この章は、前話とは一線を画す展開を見せています。忍が突如直面した「母の死」という衝撃的な出来事、父との複雑な関係、そして自己表現への熱い情熱が繊細に綴られています。
父の期待と自身の夢の間で揺れる忍の心情が生々しく描かれ、彼の成長と決断に深く共感を覚えます。母の死という悲劇が物語に重厚な深みを与え、忍の人生観と価値観の再考を促します。これから彼がどのように自分の道を切り拓く勇気を見出すのか、続きが楽しみです。
また、余韻を感じながらゆっくりと読んでいきます。
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作者からの返信
神崎小太郎様、コメントありがとうございます。
高校時代に母を亡くしているので、この事態も怪盗へと一歩となっています。父との軋轢がありますので、なおさら絵に対する反発も強くなりますね。
まあ本作もエンタメに振り切っているので、楽しければそれでいいかな、と思いながら組み立てました。
忍、贋作画家にぴったりですよね・・・
悪人とタッグを組んだらがっぽり。
作者からの返信
綾森れん様、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりで、贋作画家としては超一流ですね。
ただ、正義のために贋作を書くことになります。
でも、誰かを騙すために描くわけですから、ためらいがないわけでもないんですよね。