駿河さんはこの頃から損な役回りですね(笑)
なるほど、赤系統のスーツは暗闇だとむしろ隠伏できるわけですか。なんか、魚の鯛を思い出しました^ ^
絵を奪ったら遠くへ持ち去ったはず、という心理を逆手に取ったわけですね。怪盗名も知らせることができて、初仕事大成功ですね!
作者からの返信
羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。
そうなのです。地頭力の違いで、損な役回りになってしまいます。
元々は刑事になれるだけの頭脳の持ち主なのですが、怪盗としての忍と比べるとまだまだ、ですね。
地頭力でいえば地井玲香さんが最高で、次いで義統忍くんですが、差はほとんどありません。
とっさの機転でいえば忍くん、じっくりと推理するといえば玲香さん。
だから忍くんは地井玲香さんをも出し抜けるわけですね。
まあこの時点ではまだ玲香さんも捜査一課に配属されて実績を積み重ねている最中なので、直接対決は前作『怪盗コキア〜額の中の名画』が初となります。
赤系統は暗闇の中では隠蔽できるのですが、ライトを当てられるとすぐにわかります。自動車のヘッドライトの実験でも、赤は発見しやすい色とされています。
ですが、深緋は単なる赤系統でなく、深いワインレッドや赤茶色のような黒に近い色味なので、夜に裸眼ではまず発見されません。
絵を奪ったら遠くへ逃げ去るものですからね。記載はないのですが、囮の発信器付きの絵は水田が遠くへ運んでいて、高山西南邸からある程度離れたら電池を抜く手はずになっています。
盗むことに成功しましたが、それでは高山西南氏が持っていたものが本物と思われてしまうので、もうひと工夫必要ですね。
それが本日の最終話となります。
ラストまでお付き合い願えれば、と存じます。
おー、お見事です。
鮮やかな手口ですね。
素敵です♪
作者からの返信
ふむふむ様、コメントありがとうございます。
実はこの構図、これから怪盗コキアとしてやっていく忍くんの得意技になります。
盗むぞ、盗むぞ、絶対に盗むぞ! (熱湯風呂へダイブ)
次話がラストですので、顛末をご覧くださいませ。