応援コメント

エナペーイさんとダコタ族」への応援コメント


  • 編集済

    『ありのままに言う企画』から失礼します。ここまで読ませて頂きました。
     悪い点の前にですが、先に良かった点について話させていただきます。
     自分は当時のアメリカの情勢をよく知らない人間なのですが、それでも当時の空気感が伝わってくる造りになっていたのが良かったです! 当時の緊迫した状況が肌に伝わる感覚がありますし、なるほどなぁと勉強になりますし、自分みたいな何も知らない人間でもスイスイと状況を呑み込めやすかったのは、おそらく作者様自身の知識の賜物なのだろうと感じます。
     そしてここからが自分の感じた悪い点なのですが……。まず文章から触れさせてもらいますね。
     どの視点から書いているのか分からない文章がちらほらあり、それが読みにくさを増していました。これは神の第三者視点なのか、アニー視点なのかをいちいち考えなければならなかったからです。ちらほらとその二つがないまぜになった視点もあったりしています。
     その例としてコピペしてきた『マグワイア中尉は将軍の署名を真似ることだけはできたが、さすがに印璽を偽造することは出来なかった、ということなのだろう』を見て欲しいのですが、『ということなのだろう』って第三者視点じゃ使っちゃいけないんですよ。なぜなら、その書き方って誰かの推察ですよね。第三者視点はキャラクターではないんですから、意志を持ったかのように書くのは絵本でもない限り基本的にはおかしいんです。アニーがそう考えた文章なのかなとも考えましたがどこかにそう書いてるわけでもなく、さらに『〜〜が、』なんてアニーの口調でもないし、よく分からなかったです。
     そもそも、いちいちこの文章がどの視点からなのかとか考えるのに労力使いたくないんですよ! 明確に決めて欲しい! 後半の方では減ってきてましたし、今一度最初から、視点に注意して文章を見直す必要があると思います。
     次にですが、この作品はとにかく興味を持たせてくれませんでした。つまり、読者が自前で興味を捻出しておく必要があるんですよ。この作品を読むには。
     この作品から「面白そうでしょ!」と興味を渡してくれることが無かったというか、作品の方からページをめくらせようとすることがありませんでした。展開の流れが何か詰まってるみたいに悪かったことと、要所要所で気になることや面白いものが見られそうな予感などの興味を渡してなかったことが響いてます。
     先に面白いものが待ってるか分からないものを読み進めるためには気力から興味を捻出しなきゃいけなくて、それが疲れました。
     もう長くなっちゃったんで結論から言っちゃいますけど、面白いところをバーン! とでっかく! そうじゃないところは小さく流す感じでやってほしいんです。
     そうしてないから面白い部分が薄味で、それに「こういう面白さがありますよ!」と興味を引く手も力強くないから、さっきの余計に疲れる文章も相まって、読んだ労力の割には面白さの見返りが無いと感じてだんだんと読む気力が薄らいできました。
     以上になります。
     企画に参加いただきありがとうございました! 感謝申し上げます!

    作者からの返信

    あばらさま、ここまで読んでくださり、ありがとうございます! かなり後半までお付き合いいただき、とても嬉しいです。

    いただいたコメント、全て思い当たるところがあり、嬉しい反面すごく苦しい思いです。
    特に文章や構成の荒さ。これは企画に参加した際に皆さんに口を揃えて指摘されてきたことです。後半にかけて少しマシになっているというご指摘も、要は文章力が少し取り戻せてきたということなのかな、と。

    面白い場面を強調というお言葉、本当に納得したのですが、とても難しいと感じてしまいました。というのも(私の目が曇っているのか)どの場面も私の目には面白く見えてしまうのです。
    ただ、そんな私でもこれはと思える場面もあり、例えばそれは奴隷解放運動家ダグラスの演説のシーン。
    こういうワクワクする場面を増やせばいいということなのでしょうね、きっと。

    展開の流れが詰まっているように悪いというのも、悔しいながらよくわかってしまいます。
    私の思うラストシーンに向けて、絞り口を絞り出すようにお話しを書いているので、余計なエピソードがバラついているのかな、と。(私の中では全部大切なエピソードなのですが、それを全て書く必要はなく、そんなこともあったね的な感じにさらっと流すべきなのかな、っていうか)

    でも、結局はやっぱり私が書いた作品が、私にとってはお世辞抜きで一番面白いんですよね……。この自分の感想と皆さんが口を揃えて言ってくださるコメントとのギャップが悲しい (>_<)

    文章や構成の荒さをもっともっと改善できれば、私の脳内にある面白さが皆さんにさらに伝わっていくと信じて、ブラッシュアップしていきます!

    この度は本当にありがとうございました。