応援コメント

フレデリック・ダグラスと友だちになった! そして……」への応援コメント

  • 本当の正義と言うのなら、先住民族に全て返すべきでは? 天然痘毛布プレゼントとか、かなり酷いことしてませんでした? なんて、薄ボンヤリ思っていましたが、知れば知るほど、むつかしい歴史と人種の問題ですね…。

    作者からの返信

    相ヶ瀬さま、コメントありがとうございます!
    アメリカの不正義を責めることはダグラスに任せて、エナペーイはわざと「先住民族もこのアメリカ大陸に住む『人間』で、この戦争を止めるためにも手を組むべき」ということを強調しています。

    ちなみにダグラスの演説は、ほぼ原文のままで「(感謝祭は)インチキで、不遜な偽善に過ぎない!」という言葉も全部彼が言ったことです。暴力的なほどに力強い、素晴らしい演説だと思います。

  • 自由や平等の視界が狭いというか、自分たち以外の者が視界にすら入っていないというか。理想が言葉遊びに思えてくることはよくありますね。
    アニーがそういうところに気づける感性の柔らかい人で好感を持ちます。

    作者からの返信

    柊さま、ありがとうございます!コメントとてもうれしいです。

    子どもが皆、柔軟というのは嘘で、柔軟さは全て本人が努力して身につけたものだと思います。
    アニーの場合、心の柔らかさというのもそうだし、フレデリック・ダグラスたちの魅力の影響も大きいです。

    ダグラスは調べれば調べるほど偉大な人物で、アメリカの歴史を動かした人間の一人です。

    編集済
  • 最新話まで読ませていただきました。

    北部と南部の対立、そしてその根底にある黒人奴隷問題、そしてさらには先住民の問題と、非常に重いテーマですが、この先の展開を気長に待たせていただきたいと思います。

    作者からの返信

    平井さま、ありがとうございます!とても嬉しいです。

    この章は、特に個人的な思いが詰まっています。学生時代、アメリカの差別が強い地域に住んだことがあり、アジア人差別というものが、そもそも社会問題として取り上げられる余地すらなかったことが、今でも小さな心の傷で。
    奴隷制度を問題視しながら、もっとひどい先住民族への民族浄化は誰も見向きもしなかった時代、声をあげる人がいればいいな、という気持ちがつまっています。

    そして調べれば調べるほど、フレデリック・ダグラスを始めとしたabolitionist の偉大さ、奴隷制度や今なお続くBLMの問題に、震えてしまいます。

    続きは以前書いたのですが、あまり気に入らず、削除してしまい。終わりは決まっているので、あとはどんな道筋で進んでいくかです。
    お互い、カクヨム、がんばってまいりましょう!

    編集済
  • ネイティヴ・アメリカンという言い方は20世紀終盤くらいからですから、19世紀段階でその言い方自体がありえませんよね。
    先住民族については政治問題にすらならなくて、ある意味、黒人以上に悲惨という感があります(・・;)

    作者からの返信

    川野遥さま、コメントありがとうございます!
    幕末スポーツ、読み始めたら止まらなくて……!

    個人的には、アメリカ人は歴史的には自己中で、日本人は無責任という感じがします。(私は、日本人の意識が強いので無責任側)
    (これは、個人の人格の話ではなく、あくまで文化的、歴史的な話です)

    特に、7代目大統領のアンドリュー・ジャクソンから始まるネイティブ・アメリカンに対する人道問題は、「フロンティア開拓が今のアメリカの繁栄を築いた」などと言い訳できないほど、ひどいものだったように思えて仕方ありません。

    アイルランドの歴史、あるいは現在のイスラエル・パレスチナ問題、同じ土地で争う人たちが、対話するということは、時に不可能とみえるほど難しいことのようで、心が痛みます。

    編集済