崩国の信貴姫

電気の動力と神経を読み取る人雷機械、そして超金属ヒヒイロカネの精製により、異常な発展を遂げた葦原洲。
大和国の一大名の娘、松永信貴姫は特異体質に目を付けられ、全身を強化外骨格、迅雷甲冑の生き素材として分割されてしまう。足利将軍が姫の肉体を下賜したるは、葦原洲を支配する三管七頭。
七頭が一人、相模国伊勢氏によって蘇生された信貴姫は、残る仇を惨殺するべく迅雷甲冑『崩国丸』と相成る。