概要
軍需物資の保管庫で出会ったのは、不思議な体質を持つ少女たちでした
軍の士官学校を卒業した主人公、リコリスは、同日で軍の備品管理倉庫の管理官を命じられる。辞令に従ったリコリスが山奥にある備品管理倉庫で見たのは、軍需物資の山ではなく、七人の少女たちだった。
そして始まる、リコリスと不思議な体質を持つ七人の少女との生活は、リコリスが当初想像していたものとは違っていて――。
そして始まる、リコリスと不思議な体質を持つ七人の少女との生活は、リコリスが当初想像していたものとは違っていて――。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!戦争の道具でも『人形』でもなく、ただ『人』として生きて欲しい
士官学校を優秀な成績で卒業した『リコリス』だったが、前線に配属されるでも出世コースを進むでもなく、軍部から与えられたのは『第五十九番倉庫の管理官』という不可解な役職だった。
人里離れた山奥にあるその倉庫には、大量の武器や弾薬が保管されているわけでもなく、年端もいかぬ『少女』達が何故か暮らしていて――。
主人公のリコリスが『人形』と呼ばれる少女達と交流しつつ、特殊な能力を持った彼女達をあくまで『人間』として尊重しようと奔走する、温かな物語でした。
それぞれの登場人物がしっかりとキャラ立ちしており、コンビを組むパートナーを互いに想いやるが故に悩みや擦れ違いが発生したりなど、少女達の心情や弱い部…続きを読む