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すべてのエピソードへの応援コメント

  • 怪盗コキアの登場から名画の行方まで、ハラハラしながらも読了できました!
    最後の謎解きに近づくやり取りがとても面白く、義統さんへの“かまかけ”シーンでは思わず笑ってしまいました。ユニークで引き込まれる展開に最後まで楽しませてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

    ありがとうございます!

    作者からの返信

     悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。

     『怪盗コキア』はエンタメに極振りしているので、美しい文章だとか豊かな表現力ではなく、話の筋で面白さを出すことに特化しています。
     平易な文章で中学生でも読みやすく。ですね。
     この作品がひとつの試金石になっています。

     ちなみにこの『魚座の涙』が最初の事件、『額の中の名画』が第六の事件。そして今度の「カクヨムコン10」応募作『射手座の翼』が第五の事件に当たります。
     シリーズとして楽しめる作品群になれればと存じます。

     評価、ありがとうございました!

  • 模写の技術が時間を超えて真実を隠すようで、緊張感がたまりません!宇喜多との駆け引きには、まるで熟練の詐欺師同士の手探り感が漂っていますね。次章がどんな方向に展開するのか、更に読み進めたいと思いました。

    作者からの返信

     悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。

     模写だったり模写の模写だったりと、頭が混乱しそうな状況ですから、さらに駆け引きが複雑になりますよね。
     すべてを知っている忍と水田以外はまったく状況が見えておりません。
     そこへさらに腹芸が加わるので、双方相手の出方がわかりませんよね。
     いよいよ最終第八章です。
     ここで怪盗コキアが華麗に活躍致します!

  • 強盗団の影が美術品に忍び寄る様子は、まるで不安定なパレットの上で混ざり合う色のよう。今回の予告状は、真実と虚構が交錯するステージでの前奏曲に過ぎないのでしょうか緊張感が漂います。次に何が起こるのか、さらに読み進めたいと思いました。

    作者からの返信

     悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。

     本作はエンターテインメントに振り切っていて、リアリティよりも勢いで読ませるスタイルを採用しています。
     人間同士の駆け引きがいちばんの見どころなので、ご堪能いただければと存じます。
     どう盗むのか。というか、どう盗んだように見せるか、がポイントですね。

  • 怪盗らしい活躍!
    そうそう、最初から中にいるんですよね笑
    そして屋敷から持ち出してすらいない。
    完璧ですね!

    とはいえ忍を疑う勘の鋭い刑事が出てくるのも良いです。
    理屈では絶対に違うんだけど、デカの勘であいつじゃないかと思う――こちらもまたかっこいいですね。

    怪盗モノ、面白かったです!

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     読了ありがとうございます。
     「面白かった」がエンタメ小説では最高の賛辞ですので嬉しいです (^ ^)

     まさか怪盗が最初から館の中にいるとは、警察は思いもよらなかったでしょう。
     しかし警察と美術窃盗団以外は持ち主と怪盗が手を組んでいることを知っている。
     今回は発信器を忍が止めた段階で表で待っている水田が別のキャンバスの発信器をオンにして撹乱しました。そう何度も使える手ではないのですが、最初ならかなり強力な撹乱手段になりますね。
     忍くんを疑う勘のいい刑事は、これからの作品でも出たり出なかったりしてまいります。『額の中の名画』では探偵の地井玲香さんがその役割を果たしていますが。

     このたびは最後までお読み頂きましてありがとうございました。
     次作はさらにエンタメ度を高めてお目にかかれればと存じます。

  • 忍、鮮やかですね!
    警察より心強い。闇バイトの強盗犯なんてひとたまりもありませんでした。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     忍くんを体育教師にしたのは、武道をひとつ必修でとるので「戦うと強い」が自然と成立するためですね。しかも体育教師だから日頃から体も鍛えます。
     館を暗くして安心している闇バイトの強盗犯などでは太刀打ちできません。

  • ついに来ましたね!
    忍の怪盗としての活躍の場面!

    宇喜多の逮捕劇も見事でした。続きが気になってコメントする間もなかったです💦

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     宇喜多戦はどんでん返しを仕掛けてみたので、怪盗だからただ盗むという構図にしないために手を加えてみました。
     そしていよいよ怪盗コキアとしての忍くんの活躍が始まります。
     ここから始まる怪盗コキアの活躍をご覧くださいませ。

  • 忍、大活躍ですね。
    名刺をもらったことで指紋を得られて本名も分かったし、あちらからコンタクトを取って来たし。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     おそらく前科者だろうと判断して指紋を採取したのは、水田の入れ知恵ではあります。高山西南の指紋を採取したから、宇喜多の指紋も欲しかったところですので。
     さあ、いよいよ宇喜多を追いつめます。

  • なるほど、サーフボードというていで持ち運ぶのか。
    ハープとかチェンバロとかでかい楽器のふりをするのかな、と思ってたけどサーフボードのほうが一般的でした笑

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     コントラバスなんかは大きいですよね。
     ただ、海外に出国する体を装うため。サーフボードのほうが気付かれにくいと判断しました。
     海外を匂わせるための振りのひとつですね。

  • 第39話 名画を盗む 襲撃への応援コメント

    浜松刑事と駿河刑事、警棒で殴られて意識を失ってるなんて情けないんですけど!(^▽^;)
    これ、警察より美術窃盗団の方が一枚どころか二枚も三枚も上手じゃないですか💦

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     経験の少ない駿河刑事はともかく、浜松刑事も殴り倒されていますから、電源を落とされてすぐに襲撃されたことで、完全に虚を突かれましたね。
     灯りが落とされてすぐは目が順応しないので無防備な時間ができるんです。ふたりの犯人は暗視ゴーグルをつけているので、灯りが落ちても構わず動けたのが大きいですね。
     警察も忍も、美術窃盗団の規模と組織力を甘く見積もっていたよゔてす。

  • サインのはねぐあいとか、うろこの流れとか、違いが本当に細かくてすごい。
    たった二時間で描けるものなのか・・・!
    まあ模写二枚目ですしね。だとしてもすごいですが。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     完璧なデッサン力と、油絵の具の厚塗りでコテや絵筆をどう動かせばどういうタッチになるのかを完成画から逆算して塗っていくので、あとは模写の積み重ねですね。基本的な下塗りは一時間弱で終えて、残りで細部を詰めていくことになります。
     なので忍くんにとっては、時間をかければかけるほど劇的に似ていきます。あえて崩すところを作って真贋の目安にはしますのですが、わずかですので、いかに「模写の天才」か知らしめたかったのです。
     絵の下に過去絵が描いてある作品も、あくまでも上に書いてあるものでごまかしますので、その意味でもレベルは相当高いです。
     スキャナで読み込まないと下絵の存在には気づけませんからね。
     だから「オリジナルが描ければ世界で通用する」と評されるわけですね。

  • 闇バイトという今っぽい言葉が出てきて現実に引き戻されますね! もちろん良い意味です。
    怪盗というレトロな存在と闇バイト、その差が面白いです。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     実は闇バイトは昨年の「カクヨムコン8」に出展した『容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理』で初めて使いました。
     当時はまだ「闇バイトというものがあるらしい」という世間の認識だったので、そこを突いていたのですが。
     今作ではすでに時計や貴金属の窃盗団の実行役が「闇バイト」ということが多くなっているので、現実に即した形になりました。

  • 警察をだます皆さんの演技ににやにやしながら読んでいます笑
    ベテラン刑事が人の心を読めるとしても電話だとかなり難しそう。
    面と向かって話すときが、忍ドキドキですね。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     ここは読み手ににやにやしてもらいたくて書いていますね。
     皆知っているのに、警察にだけは共通の嘘をつく。
     この物語では、怪盗がいかに警察を欺くかが焦点なので、わかっていることもあえてとぼけるわけです。
     さすがに忍くんも面向かうといささか緊張しますが、それはあくまでも場数を踏んでいないから、です。
     前作『怪盗コキア〜額の中の名画』では場数を踏んだ警察とのやりとりが読めますよ。

  • 美術窃盗団は国際的な犯罪組織だから、一国の警察にはどうしようもないのですね。
    現実の世界でも国内の犯罪かと思いきや別の国から電話をかけていたり、サーバは海外にあったりと、巧妙ですよね。
    国際化の進んだ現在では、警察組織が国境を越えづらい状況は犯罪についていけてないのでしょうね。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     国際的美術窃盗団になると、強奪された証拠の作品が押収されないと国際刑事警察機構でも対処のしようがないはずです。
     証拠があっても犯罪人引渡条約の有無で犯罪組織を帰国させるのが難しくなります。
     フィリピンから特殊詐欺の指示を出していた容疑者は、詐欺で得たお金ではなく、不法滞在で国外追放されて日本行きの直行便の中で日本の警察に逮捕されました。
     そのくらい、世界をまたがると逮捕のハードルがとんでもなく上がるのです。
     ある程度、国際基準を設けないといけない時期に来ていますね。

  • 怪盗紳士アルセーヌ・ルパンを目指す! かっこいいですね!
    私も年甲斐もなく目指したいです🤣
    ルパンも柔道が得意という設定でしたよね。
    体育教師ならそのへんも得意そう。

    でも真っ赤なスーツというとルパン三世のイメージで笑ってしまいました!

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     いちおう濃い赤茶色なので、木の生皮のような色味ですね。
     裏設定だと「熟しきったコキアの枝の色」にしてあります。
     だから、黒に近い赤茶色ですね。
     正しくは古い日本の色彩である「深緋」なんですけど、今「深緋」と言っても通じないしなあと。
     ルパン三世よりも濃い色味です。

  • 「魚が泣いている絵」🤣
    笑うところじゃないのかも知れませんが、頭の中で図像化してしまいました笑

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     『およげたいやきくん』がポロッと涙をこぼしたような絵を想定していました (笑)

  • なかなか手の込んだあぶり出し作戦!

    きっとうまくいくのでしょうが、スリルがあります。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     偽物の偽物。このあたりからだんだんと複雑化していきます。
     それだけにここからあたりできちんとした計画に基づくことになるのです。

  • いや、こんなに巧みな水田が敵だったら太刀打ちできなそうです!
    すごく口がうまい・・・!!

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     水田の交渉力は画商でパトロンで神父というところから来ていますね。
     人と渡り合ってきたので、自然と交渉力が鍛え上げられました。
     正直、水田と口喧嘩をして勝てるとは思えません (^ ^;)

  • 水田さんにしか見せたことのない絵なのに、一体誰が価値を知って盗んだんだろう・・・
    まずそこが謎ですよね。

    母さんの絵に微妙なデッサン違いがあるって・・・忍くんはお母さん以上の才能なんでしょうね。
    でもそれと、見る人を感動させるオリジナリティは違うんだろうなあ。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメント失礼致します。

     水田が管理していた義統コレクションと、美術窃盗団との関係は別話を想定しています。三回目の盗みのときに関係してきます。
     忍くんは神のデッサン力を有しているので、デッサン違いはすぐに見分けます。逆にどの部分が狂っているかで、作者がわかるわけです。
     忍くんがオリジナリティに目を向けたのは『怪盗コキア〜額の中の名画』からですね。

     今作は既作『怪盗コキア〜額の中の名画』を元に新たな人間関係も提示して、今後の物語へ向けて面白く演出していけたらいいですね。


  • 編集済

    こんにちは。

    着々と罠を張り巡らしていく忍と水田。
    だんだんとスリリングな展開になってきました!

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     じわじわと空気がひりついてくると嬉しいのですが。
     エンターテインメントに振っているので、楽しんでいただけたら幸いです。

  • 忍、贋作画家にぴったりですよね・・・
    悪人とタッグを組んだらがっぽり。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     おっしゃるとおりで、贋作画家としては超一流ですね。
     ただ、正義のために贋作を書くことになります。
     でも、誰かを騙すために描くわけですから、ためらいがないわけでもないんですよね。

  • 忍くん、素直ですねえ。
    中学時代、荒れまくった私からすると驚きです。
    私だったら自分の絵も、母の絵も盗み出して売ってそう笑

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     忍くん、この頃までは反抗期が来なかったのですが、遅くに反抗期に入るとかなり荒れますよね (^_^;)

  • なるほど、担任の処置は実にうまいですね。
    「絵の権利は第一に作者である義統くんに、第二にモデルとなった三原さんに、そのどちらかに帰属するまでは学校が預かる」納得です。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     うまい落としどころですよね。描いた人は製作者だから最優先、モデルは肖像権もあるからその次に。どちらかが主張しなければ小学校で飾る。
     誰も損をしないので、担任も頭をひねりました (^ ^)

  • 完結おめでとうございます〜
    おもしろかったですヽ(≧▽≦)ノ

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     エンタメ極振りでしたので、面白いが最高の評価ですね。
     次の「怪盗コキア」はふたつの想定のうちどちらを採用するかで思案中です。
     次回も「面白い」「楽しい」と思っていただけるように精進致します。

     このたびはラストまでお読み頂きましてありがとうございました。

  • おー、お見事です。
    鮮やかな手口ですね。
    素敵です♪

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     実はこの構図、これから怪盗コキアとしてやっていく忍くんの得意技になります。
     盗むぞ、盗むぞ、絶対に盗むぞ! (熱湯風呂へダイブ)
     次話がラストですので、顛末をご覧くださいませ。

  • 忍君、すごく強い。
    まさか、ここまで強いなんて。びっくりしました。
    さあ、どうやって盗むのかな?
    わくわく

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     忍くん、追っ手を振り払うために水田から格闘術も習うよう支持されていますからね。そもそも体育教師は武道をなにか取らないといけません。
     さて、どんな手口になるのか。
     ご期待くださいませ。

  • キャンピングカーの中が画廊というのは、かっこいいです。
    動く画廊!
    なんだかロマンがありますね

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     美術窃盗団が盗品を売りさばくのに、店舗の画廊を使うと足がつくだろう。
     というところから、移動式の画廊を考えつきました。
     10トントラックでもよかったのですが、画廊としての内装にも個室のようなものがあったほうが便利だろうとのことで、キャンピングカーに仕立てたのです。
     実際にキャンピングカーの画廊があったら、一度拝見してみたいですね (^ ^)

  • タネと仕掛けを盛り付けたマジックショーですね♪

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     あえて美術窃盗団にババを引かせるべく、策を巡らせていきます。


  • 編集済

    今回の話のやり取りがはらはらして読めて、凄く面白いです。

    怪盗モノってこういうじわじわ来る感じなのが良いですね!

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     ここからは一気にラストまで突っ切ります。
     怪盗と美術窃盗団の化かし合い、騙し合いに警察が付き合わされる形ですね。
     忍は本物と贋作を巧みに操って、美術窃盗団も警察も欺いていきます。

  • こんにちは。

    お父さんにはお父さんの確たる考えが有るのですね。

    お母さんの絵を頑なに売ろうとしない、何か別の真の狙いみたいなものが有るのでしょうか!?

    忍くんはこの後どういう成長を果たしていくのか?

    水田さん、なんとも怪しい感じですね!
    「なにせ神父だ」が「にせ神父だ」に見えてしまい、余計に怪しさMAXです。

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     お父さんなりに考えてはいるんです。でもそのありがたみがわかるのは今ではないんですよね。
     絵は外部に売らない限り金額は付きませんからね。
     とくに傑作と思えるものは売らずに所蔵して、忍へ託そうとしています。

     ちなみに水田さん。「にせ神父だ」もので (笑)
     いちおう教会は開いていますが、本業は画商とパトロンです。
     とくにパトロンのネットワークを取り仕切っているので、神父などしなくても暮らしていけるんです。
     だから意外な人物とも接点があります。

  • 中学のとき美術部に入っていました。
    普通の地元の公立校だったのですが、中3から油絵を描かせてくれたんですよね・・・今思えば画材高いだろうに、またとない経験をさせてもらいました。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメント失礼致します。

     油絵の具は高いんですよね。水彩絵の具は水で伸ばせば量を増やせますけど。
     そのあたりも含めて、義統家はなかなかリッチだったことがわかりますね。

  • 結婚前に母親がどのくらい画家として成功していたのかが気になります。
    無名で、うまいけれど認められておらず、とても絵では食べていけないなら「君の絵はすべて買い取る」というプロポーズはありかな、と。
    おそらく絵を描くのに必要な画材費はすべて出してくれたのだろうし。
    生活を気にせず好きな絵を描ける――それでよいと思ったのかなあと予想します。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     悦子さんは結婚前は美大生という裏設定はあるのですが、これは3作目の『怪盗コキア』で深掘りしたいと思います。
     いちおう美大生の段階で傑さんに目をつけられて、早い内にパトロンに囲われる設定なので、市中にそれほど悦子さんの絵は流れていません。パトロンに囲われても、傑さんが売り渋ってもいたので。
     ですが市中に流れた数枚は評価が高いのです。
     やはり3作目は第二の事件を取り上げて、母・悦子の話に絞ってみようかな。
     ご意見ありがとうございました。

  • 体育教師で思い出しました!
    去年のカクコンで読んだあの、模写が天才的にうまいのに素人画家をやっている彼ですね。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     そうなんですよ〜。去年のカクヨムコン8に応募していた、『怪盗コキア〜額の中の名画』と同じ主人公です!
     模写の天才で、かつ依頼人に絵を習う(手はずになっていた)彼です!
     あのときすでに「模写の天才」と周知されていましたが、最初の事件では過去模写がうまかった程度の認識しかされていないんですよ (^ ^)

  • こんにちは、最終話まで一気読みで失礼致しました。

    美術盗賊団との化かし合いのくだりや怪盗コキア誕生、からの「魚座の涙」を盗む流れは話が練られていてすごい……! と感嘆しっぱなしでした。
    忍さん、模写の模写とか普通にやってますが本当にすごいなと。

    すごく面白い作品を拝読させて頂きました。
    有難うございます〜!

    作者からの返信

     伊南様、コメントありがとうございます。

     一気読みいただけて作者冥利に尽きます。
     細かな破綻はあるのですが、エンタメは勢いがたいせつかなと思って、あまりガチガチに縛られずに書き上げました。
     エンタメ作品は「面白い」が最も嬉しい感想です。
     次回の「カクヨムコン10」では続編も予定していますので、ご期待くださればと存じます。

     最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。

  • 完結おめでとうございます! そしてお疲れ様でした^ ^
    なるほどここで、怪盗コキア=とんぶり野郎の命名になるのですね。玉置警視や駿河さんとの因縁もここから始まるのだな、と。
    怪盗の狙い、警察としては不可解でも、窃盗団には伝わってるでしょうね。思えば連作十二品、全部を取り戻そうと思えば人生を懸けた戦いになりそうです。
    次回作もまた楽しみにしております!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     「とんぶり野郎」は意外と褒めているような気もしますよね。
     なにせ「畑のキャビア」ですから。
     まあ「キャビア野郎」は褒め言葉にはならないでしょうから、「とんぶり野郎」も蔑称ではあるのかな。
     怪盗は、あくまでも美術窃盗団に伝えるのが狙いですね。そのための演出として警察を噛ませてあるんです。
     そもそも十二星座の連作が盗品であることは、忍が警察に届けてあるので、それを取り戻すこと自体は忍の権利ではあるんですよね。実際警察が忍を捕まえたとしても、盗まれた人が取り戻しに来た、くらいの認識かもしれません。
     次回の「カクヨムコン10」では第2か第3の事件を取り上げる予定です。
     『怪盗コキア〜額の中の名画』は第6の事件になりますので、地井玲香は登場しないのですが、女性刑事の登場も視野に入れています。
     たとえば短編『白百合の微笑み〜ラブストーリーには程遠い』の高中敦子さんをキャスティングする予定もあります。
     まあ怪盗のタイムスケジュールはざっくり作ってあるので、どの作品からがいいか、思案してみますね。

     読了、誠にありがとうございました。

  • カイ.智水 様
     完結おめでとうございます! 体調がすぐれない中での毎日投稿には本当に頭が下がります。次回作『探偵・地井玲香』も早々にとりかかるのですね。楽しみにしてます! 
     ではでは完結おつかれさまでした!

    作者からの返信

     冴木さとし様、コメントありがとうございます。

     今回の「カクヨムコン9」は仕込みの段階で3作で挑む予定でしたが、ヨム活に精を出したら書いている余裕がなくなりまして。
     結局2作で挑みました。
     冴木さとし様の長編があれば読みに伺えるか調整いたしますね。
     今はまだヨム活が忙しくて (^_^;)

     『探偵・地井玲香』もそろそろ書き始めないと、でする・
     あらすじ8割出来ているので、肝心のトリックを考えて仕立てる予定です。実はまだアリバイトリックをどうするか、決めていないんでよす (笑)

     ねぎらいのお言葉、誠にありがとうございます。

  • 完結、おめでとうございます。執筆お疲れ様でした。

    作者からの返信

     広之新様、コメントありがとうございます。

     自身の体調が思わしくなく、「頭もやもや症状」で記憶力が大幅減となり、同じ内容を複数回書くという無駄なこともしてしまい、校正が大変でした。
     次作はもう少し記憶力が戻ってくるでしょうから、今回よりもよい作品を手掛けられたらと存じます。

     ねぎらいのお言葉、誠にありがとうございました。

  • お疲れ様でした。
    ツッコミどころも多かったですが、最後まで書き切ったことに意義がありますよね。
    根本的なマイナスは登場人物が男ばっかりだったこと。途中地井玲香がワンカットだけ出てきましたけど、前作読んでいないと意味がわかりませんよね。義統悦子は名前だけ頻繁に登場しましたが、実体は傑が小学生の時のエピソードに顔出しただけ。あとは全部男です。この文字数でこの男女比は流石にバランス悪いですねー。高山西南役は女性にしたらバランスよくなるかもですよ。大幅に書き換えが必要になりますけどね。
    それと主役の傑の感情の起伏が少ないなーと。主役は喜怒哀楽一通り見せる方が感情移入してもらいやすくなりますよね。反面傑が父親に反抗するシーンは喜怒哀楽の少ない中で大変印象的でした。そこを際立たせる効果は確かにありました。

    俺は転生ものはパスなのでこちらだけで失礼します。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     ツッコミどころ満載だよなあと思いながら書いたあらすじだったので、ある程度は織り込み済みではありました。
     「頭もやもや症状」で長編執筆が困難になるほどの記憶力欠如に陥ってしまい、実際書いたものの「同じこと書いてあるやん!」が何度あったことか。

     男女のバランスは確かにとれていませんでしたね。
     私が養護施設育ちなため、基本的に男子としか絡んでいなかったんですよ。小学校からも男しか友達はいませんでしたし、引っ越したらいじめに遭ったりで、男性中心の孤高な存在だったのです。
     だからどうしても女性がわからなくて。恋愛ものはまず書けませんし、女性の特性を活かすとしても、そもそも女性を観察してこなかったのでまずできません。
     人生でも女性と接する機会があったのは小学校から高校までで、あとは俳優養成所の半年、書店店長での一年半くらいしかないんですよね。
     だからろくに知らないものを書くよりは、知っている男性を書いたほうが破綻しづらいだろうと。とくに女性を妄想で書くとたいてい失敗すると感じたので。
     私の小説で男女比が圧倒的に男性過多なのもそのためですね。
     『異世界兵法』も女性はコーラルさんとカスパーさんだけですから。
     私のなかで女性を多めに出したのは『容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理』と『昨日の君の物語』だと思います。これらは女性のほうが多かったのですが、PVは振るわかなったので、やはり妄想で女性を書くのは悪手かもしれませんね。
     今からでも誰かと恋愛でもすれば変わるのでしょうが、そのつもりも人もいませんからね。

     主人公の感情の起伏が少ないのも、私の地が出ていますね。
     もともと感情が薄いので、愛や憎・恋や怨などの感覚が私にはないんです。
     私にあるのは好きか嫌いかの二択のみです。
     私の現代ドラマをチェックするとわかりますが、恋愛要素はいっさいないんですよ。そういう感情がない以上、書いても嘘っぱちになりますから。

     そう考えると、現代ドラマで必要なリアリティーを追求するより、異世界ファンタジーで荒唐無稽にやるのが合っているかもしれませんね。
     とはいえ女性は少ないし恋愛も書けないから、大成はしないでしょうけど。

     連載中のためになるコメント、たいへん参考になりました。
     ツッコミ歓迎でしたので、とてもありがたかったです。
     ありがとうございました。

     異世界ものは読まないとのことでしたので、次は『探偵・地井玲香』でお会いできるかもしれませんね。
     またの機会がございましたら、よろしくお願い致します。

    編集済
  • 完結、本当にお疲れ様でした。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     本作は昨年の「頭もやもや症状」のリハビリで書いたので、同じことを二度三度書いてみたり、辻褄が合わなかったりで苦労しました。
     ヨム活に励んだおかげで、記憶力が少しずつ戻ってきているので、すぐにでも次作に取り掛かろうかと思っております。

     連載中のコメント、大変参考になりました。
     ありがとうございました。
     また別の作品でお会いできたらと存じます。

  • 地井さん将来の夢の動機はまさかの占い!

    思わず笑ってしまいました♪

    作者からの返信

     大木 げん様、コメント失礼致します。

     実は占いで決めたんですよ (笑)
     でも天性の記憶力と洞察力に、捜査一課で推理力を磨いたので、のちに推理探偵に転職しますけれども。
     その経緯は本来書く予定だった『探偵・地井玲香 THE FIRST』で語られるはずでした。そちらのあらすじは8割ほど出来ていますので、ヨム活が落ち着き始めた明日から手を付けたいと思います。10日間で50話書けるかは難しいですが。
     地井玲香さんの初出は『容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理』ですので、お手すきの際にでも一読頂けたらと存じます。

  • 忍の絵が盗まれてしまうとは•••これがすべての物語のスタートなのでしょうか⁉

    作者からの返信

     大木 げん様、コメント失礼致します。

     今回の「絵が盗まれる」体験をしたおかげで、忍くんに怪盗としての発想が生じます。
     多感な高校生だからこそ、そのときの体験が人格形成に影響してくるのですね。

  • こんにちは。

    才能と教育
    その2つがかけ合わされた努力の結晶ですね♪

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。(絵文字は省略させてくださいませ)

     この時点でこれほどの才能がないと、成人してからの怪盗の仕事が成立しないんです (^_^;)
     タイムスケジュールを組んで、高校生の逸話につなげるには、ここで大成していないと難しいなと。
     そして父と母の期待に応えて、結果を出す。
     生みの親でもある私の期待にも応えてもらえました (^ ^)

  • 駿河さんはこの頃から損な役回りですね(笑)
    なるほど、赤系統のスーツは暗闇だとむしろ隠伏できるわけですか。なんか、魚の鯛を思い出しました^ ^
    絵を奪ったら遠くへ持ち去ったはず、という心理を逆手に取ったわけですね。怪盗名も知らせることができて、初仕事大成功ですね!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     そうなのです。地頭力の違いで、損な役回りになってしまいます。
     元々は刑事になれるだけの頭脳の持ち主なのですが、怪盗としての忍と比べるとまだまだ、ですね。
     地頭力でいえば地井玲香さんが最高で、次いで義統忍くんですが、差はほとんどありません。
     とっさの機転でいえば忍くん、じっくりと推理するといえば玲香さん。
     だから忍くんは地井玲香さんをも出し抜けるわけですね。
     まあこの時点ではまだ玲香さんも捜査一課に配属されて実績を積み重ねている最中なので、直接対決は前作『怪盗コキア〜額の中の名画』が初となります。

     赤系統は暗闇の中では隠蔽できるのですが、ライトを当てられるとすぐにわかります。自動車のヘッドライトの実験でも、赤は発見しやすい色とされています。
     ですが、深緋は単なる赤系統でなく、深いワインレッドや赤茶色のような黒に近い色味なので、夜に裸眼ではまず発見されません。

     絵を奪ったら遠くへ逃げ去るものですからね。記載はないのですが、囮の発信器付きの絵は水田が遠くへ運んでいて、高山西南邸からある程度離れたら電池を抜く手はずになっています。

     盗むことに成功しましたが、それでは高山西南氏が持っていたものが本物と思われてしまうので、もうひと工夫必要ですね。
     それが本日の最終話となります。

     ラストまでお付き合い願えれば、と存じます。

  • 侵入者ふたりを先に確保してから、本来の仕事をする、良い目隠しにしましたね。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     美術窃盗団が狙ってくるだろうと想定していましたからね。
     あえて強盗を呼び込んで不意討ちで倒し、浜松刑事たちをその侵入者を確保しに向かわせました。これでひと安心と思い込ませて……。
     このタイミングを狙っていたあたり、忍も只者ではありませんね。
     さすが水田が見込んだ怪盗です。

  • 警察側も、二度目の防衛失敗は避けたいところでしょうから、必死でしょうし。忍さん、警察と窃盗団を出し抜かなくてはいけないという中々に難しい舞台ですね!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメント失礼致します。

     警察側は前回よりも気合を入れていますが、忍くんは警察と美術窃盗団を見事に欺けるのか。実はとても簡単な防衛方法なんですけど、だからこそ内部の人間にはやりやすい手法なんです。
     すでに物語は大詰めですので、このまま一気に駆け抜けましょう!

  • こんにちは、一気読みで拝読失礼致します。

    予告状を出すとは、なんて怪盗らしい怪盗……! となりながら読み進めておりました。
    盗まれてしまった『魚座の涙』、落ちていた何かの枝など、事件の始まりと謎……ドキドキソワソワしてしまいますね!

    次回からは忍さんの成長記録のお話という事で、続きも楽しく読ませて頂きます!

    作者からの返信

     伊南様、コメントありがとうございます。

     1話をとことん読みやすくする方向で書いているので、深みはないかもしれません。
     それでもハイスピードで読めるので、ワクワク感が出ているかな、と。
     怪盗ものなのですが、エンタメ性に極振りしているので、「現代ドラマ」ジャンルにして「エンタメ総合」部門にエントリーしました。
     ちなみに第二章は読まなくてもそれほど害はないですね。複数の登場人物が鍵になりますが、前作『怪盗コキア〜額の中の名画』にも登場する人たちが多く、増えたのは玉置課長くらいです。
     まあサクサク読めるはずなので、目を通してもそれほどお時間はかからないかな。
     読んでいただけるだけで嬉しいので、途中離脱してもかまいませんよ (オイ)

  • 6トントラックよりも4トントラックと書いた方がサイズ想像しやすくないですか?6トン車と4トン車は大きさは同じですからね。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     4トントラックと6トントラックでは、平均すると長さに1メートルほどの違いがあるようなのです。
    【Yahoo!知恵袋】
    https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028393030

     ここにも書かれていますが、荷台は「4T車でも9メートル越え」「6T車で5メートル未満」もあるそうです。
     4トンと6トンの違いは荷台の大きさではなく、積載重量の差だからですね。
     キャンピングカーとしての設備を揃えたら、フル装備なら4トンでは足りないかなと思い、6トンを採用しました。

  • 忍さんの咄嗟の判断が上手く実を結びましたね。今度は警察側も準備万端でしょうし、上手く宇喜多氏を確保したいところ!
    実際に対峙して情報引き出すのは忍さんですから、読んでるほうも緊張しますね。知ってるものを知らぬふりして話すのって難しいですし……

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     今回は警察もすでに手を回しております。
     確実に宇喜多を逮捕して、盗品である『魚座の涙』を回収する。
     「高山西南氏のところから奪われた絵」であると警察のお墨付きを得るのが忍の隠された目的でもあります。

  • 窃盗団、国際組織だとしたらかなり手強いですね! 根回しと強攻を使い分けてる!
    忍さん、今後につなげる狙いもあるからでしょうけど、ぐいぐい行っちゃうので心配にはなります(笑)
    ジェットの発着は抑えられたようですし、玉置警視のお手並み拝見というところでしょうか^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     窃盗団は国際的なのか。
     だとすると絵の追跡が難しくなります。
     発信機があるとはいっても、海外までは追いかけられませんからね。
     忍はあえて宇喜多に接触しました。ある狙いをもっています。
     第八章が最終章で、いよいよ怪盗が動き出します!
     どのような手口となるのか。
     乞うご期待です!

  • 第39話 名画を盗む 襲撃への応援コメント

    十分に警戒はしていても、窃盗団のほうも強奪のプロということでしょうか。殴られたお二人の様子も心配ですね……!
    玉置警視、上手くやってくれるでしょうか。忍さんもあまり無茶をせず追跡頑張ってくださいね!

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメント失礼致します。

     闇バイトで集めたごろつきどもなので、手口はきわめて荒っぽいですね。
     すでに盗ませるための準備はしていましたが、まさか刑事がふたり殴り倒されるとは。
     外で待っていた玉置課長が警察官と組んで逃走経路の追跡に役立ってくれます。これなら美術窃盗団の強盗バイトを逮捕できるかもしれません!

  • おー
    動き出しましたね。
    予告状は、本物なのか?
    誰が出したのか?
    いろいろ気になりますね

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     いよいよ動き出しました!
     しかし予告状は本物か。
     それが本章の主題ですね。


  • 編集済

    前段の玉置課長と忍が面識がある話は何話か前も出てきましたから余計ですね。これは削除しとかないとこいつら何同じ話を何回もしてるの?となります。

    あとねー、都立高校の教師は公務員ですから、絵の代金を請求するのは兼業禁止違反なんですよねー。民間ならともかく警視庁相手に請求するのは頭おかしいとしか思えません。駿河も経費で払うとか贈賄ですよね。課長もホイホイ認めてんじゃねーよ、と思いますが。こういうのは捜査費かなんかでこっそりやるもんです。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     玉置課長は登場機会が少なくて、前になにを書いたのか、記憶に残っていませんでした。
     「小学校に寄贈した絵の捜査」云々は削りました。

     公務員で兼業禁止の件ですが、公務員が副業を禁止されているのは所得税の年末調整が難しくなるからなので、「経費」ではなく所得税には乗らない「捜査協力費」と致しました。
     これでもまだ副業規定には引っかかるかもしれませんが、現在新NISAで株式投資や投資信託を行っている方が増えているので、そちらはおそらく副業には含まれないはずです。
     今の教師が資産運用をしてもだいじょうぶなので、捜査協力費ならだいじょうぶかなと思われます。

     いつもご指摘ありがとうございます。

  • 玉置警視は気持ちの良い方ですよね。駿河さんは、うん、これから頑張ってくれるでしょう(笑)
    なぜ怪盗なのか、警察側もいろいろ動機を推理しているわけですが、心のどこかで悪戯かもと思っているうちは真実に辿り着くのも難しそうです。
    絵を描くには時間だけでなく、精神力と体力も消費しますもんね、ちゃんと報酬はもらわないと!

    作者からの返信

     玉置警視は三課刑事として鳴らした人物なので、課長になっても面倒見がいいのです。駿河くんは、これから、ですね。いずれ一人前の刑事に踏み出しますが、本作ではまだはやいですね。
     怪盗が悪戯と思ってくれれば警備も手薄になりますから、最初の事件としては、警備も程よい人数に絞り込めるのです。
     絵は模写は集中力と体力が必要で、体育教師を目指したことが有利に働きますね。元々絵のタッチを見て、筆での塗り方や絵の具の盛り方を読み解いて再現するので集中力は不可欠です。
     かなり精神を使いますので、捜査協力費は請求してもよいかなと。

  • 忍、付いて行くからひと声かけろと言っておきながら刑事二人だけでトイレに行かしていいんですか。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     ご指摘ありがとうございます。
     最初は忍に付き添わせるプロットを書いていて、第一項ではついていかずに高山西南との会話のシーンにしました。
     直したつもりが治っていなかったんです。
     ご指摘がなければ、齟齬を生じたまま担っていたところでした。

  • こんにちは

    第1章完結お疲れ様です。

    怪盗もの!良いですね~♪
    モーリス・ルブランの『アルセーヌ・ルパン』や、漫画でいえば『キャッツ・アイ』『怪盗キッド』『ルパン三世』など、好きなジャンルです!

    今後の展開が楽しみです♪

    作者からの返信

     大木 げん様、コメントありがとうございます。

     怪盗ものは私もモーリス・ルブラン氏の『怪盗ルパン』から影響を受けています。
     本『怪盗コキア』シリーズは「懲悪」をテーマにしているので、いろんな「悪いやつ」を懲らしめていこうと思っております。
     倒叙式にしているので、まず盗んだ事実、そこからいったん過去を御覧頂いてから、再度盗むシーンを主人公を変えて見せていきます。
     この方式は珍しいかなと思いますので、本シリーズの売りにできたらと考えております。

     今後の展開にご期待くださいませ。
     大きなどんでん返しをひとつ入れてあります。

  • 忍の一人称が僕と私でゆれてますね。基本忍は一人称僕ですよね?
    これ魚座の涙が盗まれたのが義統傑の生前なのか死後なのかででかなり法律的に違いが出ますけど、物語上はっきりさせていませんよね。忍が相続リストにないと言ってるということは、盗まれたのは生前ですか。だとしたら返還請求できる2年前かどうかが極めて重要なんですが。警察の二人がこの点を一切言及しないのはちょっと甘すぎな気がするんです。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     忍の一人称は、駿河と話すときは「僕」、他の敬うべき相手と話すときは「私」で切り替えていました。統一したほうがよいとのことですので、ここでは「僕」にしました。
     あと「十二星座の連作」の盗まれた時期ですが、忍が高校生で、父・傑が襲撃されてから死去するまでの間です。襲撃されてから亡くなるまで2か月くらいなんです。一回しか書いていないのと、当初のプロットでは体育教師になってから強奪されたことにしていたので、整合性がとれていないのかもしれません。駿河刑事は忍の父親が死んでコレクションを相続したこと自体は知っているので、浜松刑事に説明するところを作るべきかな。

  • 意図通りに模写の話が飛び込んできましたね。忍さんはもちろんのこと、高山氏も演技派!
    忍さん、授業でも模写をしてただけあって、見られていても集中力乱されないのはさすがですね^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     忍の模写は、ルービック・キューブの早解きをするのと同じなんです。
     塗る順番を想定して逆再生の要領で元の絵の形を導き出していきます。
     高山さんはこの計画にノリノリでして (笑)
     犯罪者を捕まえるのは、一般市民にとってはワクワクするものなので。

  • 模写の模写の模写
    だんだん、難しくなって来ました。
    でも、全部模写ですね。

    どうなって行くのか楽しみです。

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     そうなのです。忍が完成品を本物として高山西南に渡したときに頂いた絵以外はすべて偽物です。
     もし仮に将来忍が画家になったら、きっと高値がつくはずです。


  • 編集済

    最後の文は誰の視点ですか?三人称なんだから「〜と駿河は思った」とでも付け加えておくと視点が安定しますよ。

    あ、盗品の所有権の部分は話が怪しいですねー。現職の刑事が民法の盗品の所有権の規定を知らないとは思えませんが。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     今までコメントに気づけませんでした。
     申し訳ございません。年末年始の通知ラッシュで流れてしまったようです。
     盗品の所有権については、今読み返すと確かに怪しいですね。
     とくに窃盗で動く捜査三課なので、もう少し踏み込んだほうがよかったですね。

     また気付いた点がございましたらよろしくお願い致します。

  • IDナンバーって5〜6ケタの職員番号ですよね?普通覚えてるんじゃないですか?
    うちの会社の社員番号は8ケタですけど、何度も書かされるのですぐ覚えましたよ。警察官も経費請求したり制服受け取ったりで何度も職員番号書くはずですから新人でも忘れるやつはいないと思いますけど。
    この部分はちゃんと取材して書くべきですねー。薮坂さんに聞いてみては?

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     私は警視庁ではなく、文部科学省、経済産業省、特許庁で入庁パスを持ったことがあるのですが、ナンバーはまったく憶えていませんでした。
     だから警視庁でもナンバーを憶えている人は少数かなと判断したんですけど。より記憶できない運転免許証のナンバーにでもするべきかな?
     考慮に値しますので、情報提供ありがとうございました。

  • 模写が増えてゆく……(まだ増えてない)
    高山氏も、なかなかやりますね。警察のお二人も焦ったでしょう(笑)
    駿河さんはわかりやすい方ですが、すんなり誘導に乗ってくれるでしょうか^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     模写の模写の模写までいきますからね(笑)
     どんどんゲシュタルト崩壊していきます。
     これだけ似たような作品があると、どれが本物かは作成した忍くん以外にはわからなくなっているようです。

  • いよいよ予告状を発端に、怪盗と名探偵の対決が始まる。――水田と高山西南の作戦は成功するのか? 十二星座の連作の行方は? 楽しみにしています。

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     今回は名探偵は出てきません (^_^;)
     怪盗専門の探偵はまずいませんからね。
     『額の中の名画』で登場した地井玲香さんは、『怪盗コキア』ではあれが初出なので、コキア専門の探偵を作るか迷っております。

  • 植物の枝……。なんだろう?

    作者からの返信

     音々様、コメントありがとうございます。

     植物の枝は、クライマックス後にわかるように組んでいます。
     そこまでお読みいただくと第一章が最終章とつながってきますよ。

  • 異世界兵法を読ませて頂いていたのですが、こちらも追いかけさせて頂こうと思います。
    こっちは現代ドラマなんですね。
    いろいろなものが書けて凄いです。

    作者からの返信

     音々様、コメントありがとうございます。

     荒唐無稽な物語を作るのが好きなんです。
     だから異世界ファンタジーや怪盗なんていう荒唐無稽が通用する作品は書きやすくていいですね。まあ現代ドラマだと警察などの組織や法律で凡ミスすることもあるのですど (^_^;)

  • 当人も知らないうちに内通者代わりにされちゃってる玉置警視! 水田氏も彼とは親しいようですし、動きが読みやすいと作戦に組み込みやすいですもんね。それでいて、玉置氏に不利益にならないような立ち回り……
    初任務から考えることはいっぱい。逆に言えば、水田氏も忍さんならやり仰ると信頼しているのでしょうか^ ^ 下準備が着々と整っていきますね。

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     これからも玉置警視は無自覚に内通者として利用されていきます。
     そもそも怪盗である忍くんと接点があるので、本当に玉置警視には自覚はないんです。
     ここから茶番劇を準備するのですが、ひと波乱ありますね。
     すんなり怪盗ができるわけではないのです。


  • 編集済

    世の中は一寸先は闇。今度は忍くんが美術窃盗団に狙われてしまうのですね。
    そして、義統悦子さんの作品を盗むことになったら、どんな危険が待っているのでしょうか。なんか、スリリングでミステリアスな雰囲気が漂っています。
    ༼ つ ◕_◕ ༽つ

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     いよいよ怪盗としてのデビュー戦が近づいてきました。
     ただ、実際に盗むのはもう少し先です。今盗むと文字数が稼げませんので (笑)
     美術窃盗団を牽制するために、あえて周知させて耳目を集めます。
     様子を見るために、盗品売買は一時的に止まりますからね。

  • 今時、怪盗が予告状を出して盗みにくるなんて事例、ほとんどないですもんね。警察の方々が困惑するのも仕方ない!
    マスコミ側はワクワクでしょうけど。泥棒であるのには違いないのに、怪盗ってなるとワクワクしちゃうのは面白い心理ですよね^ ^
    忍さんはプレッシャーも凄そうです。はじめてのことってドキドキしますよね。

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     今どき予告状を出す怪盗は1412くらいなものですよ。
     だからこそ、映えるかなあと思っております。
     そしてこのあたりからは第一話ともリンクしていく話になるので、謎や手口がどんどん明らかになっていきます。
     今回の忍くんの初仕事は、水田があえてレベルを上げているんですね。
     たとえどれだけ困難で失敗しても、すでに本物は頂いた後なので、問題はないのです。
     マスコミは特報で紙面を飾れるので、こういう話はおいしいですね。

  • これで、怪盗コキアの誕生に繋がるんですね。すごい!
    いろいろ繋がりました〜
    わくわくしちゃいますねヽ(≧▽≦)ノ

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     怪盗コキアの下準備に取り掛かっています。
     忍には模写のレベルをアップさせて、水田が怪盗の形を作り上げていきます。
     あと少しで終盤に差し掛かりますので、そこからは第一話からの流れにぴったりと当てはまるようになっているとよいのですが。

  • 怪盗は、水田氏の案だったのですね。コキアについてもなるほど、お母さんのサインに似せて窃盗団を牽制するため、と……。確かに、対決相手は警察ではなく窃盗団ですもんね!
    忍さんも、こんな形で体育教師の道が生きてくるとは思わなかったでしょうね。

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     忍は小さな頃から絵ばかり描いていたので、絵を捨てるときに体を鍛えようと考えたわけです。それで肉体の健康を手に入れて、バランスのとれた人生をと想定していたのです。
     ですが、水田から「怪盗をやってもらう」と切り出された理由も、体操で身のこなしを鍛えていたからこそ。まあ模写を描いて交換していくだけなら体操していなくても関係はないんです。
     でも、美術窃盗団の全容がわからない以上、誰かが彼らより先に盗んでしまえばいいわけですね。

  • この章は、怪盗計画が非常に斬新で面白いです。スーツや格闘術という普通ではありえない要素が組み合わされており、色味やデザインも重要な役割を果たしています。読者はこの計画に驚きや興味を持つはずです。次回も楽しみとなります。


    作者からの返信

     神崎小太郎様、コメントありがとうございます。

     水田は「深緋」を「こきあけ」と読むことを知っていて、義統悦子のサインであるコキアとかけてみたわけですね。
     いずれ関係がバレるでしょうが、それまでにはコレクションを回収していればよいわけです。
     体操で鍛えた体なので、特製のスーツでないとすぐ破れてしまうんですよ。それだとカッコが悪いので、スーツはオーダーメイドということにしました。

  • 玉置警視と玉置課長と呼称がぶれてますねー。 

    なお警視は職階で課長は職名です。警察内部以外の人が呼ぶ場合は職名は敬称の替わりになりますが職階で呼ぶのは敬称の替わりになりません。警視庁の課長はすべて警視ですが、警視がすべて課長になれているとは限りませんからね。むしろ課長になれない警視という意味で蔑称になりかねません。

    だからこの場合は玉置課長と書くのが正解です。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     私の下調べだと、捜査一課と捜査二課の課長は警視正が務めるのだそうです。捜査三課の課長は警視ということで「玉置警視」にしました。
     課長と警視の件ですが、ご指示に従い、「玉置課長」に改めますね。

  • 美術窃盗団はどんな人物なのでしょうか。玉置警視は水田にどんな協力をするのでしょうか。続きが楽しみになります。

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     美術窃盗団は今回はモブです(笑)
     ただ、組織としてはそれなりに数は登場しますので、名前がないだけで重要であることには変わりありません。
     玉置警視は水田を情報屋にしているので、かなり水田の意のままに動かせますよ。それも込みで清濁併せ呑むところが課長の器ですね。

  • 水田氏に交渉を任せつつ、忍さんは今回は観察することにしたのですね。誰を味方にして誰を利用するかは、慎重に判断しないと足元すくわれかねないですもんね……
    玉置警視はさすがに手強そうです^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     水田の情報網は業界屈指で、とくに昔の逮捕歴からも他人の弱みを掴むのに長けています。これも第二の事件で明らかになる予定なのですが。
     忍はまだ怪盗としての意志が固まっていないので、今のところは水田に丸投げですね。
     玉置警視、本気を出したらすごい人です。窃盗の捜査三課長ですが、強行犯の捜査一課の地井玲香と張り合えるほどの逸材です。それが当初から「三課」ら配属されて、才能を持て余しているところがあります。
     まあおかげで、旧知の水田とのつながりが生きてくるんですけどね。

  • やっぱり、一般的にはデッサンが正確なほうが本物と思いますよね。窃盗団もそれなりに審美眼はあるのでしょうから、模写だと言われれば真贋確かめようとするでしょうし。
    警察側に、売り手に買い手、だいぶたくさんの人が関係してきましたね。騙し切るには胆力も必要そうです^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     母・悦子が描いた「本物」と、忍がデッサンを正しく直して模写した「模写」と、さらに騙すためにデッサン違いの模写である「贋作」。
     この3つを中心にまわっていますので、理解がおいつかないかもしれません。
     元々ミステリーを想定して書いたので、あえて混乱する状況を演出しています。現代ドラマでどこまでお付き合いいただけるかなあ。
     まあ書いてしまっているので、後は運を天に任せます。

  • デッサンの狂いで本物と偽物の鑑定ですね。
    それを目利きできる目力も素晴らしい。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     絵は目利きになるとタッチの違いをもとにして真贋をつけます。
     だから騙されずに通報する買い手がいるんですね。
     そしてここから本物と模写(偽物・贋作)の関係が混沌としてきます。

  • なんか視点が一人称と三人称を行ったり来たりしてますね

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     あとで一人称と三人称を再確認しておきますね。
     精神的に厳しい頃だったので、かなりあいまいになっていそうです。

  • 忍さんが画家ではなく、現在の画力も知られていないから、窃盗団に罠を仕掛けられるんですね。ご両親が望んだ道ではないのでしょうけど、お父さんとのいろいろな食い違いが今につながっていると思うと、親子ってままならないものだなぁと思います。
    いよいよ重要人物との接触ですね。手掛かり、押さえられるといいですが^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     忍くんは画家ではない、という伏線がここになって生きてきます。
     本格的に絵を描こうかなと思い始めたのが『怪盗コキア〜額の中の名画』のあたりなんです。そこまではごく一部の人にしか知られていない設定です。
     さて、これからどうなるのか。意外な展開かもしれませんよ。

  • この章の描写は、美術窃盗団という謎めいた集団の登場により、物語に緊張感とサスペンスが生まれ、僕を物語の世界へと深く引き込んでいます。実に面白いですね。
    高山と水田の巧みな策略が展開される中、僕は次の展開に対する期待と不安で心を躍らせていました。特に、高山が模写を目の当たりにして驚愕するシーンは、ユーモアに満ちており、笑ってしまいました。ごめんなさい。(^///^)

    作者からの返信

     神崎小太郎様、コメントありがとうございます。

     遠足は準備をしているときがいちばん楽しい、というのに似ていますね。
     実際に盗むシーンも大事なんですけど、そこにつながる過程も面白くないと。
     少しは面白みを感じて頂けてよかったです (^ ^)

  • 総理大臣賞のくだりが水田と玉置双方の口から出てきますけど、これはどっちか不要ですね。玉置のセリフは水田の話聞いてなかったの?としか思えませんし。水田のセリフは説明くさいです。どっちか削るなら水田の方かな。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     まず私の記憶力がかなりあやふやになっていたのが一点。
     次に本来想定していたタイムテーブルを変更したために、このあたりは時間軸が前後してしまい、ふたつの時代をひとつにまとめたために起こった凡ミスというのが一点です。

     どちらもケアレスミスなのですが、今後も起こっている可能性はありますね。
     とくにタイムテーブルを変更したあたりは出やすいと思います。

     また不備をご覧になるかも知れませんね。
     前もって謝罪致します。
     申し訳ございませんでした。

  • 高山氏、めちゃやる気ですね! 忍さん、この最初の件でこの方と協力したようですが、その後も怪盗を続ける時に手の内がバレたりしなかったのか、ちょっと心配になりました。
    この件の結果はわかってるわけですが、それでも計画が詰められてくるとワクワクしますね^ ^

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     高山さんも正義感がありますので、ここは協力してくれますね。
     いちおう「本物」を渡してくれた相手なので、信用しているんですね。
     盗むシーンは第一話から続けていますが、ここから先は第一話との兼ね合いで進んでいくことになります。
     でも一箇所だけどんでん返しを用意してみました。

  • 水田は忍の理解者なのかハメようとしているのか。

    僕は怪しいと睨んでいるんですけどね。

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメント失礼致します。

     水田に裏はないですね。
     父親との付き合いがある人物として登場させています。

  • コメント失礼します。

    この章では、美術品の贋作と真作をめぐる緻密な交渉と心理戦が巧みに描かれていますね。息をのむような緊張感と、目が離せない興奮で、やり取りに引き込んでくれます。同時に、美術品の世界の隠された一面と、そこで行われる複雑な取引の実態を垣間見せてくれるのが興味深いです。

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     本作もなんですけど、私の書く作品は基本的に「エンタメに振り切ろう」と思っております。
     緻密に組み上げた『秋暁の霧』がそれほど響かなかったからなんですけど。
     今作の結果次第で、リアルに寄せるかこのままエンタメに振り切るかを決めたいと思います。


  • 編集済

    新品の絵を売るのに古物商許可はいらないですよね。12星座は市中に出回ってなかったから古物商はいらないですね。水田はわかっててはったりかましたんでしょうね。ちなみに古物商許可の申請先は国じゃなくて事務所のある場所の警察署です。

    でもこれぐらいは普通の社会人なら知ってると思いますけど。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     まず画商に必要な資格をGoogleさんで聞いてみて、古物商の許可がいるとあったはずなのでそれを採用しました。
     美術窃盗団の闇画商なので、盗品を売りさばくために中古品を仕入れたふうを装っている、という設定ですね。
     だから古物商の資格がないと警察に踏み込まれるかな、と。
     まあもぐりの画商であれば、警察とのつながりを持たないほうがよいのかもしれませんね。
     このあたりは「水田のハッタリ」として話しているので、実際はどうなのかは違っていてもいいかなと。

     古物商の届け出は確かに警察署でしたね。
     昔、会社で古物商の資格取得をしたときに、上司が警察署で古物商の許可を受けたんです。それを失念していました。

     ご指摘ありがとうございました。

  • 忍は父親まで亡くしたのですね。さぞ辛かったでしょうに。でも、強くて賢い子どもだと思います。

    この章は、絵画の盗難という犯罪を背景に、彼が母親の絵を模写することで犯人を追い詰めるという独特のストーリーが魅力的です。また、絵画の価値や裏ルートという概念を通じて、芸術の世界の裏側を垣間見ることができます。

    絵画の闇ルートは、現代社会にも影響を与えるテーマです。水田は本当に彼の味方なのでしょうか?

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     父・傑とは確執があったので、あまり感傷には浸りませんでした。
     ですが、奪われた「十二星座の連作」を追うには、裏社会に通じている画商兼パトロンの水田はうってつけの存在です。
     彼は元々触法行為で玉置刑事に捕まったことがあり、そのとき知己を得ています。
     だから水田は玉置警視の情報屋のひとりですので、いろいろねじこめるんですね。

  • 水田さん、なかなかに迫力がありますね。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメントありがとうございます。

     水田は過去に玉置刑事に捕まっていて、執行猶予付き判決になっています。だから今の玉置警視ともつながりがあるんです。そのことは本文には書いていないんですけど。水田の番外編を書くときのためにとっておいています。

  • 水田氏、神父なのに裏のことに通じすぎていてびっくりしますね^ ^
    ハッタリの使い方も見事ですが、指紋用の下敷きとか用意周到すぎる……

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     水田は神父になる前に服役経験がある設定です。それで玉置警視と面識があるんです。玉置警視もしっかりと更正した水田を頼りにしています。

  • 相手も絵を見る目はあるでしょうから、こちらが堂々と騙さないと疑われてしまいますもんね!
    お母さんの作品があまり出回ってなかったからこそ騙せた、と考えれば、切ない話ではありますが……。

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     まさにそうで、母の絵がそれほど出回っていないのでできる一手ですね。
     何枚かは売られているのですが、数が少なすぎます。
     ここから、本物と贋作が交錯して、わけがわからなくなりますよ (笑)

  • この取引が成立してしまったから、忍の画家としての人生が本当におしまいになったと考えると、なんだかやるせないです。

    作者からの返信

     彩理様、コメントありがとうございます。

     とりあえず、取引が成功しても、今はただの高校の体育教師でしかありませんからね。
     確かに忍の画家人生は終わりますが、とりあえず十二星座の連作を取り戻せば、画業に進む可能性は残されています。
     とくにオリジナルが描けないという弱点があります。『額の中の名画』で書きましたが、あの時点で横山さんから再び絵の勉強を始めることになりますので、画家としてはあのあたりがリスタートとなりますね。

  • ついに、物語が動き出しますね。
    でも、世に出ていないお母さんの絵より上手く描いてしまっては後々真実が全てわかった時、お母さんの評価が下がってしまう心配はないのでしょうか?

    作者からの返信

     彩理様、コメントありがとうございます。

     いったん表に出た作品は忍の模写に置き換わります。
     そして美術窃盗団はそれらを奪い返して、十二枚まとめて売りつけることになりますので、今の時点での真贋は問題ではないのです。
     美術窃盗団が奪い返したところで押さえられれば、あとは本物を当初の買い手に渡せば事足ります。
     という先を見越した戦略なんです。
     だから一時的に忍の模写が本物ヅラしていてもかまわないわけですね。

  • この章には、忍の繊細な心理が描かれており、心を打つものがあります。
    忍の母親への深い愛情や、父親との複雑な関係、水田との対立が、繊細な筆致で表現されています。
    さらに、パトロンとしての役割と画業との間の微妙なバランス、日本美術界のリアルな現状が、興味をそそる形で描かれています。母親が残した「十二星座の連作」の謎は、僕の好奇心を掻き立て、次の展開が待ち遠しくなります。

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     パトロンの歴史は古いですからね。売れると見込んだ画家を抱え込んで、利ざやを稼ぐ商売なので、かなり早い時期から存在していたようです。
     忍くんの父親への感情は、一筋縄ではいきません。
     やはり「母親を苦しめた」と理解しているので、正直になれないんですね。
     そして水田神父が胡散臭いのは狙い通りです。将来的な仕事上のパートナーとなりますので、裏社会に通じている人物として配置しております。
     これも、水田が裏社会に通じていないと物語が停滞するのでこういう設定にしてあります。

  • 本物と偽物の違いは並べてみるとわかるのですね。

    なかなか絵の贋作って難しいですけど。

    作者からの返信

     雨 杜和様、コメント失礼致します。

     『怪盗コキア』は「本物そっくりの贋作」がひとつの基本形になっているので、子供の頃から模写の達人という設定にしたわけです。
     でも実際は絵の模写はかなり難しいですね。
     そのあたりはエンタメということで (^ ^)

  • この章は、忍の心理描写が深くて興味深いです。忍は自分の才能や情熱を失ってしまったことで、自分らしさや目標を見失っています。

    泥棒の存在も気になりますね。水田という神父は本当に信頼できる人物なのでしょうか……。少しだけ、怪しげな匂いがします。

    話は脱線しますが、オリジナルが尊重される絵画の世界は文学とも共通する雰囲気がしてきました。☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     忍は絵画にやる気を見いだせなくなっていきます。
     それで体操に走るのですが、そのあとどうなるかは追い追い判明します。
     絵画はオリジナルの良さで評価が決まりますから、いくら模写しても評価されない。
     小説も他人の文章を借りてくるだけでは駄目で、自分なりの表現を大切にしたいですね。


  • 編集済

    なんで正妻が病気なのに入院する金もなかったのかわからないですねー。傑は悦子さんの絵を愛しただけで悦子さん自体はどうでもよかったんですか。とんでもない畜生ですね。

    作者からの返信

     ゆうすけさま、コメントありがとうございます。

     お金を稼ぐ、貯めるに特化した人で、お金を使うことを妙に渋ってしまう人ですね。家族が病気でも、医者に行かない。悦子さんもそんな男だと知っているので、病院に行かず我慢していたんです。
     それがわかっていたから、忍くんは爆発したのですね。
     そのあたりをもう少し掘り下げるべきかな?

  • おー、ついに『魚座の涙』に戻ってきましたね。ここからどうなるか楽しみです♪

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     単に「母の傑作」とだけ説明する手もあったのですが、それでは十万字に達しません。そもそもミステリーは中編くらいがいちばん面白いのです。
     ここからは忍が大活躍しますよ。

  • お父さんには、お父さんなりの画家への愛があったんですね。
    なかなか伝わらないものです。この話をもう少し早く聞いていたら、また違う道もあったかもしれませんね。

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     お父さんなりに画家のことを考えていましたが、できるだけよい評価を受けて作品を売り出そうと目論んでいたわけです。
     ただ、話すとしたら高校進学の頃までは待たないといけなかったかなと。
     自分が襲撃されて、少し気弱になったかもしれませんね。

  • なるほど、そういう経緯で「魚座の涙」が……。いろいろ裏で動いているんでしょうけど、その全部を調べるのは難しいですもんね。
    忍さんも、ご両親が亡くなった後にこういう事件が起きて、複雑な気分だろうなと。

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     『魚座の涙』は美術窃盗団に奪われた連作の一枚。
     犯人組織は、いずれ高く売り込むために策動していきます。
     ここからは忍・水田対美術窃盗団の戦いになりますね。

  • お母さん、可哀想な方でしたよね……。画家ではないですけど、私も絵を描くので、自分の絵が世間に評価されないまま描き続ける辛さはなんとなくわかる気がします。忍さんが激昂するのも無理はないですよね(ノ_<)

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     やはり描いた絵をすぐに評価してもらうとモチベーションが違います。
     父・傑さんはあくまでも「抱えている画家を食わせる」ぶんだけ客に売ってたくらいのお金に渋い人です。

  • お父さんには、パトロンとしての考えがあったのですね。息子と齟齬があったり、襲撃を受けたりと、ここまでのやり方も上手くなかったのだろうとは思いますが……。
    水田さん、お父さん繋がりの人物だったのですね。

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     個人のパトロンなので、資金のやりくりはかなり得意な方なんです。
     ただ、金の管理の意識が強すぎて、妻・悦子の絵はなかなか売らない。
     それにも理由があることはのちに語られます。
     水田さん、傑さんのパトロン仲間で、義統コレクションを管理している画商でもあります。この時点ですでにタッグを組んでいますので、これを書かないと『怪盗コキア〜額の中の名画』で齟齬が出るのでここで出しました。

  • この章は、前話とは一線を画す展開を見せています。忍が突如直面した「母の死」という衝撃的な出来事、父との複雑な関係、そして自己表現への熱い情熱が繊細に綴られています。

    父の期待と自身の夢の間で揺れる忍の心情が生々しく描かれ、彼の成長と決断に深く共感を覚えます。母の死という悲劇が物語に重厚な深みを与え、忍の人生観と価値観の再考を促します。これから彼がどのように自分の道を切り拓く勇気を見出すのか、続きが楽しみです。

    また、余韻を感じながらゆっくりと読んでいきます。

    ☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

    作者からの返信

     神崎小太郎様、コメントありがとうございます。

     高校時代に母を亡くしているので、この事態も怪盗へと一歩となっています。父との軋轢がありますので、なおさら絵に対する反発も強くなりますね。
     まあ本作もエンタメに振り切っているので、楽しければそれでいいかな、と思いながら組み立てました。

  • 青春の鬱屈がたまっていますねー
    しかし、このお父さんなかなか難しい人ですね。

    作者からの返信

     澄田こころ様、コメントありがとうございます。

     見事に思春期に刺さっていますね。
     なかなかに堅物な父なので、エピソードの形で提示しております。

  • 死んでから売れても仕方ないと思う。
    裕福な暮らしができていたなら別だけど、そうじゃないなら可哀想すぎる。
    結局、忍の父は悦子さんの才能が好きだっただけで悦子さん自身には興味がなかったのかも。

    作者からの返信

     彩理様、コメント失礼致します。
     父・傑の思惑としては、特級の画家である悦子の絵を独占して販売しないことで時価がわからないようにしてしまうことになるのです。つまり相続前提の話ですね。
     おっしゃるとおりで母が死んでから作品が売れても意義がないんです。
     愛のない生活で、画家とパトロンとしての関係。描いた絵はすべてパトロンである父が囲って、画家である母には最低限の給料しか出さない。
     エースの丸川優子の絵はバンバン売っているので、対比になっております。