応援コメント

第11話 戦術基礎(1)」への応援コメント

  •  そういえばこの時代、モータースポーツの主力というか主導権を握っていたのは主にフランス、イタリア、ドイツだったんですよね。
     当時、イギリスのレーサーがトップクラスを走るのは非常に稀で、それ故かイギリス人は主に速度記録挑戦が多かったような。
     それが戦後、マイク・ホーソーンのチャンピオンを皮切りに、60年代、シャシー設計が大きな比重を占め始めるとイギリス勢が主流となっていくのですから世の中は分からないものです。
     因みに同時期、二輪では日本勢が台頭を始めています。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

     この時期、イギリス王立自動車クラブは「極端なコスト高騰をもたらす今のグランエプルーブはモータースポーツの将来に悪影響を与える」としてより安上がりなヴォワチュレットに力を入れていました。
     イギリス人の言葉、特に「グランエプルーブに勝てるイギリス車をどこのメーカーも作れなかった時代の言葉」を真に受けて良いのかどうかはさておき。
     事実としてヴォワチュレット各級はイギリス車とマセラティがグリッドの過半を占めていました。

    その辺りはちょっとだけストーリーに絡むので、ちょっとずつ言及の予定です。

    編集済