応援コメント

第36話 茶番劇の準備 模写の代価」への応援コメント

  • サインのはねぐあいとか、うろこの流れとか、違いが本当に細かくてすごい。
    たった二時間で描けるものなのか・・・!
    まあ模写二枚目ですしね。だとしてもすごいですが。

    作者からの返信

     綾森れん様、コメントありがとうございます。

     完璧なデッサン力と、油絵の具の厚塗りでコテや絵筆をどう動かせばどういうタッチになるのかを完成画から逆算して塗っていくので、あとは模写の積み重ねですね。基本的な下塗りは一時間弱で終えて、残りで細部を詰めていくことになります。
     なので忍くんにとっては、時間をかければかけるほど劇的に似ていきます。あえて崩すところを作って真贋の目安にはしますのですが、わずかですので、いかに「模写の天才」か知らしめたかったのです。
     絵の下に過去絵が描いてある作品も、あくまでも上に書いてあるものでごまかしますので、その意味でもレベルは相当高いです。
     スキャナで読み込まないと下絵の存在には気づけませんからね。
     だから「オリジナルが描ければ世界で通用する」と評されるわけですね。


  • 編集済

    前段の玉置課長と忍が面識がある話は何話か前も出てきましたから余計ですね。これは削除しとかないとこいつら何同じ話を何回もしてるの?となります。

    あとねー、都立高校の教師は公務員ですから、絵の代金を請求するのは兼業禁止違反なんですよねー。民間ならともかく警視庁相手に請求するのは頭おかしいとしか思えません。駿河も経費で払うとか贈賄ですよね。課長もホイホイ認めてんじゃねーよ、と思いますが。こういうのは捜査費かなんかでこっそりやるもんです。

    作者からの返信

     ゆうすけ様、コメントありがとうございます。

     玉置課長は登場機会が少なくて、前になにを書いたのか、記憶に残っていませんでした。
     「小学校に寄贈した絵の捜査」云々は削りました。

     公務員で兼業禁止の件ですが、公務員が副業を禁止されているのは所得税の年末調整が難しくなるからなので、「経費」ではなく所得税には乗らない「捜査協力費」と致しました。
     これでもまだ副業規定には引っかかるかもしれませんが、現在新NISAで株式投資や投資信託を行っている方が増えているので、そちらはおそらく副業には含まれないはずです。
     今の教師が資産運用をしてもだいじょうぶなので、捜査協力費ならだいじょうぶかなと思われます。

     いつもご指摘ありがとうございます。

  • 玉置警視は気持ちの良い方ですよね。駿河さんは、うん、これから頑張ってくれるでしょう(笑)
    なぜ怪盗なのか、警察側もいろいろ動機を推理しているわけですが、心のどこかで悪戯かもと思っているうちは真実に辿り着くのも難しそうです。
    絵を描くには時間だけでなく、精神力と体力も消費しますもんね、ちゃんと報酬はもらわないと!

    作者からの返信

     玉置警視は三課刑事として鳴らした人物なので、課長になっても面倒見がいいのです。駿河くんは、これから、ですね。いずれ一人前の刑事に踏み出しますが、本作ではまだはやいですね。
     怪盗が悪戯と思ってくれれば警備も手薄になりますから、最初の事件としては、警備も程よい人数に絞り込めるのです。
     絵は模写は集中力と体力が必要で、体育教師を目指したことが有利に働きますね。元々絵のタッチを見て、筆での塗り方や絵の具の盛り方を読み解いて再現するので集中力は不可欠です。
     かなり精神を使いますので、捜査協力費は請求してもよいかなと。