アスベストは色々問題になりましたよね。
でも凄くどこでも使われていたもんね!
警察の今のバイクも赤やったら隠れてても
直ぐ分かるから、便利やのにね 笑
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はアスベストとその模造品の歴史はこの頃から分離し始めます。
ちょうどこの頃、アスベストの健康被害が明らかになりはじめます。
幕間の話でちょっと書いてみます。
>警察バイク
知人の警察官曰く「赤灯を回して気づかない人は何色でも気づかないし危ないよ」なので車両の色は関係ない気もします。
物語の詳細まで深く掘り下げて作品を作るところは流石です。
フィクションも多分に含まれているとおっしゃってますが、どこまで本当かどこから実際にあったのか自分には全く分かりません。それくらいよく考えて作られているのが分かります。
アスベストのくだりは経緯や経緯にさらに歴史や物語にまで追究していて興味深く、そして勉強になります。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
実はこの世界でもアスベストの物語は悲劇的な形で続いてしまうのですが、
それはもしかしたら書くかもしれません。
アスベストの話で思い出したのが、有鉛ガソリン然り、六価クロム然り、純粋に用途面では非常に優秀な性能を示す物に限って、まるで某RPGの能力が過激にアップするのと引き換えに呪われるアイテムみたいな所がありますよね。
余談ながら、スティーブ・マックィーンは、肺癌で世を去ってますが、趣味でレースをしていたのもあり、当時は耐火のためにレーシングスーツやバラクラーバなどにアスベストが用いられていたためにそれが肺癌に繋がったとされ、モータースポーツ史に残る偉大なドライバーの一人であるニキ・ラウダも70歳で肺炎により世を去った際、アスベストの影響も多分にあるかもしれないと思っています。
この頃に活躍されたレーサーの多くが健康診断をしたら、高確率で肺に問題が見つかりそうな気がしますね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
>各種の危険で便利な物質
今後も他にいろいろと出てきます。
さて。実はこのころの「人工アスベスト」は繊維が天然ものより桁違いに太く、肺癌や肺炎の原因にはならない(肺まで吸い込まれない)のです。
しかしそれが明らかになるのは1970年代、最初の症例から40年以上も経て天然アスベストがいかに肺を傷つけるのか明らかになり規制開始されてからのことです。
そして。
それまでは「人工アスベスト」と各メーカーが書いていた製品が「グラスウール」等の書かれ方をするようになりました。
作中の人物はもちろんそんなこと知りませんので、作中で「アスベスト」と出て来てもそれが天然ものかどうか(有害かどうか)は言及できません。
何か工夫して「本物のアスベストは高くて使えなかった。おかげで誰も肺炎や肺癌にならずに済みました」と言わせるかどうかは推敲中です。