概要
独立戦争前夜を舞台にした小説「モヒカン族の最後」をオマージュ。
特に、主人公たちは中の登場人物である「コーラ、アンカス、アリス、ヘイワード少佐」がモデルです。
(ホークアイとチンガチェックも、出したかった……)
「悪役令嬢」ものを書こうと思って思いついたのですが、その要素が全くないのはなんでだか(笑)
※ 塩素ガスの描写がありますが、南北戦争時代にはまだ登場していません。
こちらが登場したのは第一次世界大戦の頃です。
近代戦争、特に塩素ガスの非常に残酷な描写があるので、ご注意ください。
※女性の社会進出は、南北戦争の時代から数十年ほど先の話です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!入りはライトなのにがっつり重厚な歴史小説
時は南北戦争が始まる直前、アメリカのワシントンDC。北部に所属する将軍の娘である15歳の主人公が、カッコ良い男子を探して参加したパーティーで一人の軍人の青年と出会ったところから南北戦争に関わっていくストーリー。
タイトルと導入部分はライトな感じでとっつきやすいところから、どんどん南北戦争の中心に飲み込まれていくのがとても興味深いと感じました。私のように今までアメリカ南北戦争というものに興味が無かった方にも、その時代を扱った作品に興味ある方にもどちらにもおススメできる内容となっています。
私は前述のとおり南北戦争について疎いので、史実でもあった出来事なのかそれとも小説の中でだけの出来…続きを読む - ★★★ Excellent!!!戦争は、正誤の感覚を失わせる狂気。
アメリカ南北戦争の中を強く生きた、勇敢な姉妹の物語です。
姉のカミラと、妹のアニー。北軍の最高司令官・ウェブスター将軍の娘として生まれた彼女達は、その特別な立場から、次第に戦争の渦へと踏み入っていくことになります。
美しさと芯の強さで、北軍兵士たちの士気を高める象徴となる二人。しかし有力な将軍の娘という立場は、いくつもの危機や困難となって二人に襲い掛かり——。
豊富で詳細な史実に基づきながら、作者は戦争というものを冷静に、客観的に描き出していきます。どちらが良い、悪い、という視点に立たない「戦争」の描き方は、むしろ私達に戦争の恐ろしさを突きつけます。どちらにも主張があり、言い分があり、立場…続きを読む - ★★★ Excellent!!!星条旗を染めた血と涙、そして若き女性たちの戦いの記録
アメリカの南北戦争を舞台にした作品ですが、この物語の主人公は当時まだ立場のずっと弱かった女性。二人の若い姉妹が歴史の渦にみずから飛び込み、翻弄されながらも自分たちのできることを貫くさまが、目に浮かぶような映像的な筆致で綴られています。
南北の立場の違いや考え方の相違、また裏切りや水面下での策略など、歴史には込み入った印象がありますが、複雑な時代背景も読者に伝わりやすい文章なのがありがたいです。
リアルな戦場の記録とともに、主人公アニーをはじめとする人物たちの心の動きも手に取るように描写され、読みやすいのに大河ドラマのような重厚さを感じます。
物語はいよいよクライマックス。壮絶な時代を駆け抜け…続きを読む