心理戦が“綺麗な静かなテンション”で描けている。

    大声のアクションでも暴力でもなく、
    表情・言外の含み・うそと本音のやり取り で物語が前進する章は、物語に深みをもたらしている。

    改善点(1つ)
    宇喜多の“危険人物”としての圧についてもっと描写が欲しい。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     宇喜多はもっと掘り下げられるキャラかもしれませんね。
     あくまでも〝組織の駒〟という位置づけにしたため、危険度よりも付け込めるスキを与えるのがベストかな、と考えました。
     ですが〝圧〟はもっと欲しかったですね。

  • 良い点(3つ)
    ① 空港という“国家レベルの舞台”にスケールアップして、物語の格がさらに上がった。

    屋敷 → 都内 → 羽田ターミナルへと段階的に舞台を拡張しており、読者の興奮が自然に増幅する。

    ② 忍・水田・玉置が三方向で動く構造が非常にスムーズ。情報線・行動線の整理が巧い。

    忍は“追跡者”

    水田は“ブレーン/情報屋”

    玉置は“公権力の指揮者”
    立場の違いが明確で、読者が混乱しない。

    ③ “サーフボードで名画を偽装”は映像的で非常に良いアイデア。

    一瞬で視覚的イメージが湧き、犯罪側の狡猾さも伝わる。

    改善点(1つ)
    情報説明が多く、忍の“感情の起伏”がやや薄くなっている。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     いちばん加速度の高い章なので、ある程度サクサクと進まないといけないのですが、そのための状況説明が多すぎますね。
     もっと忍の感情を、と考えても基本的に彼は感情が薄いように設計しているので、そことのバランスが難しい。
     ですが、〝もう少し強める〟くらいなら問題はないと思いますので、新作で反映させたいと存じます。

  • 第40話 名画を盗む 追跡への応援コメント

    ついに犯人と接触ですね。以下、物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① “追跡パート”への移行が非常にスムーズで、物語のテンポが落ちない。

    現場確認 → 車へ → 発信機追跡 → 玉置課長との連携
    と、アクション型の流れが自然で読みやすい。

    ② 国際犯罪の可能性を示唆し“敵のスケール”を一段上げたことで、物語の格が一気に上がった。

    外交官特権・高飛び・ジェットなど、次章への大きな含みを作れている。

    ③ 忍の心理(無力感・責任感)が序盤より深く描かれ始めており、主人公の厚みが増している。

    静かな内省として効果的で、読者が感情移入しやすい。

    改善点(1つ)
    追跡中の“緊張描写”が比較的薄く、淡々と情報処理している印象になる。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     いかにしてスムーズにラストまで運んでいくか。
     ということに意識を置いていた部分ですね。
     そのため緊迫感が鈍る構成や描写ですね。
     忍が合理主義だからとしても、淡々と進みすぎたと思います。


  • 編集済

    第39話 名画を盗む 襲撃への応援コメント

    自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① 暗転 → 偽警官の乱入 の“急転直下のサスペンス”が非常に効果的。

    静かな監視から一気に暴力と混乱へ転換し、読者の緊張を一気に引き上げている。

    ② 受信機・発信機・指揮系統など、追跡戦の“ロジスティクス”が明快。

    舞台装置が整理されていて、読者が迷わない。プロットの見通しが良い。

    ③ 「忍が追跡班の中心になる」展開が気持ちよく、物語の推進力が強い。

    主人公の役割が自然に前面へ出てきているため、次章への期待感が非常に高まる。

    改善点(1つ)
    ◆ 強盗発生の“描写が素直すぎて、やや都合よく見える部分がある”。

    特に

    偽警官があっさり内部に紛れ込んでいる

    電源OFF → 瞬時に気絶 → 絵を奪うまでが非常にスムーズ
    などが、警察の警備の厚さに比べると“やや簡単すぎる”印象。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     実は本作は『怪盗コキア』の第一の事件を扱いますが、作品としては第六の事件の後に書いているため、第六の事件『額の中の名画』までに改善されるべき警備体制をある程度考えて組み立てています。
     つまり、最初の事件であっさりと盗まれてしまったので、どんどん警備が強化されていくようなステップにしているのです。
     それでも、展開が速すぎるかもしれませんね。
     このあたりは新作でうまく調整してみたいと思います。

  • そわそわします。以下、物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① 3つの視点(警察・忍・高山)の“緊張の三重構造”が非常にうまい。

    書斎の警備班/寝室のモニター班/外の警官、という役割分担により、【静寂 × 緊張 × 分断】が同時に走りドラマ性が高い。

    ② 忍と高山の会話で、作戦の“複層性”が自然に読者へ説明されている。

    ・中間アジトの存在
    ・模写をわざと奪わせる狙い
    ・複数の模写が存在する戦略
    などが整理され、読者の理解が深まる。

    ③ 「予告時間まであと10分」という“時限の圧縮”が緊迫感を最大化。

    時間表現の使い方が巧く、ページをめくる誘因になっている。

    改善点(1つ)
    高山の質問 → 忍が長文で説明、の流れが数回続くため、一部“講義調”に感じられる。

    作者からの返信

     @Watebe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     ここは忍が知っていることと読み手が知ることをリンクさせようと書き急いだ部分ですね。
     ここで説明しないと、後追い講釈になるかなと思って、事前にある程度の説明をしておこうと企図しました。
     今読むと、押し付け的な会話になっているようですね。


  • 編集済

    以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① 予告状“第二弾”で物語に一気に緊張感が生まれた。

    前回との相違(カード・文字・署名)を利用して「別犯の可能性」を提示する構造がうまい。

    ② 犯人候補の絞り込みロジックが自然で読者も納得できる。

    「情報を知りうる人間」を順に排除し、宇喜多へ到達する推理の流れが明快。

    ③ 忍と水田の電話で、裏側の動きと表側(警察)の動きが二重構造で進行する。

    視点の切り替わりがテンポよく、読者に“状況が動いている”感覚を与える。

    改善点(1つ)
    鑑識・記者室・課長報告など“手続き描写”がやや続き、緊張の割に読者側の体感スピードが落ちる。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     “手続き描写”は必要ですが、もっと簡潔にして緊張感をより高める方向に働かせるとよかったですね。

  • すごく面白いです。以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① “サインの追加”という小技がドラマになっている。

    サインを書き足すシーンは視覚的で、物語上も「偽と真の境界を曖昧にする儀式」としてとてもおいしい。

    ② 忍・駿河・浜松の関係性が立体的で会話が生きている。

    駿河の素朴さ、浜松の警察的合理性、忍の狡猾さが三者三様で、読んでいて飽きない。

    ③ 玉置課長の登場への“溜め”が効いていて、次話への期待値をしっかり作っている。

    「昔の知己」「才能を買っている」「課長を呼ぶ必要性」など、登場前に情報が積まれ、ドラマが膨らんでいる。

    改善点(1つ)
    ◆ 絵の“違い三箇所”の話が長く、少し同じ情報が巡回している印象。

    (サインは違う → 他にも三箇所ある → でも教えられない → 見つけてやる…)

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     ここは前話と同じ指摘かなと存じます。

  • 以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① “サインの追加”という小技がドラマになっている。

    サインを書き足すシーンは視覚的で、物語上も「偽と真の境界を曖昧にする儀式」としてとてもおいしい。

    ② 忍・駿河・浜松の関係性が立体的で会話が生きている。

    駿河の素朴さ、浜松の警察的合理性、忍の狡猾さが三者三様で、読んでいて飽きない。

    ③ 玉置課長の登場への“溜め”が効いていて、次話への期待値をしっかり作っている。

    「昔の知己」「才能を買っている」「課長を呼ぶ必要性」など、登場前に情報が積まれ、ドラマが膨らんでいる。

    改善点(1つ)
    絵の“違い三箇所”の話が長く、少し同じ情報が巡回している印象。

    (サインは違う → 他にも三箇所ある → でも教えられない → 見つけてやる…)

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     “三箇所”の説明は確かに長いですね。
     同じ情報が巡回するのも、私の持病の影響が出ています。
     連載小説の場合、“一度投稿したものは直さない”ようにしているので、同じ説明のループに入っているところがそのままになっていますね。


  • 編集済

    図を書きながら頑張っています。間違っていたらすみません。以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① 〈模写の完成→鑑賞→評価〉の流れが滑らかで、物語の一つの山がしっかり成立している。

    “二時間でこのレベル”という驚きが、刑事・高山・駿河のリアクションで効果的に読者に伝わる。

    ② 浜松刑事の推理(怪盗/窃盗団/強盗団の分析)が論理的で、世界観のリアリティが増している。

    “捜査三課としての視点”“闇バイトの話”など、現代的で説得力ある推理が物語を引き締めている。

    ③ 高山・忍・警察の三者の会話が自然で、関係性の緊張と駆け引きが読ませる。

    表向きは協力関係だが、それぞれ内心に別の計算があり、その多層構造がドラマを強くしている。

    悪い点(1つ)
    浜松の推理説明がやや長く、“情報量の多い説明”で(個人的には)混乱しやすい。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「推理説明」は情報量の中に「当たり」を紛れ込ませることで、〝木を隠すなら森〟を採用してみました。
     それでもちょっと森が大きすぎたかもしれませんね。

  • 以下自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① 模写シーンの“職人描写”が魅力的で臨場感が高い。

    デッサン → 下塗り → 細部詰めという手の運びが視覚的に伝わり、読者が「描いている現場」に一緒にいる感覚を味わえる。

    ② 忍の「才能はあるが謙遜する」キャラ造形が立ち、好感度が上がる。

    駿河との軽妙な掛け合いもあり、人物像に深みが出ている。

    ③ 高山との“初対面芝居”が自然で、スパイ的な緊張感が持続している。

    警察の横に座りながら裏の計画を続ける構図がドラマとして非常に強い。

    悪い点(1つ)
    ◆ 模写の進行描写がやや“説明的”で、同じ内容が繰り返される箇所がある。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「同じ内容が繰り返される箇所」は、私の持病と関係しているので、ご指摘されて気づくこともあります。
     記憶力に自信のあるときに読み返してバランスを取り直すのがベストですね。
     いかに重複しないようなチェック態勢を構築できればと存じます。

  • 良い点(3つ)
    ① 忍の“演技”が自然で、読者がハラハラできるシーンになっている。

    高山邸とは違う“初対面の芝居”がちゃんと成立しており、物語の緊張感が高まる。

    ② 「模写は2時間で可能」という宣言が劇的で、忍の天才性をインパクト強く示している。

    物語的な見せ場になっていて、キャラの能力値が一気に可視化される。

    ③ 発信機・集音マイクの構造説明が分かりやすく、読者にも状況が正確に理解できる。

    「どこに仕込まれているか」「なぜ隠す必要があるか」などの背景が論理的でリアル。

    悪い点(1つ)
    前半の“家の描写”と“ペットボトルのくだり”がやや長く、主要イベントまでのテンポが少し鈍る。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     書きづらいところがあると「会話文が増える」のですが、分量が足りないときに「増やせる描写を増やしてみる」というリバランスも行っていて、今回はそれが“家の描写”と“ペットボトルのくだり”に向いてしまいましたね。増やすなら主要イベントのほうですから。

  • 自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① 駿河→浜松→忍へと会話が“段階的にエスカレート”していく構造が巧い。

    自然な流れで依頼が忍へ接続し、ストーリーが大きく動き出す“転換点”になっている。

    ② 電話のやり取りにリアリティがあり、忍の“慎重さ・用心深さ”がよく出ている。

    考えてから返答する間(沈黙)を描いていることで、キャラの性格が浮き彫り。

    ③ 「警察が模写を依頼する」という状況が自然に組み上がり、伏線が綺麗に回収されている。

    前話で準備した“模写の模写を警察に作らせる”作戦が、無理なく実現している。

    悪い点(1つ)
    電話パートが長く、同じ情報の反復が多いためテンポが少し落ちる。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「電話パートが長い」は「ブロック構造」の弊害ですね。
     この一話は「電話パート」と決めて書いているので、頭から末尾まで「電話パート」になってもいい、と考えてしまいます。
     ここも「もっと柔軟に」ですね。

  • 以下自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① 高山西南による“警察確認の逆張りテスト”が秀逸でスパイスになっている。

    「免許証番号を覚えていない=本物の刑事」
    というロジックが新鮮でキャラの知性も映える。

    ② 浜松&駿河コンビの性格差が明確で、読者が感情移入しやすい。

    ベテランの慎重さ/新人の浮つき、という対比が自然でドラマになる。

    ③ 緊張感と和やかさのバランスが良く、読み味にメリハリが出ている。

    豪邸の描写→警察マナーの緊張→免許証チェック→お茶の話
    と、硬柔のリズムが心地よい。

    悪い点(1つ)
    シーン全体の“物語進行”がやや停滞し、会話でページを占めすぎている

    作者からの返信

     @Watabe_Yuli様、コメントありがとうございます。

     ここまで読んできておわかりだと思いますが、会話文が多いところは「書きづらかったところ」なんです。
     どう突破したらいいのかを考え、昔なら地の文を増やす方向だったのが、エンタメミステリーだとあまり地の文が重いと読み味が鈍るか?とマイナスに考えてしまいました。
     もっと地の文とのバランスをとるべきですね。
     それで多少分量が増えても致し方なしかなと割り切りましょう。


  • 編集済

    以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① “模写の模写の模写”という構造が面白く、読者の思考を揺さぶる仕掛けとして成功している。

    複雑さそのものがドラマの緊張感・錯誤性を生む。

    ② 水田の論理構築が非常に精密で、読者が「なるほど、この手もあるのか」と感心できる。

    警察・美術窃盗団・所有者の三者を同時に欺く多段階トリックが魅力。

    ③ 高山の“混乱”を描くことで、読者も自然と状況整理できる構造になっている。

    高山の困惑=読者の困惑を代弁してくれる良い装置。

    悪い点(1つ)
    説明密度が非常に高く、“会話で情報処理する章”になっており、物語的な躍動が薄い。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     後半に入って、展開のスピードを上げつつ、情報量を増やしていく、という両極端なことをバランスよくやらないといけないところですね。
     ただ、情報量を会話文で処理しているので、もっと地の文に振り向け、かつ情景描写・心理描写の〝厚み〟に効かせるようにリバランスするべきでした。

  • 以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① “警察内に内通者を作るか否か”という倫理的な葛藤が入り、深みが出た。

    友情 vs. 利益 の対立が、忍の人間性を浮き彫りにしている。

    ② 水田の策士ぶりが一段階アップし、物語のスケールが広がった。

    玉置課長の“情報操作”という大技に手を伸ばすことで、物語の緊迫感と先の読めなさが強まる。

    ③ 三者(三課・高山・忍チーム)の利害関係のバランスが整理され、構図がスムーズに理解できる。

    それぞれの立場と目的が明確で、読者が状況をつかみやすい。

    悪い点(1つ)
    ◆ 会話が長く説明的で、「心理描写」や「場の空気」が薄いため、淡々としやすい。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     会話文を地の文の情景描写・心理描写に振り分けてバランスをとるのがやはり課題というところですね。

  • 以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① “義統コレクション”の謎が一気に警察側へ波及し、物語の緊張感が上がった。

    駿河の知り合い=忍という予想外の接点が、物語の伏線として効いている。

    ② 高山西南の落ち着いた対応がリアルで、捜査との駆け引きが自然。

    発信機・領収証・絵の説明など、所有者としての行動が納得感ある。

    ③ 鑑識・領収書・名刺・所有権の議論など、警察捜査のリアリティが高い。

    読者が「この案件、本当に捜査になっている」と実感できる構成。

    悪い点(1つ)
    情報量が非常に多く、場面の緊張より“説明”が優勢になっている。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     ここも「ブロック構造」の弊害ですね。
     「ブロック構造」は長編の書きやすさでは優れた仕組みなのですが、情報量の疎密をコントロールするときは障害になってしまう点があります。
     情景描写で緊張を煽っていけるよう、バランスを重要視してみます。

  • 以下、自分なりの物語の分析です。

    良い点(3つ)
    ① マスコミ・警察・世間を巻き込む「事件の大きさ」が一気に可視化された。

    物語が私的な争いから“社会的事件”へスケールアップしている。

    ② 浜松刑事の立場・心理描写が自然で、読者の視点の代弁者になっている。

    “いたずらか本気か?”という葛藤がリアリティを支えている。

    ③ マスコミへの説明で、読者が状況を整理しやすい。

    警備・情報の扱い・リスクなどが明確で、舞台準備が整ってきた感じがある。

    悪い点(1つ)
    ◆ マスコミとのやり取りがやや長く、情報量は多いがドラマ性が弱い。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「マスコミとのやりとり」に「ブロック構造」のひとブロックを当てているので、分量が増えてしまいましたね。このあたりも「ブロック構造」を柔軟に変更する技量が求められるところです。

  • 以下、自分なりの分析です。

    良い点(3つ)
    ① 高山西南の“協力者としての立ち位置”が明確化され、三者の関係が整理された。

    彼の理解・動機・役割がすっきり見え、物語の駒が揃った感がある。

    ② 予告状 → 警察 → 窃盗団 の三角構造が分かりやすく整理されている。

    「茶番劇」の全体像と目的が自然に理解できる章構成。

    ③ 模写と本物の“二重入れ替え”トリックのロジックがきれいに説明されている。

    読者に「なるほど、こうやって騙すのか」と納得を与える。

    悪い点(1つ)
    会話が長く、情報説明が続くため、場面の“緊張感・臨場感”が薄い。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「会話が長い」ところは書けないときの悪癖ですね。
     その意識を地の文での情景描写に改めて振り分ければ、よりバランスがよくなると思います。

  • 以下、自分なりの分析です。

    良い点(3つ)
    ① スーツ(深緋)の象徴性が秀逸で、物語的アイコンとして機能し始めている。

    怪盗人格の誕生に色と意匠が結びつき、読者の記憶に残る。

    ② 仕立て屋の人物造形が一瞬で立ち、世界観のリアリティを強化している。

    “職人の知識×忍への協力姿勢”が非常に自然。

    ③ 忍の模写の精度を第三者が評価することで、主人公の能力が説得力をもって提示された。

    読者に“本当に区別がつかない”と印象を植え付ける良いシーン。

    悪い点(1つ)
    会話の情報量が多い。忍の感情の揺れ(戸惑い・恐怖・覚悟)が薄まりがち。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     書けないときの「会話文」頼み。悪いクセですね。
     昔は逆で、「書けないときの地の文」頼みだったんです。
     そこを意識してから逆向きのベクトルになってしまいましたね。
     うまく中間を選んで、読み手が満足する展開を追求します。

  • かっこいい。以下自分なりの分析です。

    良い点
    ① 水田のキャラがさらに立ち、物語全体の推進力になっている。

    行動力・先読み・過剰な熱量が読者のワクワクを引き上げる。

    ② 忍が“巻き込まれ型主人公”として自然に動いている。

    困惑 → 渋々了承 の流れが品よく描かれ、読者が共感しやすい。

    ③ スーツ・格闘術・ハンググライダーなど“怪盗化の準備”が一気に可視化された。

    先の展開への期待を強く煽る構成で、章の転換点として機能している。

    悪い点
    水田の説明が長く、忍の主体性が弱く見える箇所がある。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     機会があれば「説明を畳み込む」という悪いクセですね。
     ここまで何度も指摘されてきました。
     忍はこの時点では「怪盗」への道を踏み出したところなので、あまり主体的に立ちまわるのもどうなんだろう?という葛藤が書くときにありました。


  • 編集済

    以下、自分なりの分析です。

    良い点(3つ)
    ① 玉置課長の“圧”と存在感がよく描けている。

    スーツ、間、言葉の選び方──
    登場した瞬間に「ただ者ではない」人物像が立ち上がっている。
    読者へのキャラ提示がうまい。

    ② 画廊の描写がわかりやすく、場面転換が滑らか。

    受付嬢の所作、歩き方、ヒール音など、
    必要な情報だけで美術商らしい空気が漂う。
    “格のある場所に来た”感じが出ていて雰囲気作りが上手い。

    ③ 忍が学習しながら“交渉の世界”に踏み込む姿が地味に効いている。

    「当事者意識もなく見ていた」

    「いずれ手腕を身につけるべきだ」

    主人公の成長を静かに丁寧に積み上げているのが◎。
    このあと忍が交渉の主導を握る伏線として自然。

    改善点(1つ)
    ① 沢入氏の登場シーンの“緊張”がやや弱い。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「沢入氏の登場シーン」はおっしゃるように、もっと“緊張”を感じさせるようにするべきでしたね。これからはもっとうまく登場人物を管理します。

  • 自分なりの分析です。

    良い点(3つ)
    ① 読者が状況を理解しやすい“構造の再確認”が入っていて親切。

    忍・水田の役割、模写の立場、警察との連携──
    前話までの複雑な情報を、自然な会話で復習できている。

    ② 枯枝幸雄の“人物像”が一瞬で掴める登場の仕方。

    礼儀正しく名刺を両手で受け取る

    老眼鏡を出す

    義憤にかられて協力を申し出る

    ビジュアルが立ち上がりやすく、キャラがすぐ印象に残る。

    ③ 忍が“ただの体育教師”から“交渉の前衛”へ変わっていく転換が鮮明。

    自信を持って立ち向かう姿勢が、主人公の成長としてよく描かれている。

    改善点(1つ)
    ◆ 枯枝幸雄の“疑念 → 信頼”への変化がやや早く、不自然に見える。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     枯枝氏は登場させるタイミングが難しいですね。
     「ブロック構造」としてはここがベストだったんですけど、もっと大局を見て判断したほうがよいですね。

  • 以下自分なりの分析です。欲しがりかもしれませんが、やはり忍君の内面描写がもっと欲しいです。

    良い点(3つ)
    ① “三つ巴の動き”が加速し、物語の緊張感がさらに増した。

    忍&水田、警察(玉置)、美術窃盗団──
    三者がそれぞれ別方向から動き出し、プロットの立体感が強まった。

    ② 水田の“プロフェッショナルとしての顔”が鮮明。

    玉置への電話での低姿勢

    情報網の使い方

    模写の品質判断
    など、彼の経験値と狡猾さがよく描かれている。

    ③ 忍の模写が“物語的アイテム”として機能し続け、軸がブレていない。

    模写が罠であり、証拠であり、餌であり、武器であり──
    多目的に使われているのが非常にスマート。

    改善点(1つ)
    ◆ 会話量が多く、場面の“情景描写”や“忍自身の感情の揺れ”が薄くなる。

    物語が情報と作戦で埋まりがちになっており、
    忍が感じている“焦り・期待・自信・不安”のような生の感情が少ない。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「会話量が多く、場面の“情景描写”や“忍自身の感情の揺れ”が薄くなる。」
     忍の内面を書きすぎると、忍の正体が明かされたときの納得感が薄れるのではないか、との打算もありました。
     しかし、もっと会話文を減らして、情景描写等を増やしてバランスをとるべきでしたね。

  • 以下自分なりの分析です。

    良い点(3つ)
    ① 水田の“二重スパイ的な暗躍”が強まり、物語の緊張感が一気に増している。

    警察を味方にしつつ欺きも混ぜ、窃盗団に近づく姿が魅力的。
    “善なのか悪なのか”読者に判断させない曖昧さが面白い。

    ② 玉置警視との会話が自然で、警察側の論理と警戒心が描けている。

    「被害者の息子を巻き込むのは危険では?」などリアリティある指摘が良いアクセント。

    ③ 忍の“模写の役割”がより明確になった。

    模写が単なる贋作ではなく、
    窃盗団を誘き出す情報兵器として機能することが鮮明でプロットが深まった。

    改善点(1つ)
    ◆ 情報が密に詰め込まれすぎて、章としての“焦点”がぼやける部分がある。

    模写の意義、窃盗団の動機、警察との連携、水田の目的──
    重要な説明が次々に登場するため、「この章の芯はどこ?」と感じる。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     ここの説明をある程度前話以前に割り振れたら軽くなるんですけど、やはり壁となってくるのは「ブロック構造」ですね。
     「ブロック構造」で物語の進行を管理しているので、途中で読みさしやすくしているのですが、そこがかえって情報の疎密の管理がおろそかになっているようです。
     『怪盗コキア』新作では間に合いませんが、これから企画する『探偵・地井玲香』新作では「ブロック構造」をある程度緩めてみます。

  • 以下自分なりの分析です。もう一段回西南が絡む動機が知りたいところです。

    良い点(3つ)
    ① 作戦の“政治的・社会的な効果”がはっきりし、物語のスケールが大きくなった。

    警察・マスコミ・窃盗団・画商業界が絡むことで、単なる盗難事件を越えた厚みが出ている。

    ② 高山西南の「実業家としての打算」が明確で、協力する動機が説得力を持つ。

    “名声”を求める心理がリアルで、彼がただの善人ではない点が良い。

    ③ 忍が“戦略の中心人物”として描かれ、主人公としての主体性が立っている。

    自らリスクを負って盗みに行く決意が、キャラクターの成長と覚悟を感じさせる。

    改善点(1つ)
    ◆ 作戦説明の繰り返しが増え、読者がすでに理解している内容が再提示される部分がある。

    (例:警備を厳重に→警察を丸め込んで→手薄に→窃盗団を牽制、などの流れが何度も語られる)

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     記憶が錯綜する病があって、時間と余裕があればある程度回避できるのですが、まだ四部構成の二部目でもあるので、「早く先を書かなきゃ」との焦りで「繰り返し説明」が増えてしまいますね。
     このあたりは何度も推敲して削っていくのが、今の私の症状だと最善策だと思います。

     「繰り返し説明」「説明ゼリフ」をひとつずつ潰していくことを、新作では意識してみたいと存じます。

  • 以下自分なりの分析です。個人的には西南が協力的であることに違和感。なにかの伏線かもしれない。

    良い点(3つ)
    ① “詐欺と逆詐欺”の構造が鮮明になり、プロットが一段複雑で面白くなった。

    忍・水田・高山の三者の思惑が絡み合い、読者が「どうなる?」とワクワクする展開。

    ② 水田の嘘と真実を混ぜた交渉術がさらに際立ち、キャラの魅力が深まった。

    鑑識の小道具、警察との関係、語り口──全部が“いかにも本物”っぽく、読者を騙す説得力がある。

    ③ 忍が慎重に状況を分析し、内心で疑念を抱く描写がとても良い。

    ただの「利用される青年」ではなく、主体的に判断できる人物として立っている。

    改善点(1つ)
    ◆ 作戦説明の台詞量が多すぎて、会話が“説明会”のように見える瞬間がある

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     このあたりも書きづらかったで、セリフに逃げてしまったところがあります。説明を地の文だけでせず、会話文に乗せることを考えたのですが、それがかえって説明ゼリフが増える原因になっていますね。
     ただ、ここは少し考えて、地の文での説明は「怪盗」側の手の内を明かしすぎるかも、と考えて意図的に説明ゼリフに頼ってしまいました。

  • 以下自分なりの分析です

    良い点(3点)
    ① 高山西南の人物造形が一気に立ち上がり、物語に“第三勢力”が生まれた。

    顎に指を当てる癖、慎重さと素直さの混在、富裕層らしさ──読者が一発で把握できる。

    ② 水田の“交渉の切れ味”が明確になり、忍と水田のバディ感が強まる。

    警察とのつながりの匂わせ、嘘と本当を混ぜた話術がキャラクターとして魅力的。

    ③ 名刺に書かれた「宇喜多忠勝」という固有名詞が強いフックになっている。

    読者が“この人物が黒幕の入口だな”と確信でき、プロットの先が気になる。

    改善点(1点)
    ◆ 説明台詞が多く、テンポが乱れやすい場面がある。

    特に 古物商の仕組み や 警察連携の流れ など、
    読者に必要以上の情報を一度に投げている箇所があり、
    緊張感のある場面が少し「説明シーン」に寄ってしまっている。

    ※情報は必要だが、段階的に分散すると読みやすくなる。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「ブロック構造」の意識が強すぎて、説明をするパートでは意図的に説明に詰め込んでしまうクセがありますね。
     「ブロック構造」を一歩進めて、説明を適宜ずらして配置すれば、それが読み手の興味をそそって先を読ませる力にすることもできたのでは、と回顧しております。

  • 以下自分なりの分析です。忍君が唐突にかなりの心理戦を展開できている点が少し違和感。背後に水田との打ち合わせ・練習があったのかもしれない。水田との信頼関係が築ければいいですね。

    良い点(3つ)
    ① 忍による心理戦が成立しており、会話劇として非常に面白い。

     とくに「デッサンの狂い」を軸にした真贋の見せ方が説得力を生んでいる。

    ② 交渉シーンの緊張感が強く、読者に“バレないか”というドキドキ感を与える。

     相手(高山)が油断するまでの流れが自然でよく書けている。

    ③ 忍の機転・嘘の構築力がキャラクター性として立ち上がってきた。

     “模写特化の才能”がただの特技でなく、物語上の武器になっている。

    改善点(1つ)
    説明台詞が少し長く、交渉の「緊張の山」が平坦になりがち。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     書けなくなると会話文が多くなる、というひとつのクセがありますね。
     説明を地の文に負わせるように、一話内の構成をいじれば、もう少し地の文と会話文のバランスがとれて、説明ゼリフを短くできたはずです。

  • 以下自分なりの分析です。忍君はやはりお父さんと異なり損得で動くタイプではないような気がします。水田さんはお父さんの善良な面を補完する役回りと予想(もちろん、あえてそう思わせて黒幕の可能性もあり)

    良い点(3つ)
    ① 水田と忍の関係が「協力者 → 相棒」に進化し、物語が一段階加速している。

     絵画泥棒との頭脳戦という“新しい路線”が立ち上がり、章の方向性が鮮明になった。

    ② 忍の「模写能力」を物語上の“戦闘力”として使うアイデアが秀逸。

     単なる特技が、“罠を仕掛ける武器”として再定義され、物語全体のギミックが魅力的になっている。

    ③ 「裏ルート」「泳がせる捜査」「十二星座連作」の設定が絡み合い、サスペンス性が強まっている。

     読者に「次は?」「誰が?」「何が真相?」と考えさせる構造がうまい。

    改善点(1つ)
    会話の説明量が多く、キャラクターの“感情の上下”が少し平坦になっている。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     感情が薄いのは、おそらく作者の感情がそれほど起伏に富んでいないから、だと思います。
     ドライなハードボイルド路線にすれば似合うと思いますが、本作はあくまでも「エンタメミステリー」なので、もっと感情を豊かにするべきでした。

  • 自分なりの分析です。なんにせよ、忍君の行動原理にはお父さんの価値観との対立・闘争があると予想。


    良い点(3つ)

    父・水田・忍の三者の価値観が鮮明にぶつかり合い、ドラマ的緊張が高い。
     とくに “母の連作” をめぐる対立が物語の核心を形づくっている。

    「十二星座の連作」という新たな謎・伏線の投入が物語を強く牽引している。
     世界観の奥行きが増し、今後の展開への期待値が高まる。
    忍の怒りが初めて正面から爆発し、キャラクターの人間味と主体性が立ち上がる。
     これにより、読者は忍への感情移入を深めやすくなる。

    改善点(1つ)

    父・水田の“美術理論/市場理論”の説明が長く、会話が説明的になりすぎる箇所がある。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     このあたりの説明は、ここでしか書けないところなので、まとめてしまったのですが、回想から本編に戻ったあとで説明できそうなら、分散するべきでしょう。
     「ブロック構造」を意識しすぎた影響でしょう。
     新作で少しでも改善できたらと存じます。

  • 勉強目的です。以下、自分なりの分析です。


    良い点(3つ)

    父の襲撃事件により物語の緊張感が急上昇し、物語全体に“サスペンスの核”が生まれる。

    忍の父への距離と反抗が成熟し、キャラクターの主体性が強化されている。

    「水田=神父」という意外性ある設定が次章への伏線として魅力的に働いている。

    改善点(1つ)

    父の説明が長く、同じ主張・価値観が繰り返されてやや冗長になっている。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     前回も書きましたが、冗長な部分を情景描写や五感描写に当てるべきですね。

  • 分析的コメントを書かせていただきます。

    良い点(3つ)

    忍の“父への反抗”が物語的に大きく深化し、キャラの核が強くなる。

    体育教師という進路選択が、忍の主体性と価値観を鮮明に描いている。

    母の死を契機に父の本性が露わになり、親子関係の緊張が劇的に高まる。

    改善点(1つ)

    父の主張が長く繰り返され、同じ圧力描写が冗長になりがち。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「父の主張が長く繰り返され、同じ圧力描写が冗長になりがち」
     ここまで読まれて、「一話の中で同じことが繰り返されている」「ひとつの状況が長く続く」という冗長な部分が多いところは、大いなる改善点ですね。
     冗長なところを削って生じた余白で情景描写をする。
     これだけを意識しても、バランスはかなり改善すると思います。

  • 私は勉強目的で氏のお話を見ているので、少し分析的なコメントをさせてください

    良い点(3つ)

    模写を使った罠の発想が忍の知略と才能を印象づける。

    地井玲香の登場が物語に知的な緊張感と新しい魅力を加えている。

    三人の会話のテンポが軽快でキャラ同士の関係性が立ち上がっている。

    改善点(1つ)

    地井玲香の能力紹介が一度に詰め込まれ、説明的になりがち。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「地位零下の能力紹介が一度に詰め込まれ、説明的になりがち」
     ここも以前お話した「ブロック構造」の最たるものですね。

     各話を切り出すときに、なるべく情報を一話にまとめてしまおうと企図していたのですが、その一話の中で分散するのではなく、書けるときに一気に読ませてしまおう、という邪心が働くのだと思います。
     よくよく考えて、少しでも改善してまいります。

  • 良い点(3つ)

    才能を“遊び”として扱う忍の態度がキャラクターの奥行きを深めている。

    駿河との会話が自然で、忍の生活感と人間味を補強している。

    小学生時代の絵の盗難事件が、忍の才能の社会的価値を強く印象づける効果的なエピソード。

    改善点(1つ)

    父の主張が前話と重複しており、同じ圧力が繰り返されるためテンポがやや停滞気味。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「前話と重複」
     実は私の病気との兼ね合いで、こういった「重複」箇所が散見されます。
     記憶の錯綜が起こるときがあり、とくに疲れていると錯綜しやすいのです。
     余裕を持った執筆でもやってしまうときはあるんですけどね (^_^;)

     新作では「同じ人物が次の章でもう一度死ぬ」という展開になってしまい、慌てて修正をかけたくらいです。
     医師に告白したら大笑いしていましたけどね (^_^;)

     できる範囲内で重複を回避しようと努力はするのですが、完全になくすこともしにくいのがつらいところです。

     ただ、小説という読むのに時間のかかる娯楽ですから、重複はなるべく避けるよう努力いたします。

  • 良い点

    忍が精神的に父へ反抗し始める決定的な転換点となっており、物語として強い。

    父・母・忍の価値観の対立が深く、家庭ドラマに厚みがある。

    “模写の天才”が“オリジナル制作”へ踏み出す伏線が美しい。

    気になった点

    忍の言葉・論理がやや“大人の言葉”に寄っており、中学生らしさが薄れる部分がある。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「大人の言葉に寄っている」
     ここは昔の部分なので、あえて大人の忍を通して表現する、という意味合いで企図したのですが、逆の作用が出たようですね。
     過去の回想は、過去の人格を使ったほうが自然でしょう。

  • 良い点

    天才ゆえの孤立がリアルで胸に迫る

    三原さんの存在が美しく、物語の救いになっている

    親・学校・子どもたちそれぞれの思惑が絡み、章全体のドラマ性が高い

    気になった点

    忍の内面描写が淡めで、深い葛藤が読み取りにくい部分がある(改善余地)

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「内面描写が淡くて、深い葛藤が読み取りにくい」
     ここは全編通じての課題で、いかに「怪盗」の神秘性を引き出すかにもかかっているんですよね。
     「怪盗」以外の部分はもっと内面描写を入れるべきでした。

  • 良い点(3つ)
    ① 才能が“家庭内”から“社会の目”へ移る構造が秀逸で、成長ドラマとして自然

    第5話で示された忍の天才性が、
    この第6話ではついに「学校」という社会的空間によって発見されます。

    担任の驚愕

    職員室全体のどよめき

    実行委員会の人間まで訪れる

    賞の受賞へ至る流れ

    これらにより、
    忍が単なる「家庭の天才」から「社会に認められる天才」へと変わる節目が
    提示されます。

    天才ものの物語では、“才能が初めて社会に現れる瞬間”が非常に重要ですが、
    この章はそれを丁寧に描き切っています。

    ② 教師たちの反応描写がリアルで、“天賦の才”に対する大人の心理が自然

    この章の優れている点は、教師の反応が現実的であることです。

    最初は疑う

    実技を見て納得する

    担任・教頭・他の先生が専門的見地から驚く

    学校の名誉として期待するようになる

    という流れが、教育現場の心理として非常に自然です。

    特に、

    「これ本当にあなたが描いたのかな」

    という生々しいリアクションが臨場感を生んでおり、
    読者が教師の視点に共感しやすくなっています。

    ③ “忍の心理”が控えめながらも丁寧に描かれ、後のキャラ形成に繋がる

    忍は

    父からの異常な期待

    絵を描くこと自体は好き

    認められたい欲求

    だが学校を休むことは嫌

    という、矛盾した気持ちの中で行動しています。

    この描き方が優れている点は、

    忍が「押し付けられた才能」ではなく「自分の意思でも描きたい子」である

    ことを自然に示しているところです。

    その後の人生における複雑さ――
    “才能があるがゆえに選べない人生”
    の下地が、ここでしっかり描かれています。

    気になった点(1つ)
    ① 章のクライマックス(受賞)までの展開が非常に順調で、ドラマ性が弱い

    第6話には「障害」らしい障害がほとんどなく、
    すべてがスムーズに進みすぎる点だけが少し気になりました。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     「すべてがスムーズに進みすぎる」
     確かに気になりますね。
     ここまでで冗長だった部分を削ってここに割り振れば波乱も起こせそうですね。
     このあたりもペース配分をミスしたようです。

  • 良い点(3つ)
    ① “才能と欠落”を同時に描いており、忍というキャラクターの核が明確になる

    この回では忍が

    母にかまってほしい幼児の欲求

    才能の異常な早熟

    親の期待と搾取のはざまで育つ

    という、才能と孤独が常にセットである構造が非常に鮮烈に描かれています。

    特に
    「母親の模写を始めたのは母の気を引きたかったから」という一文が
    のちの忍の“善悪の狭間の人物像”に強烈な説得力を与えています。

    キャラクターの根源を美しく、切なく描いている点が大きな強みです。

    ② 美術の専門的描写が説得力を生み、“天才”のリアリティが高い

    この章では美術の専門知識が非常に上手く使われています。

    当たり線の話

    デッサンの狂いの感知

    コンテ

    油絵具の扱い

    筆圧、盛りの調節

    写実主義の模写工程

    いずれも美術教育の実際に即しており、才能の描写がただの“天才設定”に終わらず、現実的な飛躍を持つ。

    読者は「本当にこういう天才がいてもおかしくない」と感じられ、物語世界の厚みが増す章です。

    ③ 父・傑の“パトロンとしての顔”が描かれ、のちの事件の伏線として機能する

    第4話までで
    「十二星座の連作」「盗難」「パトロン義統傑」
    が語られていましたが、第5話はこれを丁寧に裏打ちします。

    母の絵を独占的に買い上げていたこと

    作品が世に出ていない理由

    コレクターとの関係

    パトロンとしての職業的自負

    商談の具体的な手順

    これらによって、

    「なぜ母の絵が幻の作品として価値を持ったのか」
    「なぜ宇喜多が盗みに目をつけたのか」

    が自然に理解できるようになっています。

    プロット技術的にも、人物の背景と事件の動機づけが綺麗に結びついています。

    気になった点(1つ)
    ① 章の後半、傑の商談シーンが長く、物語の焦点が一時的に忍から逸れる

    忍中心の章であるはずが、後半は父・傑とコレクターの会話が多く、
    一時的に読者の注意が“幼少の忍の物語”から外れてしまう。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     傑の描写はおっしゃるように冗長ですね。
     私の構成として、まず48話全体の流れを決め、それを12章に分け、さらに4話ずつに分けています。
     そのため、各話で書くべきことを決めているので、構成の段階でボリューム不足に陥ったときに、本来盛らないほうがいい部分が盛られてしまうことがよくあります。
     あまり最初の構成にとらわれず、書くべきことがすぐ尽きてしまったら、分量を少なくして対処し、その代わり書くべきところを増話して対処するような柔軟さが必要ですね。
     速筆を維持するために、当初の構成に固執することによるデメリットが表面化した形です。
     このあたりも大いなる反省点となりました。

  • 良い点(3つ)
    ① 第一章のクライマックスとして“事件が動く瞬間”の緊張が非常に強い

    第4話では

    再予告

    警備準備

    停電

    忍が犯人を撃退

    再停電

    駿河が倒れる

    『魚座の涙』紛失

    という流れが目まぐるしく動き、章の締めとして完璧です。

    事件が目の前で動き、読者がページをめくる手が止まらない構成になっています。
    テンションの上げ方、情報の提示順はプロの警察小説としてもレベルが高いです。

    ② 『魚座の涙』の絵画描写が魅力的で“盗まれる必然性”が読者に伝わる

    絵画がただのアイテムではなく、物語の中心人物のように扱われています。

    青を基調とした色彩

    珊瑚や装飾品のディテール

    人魚の筋肉や丸みの描写

    “人間には出せない色気”という表現

    これらにより、読者は「これは確かに盗まれる価値がある」と納得できる。
    ミステリで重要な「核心アイテムの魅力づけ」がしっかり行われています。

    ③ 忍の複雑な背景と心理が自然に描かれ、キャラの厚みが増す

    忍については第3話で導入されましたが、第4話でより立体的になります。

    母親の絵が盗まれ、再評価されていることへの喜びと複雑さ

    父のコレクションが原因で事件化していること

    謎の作業を依頼されている(伏線)

    強盗2名を“素手で倒す”というギャップのある能力

    この組み合わせにより、彼は普通の高校同級生ではなく、物語の鍵を握る人物として確立します。

    読者の感情が
    「忍は“善”か“悪”のどちらに転ぶのか?」
    という期待へ向かうのが巧みです。

    気になった点(1つ)
    ① 灯りが落ちた場面の“状況描写”が少なく、現場の空気が掴みにくい

    停電→盗難という重要シーンですが、描写が“動作中心”であり、
    現場の視覚・音・緊張感の体感が少し弱いと感じられます。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     まさにご指摘の点が私の最大の弱みですね。
     「話し言葉」を中心で進めてしまうため、情景描写が弱いのです。
     以前返信しておりますが、速読対策をあれこれ考えたうえでの書き方ではあるのですが、もっと情景描写を増やしたほうが、奥行きが深まるのではないかと。
     「停電」をもっと「なにかが起こる」という不安と興味を煽る演出としてもとらえていただけるように配慮するべきでした。

  • 良い点(3つ)
    ① 「魚座の涙」の背景が一気に深まり、世界観の奥行きが出た

    第3話で明らかになった情報は以下の通り:

    「魚座の涙」は十二星座の連作の一枚

    コレクションの出所・所有者・盗難歴

    画家はすでに死亡

    パトロンも死亡

    現在の管理者の存在

    これにより物語の“核”になる美術品のミステリー性が一気に増す。

    読者は
    「これは単なる盗難事件じゃないのかもしれない」
    「画家・パトロン・コレクション…何か裏にある」
    と感じるため、作品の“読者引力”が強くなっています。

    ② 情報屋・哲の役割が明確で、シリーズとしての“捜査導線”が美しい

    情報屋は刑事ドラマにおいて便利キャラになりがちですが、本作では

    哲がどこまで情報を得られるのか

    その対価や信頼関係

    哲の情報が“物語の進行の主要部分”を担っている
    というバランスが絶妙です。

    「刑事2人+情報屋」という捜査パーティの型が確立し、シリーズを読み進める快適さにつながっています。

    ③ 義統忍(しのぶ)という“キーパーソン”が自然に導入されている

    第3話は実質、義統忍の“プロローグ”です。

    高校の同級生

    模写の天才

    父親は重要コレクションのパトロン

    母親は芸術家の可能性

    本人は美術を捨てて体育教師へ

    前回も協力している(関係値がある)

    という多層的な情報が、自然な会話の中で提示されます。

    キャラの登場に「押しつけがましさ」がなく、読者に“自然に重大人物”であることを理解させる良い導入。

    ミステリ的にも
    「彼は関係者なのか、ただの重要参考人なのか、それとも―」
    という“疑惑・期待・不安”を生む効果があります。

    悪い点(1つ)
    ① 情報の“羅列”が多く、シーンの臨場感が薄れる

    第3話は物語の核心に近づく重要回ですが、構成がほぼ:

    情報屋からの情報

    過去の回想・背景説明

    会話による設定開示

    という“会話主体で情報量が多い回”になっており、
    視覚的・聴覚的なシーンの描写が弱いのが惜しいところです。

    読者が「読まされている感」を覚える瞬間があります。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     私の弱点がまさに「羅列」「ブロック構造」なのですね。
     それぞれのパートの中で、設定を「羅列」する部分をつくり、他は「会話文」中心でするすると読めるようにする。
     他の書き手の方は、情報を自然に与えるよう、情報を「分散」させているのとは対照的です。
     視聴覚への訴えかけが少ないのも、私の力不足を感じております。
     数を書いて反省することで、一作ずつ模索していくしかないかなと。
     誰かに「分散」してと言われて、できれば苦労はないんですが (^_^;)
     どうにも高速執筆を旨としているので、そのときの手クセ自体を変えないといけません。とにかく数を書いて、手クセ自体を自然と良いバランスへと改善できれば、速筆が武器に化けると思いますので、ご指摘を意識してこれからも毎回改善できるようにしてまいります。

  • 良い点(3つ)
    ① 捜査プロセスが明確で、読者が「刑事の仕事」を追体験できる

    第1話では“予告状が届く”という導入でしたが、第2話では

    差出人の実在確認

    周辺住民への聞き込み

    部屋の任意捜索

    情報屋への依頼
    という、**警察ドラマの王道・手続き的捜査(プロシージャル)**がしっかり描かれています。

    これにより作品の“リアリティライン”が固まり、読者は
    「この作品は謎解きにも現場捜査にも重きを置くんだな」
    と安心して読み進められます。

    ② 証拠捜査の細部(プリンタ・紙質など)が作品の世界観を強化

    プリンタの種類(レーザー / インクジェット)や
    紙質の違いによる鑑識の可能性など、細かい描写が非常にリアルです。

    こうした**「専門知識の小さなディテール」**はミステリの説得力を大きく高めるため、作品の質を上げる重要なポイントです。

    また、矢作友作の職場環境やPC歴なども、今後の伏線として十分な“匂わせ”になっています。

    ③ 駿河刑事の“推理力”がさりげなく描かれてキャラがもっと好きになる

    第1話の時点では「若い」「スマート」「運動神経がいい」だけでしたが、
    第2話で駿河は

    真犯人が警察に探させようとしているのでは

    偽名の扱い

    アニメ/漫画関連の線の切り分け
    など、合理的な手順の中に鋭い視点を見せています。

    浜松刑事が「おやっさん」として導きつつ、
    駿河が「光る瞬間」をしっかり与えられているのがキャラ描写として非常に良い。

    シリーズとして見たとき、読者が駿河を好きになる構造です。

    悪い点(1つ)
    ① 全体として“淡々としすぎ”で緊張感の山が弱い

    悪い点はこれに尽きます。

    第2話はほぼ

    聞き込み

    部屋の確認

    情報屋への依頼
    という“事務的”な捜査で終わるため、物語としての緊張の山が弱い。

    事件が「動いた」という手応えが薄いため、読者の中でも心理的な起伏が生まれにくいです。

    作者からの返信

     @Watabe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     悪い点はオーソドックスな「怪盗もの」にしてしまったことが大きいですね。
     もし本来の「倒叙ミステリー」として構成していれば、最初に盛り上がりを持ってこられたので、第一章は「出だしから中だるみ」になってしまったのが痛いですね。
     それにしても、淡々とした描写が過ぎたと反省しております。
     世の中には「オーソドックスな怪盗もの」もあるわけですから、そちらも構成の参考にするべきでした。

  • 良い点(3つ)
    ① 読者が入りやすい「王道の導入構成」

    冒頭で

    捜査三課という舞台

    課長が日常ルーチンを行う描写

    そこへ突如届く“予告状”
    という、王道かつ安心感のあるミステリの導入になっています。

    自然に世界観へ入れるため、読者を迷わせません。
    ドラマの第1話のように入り口が非常にスムーズ。

    ② 刑事コンビのキャラ立ちがしっかりしている

    浜松=古参の熟練刑事
    駿河=エリート風のルーキー
    という対照構造が、1話の時点ではっきり見えているのが強い。

    特に

    よれよれのコート(浜松)

    品のいい背広(駿河)
    など、外見と性格が一致しており読者がすぐ覚えられる。
    刑事モノにとってキャラの視認性は大きな強み。

    ③ 予告状の「情報の少なさ」が逆に興味を引く

    「魚座の涙」はどこにあるのか
    → 予告状にも書かれていない
    → 犯人があえて警察に探させようとしている?
    という“論理のひっくり返し”が面白い。

    普通の予告状モノの“型”を外してくるため、読者は
    「何かあるぞ」
    と作品世界に引き込まれます。

    悪い点(1つ)
    ① 情報説明が「地の文に偏りすぎて」テンポが重い

    本文の前半、特に玉置課長の描写部分で

    新聞名の羅列

    捜査三課の郵便取り扱いルール

    課の伝統的手順
    などが地の文でまとまって説明。

    世界づくりとして丁寧ですが、“動き”がしばらく出てこないためテンポが落ちるのが惜しい。

    読者目線では
    「事件はいつ動くの?」
    という気持ちが生まれる。

    作者からの返信

     @Watebe_Yuki様、コメントありがとうございます。

     詳細な添削、誠にありがとうございます。

     私のクセとして、地の文と会話文をそれぞれまとめてしまいます。
     散らして書けるように精進してまいります。
     速読対策としての「会話文一気読み」「地の文飛ばし」にどう対処するかを考えたのですが、そのあたりのバランスをこれからの物語で再度変更していきたいと存じます。

     本作はもともと「倒叙ミステリー」としての「怪盗もの」をめざしていて、今回はオーソドックスな入り方をしています。
     『怪盗コキア〜額の中の名画』『怪盗コキア〜射手座の翼』はそれぞれ「倒叙ミステリー怪盗もの」として、暴騰から盗むシーンを描いております。
     新作『怪盗コキア〜蠍座の河』も基本に立ち返り「倒叙ミステリー怪盗もの」の様式を採用しております。

  • 模写の模写の模写、面白くなってきました(´- `*)

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     三枚のどれもが「模写」という面妖さ。
     まさかこれだけ絵があって本物が一枚もないとは誰も思いますまい (^ ^)

  • 怪盗コキアの登場から名画の行方まで、ハラハラしながらも読了できました!
    最後の謎解きに近づくやり取りがとても面白く、義統さんへの“かまかけ”シーンでは思わず笑ってしまいました。ユニークで引き込まれる展開に最後まで楽しませてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

    ありがとうございます!

    作者からの返信

     悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。

     『怪盗コキア』はエンタメに極振りしているので、美しい文章だとか豊かな表現力ではなく、話の筋で面白さを出すことに特化しています。
     平易な文章で中学生でも読みやすく。ですね。
     この作品がひとつの試金石になっています。

     ちなみにこの『魚座の涙』が最初の事件、『額の中の名画』が第六の事件。そして今度の「カクヨムコン10」応募作『射手座の翼』が第五の事件に当たります。
     シリーズとして楽しめる作品群になれればと存じます。

     評価、ありがとうございました!

  • 模写の技術が時間を超えて真実を隠すようで、緊張感がたまりません!宇喜多との駆け引きには、まるで熟練の詐欺師同士の手探り感が漂っていますね。次章がどんな方向に展開するのか、更に読み進めたいと思いました。

    作者からの返信

     悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。

     模写だったり模写の模写だったりと、頭が混乱しそうな状況ですから、さらに駆け引きが複雑になりますよね。
     すべてを知っている忍と水田以外はまったく状況が見えておりません。
     そこへさらに腹芸が加わるので、双方相手の出方がわかりませんよね。
     いよいよ最終第八章です。
     ここで怪盗コキアが華麗に活躍致します!

  • 強盗団の影が美術品に忍び寄る様子は、まるで不安定なパレットの上で混ざり合う色のよう。今回の予告状は、真実と虚構が交錯するステージでの前奏曲に過ぎないのでしょうか緊張感が漂います。次に何が起こるのか、さらに読み進めたいと思いました。

    作者からの返信

     悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。

     本作はエンターテインメントに振り切っていて、リアリティよりも勢いで読ませるスタイルを採用しています。
     人間同士の駆け引きがいちばんの見どころなので、ご堪能いただければと存じます。
     どう盗むのか。というか、どう盗んだように見せるか、がポイントですね。

  • 怪盗らしい活躍!
    そうそう、最初から中にいるんですよね笑
    そして屋敷から持ち出してすらいない。
    完璧ですね!

    とはいえ忍を疑う勘の鋭い刑事が出てくるのも良いです。
    理屈では絶対に違うんだけど、デカの勘であいつじゃないかと思う――こちらもまたかっこいいですね。

    怪盗モノ、面白かったです!

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     読了ありがとうございます。
     「面白かった」がエンタメ小説では最高の賛辞ですので嬉しいです (^ ^)

     まさか怪盗が最初から館の中にいるとは、警察は思いもよらなかったでしょう。
     しかし警察と美術窃盗団以外は持ち主と怪盗が手を組んでいることを知っている。
     今回は発信器を忍が止めた段階で表で待っている水田が別のキャンバスの発信器をオンにして撹乱しました。そう何度も使える手ではないのですが、最初ならかなり強力な撹乱手段になりますね。
     忍くんを疑う勘のいい刑事は、これからの作品でも出たり出なかったりしてまいります。『額の中の名画』では探偵の地井玲香さんがその役割を果たしていますが。

     このたびは最後までお読み頂きましてありがとうございました。
     次作はさらにエンタメ度を高めてお目にかかれればと存じます。

  • 忍、鮮やかですね!
    警察より心強い。闇バイトの強盗犯なんてひとたまりもありませんでした。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     忍くんを体育教師にしたのは、武道をひとつ必修でとるので「戦うと強い」が自然と成立するためですね。しかも体育教師だから日頃から体も鍛えます。
     館を暗くして安心している闇バイトの強盗犯などでは太刀打ちできません。

  • ついに来ましたね!
    忍の怪盗としての活躍の場面!

    宇喜多の逮捕劇も見事でした。続きが気になってコメントする間もなかったです💦

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     宇喜多戦はどんでん返しを仕掛けてみたので、怪盗だからただ盗むという構図にしないために手を加えてみました。
     そしていよいよ怪盗コキアとしての忍くんの活躍が始まります。
     ここから始まる怪盗コキアの活躍をご覧くださいませ。

  • 忍、大活躍ですね。
    名刺をもらったことで指紋を得られて本名も分かったし、あちらからコンタクトを取って来たし。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     おそらく前科者だろうと判断して指紋を採取したのは、水田の入れ知恵ではあります。高山西南の指紋を採取したから、宇喜多の指紋も欲しかったところですので。
     さあ、いよいよ宇喜多を追いつめます。

  • なるほど、サーフボードというていで持ち運ぶのか。
    ハープとかチェンバロとかでかい楽器のふりをするのかな、と思ってたけどサーフボードのほうが一般的でした笑

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     コントラバスなんかは大きいですよね。
     ただ、海外に出国する体を装うため。サーフボードのほうが気付かれにくいと判断しました。
     海外を匂わせるための振りのひとつですね。

  • 第39話 名画を盗む 襲撃への応援コメント

    浜松刑事と駿河刑事、警棒で殴られて意識を失ってるなんて情けないんですけど!(^▽^;)
    これ、警察より美術窃盗団の方が一枚どころか二枚も三枚も上手じゃないですか💦

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     経験の少ない駿河刑事はともかく、浜松刑事も殴り倒されていますから、電源を落とされてすぐに襲撃されたことで、完全に虚を突かれましたね。
     灯りが落とされてすぐは目が順応しないので無防備な時間ができるんです。ふたりの犯人は暗視ゴーグルをつけているので、灯りが落ちても構わず動けたのが大きいですね。
     警察も忍も、美術窃盗団の規模と組織力を甘く見積もっていたよゔてす。

  • サインのはねぐあいとか、うろこの流れとか、違いが本当に細かくてすごい。
    たった二時間で描けるものなのか・・・!
    まあ模写二枚目ですしね。だとしてもすごいですが。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     完璧なデッサン力と、油絵の具の厚塗りでコテや絵筆をどう動かせばどういうタッチになるのかを完成画から逆算して塗っていくので、あとは模写の積み重ねですね。基本的な下塗りは一時間弱で終えて、残りで細部を詰めていくことになります。
     なので忍くんにとっては、時間をかければかけるほど劇的に似ていきます。あえて崩すところを作って真贋の目安にはしますのですが、わずかですので、いかに「模写の天才」か知らしめたかったのです。
     絵の下に過去絵が描いてある作品も、あくまでも上に書いてあるものでごまかしますので、その意味でもレベルは相当高いです。
     スキャナで読み込まないと下絵の存在には気づけませんからね。
     だから「オリジナルが描ければ世界で通用する」と評されるわけですね。

  • 闇バイトという今っぽい言葉が出てきて現実に引き戻されますね! もちろん良い意味です。
    怪盗というレトロな存在と闇バイト、その差が面白いです。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     実は闇バイトは昨年の「カクヨムコン8」に出展した『容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理』で初めて使いました。
     当時はまだ「闇バイトというものがあるらしい」という世間の認識だったので、そこを突いていたのですが。
     今作ではすでに時計や貴金属の窃盗団の実行役が「闇バイト」ということが多くなっているので、現実に即した形になりました。

  • 警察をだます皆さんの演技ににやにやしながら読んでいます笑
    ベテラン刑事が人の心を読めるとしても電話だとかなり難しそう。
    面と向かって話すときが、忍ドキドキですね。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     ここは読み手ににやにやしてもらいたくて書いていますね。
     皆知っているのに、警察にだけは共通の嘘をつく。
     この物語では、怪盗がいかに警察を欺くかが焦点なので、わかっていることもあえてとぼけるわけです。
     さすがに忍くんも面向かうといささか緊張しますが、それはあくまでも場数を踏んでいないから、です。
     前作『怪盗コキア〜額の中の名画』では場数を踏んだ警察とのやりとりが読めますよ。

  • 美術窃盗団は国際的な犯罪組織だから、一国の警察にはどうしようもないのですね。
    現実の世界でも国内の犯罪かと思いきや別の国から電話をかけていたり、サーバは海外にあったりと、巧妙ですよね。
    国際化の進んだ現在では、警察組織が国境を越えづらい状況は犯罪についていけてないのでしょうね。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     国際的美術窃盗団になると、強奪された証拠の作品が押収されないと国際刑事警察機構でも対処のしようがないはずです。
     証拠があっても犯罪人引渡条約の有無で犯罪組織を帰国させるのが難しくなります。
     フィリピンから特殊詐欺の指示を出していた容疑者は、詐欺で得たお金ではなく、不法滞在で国外追放されて日本行きの直行便の中で日本の警察に逮捕されました。
     そのくらい、世界をまたがると逮捕のハードルがとんでもなく上がるのです。
     ある程度、国際基準を設けないといけない時期に来ていますね。

  • 怪盗紳士アルセーヌ・ルパンを目指す! かっこいいですね!
    私も年甲斐もなく目指したいです🤣
    ルパンも柔道が得意という設定でしたよね。
    体育教師ならそのへんも得意そう。

    でも真っ赤なスーツというとルパン三世のイメージで笑ってしまいました!

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     いちおう濃い赤茶色なので、木の生皮のような色味ですね。
     裏設定だと「熟しきったコキアの枝の色」にしてあります。
     だから、黒に近い赤茶色ですね。
     正しくは古い日本の色彩である「深緋」なんですけど、今「深緋」と言っても通じないしなあと。
     ルパン三世よりも濃い色味です。

  • 「魚が泣いている絵」🤣
    笑うところじゃないのかも知れませんが、頭の中で図像化してしまいました笑

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     『およげたいやきくん』がポロッと涙をこぼしたような絵を想定していました (笑)

  • なかなか手の込んだあぶり出し作戦!

    きっとうまくいくのでしょうが、スリルがあります。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     偽物の偽物。このあたりからだんだんと複雑化していきます。
     それだけにここからあたりできちんとした計画に基づくことになるのです。

  • いや、こんなに巧みな水田が敵だったら太刀打ちできなそうです!
    すごく口がうまい・・・!!

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     水田の交渉力は画商でパトロンで神父というところから来ていますね。
     人と渡り合ってきたので、自然と交渉力が鍛え上げられました。
     正直、水田と口喧嘩をして勝てるとは思えません (^ ^;)

  • 水田さんにしか見せたことのない絵なのに、一体誰が価値を知って盗んだんだろう・・・
    まずそこが謎ですよね。

    母さんの絵に微妙なデッサン違いがあるって・・・忍くんはお母さん以上の才能なんでしょうね。
    でもそれと、見る人を感動させるオリジナリティは違うんだろうなあ。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメント失礼致します。

     水田が管理していた義統コレクションと、美術窃盗団との関係は別話を想定しています。三回目の盗みのときに関係してきます。
     忍くんは神のデッサン力を有しているので、デッサン違いはすぐに見分けます。逆にどの部分が狂っているかで、作者がわかるわけです。
     忍くんがオリジナリティに目を向けたのは『怪盗コキア〜額の中の名画』からですね。

     今作は既作『怪盗コキア〜額の中の名画』を元に新たな人間関係も提示して、今後の物語へ向けて面白く演出していけたらいいですね。


  • 編集済

    こんにちは。

    着々と罠を張り巡らしていく忍と水田。
    だんだんとスリリングな展開になってきました!

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     じわじわと空気がひりついてくると嬉しいのですが。
     エンターテインメントに振っているので、楽しんでいただけたら幸いです。

  • 忍、贋作画家にぴったりですよね・・・
    悪人とタッグを組んだらがっぽり。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     おっしゃるとおりで、贋作画家としては超一流ですね。
     ただ、正義のために贋作を書くことになります。
     でも、誰かを騙すために描くわけですから、ためらいがないわけでもないんですよね。

  • 忍くん、素直ですねえ。
    中学時代、荒れまくった私からすると驚きです。
    私だったら自分の絵も、母の絵も盗み出して売ってそう笑

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     忍くん、この頃までは反抗期が来なかったのですが、遅くに反抗期に入るとかなり荒れますよね (^_^;)

  • なるほど、担任の処置は実にうまいですね。
    「絵の権利は第一に作者である義統くんに、第二にモデルとなった三原さんに、そのどちらかに帰属するまでは学校が預かる」納得です。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     うまい落としどころですよね。描いた人は製作者だから最優先、モデルは肖像権もあるからその次に。どちらかが主張しなければ小学校で飾る。
     誰も損をしないので、担任も頭をひねりました (^ ^)

  • 完結おめでとうございます〜
    おもしろかったですヽ(≧▽≦)ノ

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     エンタメ極振りでしたので、面白いが最高の評価ですね。
     次の「怪盗コキア」はふたつの想定のうちどちらを採用するかで思案中です。
     次回も「面白い」「楽しい」と思っていただけるように精進致します。

     このたびはラストまでお読み頂きましてありがとうございました。

  • おー、お見事です。
    鮮やかな手口ですね。
    素敵です♪

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     実はこの構図、これから怪盗コキアとしてやっていく忍くんの得意技になります。
     盗むぞ、盗むぞ、絶対に盗むぞ! (熱湯風呂へダイブ)
     次話がラストですので、顛末をご覧くださいませ。

  • 忍君、すごく強い。
    まさか、ここまで強いなんて。びっくりしました。
    さあ、どうやって盗むのかな?
    わくわく

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     忍くん、追っ手を振り払うために水田から格闘術も習うよう支持されていますからね。そもそも体育教師は武道をなにか取らないといけません。
     さて、どんな手口になるのか。
     ご期待くださいませ。

  • キャンピングカーの中が画廊というのは、かっこいいです。
    動く画廊!
    なんだかロマンがありますね

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     美術窃盗団が盗品を売りさばくのに、店舗の画廊を使うと足がつくだろう。
     というところから、移動式の画廊を考えつきました。
     10トントラックでもよかったのですが、画廊としての内装にも個室のようなものがあったほうが便利だろうとのことで、キャンピングカーに仕立てたのです。
     実際にキャンピングカーの画廊があったら、一度拝見してみたいですね (^ ^)

  • タネと仕掛けを盛り付けたマジックショーですね♪

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     あえて美術窃盗団にババを引かせるべく、策を巡らせていきます。


  • 編集済

    今回の話のやり取りがはらはらして読めて、凄く面白いです。

    怪盗モノってこういうじわじわ来る感じなのが良いですね!

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     ここからは一気にラストまで突っ切ります。
     怪盗と美術窃盗団の化かし合い、騙し合いに警察が付き合わされる形ですね。
     忍は本物と贋作を巧みに操って、美術窃盗団も警察も欺いていきます。

  • こんにちは。

    お父さんにはお父さんの確たる考えが有るのですね。

    お母さんの絵を頑なに売ろうとしない、何か別の真の狙いみたいなものが有るのでしょうか!?

    忍くんはこの後どういう成長を果たしていくのか?

    水田さん、なんとも怪しい感じですね!
    「なにせ神父だ」が「にせ神父だ」に見えてしまい、余計に怪しさMAXです。

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     お父さんなりに考えてはいるんです。でもそのありがたみがわかるのは今ではないんですよね。
     絵は外部に売らない限り金額は付きませんからね。
     とくに傑作と思えるものは売らずに所蔵して、忍へ託そうとしています。

     ちなみに水田さん。「にせ神父だ」もので (笑)
     いちおう教会は開いていますが、本業は画商とパトロンです。
     とくにパトロンのネットワークを取り仕切っているので、神父などしなくても暮らしていけるんです。
     だから意外な人物とも接点があります。

  • 中学のとき美術部に入っていました。
    普通の地元の公立校だったのですが、中3から油絵を描かせてくれたんですよね・・・今思えば画材高いだろうに、またとない経験をさせてもらいました。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメント失礼致します。

     油絵の具は高いんですよね。水彩絵の具は水で伸ばせば量を増やせますけど。
     そのあたりも含めて、義統家はなかなかリッチだったことがわかりますね。

  • 結婚前に母親がどのくらい画家として成功していたのかが気になります。
    無名で、うまいけれど認められておらず、とても絵では食べていけないなら「君の絵はすべて買い取る」というプロポーズはありかな、と。
    おそらく絵を描くのに必要な画材費はすべて出してくれたのだろうし。
    生活を気にせず好きな絵を描ける――それでよいと思ったのかなあと予想します。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     悦子さんは結婚前は美大生という裏設定はあるのですが、これは3作目の『怪盗コキア』で深掘りしたいと思います。
     いちおう美大生の段階で傑さんに目をつけられて、早い内にパトロンに囲われる設定なので、市中にそれほど悦子さんの絵は流れていません。パトロンに囲われても、傑さんが売り渋ってもいたので。
     ですが市中に流れた数枚は評価が高いのです。
     やはり3作目は第二の事件を取り上げて、母・悦子の話に絞ってみようかな。
     ご意見ありがとうございました。

  • 体育教師で思い出しました!
    去年のカクコンで読んだあの、模写が天才的にうまいのに素人画家をやっている彼ですね。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     そうなんですよ〜。去年のカクヨムコン8に応募していた、『怪盗コキア〜額の中の名画』と同じ主人公です!
     模写の天才で、かつ依頼人に絵を習う(手はずになっていた)彼です!
     あのときすでに「模写の天才」と周知されていましたが、最初の事件では過去模写がうまかった程度の認識しかされていないんですよ (^ ^)

  • こんにちは、最終話まで一気読みで失礼致しました。

    美術盗賊団との化かし合いのくだりや怪盗コキア誕生、からの「魚座の涙」を盗む流れは話が練られていてすごい……! と感嘆しっぱなしでした。
    忍さん、模写の模写とか普通にやってますが本当にすごいなと。

    すごく面白い作品を拝読させて頂きました。
    有難うございます〜!

    作者からの返信

     伊南様、コメントありがとうございます。

     一気読みいただけて作者冥利に尽きます。
     細かな破綻はあるのですが、エンタメは勢いがたいせつかなと思って、あまりガチガチに縛られずに書き上げました。
     エンタメ作品は「面白い」が最も嬉しい感想です。
     次回の「カクヨムコン10」では続編も予定していますので、ご期待くださればと存じます。

     最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。

  • 完結おめでとうございます! そしてお疲れ様でした^ ^
    なるほどここで、怪盗コキア=とんぶり野郎の命名になるのですね。玉置警視や駿河さんとの因縁もここから始まるのだな、と。
    怪盗の狙い、警察としては不可解でも、窃盗団には伝わってるでしょうね。思えば連作十二品、全部を取り戻そうと思えば人生を懸けた戦いになりそうです。
    次回作もまた楽しみにしております!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     「とんぶり野郎」は意外と褒めているような気もしますよね。
     なにせ「畑のキャビア」ですから。
     まあ「キャビア野郎」は褒め言葉にはならないでしょうから、「とんぶり野郎」も蔑称ではあるのかな。
     怪盗は、あくまでも美術窃盗団に伝えるのが狙いですね。そのための演出として警察を噛ませてあるんです。
     そもそも十二星座の連作が盗品であることは、忍が警察に届けてあるので、それを取り戻すこと自体は忍の権利ではあるんですよね。実際警察が忍を捕まえたとしても、盗まれた人が取り戻しに来た、くらいの認識かもしれません。
     次回の「カクヨムコン10」では第2か第3の事件を取り上げる予定です。
     『怪盗コキア〜額の中の名画』は第6の事件になりますので、地井玲香は登場しないのですが、女性刑事の登場も視野に入れています。
     たとえば短編『白百合の微笑み〜ラブストーリーには程遠い』の高中敦子さんをキャスティングする予定もあります。
     まあ怪盗のタイムスケジュールはざっくり作ってあるので、どの作品からがいいか、思案してみますね。

     読了、誠にありがとうございました。

  • カイ.智水 様
     完結おめでとうございます! 体調がすぐれない中での毎日投稿には本当に頭が下がります。次回作『探偵・地井玲香』も早々にとりかかるのですね。楽しみにしてます! 
     ではでは完結おつかれさまでした!

    作者からの返信

     冴木さとし様、コメントありがとうございます。

     今回の「カクヨムコン9」は仕込みの段階で3作で挑む予定でしたが、ヨム活に精を出したら書いている余裕がなくなりまして。
     結局2作で挑みました。
     冴木さとし様の長編があれば読みに伺えるか調整いたしますね。
     今はまだヨム活が忙しくて (^_^;)

     『探偵・地井玲香』もそろそろ書き始めないと、でする・
     あらすじ8割出来ているので、肝心のトリックを考えて仕立てる予定です。実はまだアリバイトリックをどうするか、決めていないんでよす (笑)

     ねぎらいのお言葉、誠にありがとうございます。

  • 完結、おめでとうございます。執筆お疲れ様でした。

    作者からの返信

     広之新様、コメントありがとうございます。

     自身の体調が思わしくなく、「頭もやもや症状」で記憶力が大幅減となり、同じ内容を複数回書くという無駄なこともしてしまい、校正が大変でした。
     次作はもう少し記憶力が戻ってくるでしょうから、今回よりもよい作品を手掛けられたらと存じます。

     ねぎらいのお言葉、誠にありがとうございました。

  • お疲れ様でした。
    ツッコミどころも多かったですが、最後まで書き切ったことに意義がありますよね。
    根本的なマイナスは登場人物が男ばっかりだったこと。途中地井玲香がワンカットだけ出てきましたけど、前作読んでいないと意味がわかりませんよね。義統悦子は名前だけ頻繁に登場しましたが、実体は傑が小学生の時のエピソードに顔出しただけ。あとは全部男です。この文字数でこの男女比は流石にバランス悪いですねー。高山西南役は女性にしたらバランスよくなるかもですよ。大幅に書き換えが必要になりますけどね。
    それと主役の傑の感情の起伏が少ないなーと。主役は喜怒哀楽一通り見せる方が感情移入してもらいやすくなりますよね。反面傑が父親に反抗するシーンは喜怒哀楽の少ない中で大変印象的でした。そこを際立たせる効果は確かにありました。

    俺は転生ものはパスなのでこちらだけで失礼します。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     ツッコミどころ満載だよなあと思いながら書いたあらすじだったので、ある程度は織り込み済みではありました。
     「頭もやもや症状」で長編執筆が困難になるほどの記憶力欠如に陥ってしまい、実際書いたものの「同じこと書いてあるやん!」が何度あったことか。

     男女のバランスは確かにとれていませんでしたね。
     私が養護施設育ちなため、基本的に男子としか絡んでいなかったんですよ。小学校からも男しか友達はいませんでしたし、引っ越したらいじめに遭ったりで、男性中心の孤高な存在だったのです。
     だからどうしても女性がわからなくて。恋愛ものはまず書けませんし、女性の特性を活かすとしても、そもそも女性を観察してこなかったのでまずできません。
     人生でも女性と接する機会があったのは小学校から高校までで、あとは俳優養成所の半年、書店店長での一年半くらいしかないんですよね。
     だからろくに知らないものを書くよりは、知っている男性を書いたほうが破綻しづらいだろうと。とくに女性を妄想で書くとたいてい失敗すると感じたので。
     私の小説で男女比が圧倒的に男性過多なのもそのためですね。
     『異世界兵法』も女性はコーラルさんとカスパーさんだけですから。
     私のなかで女性を多めに出したのは『容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理』と『昨日の君の物語』だと思います。これらは女性のほうが多かったのですが、PVは振るわかなったので、やはり妄想で女性を書くのは悪手かもしれませんね。
     今からでも誰かと恋愛でもすれば変わるのでしょうが、そのつもりも人もいませんからね。

     主人公の感情の起伏が少ないのも、私の地が出ていますね。
     もともと感情が薄いので、愛や憎・恋や怨などの感覚が私にはないんです。
     私にあるのは好きか嫌いかの二択のみです。
     私の現代ドラマをチェックするとわかりますが、恋愛要素はいっさいないんですよ。そういう感情がない以上、書いても嘘っぱちになりますから。

     そう考えると、現代ドラマで必要なリアリティーを追求するより、異世界ファンタジーで荒唐無稽にやるのが合っているかもしれませんね。
     とはいえ女性は少ないし恋愛も書けないから、大成はしないでしょうけど。

     連載中のためになるコメント、たいへん参考になりました。
     ツッコミ歓迎でしたので、とてもありがたかったです。
     ありがとうございました。

     異世界ものは読まないとのことでしたので、次は『探偵・地井玲香』でお会いできるかもしれませんね。
     またの機会がございましたら、よろしくお願い致します。

    編集済
  • 完結、本当にお疲れ様でした。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     本作は昨年の「頭もやもや症状」のリハビリで書いたので、同じことを二度三度書いてみたり、辻褄が合わなかったりで苦労しました。
     ヨム活に励んだおかげで、記憶力が少しずつ戻ってきているので、すぐにでも次作に取り掛かろうかと思っております。

     連載中のコメント、大変参考になりました。
     ありがとうございました。
     また別の作品でお会いできたらと存じます。

  • 地井さん将来の夢の動機はまさかの占い!

    思わず笑ってしまいました♪

    作者からの返信

     大木 げん様、コメント失礼致します。

     実は占いで決めたんですよ (笑)
     でも天性の記憶力と洞察力に、捜査一課で推理力を磨いたので、のちに推理探偵に転職しますけれども。
     その経緯は本来書く予定だった『探偵・地井玲香 THE FIRST』で語られるはずでした。そちらのあらすじは8割ほど出来ていますので、ヨム活が落ち着き始めた明日から手を付けたいと思います。10日間で50話書けるかは難しいですが。
     地井玲香さんの初出は『容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理』ですので、お手すきの際にでも一読頂けたらと存じます。

  • 忍の絵が盗まれてしまうとは•••これがすべての物語のスタートなのでしょうか⁉

    作者からの返信

     大木 げん様、コメント失礼致します。

     今回の「絵が盗まれる」体験をしたおかげで、忍くんに怪盗としての発想が生じます。
     多感な高校生だからこそ、そのときの体験が人格形成に影響してくるのですね。

  • こんにちは。

    才能と教育
    その2つがかけ合わされた努力の結晶ですね♪

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。(絵文字は省略させてくださいませ)

     この時点でこれほどの才能がないと、成人してからの怪盗の仕事が成立しないんです (^_^;)
     タイムスケジュールを組んで、高校生の逸話につなげるには、ここで大成していないと難しいなと。
     そして父と母の期待に応えて、結果を出す。
     生みの親でもある私の期待にも応えてもらえました (^ ^)

  • 駿河さんはこの頃から損な役回りですね(笑)
    なるほど、赤系統のスーツは暗闇だとむしろ隠伏できるわけですか。なんか、魚の鯛を思い出しました^ ^
    絵を奪ったら遠くへ持ち去ったはず、という心理を逆手に取ったわけですね。怪盗名も知らせることができて、初仕事大成功ですね!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     そうなのです。地頭力の違いで、損な役回りになってしまいます。
     元々は刑事になれるだけの頭脳の持ち主なのですが、怪盗としての忍と比べるとまだまだ、ですね。
     地頭力でいえば地井玲香さんが最高で、次いで義統忍くんですが、差はほとんどありません。
     とっさの機転でいえば忍くん、じっくりと推理するといえば玲香さん。
     だから忍くんは地井玲香さんをも出し抜けるわけですね。
     まあこの時点ではまだ玲香さんも捜査一課に配属されて実績を積み重ねている最中なので、直接対決は前作『怪盗コキア〜額の中の名画』が初となります。

     赤系統は暗闇の中では隠蔽できるのですが、ライトを当てられるとすぐにわかります。自動車のヘッドライトの実験でも、赤は発見しやすい色とされています。
     ですが、深緋は単なる赤系統でなく、深いワインレッドや赤茶色のような黒に近い色味なので、夜に裸眼ではまず発見されません。

     絵を奪ったら遠くへ逃げ去るものですからね。記載はないのですが、囮の発信器付きの絵は水田が遠くへ運んでいて、高山西南邸からある程度離れたら電池を抜く手はずになっています。

     盗むことに成功しましたが、それでは高山西南氏が持っていたものが本物と思われてしまうので、もうひと工夫必要ですね。
     それが本日の最終話となります。

     ラストまでお付き合い願えれば、と存じます。

  • 侵入者ふたりを先に確保してから、本来の仕事をする、良い目隠しにしましたね。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     美術窃盗団が狙ってくるだろうと想定していましたからね。
     あえて強盗を呼び込んで不意討ちで倒し、浜松刑事たちをその侵入者を確保しに向かわせました。これでひと安心と思い込ませて……。
     このタイミングを狙っていたあたり、忍も只者ではありませんね。
     さすが水田が見込んだ怪盗です。

  • 警察側も、二度目の防衛失敗は避けたいところでしょうから、必死でしょうし。忍さん、警察と窃盗団を出し抜かなくてはいけないという中々に難しい舞台ですね!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメント失礼致します。

     警察側は前回よりも気合を入れていますが、忍くんは警察と美術窃盗団を見事に欺けるのか。実はとても簡単な防衛方法なんですけど、だからこそ内部の人間にはやりやすい手法なんです。
     すでに物語は大詰めですので、このまま一気に駆け抜けましょう!

  • こんにちは、一気読みで拝読失礼致します。

    予告状を出すとは、なんて怪盗らしい怪盗……! となりながら読み進めておりました。
    盗まれてしまった『魚座の涙』、落ちていた何かの枝など、事件の始まりと謎……ドキドキソワソワしてしまいますね!

    次回からは忍さんの成長記録のお話という事で、続きも楽しく読ませて頂きます!

    作者からの返信

     伊南様、コメントありがとうございます。

     1話をとことん読みやすくする方向で書いているので、深みはないかもしれません。
     それでもハイスピードで読めるので、ワクワク感が出ているかな、と。
     怪盗ものなのですが、エンタメ性に極振りしているので、「現代ドラマ」ジャンルにして「エンタメ総合」部門にエントリーしました。
     ちなみに第二章は読まなくてもそれほど害はないですね。複数の登場人物が鍵になりますが、前作『怪盗コキア〜額の中の名画』にも登場する人たちが多く、増えたのは玉置課長くらいです。
     まあサクサク読めるはずなので、目を通してもそれほどお時間はかからないかな。
     読んでいただけるだけで嬉しいので、途中離脱してもかまいませんよ (オイ)

  • 6トントラックよりも4トントラックと書いた方がサイズ想像しやすくないですか?6トン車と4トン車は大きさは同じですからね。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     4トントラックと6トントラックでは、平均すると長さに1メートルほどの違いがあるようなのです。
    【Yahoo!知恵袋】
    https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028393030

     ここにも書かれていますが、荷台は「4T車でも9メートル越え」「6T車で5メートル未満」もあるそうです。
     4トンと6トンの違いは荷台の大きさではなく、積載重量の差だからですね。
     キャンピングカーとしての設備を揃えたら、フル装備なら4トンでは足りないかなと思い、6トンを採用しました。

  • 忍さんの咄嗟の判断が上手く実を結びましたね。今度は警察側も準備万端でしょうし、上手く宇喜多氏を確保したいところ!
    実際に対峙して情報引き出すのは忍さんですから、読んでるほうも緊張しますね。知ってるものを知らぬふりして話すのって難しいですし……

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     今回は警察もすでに手を回しております。
     確実に宇喜多を逮捕して、盗品である『魚座の涙』を回収する。
     「高山西南氏のところから奪われた絵」であると警察のお墨付きを得るのが忍の隠された目的でもあります。

  • 窃盗団、国際組織だとしたらかなり手強いですね! 根回しと強攻を使い分けてる!
    忍さん、今後につなげる狙いもあるからでしょうけど、ぐいぐい行っちゃうので心配にはなります(笑)
    ジェットの発着は抑えられたようですし、玉置警視のお手並み拝見というところでしょうか^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     窃盗団は国際的なのか。
     だとすると絵の追跡が難しくなります。
     発信機があるとはいっても、海外までは追いかけられませんからね。
     忍はあえて宇喜多に接触しました。ある狙いをもっています。
     第八章が最終章で、いよいよ怪盗が動き出します!
     どのような手口となるのか。
     乞うご期待です!

  • 第39話 名画を盗む 襲撃への応援コメント

    十分に警戒はしていても、窃盗団のほうも強奪のプロということでしょうか。殴られたお二人の様子も心配ですね……!
    玉置警視、上手くやってくれるでしょうか。忍さんもあまり無茶をせず追跡頑張ってくださいね!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメント失礼致します。

     闇バイトで集めたごろつきどもなので、手口はきわめて荒っぽいですね。
     すでに盗ませるための準備はしていましたが、まさか刑事がふたり殴り倒されるとは。
     外で待っていた玉置課長が警察官と組んで逃走経路の追跡に役立ってくれます。これなら美術窃盗団の強盗バイトを逮捕できるかもしれません!