Episode9:だって人形は何も知らないから
「お前があの子を信じる……?」
「ああ、そうさ!僕は
今まで少女に嘘を吹き込んで来た男の突然の『信じる』という言葉にラーカスは唖然とした。
「信じるって………お前、あの子が今もお前のことを信じてるとでも言うのか…?」
「自分の意志でこの扉を通って外に出たから、もう僕のことは信じていないなんて、どうせキミは考えているんだろ?」
男の含みのある言葉を聞いて、ラーカスは一つの実体験と最悪な可能性が頭をよぎる。
「でもね~時に子供は親の言う事を聞かずに投げやりに行動するものさ。確かに今はキミの言葉に押されて、あの子はこの森の中を駆けている。でもね、この外の世界であの子は、前へ進めば進むほど、恐怖、不安、心配が増していく。そんな時に最後にあの子を動かすそれをキミは一番理解しているだろ?」
この男に言われるまで、私はそれを忘れていた。なぜなら私は、今までを全て自分のせいだと責め続けていた。言い訳はしないと思い生きてきた。だからこそ、根本にあったそれを忘れていた。それからは簡単には逃れられないと、私は身をもって体験した。それは――――
「洗脳か……」
「大正解~」
男の薄ら笑いが森の中に広がっていき、鳥は騒めき、風が吹き、森全体が揺れ出す。私の脳内にマイナスの考えが川の流れのごとく、次から次へと流れ込んでくる。片足はもう動かない。もうこの男に私は為せることはないのかもしれない。
その時、名も知らぬ声がラーカスの脳内に響き渡る。『もう諦めろ』と――――。
ああ、そうだもう諦めたらいい。洗脳は生涯を賭けても簡単には解けない。だから諦めてしまおう。そうしたら楽になるから。少女はまたあの男の元へ戻ってしまうだろう。やれることはやったんだ、悔いはない。私は役割を終えたんだ。
気づけばリボルバーの銃口は自分の頭にあった。目に見える死が近づいてくる。その時、男は嘲笑いながら、私の目を指摘してきた。
「なんだいその、何か言いたげな目は~」
「…………は?」
コイツは何を面白げに言っているんだ。私はもう諦めたんだ。そんな私なんて、コイツの言う通りゴミ同然だ。なのにこいつは、私に今なんと言った?何か言いたげ?そんな目を私は――――――――いや、違うだろ。私が諦めろと言われて、諦めるような人間だったなら、
諦めたあの瞬間すらも、心のどこかで私は諦められていなかったんだ。だから、私の目はきっと死んでいなかった。それに気づいた瞬間、心の奥である感情が爆発した。
「殺してやる…………。殺してやる…………。殺してやる。殺してやる。殺す。殺す。殺す。殺す!!!」
結局『諦め』という感情はラーカスを縛れなかった。無意識に『殺意』は表面へ現れ、言葉は刃と化していた。
少女はきっと今も走り続けている。だから、今はただ――――彼女を縛るクソ野郎を、彼女の居場所を、壊さなきゃ。もしも、彼女がここに戻ってきても大丈夫なように。
ラーカスは残された足に力を籠め、立ち上がりを見せようとする。だが、無慈悲にもラーカスの右肩は弾丸によって砕かれ、またも地面へ叩きつけられる。
言葉にならない叫びが止められなくなる。それを見ていた男は、弾丸による肩の傷をブーツで踏みつけた。痛みが脳に電波していく。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛――――」
「何が殺す殺す殺す~だよ。殺すのは僕で、殺されるのはお前なんだよ、ラーカス。この現実は覆らないんだよ!!」
痛みの規模の大きさに、いよいよ死が立体的に見えてくる。ラーカスは叫ぶことしかできない。だが、ラーカスは背中に隠していた逆転の一手を、密かに左手に握っていた。そして今、その一手は肩を踏みつけていた男の足をえぐり、骨までに刃を通す。
形成された力の差と両者の頭の位置は、この一手により全て崩れ落ち、対等へと変化する。
「お前…………それ…どこで……その斧を…………あの小屋か!」
「これで対等だ……。これで私もお前を殺す側だ」
男たちは武力を握り、自らを殺そうとする相手を視界の中心に捉える。先に立ち上がったのはラーカスであった。撃ち抜かれた左足は血で地に池を描いていた。右肩は脱力し、左手には刃先から血が下たる斧が握られている。
その姿を見て男は畏縮する。だが、男は気づいていた。自分とラーカスの握っているのは同じ武力であっても、自分の銃の方が優れていると。それは、ラーカスだってもちろん気づいている。だからこそ、怖いのだ。劣勢である者のはずのラーカスは今にも自分を殺そうとする目をしている。まるで、銃に対する恐怖がないかのように。たちまち、体の震えは痛みからではなく、恐怖からに変わっていた。
恐怖を掻き消そうと咄嗟に、倒れ込んだ状態から銃口をラーカスに向けた。だが、照準にラーカスは収まらない。ラーカスが動いている?いや、違う。銃口を向けても男の中に生まれた恐怖は消えず、腕がまだ上下左右に細かく震えていたのだ。
「どうした………?なぜすぐ撃たないんだ?」
ラーカスは落ち着いた声で男に問い掛ける。その時の言葉の意図など男には考えている暇はなかった。そして男はラーカスの言葉に押し出されるように、焦って引き金を引く。それと同時にラーカスは左側に大きく体を傾けながら、男へ距離を詰める。弾は虚空を目指し前進し、ラーカスは男を目指して左足を庇いながら大きく前進した。その瞬間に男は気づいた。自分の銃弾発射のタイミングをラーカスの言葉により操られたと。そして、ラーカスが迫る状況で男は一つの可能性にたどり着く。
「脳が覚醒しているのか――――」
言葉を発し終えるよりも早く、斧は男の右肩に刃をめり込ませる。男から苦しみの怒号が流れ出る。だが、ラーカスが斧を振り下ろそうとした瞬間、男の手に握られた銃から、2発の弾丸が発射される。男の至近距離に居たラーカスは1発目を左腹部へ、2発目を右脇腹へ命中させられる。斧を即座に引き戻し、身を大きく後ろへ移した。男とラーカスの間合いは成人男性の大幅10歩分に相当する程だった。
「ああああ痛い………ああああ……痛いぢゃあいなあああああああ、ははははは………ははははは!!!まさか……こんなところで僕の実験の目標が見られるなんて!!やっぱりキミは素晴らしいな!!ラーカス!!」
「目標だと………?気でも狂ったか…………?」
男は痛みで顔を歪ませ、瞳孔が開き、大きく口を開きながら笑っていた。それはまさに奇妙そのものだった。
「やっ……ぱり、条件は死に際………いあや、精神の極限状態か…………?なのかな…………?それ以外にもあるとは思う………けれど……!やっぱり、この研究はやめられない!!」
ラーカスは男の言葉を聞き流しながら、次への反撃の為に傷口からの血をケアしながら息を整える。その時、ラーカスはある違和感に直面する。それは、この負傷で今もなお、この場に立っている自分に対するものだった。体に何かしらの変化が起きている。それが男が言っている何かなのかもしれない。でも、この際そんなことはどうでも良かった。この男をブっ殺したい、それが今、体を動かす原動力の全てだったからだ。だが、そんな感情も知らないかのように、男は喋り続ける。
「ぼ……僕にも………この極限状態の僕にも…………ラーカスやあの天使みたいになれるのかなー!!!まああ別に僕は…戦いたくないからなー!やっぱり創り出したーーーーいな!!あの天使みたいなのをもう一度!!!」
「天……使?天使ってなんだ?」
「でも!ラーカスは脳が覚醒しただけかもしれないなー!まだ、あの能力だって現れていない。じゃあ………まだ、あの天使とさっきまでゴミラーカスだった奴を同等に扱っちゃいけないよなー!!」
一種のトランス状態なのだろうか、男はラーカスの問いかけに一切反応も示さずに、自分の頭の思考を口から外に吐き出し続けている。だが、もうラーカスは男の話の内容など、どうでもよかった。息は整い、体は新たな二つの痛みに慣れだしていた。次の一撃で仕留めるという気持ちが、ラーカスの足を一歩、また一歩と男へ近づける。それに気づいた男は、傷を負った右から左手に銃を持ち替え、ラーカスを迎え撃つ準備をする。
「お前をここで殺して、僕はお前を解剖する!安心してくれ、ラーカス!キミの体はきっと僕たちルピナリアの繁栄に役立ててやるからさーーー!!」
「イリアルを代表してお前をぐちゃぐちゃに殺してやるよ……。そして、あの13人の仇を討つ」
「イリアルの裏切りゴミ野郎がよく言ったもんだなーーー!!」
両者のボルテージは最高地点に達し、今この瞬間に互いの殺意がぶつかり合う。先に地面を蹴り近づいたのはラーカスだった。瞬間的に距離を詰め、男との距離は2,3歩分にまで縮まる。だが、男はまだ銃を撃たない。男はしゃがみ込んだ状態をキープし、しっかりとラーカスに照準を合わせる。さらにラーカスは距離を詰め、斧を男の頭をめがけて振り下ろした。死が目の前に迫ってきているにも関わらず、男はいまだに微動だにせず、笑顔の表情のままで口を開き、ラーカスに言葉を投げる。
「動きがさっきからワンパターンなんだよ!!」
そう言った男はラーカスを避ける為、体を勢いよく横へ転がした。ラーカスの斧が空を切る。その間、男は即座に体を立て直し、ラーカスの頭に照準を合わせ、弾丸を飛ばす。弾道はラーカスの頭を確実に捉えた。だが、ラーカスはその弾丸を死んだ右腕を犠牲に受け止める。頭へのダメージを完全に防ぎきり、ラーカスは男の居る方向へと体を旋回し、正面から跳びかかるように男の前へ足を運ぶ。それに、男は冷静に対応するように、反動で飛び上がったリボルバー銃の照準を再度、ラーカスに向ける。
「今度は右腕も死んだ!!はよ死ねや!!」
「もうお前の弾は当たんねーんだよ…………」
カチッッ
「……はっ?……………」
ラーカスの言葉の意味を、男は遅れて理解した。初弾に左足を、2発目が右肩、3発目が空を切り、4、5発目が体を貫いき、リボルバー銃の最期の弾丸を右腕で補完された。頭に軌道を描いた弾丸が決着をつけなかった時点で、勝負はついていたのだ。
「
「ああ、終わりだ――――」
男の視線は死を受け入れるように、振り下ろされてくる斧を直視していた。それは、どこか死に見惚れているようにも見えた。ラーカスは考えた、これが13人のあの子たちやイリアルの民への償いになるのかと――――――――
「おじさん!!!!!!」
男への斧は寸での位置で止まり、ラーカスの視線は男から離れる。そして、ラーカスの口からは言葉が漏れ出る。
「帰ってきて………しまったのか………やっぱり……この男を――――――――」
「私はおじさんを助けに来たの!!!」
少女の必死な表情と言葉に、ラーカスは困惑する。体や手足は既に限界を迎え、なぜ自分が生きているのかも分からない、この状況で伸ばされたのは、少女の助けの手だった。
「私は独りで外の世界に出たいなんて思わない!!私は
「キミはやっぱり優しい子だ。私とはちが――――――――」
少女の願いはラーカスの元へ届けられた。だが、少女の願いとは裏腹に、運命はやはり無慈悲で残酷にラーカスへの審判を下す。それは少女にとっての絶望。男にとっての幸運。
「ははは!!ははははははは!!僕には最後の最後で神様が微笑んだようだなーーーーーー!!!!」
森の奥から男の銃とは違う発射元からの弾丸。
「よりによって…………貴方かよ…………」
それは、ラーカスが反乱を密告した際、特徴的な低い声でラーカスを罵ったあの監守だった。姿はラーカスが歳を重ねた分、老けてしまっていた。
「お前がイリアルの為に動くなんて驚きだよ………」
「お………おじさん………!」
少女はあまりの衝撃に足が動かない様子であった。ラーカスは胸を3発の銃弾が貫通し、地へと倒れた。それを、上から眺めるように男はラーカスへ近づいた。
「おい!!銃を僕に………僕に渡せ!こいつは僕が殺す!!」
受け渡された銃はラーカスの頭へ0距離で向けられた。男はラーカスに薄気味悪い笑顔を向けながら問いかける。
「今度こそ最期だ~!ラーカス、何か言い残すことはあるか?」
そう言われ、私は少女の方を向いた。少女の赤く綺麗な瞳は涙を浮かべていた。それを見て、私は自分の今までを思い返した。後悔が多くを占める、どうしようもない人生だった。人をこの手で6人殺して、多くのイリアルの民を死に追いやり、13人の子供たちを見殺しにした。それを償うために生きてきた。ああ、そうか。そうだったのか――――。
私の前に少女が駆け付けてくれた時、私は多分、自分の本心に気づいてしまったのだと思う。少女がここに戻ったのは、父の為なんかじゃない。少女は自分の父を捨て、私を選んでくれた。他の誰でもない私を。
でも、私はこの目の前の男を殺す直前でさえも、少女のことではなく、自分の罪への償いのことを考えていた。償いで楽になりたいと考えていた。
もともと私は、少女のことを助けたいとか、そういう気持ちは無かったんだ。ただ自分自身を助けたかっただけだったんだ。
それを自覚すると、私は私をどうしようもなく嫌になった。少女はもともと、こんな形で外に出ることなんて望んでいなかった。私が自分の罪を償う為だけに、この地獄に彼女を連れてきたんだ。
本当の自分を理解すればするほど、自分の今までが偽善でしかなかったとラーカスは知った。自分の存在意味が分からなくなった。
「ごめんなさい……。ごめんなさい……。こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛………。私みたいな人間がキミの人生を壊してしまって…………こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛」
ラーカスの瞳からは涙が溢れ出していた。そして、審判を告げる弾丸がラーカスの頭を貫通する。銃声が響き渡り、一瞬の静寂にその場が包まれた後、男は満足気に笑い飛ばした。少女はその光景を全て目の当たりにしてもまだ、現実を受け入れることができなかった。だが、ひたすらに広がるラーカスであったものから流れ出る血液が、少女の幻想を洗い流す。
「あ゛あ゛あ゛ああああああああああ゛あ゛ああああああ゛あ゛あああああ゛ああああああ゛あああ゛ああ゛あああああ゛ああ゛ああああああああああ――――――――――――」
少女の脳では受け入れることのできない現実の多くが、彼女の中の何かを崩壊させた。現実から目を逸らす為に少女は叫ぶ。少女は耳を塞ぐ。少女は目を閉ざす。そして、少女は少女しか居ない暗闇に包まれた空間に逃げ込んだ。だが、その空間でも脳は正常に働き、血に染められた光景をフラッシュバックさせる。どこへ行っても逃げられない現実に少女は絶望した。その時、優しい声が少女に話しかけた。
「さあ!帰ろう。僕たちの家へ。もう、悪い奴は僕がやっつけたよ」
少女の前へ差し伸べられた手は、気持ちが悪い程に優し気で、血に染まり切った、地獄へ誘う手だった。少女は咄嗟に手を払い、拒絶した。
「お前は私のお父さんなんかじゃない………。私のお父さんは……………人を傷つけたりなんてしない!!お前は私のお父さんじゃない!!!!」
喋っているうちに、瞳からは涙が何粒も零れ落ちた。止めようと思っても止まらない。体が自分のものではないかのように、制御ができない。足は震え、手には力も入らない。
「そうか――――。もうキミは僕の娘ではないんだね」
男はそう言うと、後ろに居た監守から何かを受け取ると、少女の方を睨んだ。嫌な予感を感じ取った少女は涙をぬぐう暇もなく、力が入らない足と手を使って、ぎこちない4足歩行で男から離れた。そんな、逃げ惑う少女の背中に弾丸が撃ち込まれる。
意識がどんどん遠のいていく。気が付けば、必死に動かしていた足と手は止まり、冷たい土の地面に顔を打ち付けていた。そして、視界は再び、暗闇に包まれた。
「この子供をどうするんですか――――」
「僕を信じない被検体なんて被検体じゃないよ――――」
「じゃあ、このまま廃棄を――――」
「いいや、一つ試したいことがある。それをこの体に施そう――――」
「試したい事って――――」
「脳の覚醒とは違う、新しい兵器の作り方を試そうと思ってね。まあ、多分失敗すると思うから、気ままに付き合ってくれよ――――」
「はい、分かりました――――」
少女が気を失ってから、数週間の時が経った時。
「おはよう。そろそろ眠りから覚める時間だろう。気分はどうかな?」
「ああ――――あ――――――――あああ」
「いや、無理に声を出さなくて大丈夫だよ。なんせキミはずっと眠り続けていたんだから。早速で悪いんだけれど、これを試させてもらうよ」
「………………」
「まさか、成功してしまうなんて…!僕は本当に天才かもしれないな~」
私の視界は私の居るこの部屋の暗さに慣れ始めた。目の前に現れたのは、満面の笑みを浮かべる、白衣に身を包んだ男だった。左右に首を振ると、自分の手首が鎖で拘束されていることを理解した。次に私は、自分の周囲を確認するために視点を下に向けた。そして気づく――――
「ううあああ――――ああ――――――――あああああああああ」
「あーー見ない方がいいと思うよ。例え無くなったとしても、目に見えてしまうと痛々しいからね」
「うううう――――ううううううう――――――――うああああ」
私は見てしまった。そして、私の中で、男の言う無くなったものの答えが明確になった。
私の腹部には3本のナイフが血を垂らしながら刺さっていた。既にコンクリートの地面には血だまりができてしまっていた。そして、私という人間から痛みが無くなっていた。
それから、私の実験は更に進んでいった。あの家に居た頃とは違い、毎日のように薬を体に打ち込まれ、嘔吐し、体を震わせ、傷つけられ、自由を奪われ、脳をいじられた。食事も十分には与えられず、地獄の環境の中で私は生きた。
そして、半年が経った今、私の中からは痛覚、感覚、味覚、感情、三大欲求が消え、私の中は空っぽになった。虚無だけが私を包み込んだ。気が付けば、私は何も言葉を発しず、何も感じることのない、ただの人形になっていた。
今日もまた、人形の幸せな人生は男に壊されていく――――――。
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