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すべてのエピソードへの応援コメント

  •  父である将軍側の気持ちもカミラ側の気持ちも分かりすぎて辛いです><

     そしてゲティスバーグ……近況ノートで葛藤を読んでしまっているのでそこに行けば何かが起こる、と思うと怖くて読み進めるのに勇気が要りますね。

  • 塩素ガスを含む化学兵器の父と呼ばれている、ドイツ人化学者、フリッツ・ハーバーは、ノーベル賞受賞者でもありますが、実はカトリックに改修したユダヤ人でした。第一次世界大戦では、戦場で毒ガス兵器の使用を監督したそうです。ユダヤ人だったおかげで、ナチス政権下では、国を追われ、彼の弟子達が、ホロコーストに使用された毒ガスを開発しました。因みに、毒ガス兵器開発に反対していた彼の妻は自殺したそうです。

    作者からの返信

    Fumiya57さま、コメントありがとうございます!

    え、知らなかった……、ユダヤ人だったとは。でも、カトリックに改宗していればナチスの弾圧から逃れられると思ったのに、ナチスは本当に手当たり次第だったんですね。それに毒ガスの開発にも間接的に関わっているとは。

    ハーバーの一部分は、当作品の悪役マグワイアのモデルです。貧者の核兵器、喜んで推奨し戦争を推し進める姿に、同じ科学者として(確かそうですよね?)妻が絶望するのも無理もありません。

    編集済
  • 母のことがついに出ましたか。報道の仕方ひとつで印象が変わるのは恐ろしいです。
    かミラはよく戦ったし、この当時のマスコミはもっと柔軟性があったのかなと思いました。

    作者からの返信

    柊さま、ありがとうございます!

    ジャーナリズムは一種の暴力ですが、私個人としてはそこにも理想があると思いたいところです。(今の日本のように、芸能人の不倫問題を追いかけるその姿に理想を見いだすことはできずにいますが)

  • 蜂蜜の里さん、

    ひょっとしてCivil Warオタクですか?私の息子も、小学校高学年・中学生くらいの年齢でかなりハマっていました。妻の親族を訪ねて南部を旅していると、南北戦争時代の戦いの跡地のサインを見ては、そこに行きたいと言ってました。大抵、なんにもないところでしたが。

    作者からの返信

    ぎくっ
    今はこの話に夢中なのでそうかも……。アマプラのドキュメンタリーや、映画「リンカーン」、あるいは南北戦争に関する資料も読み漁っているし。

    息子さん、少し親近感を感じます。私も中学校の時に源氏物語の和風な感じに魅了されて(アメリカに住んでいたので、1000年前にある意味シェイクスピア以上の作品を日本人が書いたと感激しました)瀬戸内寂聴版や谷崎潤一郎版、田辺聖子版など、勉強の合間に読み漁ったりしてました。

    編集済
  • このお話の中で主人公が変わる、転換点になる大事なお話ですね。

     上手く言葉に出来ませんが、こういうシーンを上手く描ける能力が欲しいなぁと読んでいて本当に羨ましく感じました。

    作者からの返信

    川中島さま、コメントありがとうございます。
    お褒めいただき本当に嬉しいです! ですが、確か去年だったかな、とても丁寧に批評してくださる企画に応募したときは酷評されてしまうほどひどい文章でした。めげずにコツコツ修正し、今に至ります。
    川中島さまの軽やかかつ緻密な文面や、深い洞察もとても素晴らしいと思います!

    編集済
  • ひとりの老婆の死はひとつの歴史の終わりと始まりのようですね。
    ゲティスバーグ直前の混乱を逃げきれてほっとしましたが、信じがたいニュースとは、もしかして……

    作者からの返信

    柊圭介さま、いつも温かいコメントをありがとうございます!また、たくさんの星とお言葉までいただき、本当に、本当に嬉しいです。四人の行く末を、ぜひ最後までご覧いただければ本当に光栄に思います。

    特にクロエは、大変な時代を乗り越えた人となりました。脇役ですが、彼女も私の中でヒーローです。

    編集済
  • これこそが真の指導者の姿ですね。強く胸を揺さぶられました。
    社会の実権を握り台頭してくるのはいつも私欲まみれの歪んだ独裁者ばかりなのが、心底腹立たしい思いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます! とても嬉しいです。

    エナペーイはとてもラッキーだったと思います。敵方が人間性を失わない人たちばかりで、何より捕虜たちがエナペーイたちの情熱を受け取れる人間だったこと。そのラッキーを引き寄せたのはエナペーイの「人望」とも呼べるもので、それこそがケイドが自分のリーダーとして選んだ彼のあり方と思うと、私自身エナペーイをとても誇りに感じます……!

  • 人間は、科学の力で自然の不思議を具に解明し、人が住みやすい環境を切り開くと同時に、自然への畏怖の念を忘れてしまったのでしょうね。自分たちこそが全能で、思いのままにならないことはない、と。地球環境の崩壊に歯止めがかからなくなった頃に、漸くそのことに気付いたという状況なのかもしれませんね。

    作者からの返信

    aoiaoiさま、いらしていただきありがとうございます!Dear Frederic 、とても悲しいお話で、ショックを受けました……。命が一番大切です、どんな時でも。

    15年くらい前でしょうか、気候変動問題についてそれまで以上に耳に入るようになったのは。それでもその頃は「言うてもなんとかなるんじゃないの?」とぼんやり思っていたのですが、実は既に待ったなしの状況となっているようで。世の中で「これはやばい」と言われていることは、大体が本当にまずい状態にあるようですね……。

  • 互いに思いがあるからこそ、ぶつかり合っているのだなと感じました。ひと段落したとはいえ、立場や情勢で巻き込まれる可能性があるほど、まだ不安定なまま。彼女達は未だに嵐の中にいるのだと感じさせました。

    作者からの返信

    いちのさつきさま、コメントありがとうございます!

    アニーとカミラはもちろん、ウェブスター将軍とも愛はあるのに、だからこその衝突です……。

    カミラたちは特殊な例ですが、二人の友人マーガレットや、リンカーン大統領の息子のような犠牲者は既に国中に多く存在しているという。間違いなく、戦争が生んだ悲劇です。

    編集済
  • コメント失礼します。自主企画から来ました!
    シビル・ウォーについては戦時中、そして戦後の話は聞いたことがありますが、戦前の話はあまり知らなかったので興味深く読めました。

    題材的に重いと思うのですが、それを感じさせないアニーの性格。けれども、将軍の演説などきっちり時代は戦争に向かっていて、それに彼女も抗えなくて……。
    これからどんな運命が待ち受けているのか、楽しみです!

    また機会があれば読みに来ます!

    作者からの返信

    名無之権兵衛さま、いらしていただきありがとうございます!
    シヴィルウォー改め南北戦争、日本でいう第二次世界大戦のようにアメリカ人にとっては未だにトラウマのようです……。

    ぜひ!機会がありましたら、またいらしていただければ嬉しいです。

  • ここの描写、すごく好きです♪

     分からないまま敵だと思っていた人たちも膝を交えて話してみれば同じような事を願っていて、向いている方向は同じっていう。だとしたら、いがみ合う理由は無いですもんね。

     奇麗事だとしてもそういった方法で無駄な争いごとが無くなってくれれば、そして真に倒すべき敵は分断を煽って対立をけしかけている支配階級なのだとみんなが思う世の中になってくれればと願っちゃいます。

    作者からの返信

    ありがとうございます^_^

    本当に。話し合い、ある程度理解し合うことで、物事の八割は解決するんじゃないかと個人的には思います。どうしても、共感し合うことで敵意を消すという習性が人間にはあるようなので。

    昔は綺麗事を言っても現実は変えられないじゃんと思っていましたが、今は理想を持たない方が薄っぺらいんじゃないかな、と思うようになりました。(というか「100分で名著」のラッセルの「幸福論」の回で解説した人に影響された)

    特に私たち日本人は、欧米諸国の敵性外国人として戦前酷い目に遭わされた経験もありますし。国と国の対立、思想の分断と、人と人が繋がる未来は別物だと意識したい今日この頃です。

    編集済
  • 衛生面の問題ってどうしても緊急時は後回しにされがちですがすごく大事なんですよね……っていう事は中世、古今東西の歴史で証明されてますが、現代でも緊急災害時なんか見るとやっぱりその傾向は強いですね(被災地での流行性感染症の問題とか)

     日本的に言う「手洗い・歯磨き・シャワーはちゃんと浴びて不潔な男の人は嫌」ってアニーちゃんが啓蒙活動することは大きな意味を持つと思います。

    作者からの返信

    川中島さま、コメントありがとうございます!

    衛生って、健康に直結しますからね……。
    小学生の姪(的な子)、あるいは高校のかわいい後輩に「お風呂入らないのってキモい!」と言われれば、そりゃ誰でも入るよね。ちびっ子の力は偉大です。

    編集済
  • 戦場での再会への応援コメント

    火薬と血と土の匂い、視覚だけでなく嗅覚にも訴えてくる描写に戦いの凄惨さがこもっています。こんな正常な感覚を失いそうな状況での再会は、背負った気持ちが重すぎますね。最後にようやく通じ合うところは本当に光が灯るようでした。

    作者からの返信

    柊さま、いつもありがとうございます! とても嬉しく思います。

    話は違うのですが子どもの頃、映画「タイタニック」のラストで氷のように固まった死体がずらりと海に浮かぶシーンを見て、「これって、人間の歴史の中で一番ひどい出来事なんじゃないの!?」とショックを受けていたら。
    「悲しいけど、こういうことは他にもいくらでもあるんだよ」と親に言われたのがこの恐怖の原体験かもしれません。
    それまでは、◯◯戦争、死者何万名、とあくまで人数でしか理解していなかったので。

    だからこそ、恋人同士でなくても、人と人とのつながりというのは尊くて、絶対になくしてはいけないものだとも。

    編集済
  • 自分たちに正当性を持たせるために政治的に若手のリーダーを生み出し、担ぎ上げる。古今東西どこの国でも行われてきた手法ですよね。そこにアニーが違和感を抱くのは当然であり、そうじゃないとおかしいなと思います。

     そういう感覚の視点を持っている人物が中心に居るのは歴史モノを読む上で分かりやすくていいですね♪

    作者からの返信

    川中島さま、コメントありがとうございます!

    そうして持ち上げておいて、使い勝手が悪くなったらすぐに落とすという。どの国でもよくあるやり方です。

    ただ、アニーは鈍感なところがあるのでそういうところに気がつくのかな? とも思ったのですが。色々校正を重ねて、今の形に落ち着いています。

  • 私たち、婚約しましたへの応援コメント

    感想企画の幸崎です。
    大変お待たせしてしまい、申し訳ございません。

    ここまでの感想を投稿させていただきました。
    https://kakuyomu.jp/works/16818093085954394383/episodes/16818093089734955097

    URLを貼りすぎると警告が来る可能性がございますので、【各エピソードの感想】のページのリンクのみ貼らせていただきます。次のページに【感想まとめ】もございますので、合わせてご確認ください。
    なお、感想に関するコメント等がありましたら、私の作品ページへ直接いただけますと幸いです。私も返信を行ないたいですので。
    今後とも、よろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    幸崎さま、
    この度はありがとうございます!いただいたコメントの一つ一つ、とても嬉しかったです。
    あちらのページにもお礼を書かせていただきましたが、お返事が長くなってしまい、大変失礼いたしましたm(_ _)m

  • 勇気を褒め称える言葉の裏には無責任さが潜んでいるってドキリとするフレーズですね。自分は安全なところにいて誰かに任せているという感じ。褒め称えることでもっと背負わせるような感じがします。

    作者からの返信

    柊さま、コメントありがとうございます!

    本当に。友だちや大切な人へのささやかな声がけで、これほど後悔することになるとは、普通思いませんから。
    (某ハリ◯ポッターで)人よりも賢い人は、間違えた時の罪はその分人よりも重いと聞いたことがあります。

  • ものすごく雑で申し訳ないのですが、かっけーと思いました。その精神を現在のアメリカが引き継いでいるのでしょうかね。

    作者からの返信

    いちのさま、コメントありがとうございます!とても、とても嬉しいです。

    ある部分では受け継いでいると信じています。日本人が、困難の際に無償の献身と勇気を示すように。

    だからこそ現在の分断された社会が悲しくて仕方がありません。
    “Love Trumps Hate”、「愛で分断を乗り越えよう」と叫んだガガさまは偉大です。

  • この教訓が現代のあちこちで忘れられているのが残念でなりません。

    作者からの返信

    柊さま、コメントをありがとうございます!

    私も最近、強くそれを感じます。特に、私にとって第二の故郷であるアメリカ合衆国に……。

    編集済
  • 私たち、婚約しましたへの応援コメント

    婚約おめでとうございます♪

     個人的に推しはエナペーイだったのであっさり恋愛の決着がついてしまったのが先の楽しみが、、、って感じではありました。今後どうなるのかはわかりませんが。

     それとたまたま、こちらのエピソードに書かれた批評企画の評価を拝見したのですが、気にされる事は無いと思います。

     歴史物は史実メインで壮大さを出そうとすると重厚な物語になりがちです。そういうものが好きな層が多数派なのでしょうけれど、私は苦手なので現代感覚で同感できるような主人公や主要登場人物たちのお話の方が感情移入しながら読めて好きです。
     
     このお話は、いやこういう書き方だからこそ私のような重厚な歴史物は苦手って方の受け皿になれると思うのです。応援しています。

    作者からの返信

    川中島さま、お言葉、とてもとても嬉しいです!
    エナペーイが推しとのこと、その点についても御礼申し上げます♩

    実は、島流しにされた男爵イモさまのおっしゃった「ギャル語を話す戦国武将」に該当する箇所を、ばっさりと切り落として練り直したのが今のバージョンです。
    まだまだアラはあるのですが、川中島さまがいいと言ってくださったところは、島流しにされた男爵イモさまのアドバイスの力も大きく、その意味でも批評くださる皆さんには心から感謝しています。いい評価でも、そうでなくても。

    少なくとも私自身はこのお話を世界で一番面白いと思っていて、川中島さまや、何人かの方々にもお褒めの言葉をいただいていて、本当にうれしく思っています。
    その上でいただくご指摘は全部、「面白いのにあまり読まれないのはどうしてだろう」という疑問の答え合わせだと思っていて、じゃあその答え合わせに対応すれば、私の脳内にある面白さがもっともっと伝わる作品になる! と思えるというか。

    カクヨムは本当に楽しく、また川中島さまや島流しにされた男爵イモさま方のような皆さんにお会いできるのも本当に嬉しくて。出会いに感謝申し上げます!

    編集済
  •  ハンカチを渡そうとした青年はネイティブ・アメリカンなのですね。これからに影響を及ぼすのかな?

     にしても、いきなりのクーデター的な出来事、、、現実でも世界の何処かで起こり得る事だと思うと怖いですね。

    作者からの返信

    川中島さま、コメントありがとうございます!

    実はこのお話は最初この青年が主人公だったのですが、私が女性なのもあってあまりうまく話が動かず、アニーを主人公に変えたという経緯があります……。これからも話の根幹に大きく関わる予定です!

    マグワイアの企みはいったん失敗に終わりました。生意気なカミラ・ウェブスターたちへの怨みを募らせた彼が今後どこへ向かうのか。

    編集済

  • 編集済

    世界史でやった程度しか知りませんが、衛生面その他諸々で色々と地獄だとは感じました。

    アニーは明るく、真っすぐなところはあるけれど、どこか鈍いところがあるかなと思いました。そして、カミラはその明るさに救われているような感じで、慎重派かつ現実的な考えを持ち、頭の回転も良い方(情報量少なかったにも関わらず、見抜いたりとか)という印象を持ちました。

    二人ともよくいるような、若い女性でしょう。私の感想でしかないのですが。

    そう感じてしまうからこそ、今後が心配になります。多少の知識しかない私ですら、南北戦争というものが過酷だと知っているから。

    作者からの返信

    いちのさつきさま、コメント本当に嬉しいです!ありがとうございました。

    そうなんです。アニーは鈍くて、その分勇敢なところもあります。蛮勇ともいいますが……。カミラは逆に慎重派で、石橋を叩き過ぎて割るタイプかもしれません。

    近代戦争は残虐で、例えば日本では第二次世界大戦であまりにも多くの犠牲が出ています。その中でも犠牲は世代や地域によって違うようで、私の祖父たちは最後の方に出兵したせいで訓練をしただけで終わったそうです。(母方の祖父は、くじ引きの結果によっては終戦近くの沖縄に行く可能性もあったそうですが)
    その一方で、祖父たちより十以上年上の大伯父はソビエト抑留から骨と皮のようになって帰ってきたとか。

    家を追われたアニーたちだけでなく、例えばリンカーン大統領の息子など、多くの市民も犠牲になっており。彼らの被害は決して珍しいものではなかったというのが、一番の悲劇だと思います。

    編集済

  • 編集済

    エナペーイさんとダコタ族への応援コメント

    『ありのままに言う企画』から失礼します。ここまで読ませて頂きました。
     悪い点の前にですが、先に良かった点について話させていただきます。
     自分は当時のアメリカの情勢をよく知らない人間なのですが、それでも当時の空気感が伝わってくる造りになっていたのが良かったです! 当時の緊迫した状況が肌に伝わる感覚がありますし、なるほどなぁと勉強になりますし、自分みたいな何も知らない人間でもスイスイと状況を呑み込めやすかったのは、おそらく作者様自身の知識の賜物なのだろうと感じます。
     そしてここからが自分の感じた悪い点なのですが……。まず文章から触れさせてもらいますね。
     どの視点から書いているのか分からない文章がちらほらあり、それが読みにくさを増していました。これは神の第三者視点なのか、アニー視点なのかをいちいち考えなければならなかったからです。ちらほらとその二つがないまぜになった視点もあったりしています。
     その例としてコピペしてきた『マグワイア中尉は将軍の署名を真似ることだけはできたが、さすがに印璽を偽造することは出来なかった、ということなのだろう』を見て欲しいのですが、『ということなのだろう』って第三者視点じゃ使っちゃいけないんですよ。なぜなら、その書き方って誰かの推察ですよね。第三者視点はキャラクターではないんですから、意志を持ったかのように書くのは絵本でもない限り基本的にはおかしいんです。アニーがそう考えた文章なのかなとも考えましたがどこかにそう書いてるわけでもなく、さらに『〜〜が、』なんてアニーの口調でもないし、よく分からなかったです。
     そもそも、いちいちこの文章がどの視点からなのかとか考えるのに労力使いたくないんですよ! 明確に決めて欲しい! 後半の方では減ってきてましたし、今一度最初から、視点に注意して文章を見直す必要があると思います。
     次にですが、この作品はとにかく興味を持たせてくれませんでした。つまり、読者が自前で興味を捻出しておく必要があるんですよ。この作品を読むには。
     この作品から「面白そうでしょ!」と興味を渡してくれることが無かったというか、作品の方からページをめくらせようとすることがありませんでした。展開の流れが何か詰まってるみたいに悪かったことと、要所要所で気になることや面白いものが見られそうな予感などの興味を渡してなかったことが響いてます。
     先に面白いものが待ってるか分からないものを読み進めるためには気力から興味を捻出しなきゃいけなくて、それが疲れました。
     もう長くなっちゃったんで結論から言っちゃいますけど、面白いところをバーン! とでっかく! そうじゃないところは小さく流す感じでやってほしいんです。
     そうしてないから面白い部分が薄味で、それに「こういう面白さがありますよ!」と興味を引く手も力強くないから、さっきの余計に疲れる文章も相まって、読んだ労力の割には面白さの見返りが無いと感じてだんだんと読む気力が薄らいできました。
     以上になります。
     企画に参加いただきありがとうございました! 感謝申し上げます!

    作者からの返信

    あばらさま、ここまで読んでくださり、ありがとうございます! かなり後半までお付き合いいただき、とても嬉しいです。

    いただいたコメント、全て思い当たるところがあり、嬉しい反面すごく苦しい思いです。
    特に文章や構成の荒さ。これは企画に参加した際に皆さんに口を揃えて指摘されてきたことです。後半にかけて少しマシになっているというご指摘も、要は文章力が少し取り戻せてきたということなのかな、と。

    面白い場面を強調というお言葉、本当に納得したのですが、とても難しいと感じてしまいました。というのも(私の目が曇っているのか)どの場面も私の目には面白く見えてしまうのです。
    ただ、そんな私でもこれはと思える場面もあり、例えばそれは奴隷解放運動家ダグラスの演説のシーン。
    こういうワクワクする場面を増やせばいいということなのでしょうね、きっと。

    展開の流れが詰まっているように悪いというのも、悔しいながらよくわかってしまいます。
    私の思うラストシーンに向けて、絞り口を絞り出すようにお話しを書いているので、余計なエピソードがバラついているのかな、と。(私の中では全部大切なエピソードなのですが、それを全て書く必要はなく、そんなこともあったね的な感じにさらっと流すべきなのかな、っていうか)

    でも、結局はやっぱり私が書いた作品が、私にとってはお世辞抜きで一番面白いんですよね……。この自分の感想と皆さんが口を揃えて言ってくださるコメントとのギャップが悲しい (>_<)

    文章や構成の荒さをもっともっと改善できれば、私の脳内にある面白さが皆さんにさらに伝わっていくと信じて、ブラッシュアップしていきます!

    この度は本当にありがとうございました。

  • キャンプや野戦病院の衛生状態を想像すると……助かったはずの命が奪われたでしょうね。やはりアメリカでも根性論みたいなものがあったのでしょうか。
    活躍すればするほど二人が心配です……

    作者からの返信

    柊さま、コメントありがとうございます!いつも励みになっております。

    どちらかというと根性論は、物資も人手も足りない南軍側の方が強かったようです。「一人の紳士は十人のヤンキーに匹敵する」とか。(どこかで聞いたことがありますね。鬼畜米英は、とか)
    北軍の方はというと移民も多く、兵士たちをまるでもののように使い捨てていたようです……。
    人口数千万人の時代に、実に62万人もの犠牲者が出た理由の一つに、この衛生状態の劣悪さもあったというのもあまりにもひどい話です。
    近代戦争の残虐さ、アメリカ市民が今でもトラウマに感じているのが南北戦争です。

    アニーはとにかくはしゃいでおり、慎重で現実主義のカミラは当然これからのことを心底案じています。
    それにしても、リンカーン大統領、「大船」じゃないんじゃないかな、と自分でも突っ込んでしまいます。彼は誠実だけど二枚舌というイメージです。

    編集済
  • 当方の企画に参加していただき、ありがとうございました。

     南北戦争という珍しいテーマにイケメン探しに来たJCが巻き込まれるという珍しい展開、非常に面白い題材だなと思いました。ゆっくりですが読ませていただきますね♪

    作者からの返信

    こんにちは、川中島ケイさま、いらしていただきありがとうございます!

    さきほど川中島さまのところにもお伺いさせていただきました。特に防災のお話が胸がキュッとなりました。また、漁村でお寿司のお話も以前からずっと気になっていたお話で、ぜひきちんと読んでいきたいと思います。

    うちのアニーとカミラたちも、必ず最後まで書いていきますので、ぜひ今後もいらしていただければ幸いです。

  • 信じ切ることも、信頼に応え切ることも、とても難しいものですね。こんな激動の時代であれば尚更……(>_<)💦
    そして豊かになった今も、分断の溝はやはり深まってしまう。
    少しでも、人同士が溶け合える時が来ることを願いたいですね。

    作者からの返信

    いい人同士でも、立場が違うと信頼できないのはよくありますよね。

    アメリカの南北の分断は当時よりもさらに深刻で、同じ現象が世界各地で起こっています。

    aoiaoiさま、コメントありがとうございます!

    編集済
  • 人間の欲深さは無限ですね。自分自身の欲しいものを追求する賢さと強欲さで文明は成り立っている気がします。そのためには相手の命を踏み躙ることも躊躇しない。人間の歴史を見ると、あまりの凄まじさ、生臭さにに言葉を失います。
    世界平和?ぜっっったいない。そう呟かずにいられない今日この頃です(応援コメントとしては的外れかもですね^^;済みません)

    作者からの返信

    こんにちは、aoiaoiさま、お久しぶりです!先日はありがとうございました^_^

    全く同じことをポリティカル・コレクトネスに感じます。あれ、君言ってることとやってること違くないか? って。(これは反省も込めてのことです)
    ポリコレへの反発やその裏側の行き着く先が、今のこの世界情勢なのかも。

    それでも、理想を持たなければ何も変わりません。少なくとも中世の戦国時代よりは社会も進歩している(……あれ、そうでもないかな……?)と信じて、向上心という名の欲と付き合いつつ、隣人たちと利害関係を調整しながらより多くの存在が幸せになれるよう祈るのみです。

    編集済
  • 本当の正義と言うのなら、先住民族に全て返すべきでは? 天然痘毛布プレゼントとか、かなり酷いことしてませんでした? なんて、薄ボンヤリ思っていましたが、知れば知るほど、むつかしい歴史と人種の問題ですね…。

    作者からの返信

    相ヶ瀬さま、コメントありがとうございます!
    アメリカの不正義を責めることはダグラスに任せて、エナペーイはわざと「先住民族もこのアメリカ大陸に住む『人間』で、この戦争を止めるためにも手を組むべき」ということを強調しています。

    ちなみにダグラスの演説は、ほぼ原文のままで「(感謝祭は)インチキで、不遜な偽善に過ぎない!」という言葉も全部彼が言ったことです。暴力的なほどに力強い、素晴らしい演説だと思います。

  • 失礼します。エナペーイの人気はこの時代を考えると(もしかしたら今でも) ちょっと引くぐらいですね。
    今のハリス候補を思い出したのですが、彼女はどのくらい人気があるのでしょう。
    大統領選の場合は対する陣営の強さも大きいですよね。

    作者からの返信

    こんにちは、柊さま。コメントありがとうございます!

    ありえない、と書いている私自身思うのですが、ありえないことが起きるのがあの国です。しかもこの場合、先住民族への民族浄化はなかったこととなり、自分たちのリベラルさをただ誇るだけのダブルスタンダードでもあります。

    それでも、私はポリティカル・コレクトネスが真実となる瞬間も見てきたし、あの国を心から嫌いになることはたぶんないです。

    おっしゃるとおり、今のカマラ・ハリスの人気は、バイデンやオバマ、あるいはウォールズたちの力も大きいです。ものすごく大きなムーブメントになってるようですが、そのぶん影も大きそうです。

    編集済
  • 洋ドラのワンシーンのような台詞回し、当時の黒人奴隷を取り巻く裕福層の意識が自然と描かれていて、良いなぁと思います。
    続きが楽しみです。

    作者からの返信

    続セ廻さま、いらしていただき、コメントもありがとうございます!とてもうれしいです。

    南部の奴隷制度の残虐さに後世では目が行きがちですが、しっかりとした雇い主が目を光らせているプランテーションでは、きちんと人間関係ができていて、資本主義の進む北部やヨーロッパの労働者階級よりも、まっとうな暮らしをしていた奴隷も多かったようです。(ディケンズの小説を読むと、当時の労働者階級の人たちの悲惨さが伝わります)

    その上で、法律の上で生殺与奪権を、自分ではなく他人に握られているということは、疑いの余地もないほど、残酷だと思っています。

    またお時間のある時に遊びに来ていただければとてもうれしいです!

    続セ廻さまのページも、後ほど改めてお伺いさせていただきますね。

    編集済
  • 自由や平等の視界が狭いというか、自分たち以外の者が視界にすら入っていないというか。理想が言葉遊びに思えてくることはよくありますね。
    アニーがそういうところに気づける感性の柔らかい人で好感を持ちます。

    作者からの返信

    柊さま、ありがとうございます!コメントとてもうれしいです。

    子どもが皆、柔軟というのは嘘で、柔軟さは全て本人が努力して身につけたものだと思います。
    アニーの場合、心の柔らかさというのもそうだし、フレデリック・ダグラスたちの魅力の影響も大きいです。

    ダグラスは調べれば調べるほど偉大な人物で、アメリカの歴史を動かした人間の一人です。

    編集済
  • 最新話まで読ませていただきました。

    北部と南部の対立、そしてその根底にある黒人奴隷問題、そしてさらには先住民の問題と、非常に重いテーマですが、この先の展開を気長に待たせていただきたいと思います。

    作者からの返信

    平井さま、ありがとうございます!とても嬉しいです。

    この章は、特に個人的な思いが詰まっています。学生時代、アメリカの差別が強い地域に住んだことがあり、アジア人差別というものが、そもそも社会問題として取り上げられる余地すらなかったことが、今でも小さな心の傷で。
    奴隷制度を問題視しながら、もっとひどい先住民族への民族浄化は誰も見向きもしなかった時代、声をあげる人がいればいいな、という気持ちがつまっています。

    そして調べれば調べるほど、フレデリック・ダグラスを始めとしたabolitionist の偉大さ、奴隷制度や今なお続くBLMの問題に、震えてしまいます。

    続きは以前書いたのですが、あまり気に入らず、削除してしまい。終わりは決まっているので、あとはどんな道筋で進んでいくかです。
    お互い、カクヨム、がんばってまいりましょう!

    編集済
  • 平和な女子高生周辺(でも不穏な雰囲気は感じ取っている)と、風雲急を告げる社会状況の落差が不安をかき立てますね。
    ゲティスバーグ……あ(察し)。



    あと、差し出がましいようですが、※注は段落の切れ目に挟むのか最後に持ってくるのか、統一した方が良いかと。

    作者からの返信

    平井さま、コメントありがとうございます!

    ねえ、ゲティスバーグ……。この段階では、少なくともワシントンD.C.やメリーランド州よりは安全そうなのに……。

    ゲティスバーグ近くや、アンティータム、あるいはミズーリ州やテネシー州、アトランタ等にいた人たちが、かわいそうで仕方ありません。
    (あるいは、太平洋戦争での沖縄や、東京大空襲、もしくは前線にいた兵士たちや、今の世界中で繰り広げられている様々な戦場にいる人たち、も)
    兵士でなくても、アンティータム・バトルフィールド近くの自宅で、兵士の看病を積極的に行った結果、チフス?猩紅熱?に感染し、亡くなった女性もいたそうです。

    文章や構成の拙さ、荒さは他の方からもご指摘をいただき、その都度心折れながらも感謝し、私なりに修正を重ねてきました。
    平井さまにつきましても、ご指摘いただき、心から感謝いたします! (誰かに伝えるのって、すごく労力がいると思います)
    最近特に私生活でバタバタしていて (その逃避もあってカクヨムしている私) すぐにできるわけではありませんが、折を見て、少しずつ修正していければ、と思います。

    平井さまの他の作品も、楽しみに拝見させていただきますね!

    編集済
  • ストー夫人は生涯一度も南部を訪れたことがないと知って「こいつのおかげで何十万人死んだんだよ」と思った記憶があります。

    でもそれを上手に使ったのがリンカーンだったりして。
    魑魅魍魎ですね、政治って。

    作者からの返信

    当時の北部の人たちの(ある意味偏った)価値観に貢献したと思います。
    でも、奴隷制度は間違いなく邪悪ですけど、ね。

    リンカーンは、サービス精神旺盛で、相手が望む陽気な立ち振る舞いが得意な人だったようで、有名な「あなたがあの大きな戦争を始めた、小さな女性ですね」というリンカーンの言葉も、なんとなくその場の空気が伝わる感じがしますね!

    編集済
  • 合衆国の英雄への応援コメント

    はじめまして。
    コメント失礼します。
    南北戦争を扱う作品って初めてです。
    ワクワクしますね。

    ストーンウォール・ジャクソンとか出てくれると嬉しいです。

    作者からの返信

    こんにちは!コメントありがとうございます。

    ストーンウォールジャクソン将軍かっこいいですよね。南軍はかっこよくて、それに比べて北軍はグラント将軍始め、あまりパッとしない印象です。

  • 初めまして。
    南北戦争! レア!(すみません、物知らずで……)
    たしかに、奴隷解放といっても、解放はいいけど、良い雇い主の所で働いていたりすると、ただ失業しました……。そんなケースもあったとか、なかったとか聞きますが……。
    アニーは、これからどんなことになるんでしょうか。興味深く拝読させていただいております。

    作者からの返信

    相ヶ瀬モネさま

    来ていただき、ありがとうございます!18世紀のヨーロッパも、源氏物語もツボすぎて、こんな面白い設定があるのか!と見つけた時はとてもうれしかったです。

    南北戦争、やはりマイナーですよね(苦笑)きっかけは、2016年にトランプ元大統領が当選し、南北の分断がまだまだ続いているということを知り、ショックを受けたことで、今年の大統領選挙は今から戦々恐々としております。
    また遊びに来ていただければ、とても嬉しいです!

    編集済
  • ネイティヴ・アメリカンという言い方は20世紀終盤くらいからですから、19世紀段階でその言い方自体がありえませんよね。
    先住民族については政治問題にすらならなくて、ある意味、黒人以上に悲惨という感があります(・・;)

    作者からの返信

    川野遥さま、コメントありがとうございます!
    幕末スポーツ、読み始めたら止まらなくて……!

    個人的には、アメリカ人は歴史的には自己中で、日本人は無責任という感じがします。(私は、日本人の意識が強いので無責任側)
    (これは、個人の人格の話ではなく、あくまで文化的、歴史的な話です)

    特に、7代目大統領のアンドリュー・ジャクソンから始まるネイティブ・アメリカンに対する人道問題は、「フロンティア開拓が今のアメリカの繁栄を築いた」などと言い訳できないほど、ひどいものだったように思えて仕方ありません。

    アイルランドの歴史、あるいは現在のイスラエル・パレスチナ問題、同じ土地で争う人たちが、対話するということは、時に不可能とみえるほど難しいことのようで、心が痛みます。

    編集済
  • お久しぶりです。
    やっとカクヨムに復帰した Evelyn でございます (^^;)
    近況ノートに常々の ♡ ありがとうございます。
    蜂蜜の里 様は確か私と同じく米国滞在の長かった方ですよね。
    そういう御方らしく、南北戦争が題材ですか。
    面白そうでフォローしちゃいました。
    私もアメリカを題材に書きたいとずっと思ってるんですが、いまだに構想がまとまらなくて。
    それで今はなんと、平安最末期を題材にした歴史・伝奇ものを書いております (笑)
    よろしかったら御高覧下さいませ。

    作者からの返信

    Evelynさま、おかえりなさい!今日はクリスマスイブですね(^^)

    Evelynさまの新作のお話、バタバタしていてなかなか読めていないのですが、読み進めるのがすごく楽しみです!というのも実は、私は「炎立つ」という奥州藤原三代の話がとても好きで、その中の主要な人物が、源義家(為朝の曽祖父かな?)なんです。
    去年の鎌倉殿の十三人も、源頼朝が主要人物ですし、かなり私の中でブームが来ていて、為朝のお話、今からワクワクしています。

    南北戦争は、2016年にトランプ元大統領が当選したことにショックを受けたことがきっかけで、興味がわきました。それまでは、痛ましい過去の話、と思っていましたが、まだまだ分断は続いてるぞ、と感じて。
    もしもお時間がある時に、また来ていただければとてもうれしいです!

    編集済
  • 私たち、婚約しましたへの応援コメント

    初めまして。
    この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。

    現時点で公開されている内容は、一通り拝読致しました。
    南北戦争を題材にした作品ということで、それ自体に個性が表れていたかと思います。登場する人物や書籍などに関する情報もしっかりと裏付けされており、安心して読むことができました。近況ノートに頂いたコメントへの返信にもなりますが、世界観の説明で躓くことはありませんでした。その辺りは丁寧かつ、簡潔に説明されていた印象です。扱われているテーマに比べて、敷居の高さを感じさせない作品だったように思いました。

    気になった点は三つです。
    一つ目は、作品の「色」について。本作はミスマッチな要素を多数、含んでいるように見受けられます。時代設定に不釣り合いなラノベ調の文章や、戦時下という状況とイケメン探しの話の噛み合わなさなど。どうにも文章のノリと、作品の色が合わないといいますか。そのことによる違和感が大きかったです。原因は、物語の軸が定まっていないことにあると思います。どんな話を展開させていくのか。シリアス路線か、コミカル路線か。おそらく作者様自身、そうした部分をまだ決めあぐねているのではないでしょうか。物語を作るには、軸を定めることが大事です。それが物語の広げ方の指標になるので。本作で考えるのなら、文章は硬めにした方が良いと思います。登場人物の性格は真面目にしなくとも、教養のある台詞や心情を書くことを意識してみてください。あまりデフォルメした人物像を書くと、折角の舞台設定が安っぽく見えてしまうので。現状では、極端な話「戦国時代をテーマにした作品で、武将がギャル語を話す」くらい、内容と文章の雰囲気が乖離しています。

    二つ目は、文章表現について。これは現段階では、かなり乾いたものになっています。情景描写が少なく、比喩表現や言い回しにこだわりをあまり感じられません。これは指摘されたからといって急速に上達するものではないので、まずはたくさんの小説を読み漁ることをお勧めします。ご自身の好みの作品や、プロの有名作品など。そうしたものから文章表現のヒントを得ていただければと思います。あとは小説の基本ルールですね。これも守った方が良いでしょう。改行後の段落はじめの字下げの統一や、句点(。)以外のタイミングで文章を切らないこと、「」内の文章を途中で切らないことも執筆時に意識していただければと思います。

    最後は、視点について。本作は三人称と一人称の視点が、混在しています。私も小説を書き始めた頃は同じことをしていましたが、小説では異なる視点が混ざることは禁忌とされています。理由は、単純に読みづらくなるからです。三人称で進んでいたと思ったら一人称になったり、スポットを当てる人物が急に変わったりと。これでは物語の進行が、ぎこちないものになってしまいます。初心者のうちは、「三人称一元視点」が使いやすいです。これは三人称視点の中に、部分的に一人称視点を盛り込んだ視点となります。この視点を使えば、一人称で書かれていた文章を上手く三人称の中に落とし込むことができます。詳しい用法はネットで公開されているので、興味があれば調べてみてください。

    以上になります。
    作者様の創作活動のお役に立てたのなら、なによりです。

    作者からの返信

    島流しにされた男爵イモさま、

    最後まで読み込んでいただき、本当にありがとうございました。少しは成長したと思っていたので正直評価にショックでしたが、とてもうれしく、ありがたく思います。

    気になっていた点について、問題なかったこと、ほっとしています。逆に言えば、私の作品の長所がそこで、私もそこを一番書きたいので目に入ってきているということかもしれません。

    逆に。
    >>極端な話「戦国時代をテーマにした作品で、武将がギャル語を話す」くらい、内容と文章の雰囲気が乖離しています。

    ここが一番ショックポイントでした。
    というのも実はここはわざとで、最初おっしゃっていたように硬い文章で書いたところ、あまりにも登場人物が多く、感想をくださった方にわけがわからないという内容のコメントをいただいたので、ラノベに変えてみたんです。
    その中で、主人公のおバカぶりは、アメリカ北部のヤンキー娘というイメージで書いたので、もしもそこに違和感があるとするのなら、単純に魅力の話になってくるのでは、と思ってしまうからです。
    本当は魅力的な子なのに、それを表現できないのは、純粋に私の力不足だな、と。

    他の2点についても、要はまだまだ文章力や小説を構成する力等が不足しているというご指摘で、以前にも別の方にいただいたアドバイスです。やはり、短時間ではなかなか実力は伸びませんね。

    本当に、丁寧に読み込んでいただき、改めてお礼申し上げます!

  • パパ、なんか隠してる?への応援コメント

    初めまして。お邪魔します。

    先日は3話まで読みます〜企画に参加していただき、ありがとうございました。

    歴史というジャンルでカクヨムでは珍しい(?)西洋史、かつ、名前は知ってるけどいまいち詳しいことがわからないであろう南北戦争というテーマを取り扱っていることに惹かれ、最後まで拝読させていただきました。

    歴史小説にありがちな詳しすぎる描写がなく、また専門用語にもすぐ近くに解説があって大変読みやすかったです。予備知識なしでも楽しめる内容だと思います。アニーちゃんが女子高生なのもあり、内容が頭に入ってきますし、カミラお姉様という美しく聡明なお姉様にキャラ萌えもできます。今の所、私の最推しです。

    まだ物語は始まったばかりですが、後半は歴史改変とのことなので楽しみにしております。

    そして、一つご相談なのですが、もしよろしければ拙作の「乙女論」にてこの作品を紹介させていただけませんか。失礼な言い方になってしまいますが、まだこのお話の文字数が比較的少ないので、他の作品と比べると紹介文が薄くなってしまうと思いますが、それでも予備知識なしで楽しめる西洋史歴史小説は貴重なので、是非皆様にお伝えしたいな、と思いました。ご検討いただけると幸いです。参考までに、こちら前回の企画の紹介文です。https://kakuyomu.jp/works/16817330652956207422/episodes/16817330654526760664

    更新楽しみにしております。

    作者からの返信

    唯野木めいさま、

    こんにちは、コメントありがとうございます。
    また、先日は企画に参加させていただき、ありがとうございました。乙女論を始めとした様々な出会いもあり、また来ていただいた方もいて、とても楽しかったです。

    その乙女論でご紹介いただけるとのこと、本当に嬉しいです!ぜひ、こちらからもお願いいたします。
    そうなんです。アニーも素直だし、カミラもとてもがんばっている、二人とも本当にいい子たちなんです。特にカミラは、アニーの母親のつもりで人生を捧げていて、アニーはそのことになんとなくしか気づいていません。
    最推しというお言葉、思わずにやけてしまうほどうれしかったです!

    一読者として、またこの話を世界で一番好きな人間として、ご紹介を心から楽しみにしております。

    編集済