闇バイトという今っぽい言葉が出てきて現実に引き戻されますね! もちろん良い意味です。
怪盗というレトロな存在と闇バイト、その差が面白いです。
作者からの返信
綾森れん様、コメントありがとうございます。
実は闇バイトは昨年の「カクヨムコン8」に出展した『容疑者のひとり〜探偵・地井玲香の推理』で初めて使いました。
当時はまだ「闇バイトというものがあるらしい」という世間の認識だったので、そこを突いていたのですが。
今作ではすでに時計や貴金属の窃盗団の実行役が「闇バイト」ということが多くなっているので、現実に即した形になりました。
強盗団の影が美術品に忍び寄る様子は、まるで不安定なパレットの上で混ざり合う色のよう。今回の予告状は、真実と虚構が交錯するステージでの前奏曲に過ぎないのでしょうか緊張感が漂います。次に何が起こるのか、さらに読み進めたいと思いました。
作者からの返信
悠鬼よう子様、コメントありがとうございます。
本作はエンターテインメントに振り切っていて、リアリティよりも勢いで読ませるスタイルを採用しています。
人間同士の駆け引きがいちばんの見どころなので、ご堪能いただければと存じます。
どう盗むのか。というか、どう盗んだように見せるか、がポイントですね。