第90話 精度向上と性能向上(ミスにより公開)への応援コメント
なんだかいつもと違うフォーマットになってるのは、メタっぽい構成を意識されたのかなと思いますが w、タイトルが第三話でなく第九十話となってるのは、やはり修正しそびれたのかなと。ご報告だけ。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
こちらの作業ミスです。
第3部校正中のVerをあげてしまいました。
公開するつもりだったVerとは差し替えせず、公開しておきます。
第1話 閑話 1935年準備の回顧、そして余談への応援コメント
深く、含蓄ある文章が印象に残ります。
第2章第95話「対局相手は自分に非ず。『自分ならこう指す』は必敗」
そして今回の、
「記憶は変質するものであり、そして当事者証言とは聞き手が関心を示すことを誇張する傾向がどうしても生じるものである。要注意」
「特に海軍のある撃墜王の件が顕著な例。聞き手が誘導尋問してしまい、本人が出撃していないと確定記録のある日に『B-17爆撃機を史上初めて撃墜した』証言つまり『別のパイロットの戦果を自分のものと思い込んで』の回顧記事が流布している」
@TFR_BIGMOSA様ご自身が慎重にレース時代劇を構築している姿勢を見た思いがしています。
素人の疑問なのですが、「速さだけでは勝てない」ということは、車のボディをどう設計するか、また重要なのはエンジンですよね。そのエンジンをどうするかが重点になる、という観点で読み進めるのは、合っていますでしょうか?
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>速さだけでは勝てない
では何があれば勝てるのか。
これは1934年シーズンの敗因分析を踏まえた1935年シーズン準備の各話、そして1935年シーズン~ラストとなる1938年シーズンまでを通じて描いて行きます。
第1話 閑話 1935年準備の回顧、そして余談への応援コメント
ワインボトルの件、ありがとうございます。
そして完封された悔しみが初表彰台獲得の名誉を吹き飛ばすほどにまで「レーシングチーム」になったんだなと。
来期のツクバがどんなマシンを引っ提げてどんな戦い方を見せてくれるのか、楽しみです。
にしても本田さんとのやり取りよ。そりゃ記録に残らん(せん)わな。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
結果として3位でしたが、カラツィオラの決断次第では叶は4位集団に飲み込まれていたわけですからね……。
>記録に残らない
作中では描きませんが、この世界での海老沢氏は「中村良夫氏から元ツクバの2人と本田宗一郎氏とのやりとりを聞いた上で書いていない」
「中村良夫氏はもちろん書いていない」としています。
しかし作者が言うのもなんですが。
能村と柿崎の、年取ってからの刺々しさは酷すぎた気もします。
編集済
第96話 1934年スペインGP 決着への応援コメント
あー、届かなかったか。読んでるこっちまで悔しい。でもこれがどのように来期に活きるかを楽しみにしています。
ところで最後の記念品についてですが、あれは叶選手が酔いつぶれている間にチームが宿からお皿を分けてもらって自作した、という理解でよろしいでしょうか。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
記念品については嵯峨野老人の回顧で語らせますのでしばしお待ちください。
編集済
第96話 1934年スペインGP 決着への応援コメント
こちらも読んでいてつい手に汗握ってしまいました。
で、私の方でもアッセン、スパ・フランコルシャン(旧)、そして次の舞台はクレルモンフェランですが、折角今となっては開催不可能なスリル溢れるコースばかりなのに手に汗握る展開というのが不足してるかなと反省しきりです。
でも、どうも私はそうした描写が苦手のようで。
にしても、私も女の子に危険なサーキットばかり走らせているような。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
スパ=フランコルシャン!
本作中でも走らせます。
オー・ルージュの次のヘアピンがコースとして使われていたころ(今はスタッフカーが待機しているあの小道です)なので、戸惑うかもしれません。
第96話 1934年スペインGP 決着への応援コメント
シーズン最終戦、ついに決着!大変読みごたえがある話でした。
選択肢が無い状況で、それでも抗ってどうなるかと楽しめました。
この結果がネセサリー・ロスとなって来季に生かせるといい、と
思わず応援してしまいました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ツクバRTは重大な戦訓を得ました。
これをどの程度活かせるか。
「チームの性能」とは何なのかを私の筆力で描くのは難しいのですが、今後もなんとか描いて行きたいと思います。
第95話 1934年スペインGP 掌中での苦闘への応援コメント
すみません、私は日々、自家用車を運転する身なので、叶さんの視点からの感想になります。
負けたらどうなるんでしょう。すごく不安です。運転者としては、スピードで勝つのであればスピードを出すしかない。でも、それだけじゃない気がすごくするんです。レースで車を運転したことのない身ですので、浅い感想でごめんなさい。
相手は自分ではない、だから「自分ならこうする」は通用しない。はっとしました。運転する身としては、緊張しながら拝読しています。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>負けたら
来期契約の話であれば、後の回をお待ちください。
>速いだけでは勝てない
本作品のテーマの1つです。
作中で数年掛けて描きます。
第94話 1934年スペインGP レースは順位争いなりへの応援コメント
くぅ、これがベテランの味!
今のレースでも妖怪通せんぼジジイはよく見ますが、文章にして書かれると憎たらしさが倍増しますね。自チームのドライバーなら頼もしさの塊ですが。
さて、すっかりとっ捕まってしまった若いの状態の叶選手の打開策や如何に! あるいは手もなくひねられてしまうのか?
来週も楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
叶はカラツィオラを何とかできるか?
次話とその次話をお待ちください。
第92話 1934年スペインGP レース工学と作戦設計への応援コメント
あー、やはりそう簡単に好きにはさせてくれない歴戦組。これらの間を縫ってツクバは表彰台に乗れるのか? 来週の更新を楽しみにお待ちしてます。
作者からの返信
今のレース用語で言うアンダーカット作戦を他チームはそれぞれに実施してきたわけですが、ツクバは完全に読み損ねました。
今の時代は故ヨッヘン・リントが生前に予告したとおりに「前に出て後続に乱気流を浴びせる側が圧倒優位を得る」のですが、この作中時代ではアンダーカットの効きや抗戦方法は異なります。
第82話 1934スペインGP初日への応援コメント
ふと読んでいて印象に残ったのが、ゲストとライバルに対する対応が極端に違うという部分を読んだ時、私の小説に登場する欧州の皆さんは、随分良い人過ぎてこの辺は考えた方がいいかなと思ってしまいました。
因みに、コゼットたちがツナギを観察したり、はたまた他のチームが注目し始める描写も登場していますけど、これなんかは、ある意味ではライバル視していると言えないかなと思ってたりします。
私にとっては参考になる部分でありました。
でもって、イヤミは御存知かと思いますが、西洋かぶれとも言います。尤も、最近は欧米で日本かぶれが増えて御年輩や保守層が心配しているそうですが(苦笑)。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>ゲストとライバルとで対応が違う
モータースポーツの世界では、4輪では第2期ホンダF1の時期にそれは影を潜めたようです。
2輪では高橋国光氏や伊藤史朗氏が欧州勢と互角に走ってからは「コンチネンタルサーカスの仲間」扱いのようですね。
つまり我々の世界のモータースポーツにおいては、昔話です。
>西洋かぶれ
その言葉が使われた時代の方が桁違いに長いですね。
「欧州出羽守」なるネットスラングは今世紀に入ってからですから……。
追記:欧州人のモラルの低い面を描いても小説の面白さに役立つとは限りませんし、立派な紳士淑女たちが正々堂々と渡り合う話こそ王道だと思います。
本作を書き始めたころにはCovid-19で欧州が醜態を全世界に晒す日が来るなど想像もしていませんでした。
第90話 1934年スペインGP レースは速さ比べに非ずへの応援コメント
他チームの動向をさらに他チームが読んで動く、そしてそこまで分かっているけど自チームとしては取れる手段が・・・
といった駆け引きの描写がとても見事だと思います。
そしてそれを受けて95RC(ですかね?)がどうなるかも期待大ですね。
> 天竜川峡谷の「中を」右へ左へ旋回を重ねて通過する狂気にも似た訓練だった。
文字通り狂気の訓練ですね!
天竜川に沿った道を自動車で走ったことはあるので光景が思い浮かぶのですが、どこでやっていたんだろう・・・
三方原に射爆訓練場があったことは知っていますが、天竜川で狂気の訓練もあったのですか。
一歩間違えれば死が待ち構えていそうです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
歴史の浅いチームの弱み、何もかも後手に回ってしまいました。
後手に回っていると気づくだけマシ?なのかどうかは今後次第ですね。
>狂気の訓練
実は我々の歴史でも、航空自衛隊はF-86を飛ばしていたころにはやっていました。
叶のモノローグにあるとおり、自分を過信せず危なくなる前に上空へ逃げれば死なずに済みます。
叶が飛ばしていた機体より遥かに高速のF-86でも、この訓練での死亡事故は起きませんでした。
第64話 イタリア的な路面修復と燃焼学、看過への応援コメント
イタリアに関する知見……思い出したのが、エンツォ・フェラーリの『フェラーリではタバコを吸わない』であり、しかし工場を見学すると大慌てで捨てた吸殻があちこちに落ちていて、意外と仕事中の喫煙には寛容だったようで。
まあ今はさすがにソレはないと思われますが。
なので、私の小説に登場するイタリアチームはちと真面目過ぎているか!?と思ってしまいました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
私見としては。
「イタリア人は、知り合い(同業ライバル含む)に見せてドヤ顔するための製品は大真面目に作る。顔も知らない顧客向けはどれだけでも手抜きする」と言うあたりで、MVアグスタのワークスレーサーの仕上げなどもこれだと思っています。
第1話 1932年アフスレンネン 始まりの日への応援コメント
はじめまして。
西之園上実ともうします。
フォーミュラというワードに惹かれて拝読させていただきました。
これは……。
この臨場感とライブ感すら感じる描写は、秀逸です!
『加速』とはまさに『音』だと思います。
実際の耳で聴く音。
そして、内部から響く音。
一体どんな展開が待っているのか……。
読み進めていくのが楽しみです。
末尾になってしましましたが、私の作品への応援感謝いたします。
これから、よろしくお願いします。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
主人公に平凡な人物を設定すべきか、それともこの速力の移動物体を追える人間を設定すべきかはかなり長いこと迷ったのですがこのようにストーリーをスタートしました。
ので、今後も「この時代の普通の日本人視点」は少数派になります。
ネタバレここまで。
読み進めていただけると大変ありがたいです。
第85話 1934スペインGP 練習走行、騙し合いへの応援コメント
更新、待ってました!
続きもまだまだたくさんある様子、これから金曜日が楽しみです。
ツクバが、記者さん達相手とはいえ、、キツネの皮を被ってる! 頑張れツクバ!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ツクバRTもようやくレーシングチーム(初心者監督率いる新チーム)になりました。
どこまで通用するかは次回以降、予定では決勝スタートからゴールまで今年中に公開できる……はず……です。
第7話 見逃したことへの応援コメント
@TFR_BIGMOSA様 こんばんは。
ここまで拝読いたしました。
私、レースについてのほんの少しばかりの知識はあるつもりですが、航空機についての知識が不足していて、所々でつまづきながらも読まさせていただきました。そうか、陸軍の九一式戦闘機はもう既に単葉機だったのですね。
実地にレースを観戦した事のない私としては、その走行の描写はまさに「凄絶」ともいえる迫力で、とてもではありませんが私には書けそうにもありません。素晴らしいと思います。なんと申し上げればよいか、硬質で実に噛み応えのある筆致と感じました。
1930年代の欧米の雰囲気や当時の車両についてはうすぼんやりとした記憶がありましたので、それを手掛かりにイメージを膨らませました。
これからも、ゆっくりとですが読まさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします🙇♂️
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
主人公は飛行機知識を応用して観戦しているので、読者の方には却ってわかりづらい内容になっているかもしれません。
面白いと思っていただけるなら幸いです。
第14話 パドックにて(2)への応援コメント
え? タイヤメーカーのダンロップって人の姓なの?ってなりました。
もしかして創作かな?と思ってWikiで調べたら本当にダンロップさんからでびっくりしました。
ミシュランはどうなんだろうって思いまして、Wikiを見たら、これも人の名前!
まさかブリジストンも?と思って調べたら……
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
そう、ブリジストンさんは創業者の石橋さんがその名前をひっくり返して命名ですね!
後に出てきますがピレリもファイアストンも人名由来です。
グッドイヤーはゴム工業史の偉人に敬意を表しての命名ですがグッドイヤー社とC.グッドイヤー技師の間には資本関係とか雇用関係などはありません。
第7話 見逃したことへの応援コメント
カーレースを一切見た事が無い私が読んでも何が行われているかなんとなく把握できるって凄いことだと思います。
知識が全く無いので専門的な単語で「?」な事もありますけど、それでもここまで普通に理解できています。
爆音が凄いんだろうなというのは描写でもの凄く感じるのですけど、それって時代が古くて防音の技術が低いからなのか、それともこういう車というのはそういうものなのか。
あまりにも事前知識が無さ過ぎて、今そこが今疑問点になっています。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
騒音が酷いのはなぜかは、後にある程度描いています。
>専門用語
単に雰囲気用語だと思っていただければ……。
ストーリーの理解に不可欠な専門用語は使わないようにしているつもりです。
ストーリーの理解に支障をきたす用語があればビシビシとご指摘ください。
第13話 Skinners Union式キャブレター、共鳴過給への応援コメント
入院はせずに済んだとのことで、おめでとうございます。お早いご本復を願っております。
さて、今回登場した吸気分配管ですが、これはスーパーフォーミュラライツのマシンに付いてた吸気ポッドに似たものがRC94のカウルの内側に収まった、という理解でよろしいでしょうか。
こちらはクロスプレーンクランク、あちらはフラットプレーンクランクなので動作の機序は違うかもしれませんが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>吸気分配管
外見は、今で言うとSFLのものが近いです。ただし作中に描いたとおり、消火器の圧力容器みたいな雑な形状でSFLの空気抵抗を徹底的に減らしたポッドより遥かに安っぽいです。
作中で「若手ジャーナリスト」が「元左輪交換手」にインタビューしていたころ(1993年)の全日本F-3のインダクションポッドが外見としてはさらに似ています。
動作の機序としては、ある学生フォーミュラのチームが使っているものが一番近いのですが同じではありません。
何より、94RC(RC94)はキャブ車ですので……。
編集済
第54話 実験成功し問題山積への応援コメント
DCJやCVJで思い出しましたが、FFが自動車の世界で本格的に普及する切っ掛けはやはりスバル1000とみていいかもしれません。
東洋ベアリング(現NTN)がDOJの開発に成功したことが歴史的転換点であるのは間違いないと思います。
尚、当時アルファロメオやシトロエンのテスト部門では分解調査したスバル1000の残骸が多く見られたそうです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
まさにご指摘どおりで、ダブルカルダンやトラクタ、ワイスを用いていたころのFFや4WDは今日のFFや4WDの直接の先祖とは言い難いですね。
これらの前近代的CVJではフロントサスの設計が厳しく制限され、またそれらを採用したFFや4WD車は規模の割に小回りが利かないものでした。
第53話 フルパワー実走試験への応援コメント
三輪トラック……確かに欧州では廃れましたね。尤も、戦後にあの二輪の名門MVアグスタが三輪トラックとその派生型である軽トラのような小型トラックも販売していて、15年近く生産されているところをみると、山がちで細い道路も多く日本と似たような道路事情のイタリアでは結構な需要があったのでしょうね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>三輪トラック
元からの地形と当時の経済力が道路事情をある程度決め、それによって取り廻せる自動車のサイズも決まる。
広い意味での自動車産業とはその国の事情や地勢がクッキリと出るものだと思っています。
第21話 基礎と新フォーミュラの検討への応援コメント
読み返してみても、やっぱりこういう「何を、どうやって、どのように」造るのかを決め込んでいくシーンはワクワクしてきますね。
気宇壮大なプランがまずあって、そこにどうやって挑んでいくのかという、「これから登る山を見上げて身震いする」主人公達の様子は大好物です。
今月末の更新再開も楽しみにしております。
が、お身体最優先でお願いします。更新の間が開くのは我慢すればよい話ですが、更新されなくなってしまうのはとても悲しいことですので。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ここから実際に作って試して、実地へ持ち込み見落としを見つけたり……を重ねて「山頂を目指す」話となります。
8月には更新再開できるかと思います。
第42話 エアロリグ(伴流可視化)への応援コメント
デスモドロミックで思い出したのが、最大の問題点は閉じている間、如何に密着させ、且つ開く時に阻害しない構造を開発できるかなのですよね。
因みにドゥカティでは弱めのトーションスプリングを使っているようですが、私のストーリーでもマシンのエンジンはデスモ仕様となっており、バルブを密着させるのにバイメタルを採用しております。
余談ながら、オーバースペックというよりチートも多少あり、あの時代にシャープなデザインのフルフェイスとか、更にカンガルーレザーを使ったライディングギアが登場しております。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>デスモのバルブ密着
ドゥカティでは弱いトーションバーあるいはヘアピンスプリングを使い、レース用ではこれを省くことがありますね。
作中で触れる予定はありませんのでここで明かしておくと、柿崎は「このエンジンはレース後に必ず分解し再組立てする。2輪ほどの高回転で動かすわけでもない」のでバルブ密着問題は「毎回クリアランスを規定範囲に入れて組む」で対策にしています。
対策放棄とも言えますね。
第41話 フロービズ(表面気流可視化)への応援コメント
お久しぶりでございます。
モーターと火花で思い出しましたが、そう言えば後にロールスロイスを創業することになるイギリスの立志伝中の技術者の一人、フレデリック・H・ロイスは元々電気技術者であり、彼の名を一躍知らしめることになったのがスパークレスダイナモとモーターでしたね。
この製品が製粉工場や鉱山で使われた訳で。多分明治から大正期の日本でも輸入され使われていたと思います。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>スパークレスダイナモとモーター
明治時代に日立製作所が国産化に成功していることは間違いないのですが、そこから何故か「スパークレスである必要のない用途でもスパークレス」を追求する方向へと日本の電機産業は進んでしまいました。
WW2中、鹵獲した米軍機のダイナモ等が(可燃物の近くに配置しないものは)盛大に火花を散らすことに首を傾げたなんて話まで残っています。
本作には必要のない記述だったかもしれません。
第64話 イタリア的な路面修復と燃焼学、看過への応援コメント
読み返してみてなおおいおいマジかよとなるお話でした。
しかし夏日に靴の裏に粘り付く舗装は子供の頃の通学路にありました。その後見なくなったので最近のアスファルトは性能が良くなったものだと思ってましたが、あれがタールマカダム舗装の路面だったのですね。たしかに見た目に違いはなかったように思います。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>タールマカダムとアスファルト
見た目に違いがないばかりか、作中時代のAIACRから今のFIAに至るまで混同しているくらいなので……。
第40話 火鼠の皮衣、ドライフォグへの応援コメント
アスベストの話で思い出したのが、有鉛ガソリン然り、六価クロム然り、純粋に用途面では非常に優秀な性能を示す物に限って、まるで某RPGの能力が過激にアップするのと引き換えに呪われるアイテムみたいな所がありますよね。
余談ながら、スティーブ・マックィーンは、肺癌で世を去ってますが、趣味でレースをしていたのもあり、当時は耐火のためにレーシングスーツやバラクラーバなどにアスベストが用いられていたためにそれが肺癌に繋がったとされ、モータースポーツ史に残る偉大なドライバーの一人であるニキ・ラウダも70歳で肺炎により世を去った際、アスベストの影響も多分にあるかもしれないと思っています。
この頃に活躍されたレーサーの多くが健康診断をしたら、高確率で肺に問題が見つかりそうな気がしますね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>各種の危険で便利な物質
今後も他にいろいろと出てきます。
さて。実はこのころの「人工アスベスト」は繊維が天然ものより桁違いに太く、肺癌や肺炎の原因にはならない(肺まで吸い込まれない)のです。
しかしそれが明らかになるのは1970年代、最初の症例から40年以上も経て天然アスベストがいかに肺を傷つけるのか明らかになり規制開始されてからのことです。
そして。
それまでは「人工アスベスト」と各メーカーが書いていた製品が「グラスウール」等の書かれ方をするようになりました。
作中の人物はもちろんそんなこと知りませんので、作中で「アスベスト」と出て来てもそれが天然ものかどうか(有害かどうか)は言及できません。
何か工夫して「本物のアスベストは高くて使えなかった。おかげで誰も肺炎や肺癌にならずに済みました」と言わせるかどうかは推敲中です。
第26話 レッディングへの応援コメント
私の作品でもライバルマシンの一台であるイタリアのロメックスという架空のメーカーがチラリと登場しておりまして、ロメックスがデスモを採用しております。
あと、主役のマシンには本来なら時系列的に半世紀以上経たないと採用されないクロスプレーンを採用する予定です。
尚、貴作とは別の論理でクロスプレーンのメリットを淡々と語る話を挿入することにしております。尤も、それはいつのことになるか。
で、ライバルマシンはいずれも6気筒エンジンを採用してますけど、幅や重量の点などで二輪への採用は不利な筈ですが、そこは技術力で克服したという設定になっております。
尚、6気筒マシンはホンダがRC165、後の166で登場させており、必ずしも非現実的とは言えません。ましてやモトグッチはV8をGPに登場させてますし。
因みに6気筒最大のメリットは、完全バランスであるため理論上全ての振動をキャンセルできることで、これによりバランスシャフトも不要になり、振動対応のための余計な剛性=重量増をキャンセルできることにあります。
だからこそアメリカを除いて欧州や日本で6気筒が好まれ、歴史に残る名エンジンも少なくありません。
この先、6気筒が再び見直されていくことを切に願います。
あと、今尚純粋に性能面で有鉛ガソリンを上回る性能を持つ燃料は未だ実用化に成功していないそうで、その意味では有鉛ガソリンは最高のガソリンと言えなくもないですね。
しかし、一方で古くから鉛の使用は何とか廃止したいという思いが多くの技術者の間であったことも事実であり、工業の世界とはジレンマだらけだなと思います。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>直列6気筒
問題は最近の軽いL6は、負荷変動時にクランクシャフトが捻じれては戻る(慣性力ではなく弾性による振動)があることですね。
4輪の話ですが、かつて日産L型がレースに多用されたころにはわざわざディーゼル6気筒のクランクを使う例さえありました。
>ガソリンを超える実用燃料
この作中に登場させた類の危険な燃料はとても実用になりませんからね……。
強いて候補を上げるならプロパンでしょうか。
第22話 新フォーミュラ発表。ある人物の拒否と宣言への応援コメント
お話にも登場する750㎏フォーミュラは、当初エスカレートする一方であったフォーミュラマシンの最大重量を900㎏から引き下げることで一定の抑止を狙った筈が、その他については事実上無制限を認めるような規定であったことが反って徒となり、後に怪物と言われるマシンを生み出す温床となったことは皮肉と言えなくもないですよね。
尚、AIACRの当初予想では排気量は2.5リッター前後になると思われていたのが施行最初のシーズンで既にメルセデスW25では3.4リッター、354馬力を発生していたのですから、この時点で開いた口が塞がらないと申しますか、当時の自動車メーカーの技術の進歩の凄まじさを物語るエピソードと言えなくもないですよね。
尤も、これですらまだ序の口で、最終的に5.66リッター、646馬力の怪物であるW125を生み出すことになるのですから恐ろしや。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>750kgフォーミュラ
グランエプルーブ、F1世界選手権を通じて「コストと危険性の抑制にもっとも失敗したフォーミュラ」と言われていますね。
なお、作中では省きましたが900kgフォーミュラは各グランプリの主催者が無視し「主催者が必要に応じて定義する」いわゆるフォーミュラ・リブレで開催されていました。
>354馬力、最終的には646馬力
当時のタイヤと路面でそれを活かせていたか?
コース上で実際に使えたパワーはどの程度か?
これが本作のテーマのひとつでもあります。
遥か後に出現するグループB、4WDのラリーカーが舗装コースのラリーにはどの程度のパワーにセットして出走していたかを考えれば、1930年代の2WD車が600馬力を活かせたはずがないことは自明でもあります。
しかし。
ここからは後程、作中で登場人物たちに語らせます。
第16話 ある操縦士の終わりへの応援コメント
そういえばこの頃のレーサーの恰好って、牧歌的だけど危険極まりないですよね。まあ今の視点からなので上から目線になってしまいますが。
御存知かと思いますけど、そんな恰好が50年代くらいまで続き、レーサーの恰好がそれなりに安全性を考慮し始めるのは60年代からで、以降安全性向上のための弛まない努力が重ねられた結果、まさに隔世の感ありといったところでしょうか。
でも、今のレーサーの恰好って、最早サウナスーツ状態ですけどね。それでも1000℃超の高温で30秒くらいが限度だと聞いたような気がします。
尤も、マシンや付帯設備の安全性が飛躍的に向上したのもあって、そういう場面に出くわすことの方が稀になってますけどね。
それ以前に開催が25戦前後にもなるハードスケジュールの方が別の意味で安全性を損ねていると思うのは私だけでしょうか。
因みにネタバレですが、この先私の小説でもGP編では架空設定を活かしてマン島含む年間18戦、アジアでのレースも加えていく予定になっております。二輪レースは昔からアジアでも盛んに行われてますし、時代的には多いけど開催場所も含め違和感はないと個人的には思っております。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
この時代のレーシングスーツの危険性は本当に戦慄すべきもので……ゴーグルのレンズにセルロイドが使われていたりもしました。
>貴作品
このところ体調不良で読み進めることが出来ておりませんが、お知らせありがとうございます。
2輪の場合はサーキットが2輪用であれば「移動費の方が高い」ことさえありえますね。
第14話 パドックにて(2)への応援コメント
そういえば、この頃のマシンのサスペンションて、前輪にはダブルウィッシュボーン、後輪にはド・ディオンアクスルが一般的だったような気がしますね。
後輪の独立サスとしては当時スイングアクスルしかなく、神経質な操縦性が嫌われたのかベンツではド・ディオンに戻していたような。
あと、この頃は他にブガッティやアルファロメオなどでは板バネの車軸式もまだ使われていて、アウトウニオンでは前輪にトーションバー、後輪にスイングアクスルの完全独立式でしたが、当時はミッドシップそのものが未知の領域の部分が多かったのも災いして速いけれど乗りこなすのが難しいマシンでもあった訳ですが。
モータースポーツの黎明期にして過渡期ならではの光景と言えるかもですね。
今思うとハイパワーに見合わない細いタイヤ、頼りないブレーキ、未熟な空力も重なり、今のF1レーサーだったら乗るのを嫌がるようなシロモノですが、それだけに当時のレーサーの超人的な勇気にはただただ頭が下がる思いですけど、それしかなかった時代なので、案外そんなものだと思ってたりして。
逆に、当時のレーサーが今のF1マシンを見たら逆に別の意味で発狂するかもしれないとか言ってた人がいたような。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はこのエピソードはまさにご指摘の「主流の足回り構成」へと置き換わる時代の直前なのです。
1932年アフスの出走マシンは例外なく板バネ支持の車軸式です。
今日ではとても許されない危険な技術が当たり前であることもこのエピソードの後にあれこれと記してゆきます。
お楽しみくださると幸いです。
第84話 レースストラテジ(練習走行)への応援コメント
少なくとも私は面白いですよ。
むしろマシンも人間も這いずるように成長し続けているのが読み取れて、私としては先が楽しみでなりません。
またレースそのものの描写も揺さぶられます。イタリア戦の決着直前の描写(見えないはずの相手ドライバーが“笑った”下り)など痺れました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
この先、チームとして個人として「レース界の存在として」成長した姿をご期待ください。
第84話 レースストラテジ(練習走行)への応援コメント
全然退屈ではないです。むしろこういった駆け引きの話、大好物です!
現実のF1レースでは「ピットストップのロスが大きいので1ストップしか考えられず、チーム間の戦略の幅が少ない」
なんて解説されるコースがあったりしますが、
それでもいろいろ戦略ってあるものだろう、と思ったりします。
まさにそれを描いてもらえますので、とても興味深く勉強になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
あまり水準の高くない(新人監督兼ストラテジストの視点なので)準備段階ストラテジですが、もしそれで読みやすくなっているなら幸いです。
第13話 パドックにて(1)への応援コメント
そういや最近ではパドックに入る際お金を支払わねばならないそうですが、F1日本GPで70万近いとか。多分物価高の他の国では100万以上はザラだろうと思われます。
こんな具合なので、現在のパドックはさながら社交界と化しているとか。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実は作中時代でもパドック見学は有料なのですが、作中の各レースのパドックパス料金(しかもこのエピソードではレース終了後)が調べられなかったために具体的な額を記しませんでした。
さすがに今の時代ほど高くはないと思います。
なおこの時代「サーキットの社交場」は別の場所でした。
第82話 1934スペインGP初日への応援コメント
細かい指摘で恐縮ですが、
>スペイングランプリの開催要項ではファステストラップを記録したドライバーへの順位とは無関係に賞状と副賞1万ペセタが出るとはある。
やや分かりにくい助詞になってますので、「ドライバーへ、」とするのが無難かと思いました。あと、私なら、ですが、文末は「出る、とある」とします。参考にしていただければ。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。。
校正中に描き直したときの送り仮名ミスが残っていました。
これでは校正とは言えませんね。
編集済
第80話 ラサルテ・サーキット(2)への応援コメント
早速検索してGoogle ストリートビューで見てみました!
検索方法まで指南していただいてありがたいです。
・・・かつてカーレースが開催されていた、といわれても想像しにくい場所ですね。
でもかなり標高差がありそうなことなど、雰囲気は味わえた気がします。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
正直、レース時代劇としてどうかな……?
と校正していて思ったりもしましたが時代劇でも「今の風景」を描くことはありますから試してみました。
「グーグルストリートビューで見てもらうことで挿絵の代用」におよそ2.5話を使うのは、少し冗長だったかとも思います。
第78話 閑話 南欧。複雑怪奇への応援コメント
読者に「ええー?」とか「ほぉ〜」とか思わせるエピソードが満載されている時点で、「もっとも退屈な話」になどなりようがないと思われ 笑。これだけの歴史ドキュメンタリー、本音としては参考文献表などぜひつけてほしいところですが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
別の歴史線を覗き込んで描いた歴史ドキュメンタリー(架空の史話、架空戦記)を描く者として
>歴史ドキュメンタリー
と錯覚していただけると書く方も幸いなのですが、あくまでフィクションです。
>参考文献
連載終了後に一部を列記する予定です。
「話が面白い歴史線を覗き込むために、いろいろと取捨選択している」ことは前もって書いておきます。
つまり。
フィクションの作者には、話を面白くするためなら嘘をつく権利がある!と言うわけです。
第78話 閑話 南欧。複雑怪奇への応援コメント
いやでも、このお話、面白いですよ。
欧州の宿屋さんって、そんな酷いんですか^^;
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>欧州の宿屋さん
コロナ以後はいくらかマシになったとも聞きますが……。
もっとも「備え付けの室内履き」を信用して使うあたり、ツクバRTもまだ甘いのです。
「消毒済みの室内履きを持って行く」くらいはしなくては。
第40話 火鼠の皮衣、ドライフォグへの応援コメント
アスベストは色々問題になりましたよね。
でも凄くどこでも使われていたもんね!
警察の今のバイクも赤やったら隠れてても
直ぐ分かるから、便利やのにね 笑
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はアスベストとその模造品の歴史はこの頃から分離し始めます。
ちょうどこの頃、アスベストの健康被害が明らかになりはじめます。
幕間の話でちょっと書いてみます。
>警察バイク
知人の警察官曰く「赤灯を回して気づかない人は何色でも気づかないし危ないよ」なので車両の色は関係ない気もします。
第74話 熟練技 イタリアGP 結果への応援コメント
最高の展開ですね!
ここまで、ツクバの面々のそれぞれ、敵と戦うと言うよりは、己自身、あるいは工学原理そのものと格闘し続けてきた感があったのですが、異様な夏日という要素が入って、にわかに人間対人間の駆け引きにシフトせざるを得なくなったのが、今回の面白さのキモではないかと。もちろん作者はそのへん、すべて計算づくでしょうが。
カーレースの頭脳ゲーム的な面白さとスポーツ的な興奮を存分に堪能できた、イタリアGPでした。
あと、基本私は全話読み終えて星をつける派なんでここまでずっとタダ読みしてきましたが w、もう本作の水準は充分に把握できたと思うので、この機会に星をつけておきます。この先も楽しみに読み続けさせていただきますので。
ところで今まで訊きそびれていたのですが、文中に何度となくでてくる、いろはかるたのパイロットバージョンみたいなのの元ネタは何でしょう? さすがにこれは架空のものではないと思いますが。どこかの説明を見落としていたのならすみません。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
順位はドイツGPより下がったのですが、スポーツものの面白さは「勝てば良い」ではないことを読者の方々の反応を見て改めて痛感しています。
>いろはかるたのパイロットバージョン
元ネタは我々の歴史の日本帝国陸軍航空隊で用いられた「操縦者のたしなみ」です。
>どこかの説明
第1部29話で「操縦者のたしなみイロハ」と書いたのが初出かつ唯一かと思います。
第1話 1932年アフスレンネン 始まりの日への応援コメント
はじめまして。
私、一時期 F1 にハマってまして、そのせいか車が大好き、レースが題材のマンガや映画も大好きです。
で、御作の、こ、これは…… ニュルブルクリンク以上の長大なコース!
うーん、凄いですねえ。
数々のドラマが生まれそう。
でも、事故も起こるんだろうなあ (^^;)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
現実世界のレースファンがお読みいただいて面白く読めるようなら実に作者として幸いなことです。
>アフスの長大さ
実は、この時期のニュルブルクリンク北コースはこのアフスよりも1周が長いのです(今は当時よりも約2km短縮されています)。
>事故も起こる
御明察どおりアフスでは何度も悲惨な事故が起きた&アウトバーンに組み込まれたために、今ではパレードイベントにしか使われません。
編集済
第72話 オペレーション、ゲームプランへの応援コメント
>「リタイアしていないドライバーは、エントリーおよびスタート時と異なるマシンに乗り換えることが出来る」
これはまだ分かるのですが・・・(トラブルがあったら用意しておいたTカーに乗り換える等)
> カラツィオラが消耗した場合にはファジオーリが乗り込むことが出来る!
そんなのあり!?ポイントとかどうなるの??と混乱&興奮しながら読みました。
史実のF1でもレギュレーションの裏をかくような作戦・車作りがありましたが、今回の内容には驚きました。
「作中で触れたレースのルールも本作の設定です」とのことなので、史実とは異なるのかもしれませんが、レース戦略の奥深さが感じられて面白いです。
追記)
返信&解説ありがとうございます!
史実でもあったとは・・・
仮に100周のレースがあったとして、99周を一人目、1周だけ二人目が走ったらどうなるんだろうとか疑問だったので、実際の例まで示していただけて良くわかりました。
奥が深いです!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はグランエプルーブがF-1世界選手権になってからもしばらくはこのルールがありました。
たとえば1956年のアルゼンチングランプリの1位と4位をご覧ください。
https://en.wikipedia.org/wiki/1956_Argentine_Grand_Prix
当時、1位は普通なら8点でしたが2人で走ったので4点ずつ。ファステストラップを記録したファンジオが1点加算で5点。
4位も普通なら3点でしたが2人で走ったので1.5点ずつ入っています。
ただし、実は本作ではグランエプルーブのポイント方式を史実より判りやすく設定しています。
この時点でのツクバRTはグランエプルーヴのランキングは気にしていないので今のところ詳細は触れません。
第34話 予想外の到着への応援コメント
YouTube見ました。めちゃかっこええね😁
トヨタは、今も昔も、頑張ってるよね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。。
作中の時代に日本帝国ではいかに自動車技術の導入、自動車産業の育成に努めていたか。
25年も前になりますがトヨタ博物館の学芸員さんにお聞きしたこと無しにはこの作品はまだ資料調査中だったかもしれません。
第68話 イタリアGP 決勝(3)への応援コメント
本拠地でのアップデート描写も大好きだけど、レース日程中の、なんなら決勝中の応急対応も大好物だったりしますので、今回も楽しませていただきました。
実際に補修用ガムテープやら工具やら交換用の部品持って飛び出すメカニックさん達はたまったもんじゃないんでしょうけど、最小限のタイムロスでマシンを戦線復帰させてゆくあの方達の動きは見ていていつも痺れております。
だもので今回の94RCの現地改修…応急補修? の描写は、音と光景が脳内で容易に再現できました。
次回も楽しみにしております。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>音と光景が
技術者としての能村の見落としをツクバRTが急遽補うこのシーン、思い浮かぶようでしたら実に幸いです。
さて、どこまでロスをとりもどせるのか。ご期待ください。
第33話 出発!への応援コメント
最初は、キックボードみたいなやつやったんでね
フェートンってクラッシックカーですか←あってる😅
私大好きなんです♡
作者からの返信
感想ありがとうございます。
スクーターの先祖は「エンジン付きキックボード」でした。すぐに座席が追加されてスクーターになりました。
https://www.youtube.com/watch?v=252P3d5FCXc
こんな風に。
>フェートン
今は滅多にありませんが、後部座席まで含めて幌で覆うタイプの4ドアオープンカー(たとえば、令和の御代の即位の礼で使われた特別仕様のセンチュリー)をフェートンと言います。
今となっては死語に近い言葉です。
編集済
第68話 イタリアGP 決勝(3)への応援コメント
現代ならテレメトリーも無線もありますが、ピットからドライバーへの一方通行のピットボードを使った簡単な指示しか出せない状態。
こんなシチュエーションの場合、ドライバーが何を求めているか、この先何が必要かをピット側で汲み取って対処しないといけないというのが大変面白いです。
ツクバはもちろんですが、他のチームも何かやっているのでしょうね(小説の視点の関係上、描写するのは難しいでしょうが)
こういった駆け引きは盛り上がります!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>他のチームが何をやっているのか
描きたいところなのですが、ツクバ視点で「しまった、騙された!」とか「危ないところだった、もう少しで騙されていた」とか描くのが私の筆力の限界です。
今のレース中継で良く聞く「ストラテジスト」の職分は昔からあって、それはペース配分「だけ」指示しているものでは「ない」と描けているなら幸いです。
第30話 時間差一人二役への応援コメント
なんでも、命懸けですね。
200キロ以の車に乗ったら、視野がどんなんか
想像しただけで、怖い😱です。
ハンドルも、遊びがないのかな?知らんけど?
作者からの返信
感想ありがとうございます。
命懸けなんですが、恐怖さえ感じない異常状態にあると描いてみたつもりです。
話が進むと恐怖を感じるようになります。
第28話 迷走と順調への応援コメント
TFR_BIGMOSA様は、車に詳しいですね
主人の友達も車屋してて、昔ショーに出すために改造とかしててよく遊びに行ってた 笑
写真拝見しました←その頃を思い出しました。
今は、景気が悪化して辞めはりました 笑
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はクルマに詳しいのは作者ではなく作中人物……のはずなのです。
なんとかして作者より賢い作中人物を描こうとしています。
第26話 レッディングへの応援コメント
カーボンニュートラル!脱炭素社会
植物だらけの地球?のイメージ 笑
色々問題あるけど。勉強になります📖😁
作者からの返信
感想ありがとうございます。ようやく主役メカのエンジンがかかりました。
>勉強になります
あくまで小説ですので、勉強してみるきっかけにはなってもこれ自体は「決して」勉強材料になりませんのでご注意ください。
本作はフィクションであり、必要に応じて事実を伏せたり強調したり面白くするための嘘があります。
第12話 戦術基礎(2)への応援コメント
そういえばこの話を読んでいて、SSKLのベースとなったSSKはコレクターズアイテムとしても有名ですよね。
因みにSSKLは正式にはカタログに載ってなかったものの、一説には4万ライヒスマルクだったと推測され、これは同年代のグローサーメルセデスやマイバッハツェッペリンに匹敵していることからして、プライベートで参加していたレーサーの大半は容易に手が出せるモデルではなかったに違いありません。
余談ながら、4万ライヒスマルクは現在の日本円に換算するとざっと4000万円くらいでしょうか。
惜しむらくは現存しているSSKLは一台もなく、全てレプリカなのですよね。1944年までは存在していたのですけど、以降は行方不明になってますし。多分空襲か、或いは戦後の混乱のどさくさに紛れて連合軍が盗んでいったか……
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>メルセデスSSKL
「市販レーサーとは名ばかり」「事実上はメルセデス関係者しか入手できない」存在だったことは確かなようです。
後に連合軍が盗んだメルセデスレーシングマシンの中には数奇な経緯を経てメルセデス博物館に収まったりしたものがありますが、12機製作されたとされるSSKLはその全てが全くの行方知れずですね。
同じく行方知れずのいくつかのマシンと共に、今もメルセデス経営陣が「疎開」させた東欧のどこかの納屋で眠っているのかもしれません。
……本作のテーマではありませんが、「イギリスと戦争が始まった」と聞いて「資産の一部を東欧に疎開させた」メルセデス経営陣の戦略眼については評価の別れるところですね。
なにしろ当時のメルセデス経営陣は皆「西で難敵イギリスとの戦争中に、東欧を戦場とするソ連相手の戦争などあるはずがない」と考えたらしいので!
第25話 迷走あるいは改良への応援コメント
ヒマシ油?初めて知りました 笑
ハーネスみたいな座席なんとなく想像できてます。
あの走る時にガシッとするやつですよね?←あってるかな?
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>ヒマシ油
食用ヒマシ油で揚げ物すると美味しいのは本当です。翌日はトイレで後悔すると思いますが。
>ハーネス
今で言うとレース用6点ハーネスつまり「走る時にガシッとするやつ」と同じ引き回しだと想像してください。
パラシュート用を流用したので作中のハーネスは今目にするレース用よりも重いですが。
第63話 チーム性能、マシン設計への応援コメント
珍しく誤変換らしい語句が一箇所。
>これが運動性と安定性の両立点を妥協してのことなのか何か外見から見えない工夫があるのかは能村には検討もつかない。
「見当もつかない」かと。
個人的に艦船の話も好きなので(好きなだけで素人ですが)、重巡「青葉」が出てきて、へえ、と思いました。確かに艦尾がほとんど沈みかけみたいな写真なんかも残ってるようですけれども w、まあ砲の位置が低いのは、潜水艦(浮上中の)とか小型艦対策でしょうかね。水上機甲板については、帰投時に水面に近い方が回収しやすかろうとか配慮したせいなのか。いずれも想像ですが。
作者からの返信
感想とご指摘ありがとうございます。
運動性、安定性の面からの話では「ない」ことは後に明かされる(第4艦隊事件)わけですが能村は全く知らないので……。
第21話 基礎と新フォーミュラの検討への応援コメント
凄いですね。
おかんは、エンジンや技術的には詳しくないですが、だいぶん前にテレビで、外国の面白い人達が
車にジェットエンジン付けて走らすのやってました 笑 止まるのにパラシートで止めてて 笑
ちょっと話ずれましたね。すみません。
ゆっくりですが、楽しく読ませていただいてます。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
この時代の日本でグランプリカーを作ることは、ジェットカーを作るよりも無茶かもしれません。
史実ではもっと厳しいはずのもの(ゼロ戦&隼)が現実のものになりましたが。
第61話 コースウォークへの応援コメント
のっけからコースに微妙に足元をすくわれつつも、対応してやれることの引き出しが増えてる様子のツクバGPチーム。ここからどう戦ってくれるか、楽しみにしてます。
ところで三気筒と四気筒しか運転したことがない身ですが、能村監督同様L6は完全バランスエンジンという情報から、シルキーシックスは憧れの存在でありました。
捻れるですか、今のエンジンですら。
これは全く知りませんでした。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
チームの性能はちょっと上がっています。
今後もお楽しみいただければ幸いです。
>L6は今でも捻じれる
むしろ古い、ひたすら重く堅牢な時代のL6(ロールスロイスL6とか日産L型など)
の方が最近の軽いL6よりも捻じれは少ないです。
一定負荷、一定回転数で走るなら今の軽いL6はまさにシルキー。
第57話 モンツァ(2)への応援コメント
モンツァの1934年限りのレイアウト、近況ノートのレイアウト図があるので分かりますが、文章で書くと大変ですね。
スタート直後の180度ターンなんてよくこんなレイアウトを採用したなと驚きます。
そしてレイアウト図では分からず、本文で読んで興味深かったのはフェンスの件(路面もそうですが)。
こういった点も確かにレースに影響しそうだというのが分かりました。
マセラティ、ブガッティ、アルファロメオの話も大変面白いです!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はこの年のフェンスと路面についてはイタリア語文献でも記述が別れているので、本作ではストーリー上の都合で説を選んで設定としました。
なお「マセラティ、ブガッティ、アルファロメオの事情」は「能村がそう認識している」話であってそれぞれの社史とは必ずしも一致しません。
そして。
感想をいただいてから気づいたのですが。
近況ノートの図へのリンクを貼り忘れていました。これから貼ります。
第3話 始まりへの応援コメント
めちゃレース一体となって見てました。
音まで聞こえてきた!めちゃ興奮してる
レースの描写が迫力ありすぎ!
おかんも、走るん好きで山走りに行ったわ
助手席やけどな😁←ヤバ😨若い時やで😁
作者からの返信
感想ありがとうございます。
コース脇に響く音をイメージしていただけたなら作者としても嬉しいことです。
今後はかなり長いこと「コースを疾走する音が聞こえる」描写がなくなりますがご容赦ください。
また、20話(通算ではたぶん26番目)でようやく登場する主役マシンの音はこのアフスで響いたような「いかにもレーシングマシン」と言う音ではありませんがこれもご容赦ください。
第1話 1932年アフスレンネン 始まりの日への応援コメント
コメント失礼致します。
若い頃←今も若いけど💦
よくF1見てました。モナコのレースとか大好きやった♡
楽しみに読ませていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今では使われていないコースが大半、今の時代とは全く違うレギュレーションによるマシンのレースばかりですが時代を超えて通じる部分はなんとか描くつもりです。
ご期待に沿いたいと思っています。
第11話 戦術基礎(1)への応援コメント
そういえばこの時代、モータースポーツの主力というか主導権を握っていたのは主にフランス、イタリア、ドイツだったんですよね。
当時、イギリスのレーサーがトップクラスを走るのは非常に稀で、それ故かイギリス人は主に速度記録挑戦が多かったような。
それが戦後、マイク・ホーソーンのチャンピオンを皮切りに、60年代、シャシー設計が大きな比重を占め始めるとイギリス勢が主流となっていくのですから世の中は分からないものです。
因みに同時期、二輪では日本勢が台頭を始めています。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
この時期、イギリス王立自動車クラブは「極端なコスト高騰をもたらす今のグランエプルーブはモータースポーツの将来に悪影響を与える」としてより安上がりなヴォワチュレットに力を入れていました。
イギリス人の言葉、特に「グランエプルーブに勝てるイギリス車をどこのメーカーも作れなかった時代の言葉」を真に受けて良いのかどうかはさておき。
事実としてヴォワチュレット各級はイギリス車とマセラティがグリッドの過半を占めていました。
その辺りはちょっとだけストーリーに絡むので、ちょっとずつ言及の予定です。
第59話 回想 1993年 日本某所にて(1)への応援コメント
こんなエピソードが今の日本の自動車雑誌とかに掲載されてたらなあ、と思わずにはいられないお話でしたね。
あと、当時の空力に対する意外なお話に衝撃を受けました。こういう工学的知識は畑違いでも参考になりますし。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ストーリー上の都合であっても工学上の嘘は書かないつもりですが「ストーリー上の都合で省く」ことはあります。
より単純に言いますと「本作はフィクションなので」仮にもっともらしく思えたとしても「工学の参考にはしないでください」
一応、今の自動車雑誌には書かれていないような話はいくつか書きますが省くことの方がはるかに多いので。
第9話 いくつかの知見(2)への応援コメント
貴作を現在精読中です。といっても最近仕事が忙しくてなかなか機会がないのですが。
マニアなら泣いて喜びそうなメーカーや名前ですけど、マニアでなくても楽しめ、まるで自分が戦前のレースを観ているような気分になります。
私もこういう文章が書けるようになりたいですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
戦間期の自動車レースを見る雰囲気、参加する雰囲気を描けているのかどうかは重視しているところなので本当にありがたい言葉です。
第52話 イタリアGP対策(1)への応援コメント
この、人間もマシンも少しずつ目標ににじり寄っていく、ここをじっくり描写してくださってるのが個人的にツボなのです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
今回は作者にとって書きやすい技術面に偏っていますが、イタリアグランプリまでになんとか
「メンバーの能力向上」
「チーム性能の向上」を描いてゆきたいと思っています。
第43話 回想 レース用エンジンの不変要素への応援コメント
ああそうか。この老人が「嵯峨野」氏だったんですね。であれば、十話ほどの前の視点変更も頷けます。……キャラクター小説の書法でコメントするなら、もっと最初の方からこの嵯峨野氏を顔見せしておいて、今少しキャラを立たせてもらえれば、と思わないでもありませんが、そういう方向で読ませるタイプの小説ではないのかも、とも考えますし、これはこれでというところでしょうか。
とはいえ、何しろ大長編作品ですので、出てきた時にすぐに「あ、この人か」と分かる何かがあれば、私のように察しの悪い読者でも安心してついていけると申しますか w。わがままめいたコメントで恐縮ですが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>老人の正体
読み返してみると、確かにいささか不親切な書き方だったとは思います。
なにしろ50話で「元左輪交換手」と書いただけだったので……。
今後もこういうことがあるかもしれません。
作者としては判りやすく書こうとしているつもりなので容赦なくご指摘ください。
第36話 1934年 フランスGP決勝(3)への応援コメント
あえてモブ視点でのブロックを入れてみた、とのことですが、取り立てて違和感もなく、高速撮影に関して細かく語りたかったゆえの視点変更なんだろうな、と自然に受け止めました。
ただ、逆に言うと、語りたい薀蓄のために引っ張り出しただけのキャラという位置づけにも見えるので、どうせなら有効活用してもらいたいという気持ちはあります。あるいは、この視点変更がこの先の何かの伏線にもなっているのかもしれませんが、そういう予定はないというのであれば、たとえばこのしばらく後にでも、未来のこの人の視点で語る、この人ならではのエピソードが入るとかの小技は期待してしまいますね w。
それと、私の感覚では、ですが、「左輪交換手」などと連呼せず、「嵯峨野」と最初から名前を出しおくほうが自然なように思いました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
この視点は、技術的な知見が違う人物から見るとどうなるのかを試してみたものです。
今後もこの人物の視点で描くことはあります。
>左輪交換手or嵯峨野
状況で使い分けて見るつもりなのですが、考えてみるとそれだと能村や叶も場合によって「監督」「操縦者」にしないと統一感がないかもしれませんね。
編集済
第6話 ゼロ回検討への応援コメント
日本人が戦前のGPレースに挑むというお話自体が既に秀逸ですが、戦前のモータースポーツの情報って限られるのでよくこれだけ書けるなあと感心してしまいす。
因みに私は現在二輪レースを舞台にしてますけど、どちらかというと少年誌のようなライトなノリで書いております。これはなかなか当時の詳細な情報を得るのが難しいせいもあり、それ故架空の設定も多数盛り込まざるを得ない背景にもなっております。
余談ながら、当時の広島の様子に関しましては詳しく書いたつもりです。
因みにカクヨムにも掲載してますけど、なろうの方がかなり修正が入っているので御一読はコチラ ↓ をオススメします。
https://ncode.syosetu.com/n9671ij/
それより、御存知かと思いますが、戦前のモータースポーツは戦後から70年代に掛けてと比べても非常に危険で、油圧式もあったけど未だ主流だった機械式ドラムブレーキは念を入れて整備しても片利きなんてトラブルはザラだったらしく、ハイパワーに見合っていない細いタイヤに貧弱なサスペンション、ダウンフォースという概念そのものは既にあったものの、それが本格的に取り入れられるずっと前の話で、ましてや自動車レースでも漸く航空機に後れて空力を意識する前夜でもありますし。
その上、耐久レースや長距離レースともなると凄まじい振動で燃料パイプの継ぎ目が破損して燃料が漏れるなんてトラブルも当たり前で、それを何と石鹸やガムで塞いでいたというのですから恐ろしい話です。
今のF1ドライバーならこんなマシン乗りたくないと言い出しそうなシロモノですけど、当時のドライバーにとってはそれしか選択肢がないのでそんなもんだと思ってドリフトしながら平気で運転していた訳で、その超人的な勇気と技量にはただただ敬意しかありません。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
貴作も拝見しております。
さておき、本作もフィクションですのでストーリーの都合に合わせた架空設定や嘘はどっさりと盛り込んでいますので、ご注意ください。
恐らく4輪レースの安全性向上は「テレビ中継の普及」が影響が大きいと思います。
この数年後に出現したマシンのうち何台かは動態保存されていますが、20年ほど前に当時のメルセデスチームのF1ドライバーが試乗して一言「怖かった」と評した例があります。
編集済
第28話 迷走と順調への応援コメント
先日は拙作をお読みいただきありがとうございます。
この作品、マジで勉強になります。
機械音痴な私でも理解した気分になれました、昔の技術者は凄いなーと感心しっぱなしです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
今後のエピソードが期待を裏切らないと良いのですが。
それはさておき、お褒め頂きありがたいのですが本作は「フィクション」です。
「同じくフィクションを書くものとして勉強になる」の意味であればものすごくうれしいことです。
しかし本作で工学(機構学、自動車運動性解析、自動車構造学、エンジン工学など)を学ばないようにお願いします。
第20話 ミッドシップへの応援コメント
遅読でお恥ずかしいですが、徐々に読み進めており、この辺りでコメントを失礼いたしますっ……。
いえ本当に……面白いですね! 私は本当にモータースポーツに詳しくないのですが……それなのにグイグイ読めてしまう、興味を持ててしまう……丁寧な描写力!
何だか噛みしめるように、じっくりたっぷりと読んでしまいます……。
設計や開発の描写まで見せて頂けるとなると、もう胸いっぱいですね! 正直、個人的にはレースそのものよりも、その前段階の開発であったり、訓練や特訓であったり、そういうシーンのほうが好きだったりするのです……。
(こういうシーンがあるからこそ、本番で感動が出来るッ……!)
続きも是非、楽しく読ませて頂ければ幸いです……!
作者からの返信
感想ありがとうございます。
読むのに時間が掛かってしまう文章になっているとは思いますが、お読みいただけていることは実にありがたいことです。
読みづらい箇所、読み返さないと意味が分かりにくい箇所などは容赦なくご指摘ください。
第58話 紅樹と含侵処理への応援コメント
搭乗者の背中をべったり汚すような二輪車というのが、なかなかに想像しにくいですね w。昭和中期に生まれて、今となってはレトロの塊のような時代だったという感覚でいますが、あの当時のカブなどでも充分な進化形と呼べるのだなあと思うと、この分野の工学の積み重ねがいかに厚いものかを、改めて学ばせてもらっている気分です。
ところで珍しく最初の方に誤字らしきところがあったのでご報告します。重箱つつきで恐縮ですが。
たぶんメタノールと軽油や灯油を混ぜた燃料ても動く。
>混ぜた燃料「で」も
汚れて良いもの問えば連絡要員の移動などにしか使わない。
>「良いものと言えば」と書く意図だったのかなと思いますが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
あくまでフィクションですので、強調したり省いたり柔らかくしたりしていますのでご注意ください。
作中年代から10数年後、最初のホンダカブ(今のカブシリーズの直接の先祖ではありません)ではテストライダーを務めた本田夫人の衣類が真っ黒になり、夫人は本田宗一郎氏を「これではお客様に怒られます」と叱責したエピソードがありますね。
作中年代のライダーは黒っぽい服装の人が多いのは偶然ではないのです。
誤字報告もありがとうございます!
第40話 火鼠の皮衣、ドライフォグへの応援コメント
物語の詳細まで深く掘り下げて作品を作るところは流石です。
フィクションも多分に含まれているとおっしゃってますが、どこまで本当かどこから実際にあったのか自分には全く分かりません。それくらいよく考えて作られているのが分かります。
アスベストのくだりは経緯や経緯にさらに歴史や物語にまで追究していて興味深く、そして勉強になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はこの世界でもアスベストの物語は悲劇的な形で続いてしまうのですが、
それはもしかしたら書くかもしれません。
第7話 1934年アフスレンネン(3) 敵手分析への応援コメント
第一章でいろいろテストしてきたCVJの描写から、もしかしてこれが94RCの強みの一つになるのかな?と想像してましたが、改良の過程であっさり変えてくるとは!
現時点での目標は何か、それに対して現状で可能なベターな手段は何かという取り組みが良く出ていると面白く感じました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
「アフスで750ccが1500ccより速く走り、7100ccと2300ccが互角に走ったレースが初観戦」の能村にとって「軽いこと」は何よりも勝るので……。
ただ、実は優位を放棄したわけではありません。それは後程明かされます。
ラグジョイントへの変更、ホイットニー式CVJへの変更は夏の千里浜試験で描くべきかと思いましたが省きました。
第30話 時間差一人二役への応援コメント
これは本当にある言葉なんでしょうか、含蓄のある言葉ですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
造語のつもりです>時間差一人二役
ただ、単座の乗り物の操縦者/運転者/艇長は陸海空を問わずやることでもあります。
あまりに当たり前のことなので、これを示す言葉はないのでは?と思ってもいます。
第48話 閑話:知識交換の会への応援コメント
>これ以上に退屈なエピソードはカクヨム架空戦記のどれを見てもあるまい!
うーん、それは架空戦記のほとんどが工学的な話を最低限にして(あるいは宣伝カタログのような響きのいい言葉の羅列だけになって)いるからというだけの話かと 笑。
能村氏の講義、話にはメリハリもあるし、ちゃんと落とし所も作ってますよね。私ぐらいの文系出身者にはちょうどいいぐらいの興味深い話でした。
あと、これは余計な付け足しかも知れませんが、この話よりもずっと退屈な冒険小説・アクション描写のたぐいは、カクヨムの中にゴマンとあります。まあ、感じ方は人それぞれとも付け加えておきますが。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
連載再開後に「より一層に退屈でなおかつ出来事を描いている話」を目指し……はしませんが、ちょっと文章スタイル変わるかもしれません。
シーズン全体を千里浜テスト並みの密度で描くと1シーズンあたり100話を超えてしまうので。
第26話 レッディングへの応援コメント
車に詳しくはないので勉強になります。深過ぎて理解するのは難しいけどたまに歴史的な事など読んでいて楽しいです。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>勉強に
>歴史的な事
本作はフィクションですから、あくまで楽しむだけに留めてくださると幸いです。
あちらこちらにストーリーの都合に合わせた嘘や省略がありますので。
第24話 閑話 分析結果と認識共有への応援コメント
誤記と思います
>「能村の“意向ちのは”、その能村晃彦博士がアイフェルレンネンの練習走行時にピットでカラツィオラ氏に対して『臨時に監督を勤めて欲しい』と要望した件か?」
→意向と云うのは
かなぁ?
作者からの返信
実は北陸方言なのですが、確かにこれは誤記にしか見えませんね。
直します。
ご指摘ありがとうございます。
第37話 人間への復帰、操縦者への復帰への応援コメント
毎回噛みごたえのある硬質な文章を堪能させていただいております。
一見理系ゴリゴリの文章の中に、今回のような主要キャラクターの成長ぶりが丁寧に書き込まれているのを見ると、この作品のまた違った魅力を見つけた気分になります ^^。こういうところ、かなり本格テイストな小説だなと認識を新たにしている次第です。
さて、作中の語彙については、いつも理解力ギリギリのところで何とか読み砕いていますが、ごくたまに「自分はこの言葉知ってるけど、自分よりもう少し語彙が育ってない人なんかどうかな」と思うことがありまして、今回の話だと
>さらに本来の意味の「パイロット」なら
ここは「パイロット」に「水先案内人」とルビを入れておいたら、より確実に意図が伝わるかも、などと考えました。あくまで一意見としてご参考にしていただければ。
あと、ルビ絡みでもう一箇所
>将校が直に叱責を述べた時のの兵士
横に注釈的なルビ入れた影響か、「の」が重複しておりますので、こちらはご報告として。
作者からの返信
感想と誤字報告ありがとうございます。
工夫と手直ししてみます。
第4話 驚異、狂気への応援コメント
初めまして。
この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。
一万字と少しを拝読致しました。
モータースポーツを題材にした作品はこの界隈ではあまり見かけないので、新鮮な気持ちで読ませていただきました。序盤の内容としては、順調な滑り出しだったと思います。意見については後述しますが、中々に高度な作品だったので圧倒されました。映画の『フォードVSフェラーリ』を彷彿とさせる空気感に、豊富な知識によって裏付けされた機器や歴史の説明。作品の作り込みに余念を感じさせない様は、同じく小説を書く人間として尊敬します。まさしくプロ意識を感じさせる作品だったように思います。
続いて本作への意見になりますが、前提として「内容」に関してではなく「一つの小説」として批評させていただきます。というのも私はモータースポーツには明るくありませんし、それに伴う技術や機器の知識も持ち合わせていないので。それでは一つの小説として見た場合、やはり敷居の高さが目立ちました。興味本位で第1話を覗いた読者の大半は、尻尾を巻いて逃げ帰るレベルです。本文も専門的な単語が頻出するために説明っぽくなり、純粋に物語を楽しむことが難しくなっていると感じます。とりわけ本作はその部分こそが醍醐味なのでしょう。理想的な形としては「知識がなくとも楽しめる」でしょうが、本作においてそれを実現させるのは困難かと思われます。
なので、一読者の見解として本作は「作り込みが専門的すぎるあまり、純粋な小説としては楽しみづらい」というものになります。小説というよりは論文の性格が強いです。作者様のスタンスにもよりますが、門戸を広げる意図があるのならば、登場人物の心情やレース風景に焦点を当てたライトな作風の方が好ましいと思います。コアな作風を貫くのか、読者層の拡大を狙うのか。両取りは不可能に近いので、類似テーマで新作を構想される際は上記の事を念頭に置いて考えていただければ幸いです。
以上になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
モータースポーツに興味や予備知識の全くない人物の視点で始めつつ、それが「レーシングカーと同様の速さの乗り物を観察した経験が豊富な人物」であったことも序盤を半端にしていた感じがあります。
>コア作風か読者層拡大を狙うか
今後、モータースポーツをテーマにした作品を書くことがあれば念頭におきたいと思います。
第11話 現地根拠地への応援コメント
ベンディックスといえば、ウェスタン・エレクトリックを超える品質の真空管を作ってましたね。戦闘機用の。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
WEがレーダーその他に用いる最先端技術の真空管に追われた隙間に上手く入って高信頼性管を作った印象がありますね>ベンディックスの真空管
第1話 1932年アフスレンネン 始まりの日への応援コメント
お邪魔します。
若いころにちょうどF1ブームが来てたので、一度だけ鈴鹿に見に行ったことがありますが……
ある人の歩く通路が、コースと板一枚で仕切っているトコがあったんですが、そこにF1マシンが通過した時の音はもはや暴力でした。
耳を塞いでいても全身に衝撃波となって響くんですよ、空気が震えるとはよく言ったものだと思いました。
レースを題材とした小説はレアなので楽しみです。昔ゴーカートやってたのもあり、スリップストリームの効果はよく理解してますので、それがタイトルの作品は期待大です。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
腹膜まで振動させて呼吸を困難にするあの騒音、今だとコースマーシャル席とかに行かないと聞こえないでしょうね……。
スリップストリームについては、実はダブルミーニングなのですが連載最後くらいに明かします。
第17話 ミッシンク・リンクへの応援コメント
まるでその時代を見ているかのように思えました。詳しく細部まで調べていてすごいです。
応援しています。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>その時代
に「見える」なら幸いです。
あくまでもこれはフィクション、テキスト上の時代劇なので話の都合に合わせた嘘を多数入れてあります。
その上でなお「時代感」があるようなら作者として実に嬉しいことです。
>応援しています
がんばってみます。
第58話 紅樹と含侵処理への応援コメント
PEG、細胞融合に使う薬品というイメージがw
生物系と工学系では見方が変わりますねーww
作者からの返信
感想ありとうございます。
まさにそのとおりで、今では生物系や古い木製品の保存に使う技術ですね。
木材工学では今は別の含侵剤を用います。
第55話 エンジンルーム換気への応援コメント
電気のパーツも10℃下がると寿命は倍ですから、ひたすらに熱設計を繰り返します。
面白いですねぇ。
作者からの返信
ヘイ10℃~♪ なんて歌を歌って現実逃避した熱設計の日々を思い出します。
熱設計と言うものは常温でのその物質の振舞いから予測できず大変ですね。
第53話 フルパワー実走試験への応援コメント
どこまでもコストという数字は大切ですよね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
保護自動車なら年間維持費のうち600円まで、製造単価の3000円まで陸軍が払っていました。
大卒1年目の平均月給が15円とか16円だったころの話です。
しかし「750kg以上積めること」が最低条件だったので当時の帝国内地に普及させるには無理でした。
第44話 体制の拡充、昼食時の閑話への応援コメント
血腥い魚は、見ただけでわかりますからねぇ……。
すごく共感です。
作者からの返信
匂いなど届かない窓越しで見ても「あの魚屋は駄目だ」と判りますね。
作中では「氷を導入してから長いところは駄目な業者がいる」と言わせましたが、実際のところいかにして「正しい血抜き」が「業者によっては遺失知識」になったのかは知りません。
我々の世界でも、この作中でも不明なままでしょう。
第21話 基礎と新フォーミュラの検討への応援コメント
>退屈な話かと思います。
いえいえ、とんでもない。私は自動車関係のメカのことなど、素人以前ですが、こういう技術者同士の白熱した討論のシーンを想像すると、とりあえずその空気だけで三杯はいけます 笑。
メタノールパンク作品とは言い得て妙ですね。このあともじっくり読ませて頂きます。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
作者としては過去に2回公開したときに削った「技術上の細部」の話のPVが多いので首をかしげています。
「実は面白い」のか「あまりに判りづらいので読み返しをしている」のか判らないのが実際のところです。
お言葉は大いに励みになります。
第4話 驚異、狂気への応援コメント
F1は、フジテレビで地上波で放映していた頃は、毎回見ていました。
マクラーレン全盛のセナ・プロ対決辺りから見始め、
ウィリアムズFW14(かな?)のマンセル・パトレーゼ。
強すぎるシューマッハ黄金時代。
その後の、アロンソ、ハミルトン、ベッテルの台頭。
2012年ぐらいまで見ていました。
いろいろ思い出すなあ。
セナが亡くなった時のレースも生で見てました。
今は、モバイルレーシングというゲームで、今こんなパイロットがいるんだと知るぐらいです(笑)
作者からの返信
感想ありがとうございます。
史実の戦間期ドライバーが今後出てきますが、連載終了までには挙げられた名もある人物が昔を回想しつつテレビ中継を見るときに出てきます。
その時に「時代を超えて通じるものがあるのだ」と思っていただければ作者として幸いです。
第16話 ある操縦士の終わりへの応援コメント
>>思い込みを持った受験者を排除するための底意地の悪い設問がいくつもあった
転職するときはそういうのも見抜かなきゃいけないんだ・・・
作者からの返信
同じ時期、メルセデスやアウトウニオンがドライバーを公募して「反射神経に自信あり」と売り込む候補者が多数いたと言われます。
作中では飛行機技師から転身した能村が作ったレーシングドライバー募集の筆記試験なので、特に反射神経にまつわる誤解は徹底的に排除していることにしました。
第4話 驚異、狂気への応援コメント
レース観戦で、歯や耳が駄目になるとは・・
作者からの返信
今のサーキットで言うとタイヤバリアの前で観戦してますから……。
と言う話をこの3話に盛り込むと描写ではなく解説になりそうだったので、後ほどの話で種明かしします。
第2話 過去の大失敗への応援コメント
先日は、「飛ぼう、ただ楽しむために」で丁寧なお返事をくださいまして、ありがとうございました。今後、手が届くところでイベントなり何かがあった時に、少しだけ積極的になれそうな気がしました。
なんとなく流れでこちらの作品も拝読してみたのですが、盛り込まれている中身の濃密さに驚きました。ヒマシ油の天ぷら? 地中を伝わる音速? 扱っているテーマといい、散りばめられた情報といい、適切な言い方かどうか分かりませんけれど、理系ネタ小説のもっともとんがった形の文章と呼べるのではないかと。
基本、私は雰囲気で喜んでるだけのエセ科学小説ファンなんですけれど、思いがけず好物にありついた気分です w。連載のスピードにもついていけないかも知れませんが、ぼちぼち読み続けさせて頂きます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
>尖った理系ネタ小説
実はジャンルを選ぶときに「SF」にしようかと思った作品でもあります。
第7話 見逃したことへの応援コメント
加速を鋭いと言い直したのに良さを感じました。
その状況によるのかもですが、早いより鋭いの方が、勢いがありそうで好きです。
すぃー、よりブゥン!みたいな(コメント中の擬音失礼しました)
しかし、空を飛んでいくとは自動車レースの事故怖いですね。
ゴールデンのテレビ番組だとかの事故だとひょっこり生きて出てきますけど、そういうのって現代の安全装備と番組が映像を選定した結果の賜物な訳で…
命がけの選手もですが、観客にも覚悟が必要そうです。
コメント失礼しました。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
チェコの元王族、ロプコヴィッツ王子のクルマはリンク先(画像販売業者さんのサムネイル)画像の状態で回収されました。
https://www.gettyimages.at/detail/nachrichtenfoto/check-of-the-racecar-of-fürst-christian-von-lobkowitz-nachrichtenfoto/167529987?adppopup=true
この時代、ロールバーもシートベルトも義務付けされていません。
編集済
第1話 1932年アフスレンネン 始まりの日への応援コメント
地中の音速と言う言葉にカッコよさを覚えて。
音速っていくらだっけとか調べてしまいました。
足裏の振動で速度も図るのも面白かったです。
昔のレーシングカーって戦闘機?より早かったんですね。
戦闘機というか複葉機なのかな?ゼロ戦が500km/s以上だった気がする…
それでもめちゃくちゃ驚きの速度だったろうな~
追記
知識不足で申し訳ないです。
何となく覚えてることを綴ってしまったので…
そうですよね、すごく技術が進歩した時代だったんですね。
作者からの返信
ありがとうございます。
「まだ戦闘機が300km/h出せるかどうかの時代を描いている」と明記できていませんでした。
「日常で目にすることがある最も速い乗り物」よりもレーシングカーの方が速い時代であることを忘れずに描写してみたいと思います。
そのあたりは今後、反省を踏まえて描いて行く予定です。ありがとうございました。
なお、有名なゼロ戦はまだこの作中時代には存在していません。そこも触れた方が良いかもしれませんね。
第90話 精度向上と性能向上(ミスにより公開)への応援コメント
今回は取材ノート直接引っこ抜いたイメージなのでしょうか。これはこれで面白いですが、少なからず面食らったのも確かです。
来週も更新楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
こちらの作業ミスです。
第3部校正中のVerをあげてしまいました。
公開するつもりだったVerとは差し替えせず、公開しておきます。