応援コメント

第14話 パトロン水田との出会い 水田からの連絡」への応援コメント

  • 水田さんにしか見せたことのない絵なのに、一体誰が価値を知って盗んだんだろう・・・
    まずそこが謎ですよね。

    母さんの絵に微妙なデッサン違いがあるって・・・忍くんはお母さん以上の才能なんでしょうね。
    でもそれと、見る人を感動させるオリジナリティは違うんだろうなあ。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメント失礼致します。

     水田が管理していた義統コレクションと、美術窃盗団との関係は別話を想定しています。三回目の盗みのときに関係してきます。
     忍くんは神のデッサン力を有しているので、デッサン違いはすぐに見分けます。逆にどの部分が狂っているかで、作者がわかるわけです。
     忍くんがオリジナリティに目を向けたのは『怪盗コキア〜額の中の名画』からですね。

     今作は既作『怪盗コキア〜額の中の名画』を元に新たな人間関係も提示して、今後の物語へ向けて面白く演出していけたらいいですね。

  • 忍は父親まで亡くしたのですね。さぞ辛かったでしょうに。でも、強くて賢い子どもだと思います。

    この章は、絵画の盗難という犯罪を背景に、彼が母親の絵を模写することで犯人を追い詰めるという独特のストーリーが魅力的です。また、絵画の価値や裏ルートという概念を通じて、芸術の世界の裏側を垣間見ることができます。

    絵画の闇ルートは、現代社会にも影響を与えるテーマです。水田は本当に彼の味方なのでしょうか?

    作者からの返信

     神崎 小太郎様、コメントありがとうございます。

     父・傑とは確執があったので、あまり感傷には浸りませんでした。
     ですが、奪われた「十二星座の連作」を追うには、裏社会に通じている画商兼パトロンの水田はうってつけの存在です。
     彼は元々触法行為で玉置刑事に捕まったことがあり、そのとき知己を得ています。
     だから水田は玉置警視の情報屋のひとりですので、いろいろねじこめるんですね。

  • ついに、物語が動き出しますね。
    でも、世に出ていないお母さんの絵より上手く描いてしまっては後々真実が全てわかった時、お母さんの評価が下がってしまう心配はないのでしょうか?

    作者からの返信

     彩理様、コメントありがとうございます。

     いったん表に出た作品は忍の模写に置き換わります。
     そして美術窃盗団はそれらを奪い返して、十二枚まとめて売りつけることになりますので、今の時点での真贋は問題ではないのです。
     美術窃盗団が奪い返したところで押さえられれば、あとは本物を当初の買い手に渡せば事足ります。
     という先を見越した戦略なんです。
     だから一時的に忍の模写が本物ヅラしていてもかまわないわけですね。

  • おー、ついに『魚座の涙』に戻ってきましたね。ここからどうなるか楽しみです♪

    作者からの返信

     ふむふむ様、コメントありがとうございます。

     単に「母の傑作」とだけ説明する手もあったのですが、それでは十万字に達しません。そもそもミステリーは中編くらいがいちばん面白いのです。
     ここからは忍が大活躍しますよ。

  • なるほど、そういう経緯で「魚座の涙」が……。いろいろ裏で動いているんでしょうけど、その全部を調べるのは難しいですもんね。
    忍さんも、ご両親が亡くなった後にこういう事件が起きて、複雑な気分だろうなと。

    作者からの返信

     羽鳥(眞城白歌)様、コメントありがとうございます。

     『魚座の涙』は美術窃盗団に奪われた連作の一枚。
     犯人組織は、いずれ高く売り込むために策動していきます。
     ここからは忍・水田対美術窃盗団の戦いになりますね。