崩国の信貴姫

霊鷲山暁灰

序 松永信貴

 侍が世に生まれ出て幾星霜。

 この葦原洲あしわらのしまに流血途絶えたためし無し。

 山城より望むあの金色の穂村も、天肥と人の血により繁っている。

 大気に満ちた窒素を固定し作成する天肥は食糧生産性を飛躍的に高めたものの、だからとて万民の暮らしが豊かとなったわけではない。

 動員しうる砲術兵の数が増えただけ。

 機関砲が地を睥睨し、対空砲が空を睨むこの松永の城に、一羽の機鷹が降り立った。

 柔軟な生体用機械が合一した鷹は、一人の若武者の腕で翼を畳み、一度二度あたりを見渡すとそのまま身じろぎもしない。

 若武者――松永豊後守利秀は、背後を振り返る。そこに、彼の妹がいた。齢十四になる、よく澄んだ大きな瞳をした美姫だ。

「お信貴よ、お主も鷹など使うてみてはどうじゃ」

 利秀の声は山の秋空に木霊する。放雷境で隔たれた河内国にまで届きそうな、明瞭な声だった。

「兄上もお人が悪うございます。信貴に人雷駆動の才はとんとございませんのに」

 人雷駆動。生命に元来流れる電流を利用し、機械を意のままに操り、ときに人体と合一させる。この永禄の葦原洲が誇る根幹技術であった。

 機鷹の視界はそのままこの松永豊後に繋がり、領内の景を鷹の目で見せる。

「かか、悪いのう。だがま、少々戦道具が使えぬ程度で、嫁の貰い手も無いわけではあるまいが。まして人雷耕具なぞ女子おなごの細腕で使うものでもなし」

 人雷具の扱いは、尋常の人間ならば訓練次第で如何様にも上達するものであったが、何故だかこの松永信貴姫は人雷の才に全く恵まれていなかった。余計な力が入る、というのか、動き過ぎ、ときに機関の故障すら招いた。

「細腕とは言うではありませぬか。わたくしとて、長刀なぎなた程度たしなみまする」

 信貴姫はわざとらしく、立腹した風を装う。

 やがてお互い袖で顔を覆い、くすくすと笑いだした。

「あまり指南役の稲田を困らせるでないぞ。あ奴、大事な松永の姫を傷ものにせぬかと怯えておったわ」

「六兵衛めが小胆に過ぎるのです。京で鳴らした剣客か何かは存じませぬが、あれで戦で逃げださぬものかと心配になります」

 利秀が笑う。

 京六流を修めた剣豪、稲田六兵衛の腕は、実際に立ち会っている利秀も認めるほどの確かなものだ。単分子の刃を用いたとはいえ、1尺の厚みもある岩の塊を易々と試に斬ってみせた。

「逃げ出すは言い過ぎであろうよ。あ奴も一角の兵法者だ。その兵法、戦に用いねば名折れというものであろう」

「当然です。何とは存じませぬが、昨今畿内の情勢も不穏になってきました。松永のつわものが弱卒では父上も、主家三好様も『天下人』など到底囃されていられますまい」

 女子供に乞食までもが政を語るようになれば、いよいよ亡国の兆しともいう。あえて言及は避けたが、信貴姫は畿内の情勢をつぶさに把握していた。

 松永の主君、三好治部大輔慶利みよしじぶのたいふよしとしは足利将軍を近江に追放し、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの『天下人』である。

 無論、将軍とて座して傀儡に甘んじているわけではない。現状近江の京極氏を頼り、静かな緊張状態を保っている。

 将軍、足利義岳が大々的に三好治部の追討令を発せば、たちまち葦原洲全土が戦火に包まれるだろう。

 特に東国。陸奥の伊達に甲斐の武田など、旧来の権威を『ないがしろに』する大名たちは、手ぐすね引いてその戦乱を待っている。

 下手に動けば共倒れの未来か。故にこそ将軍は、近江で不毛な睨み合いを展開する他ない。

 仮に大きく動くとしたら春。

 冬には糧秣も無くなるし、山に雪が積もれば行軍など不可能だ。さらに人雷具の動力箱も機能を低下するとなれば、この時期に戦を仕掛けようという酔狂物はおるまい。

 今は秋。農民どもは稲の刈り入れに追われ、戦の要の砲術兵の頭数は著しく減る。

 だが、小ぶりに動くには絶好の時期だ。

 つまるところ、暗殺。

 諸侯にとり大々的な戦ができぬのをいいことに、電報通信などを駆使し有力者暗殺後の大政を掌握する。

 悪手ではない――と思う。仮に信貴姫が一国の主たる立場なら実行に移しているやも知れない。

 三好治部が斃れれば、彼に仕える松永の屋台骨までもが危うくなる。それだけは避けてほしいと祈るばかりだった――が。


 松永信貴姫は賢明に過ぎた。


「わ、若殿様! で、で、電報でございます!」

「何事じゃ、稲田」

 ひどく動揺した様子で現れたのは、松永家家臣、稲田六兵衛である。日頃その剣腕に反して小胆な性根が目立つ男だったが、今日は特に酷い。

 三十路に差し掛かる青瓜の様な髭面は、今や瓜どころか茄子にまで届かんばかりの青さであった。

「きょ、きょ、京の三好治部大輔様が、しょ、将軍の手勢に囲まれ―――じ、じ、じ、自害なさりました!」

「なんじゃと!」

 最悪の予測が的中した。信貴姫に、利秀の顔までもが蒼白に変わる。

 父、松永長門守の取り得る戦略は二つ。すなわち、臣として三好の家を支え、大和一国で抗うか。あるいは、この葦原洲において未だ最高位の権勢を保つ三管七頭、細川氏に下り、足利京極との取り成しを懇願するか。

 卑怯不忠とも言っていられる時代ではない。侍とは、さぶらうもの、はべるものである以前に為政者なのだ。国や民、そして一門にとって最善の途を往かねばならない。

「お信貴よ、儂は父上の下へ行く。お主は奥に戻れ」

「は、兄上。信貴は覚悟が出来ておると父上にお伝えくださいませ」

「……心得た」

 信貴の言葉に、利秀は一瞬沈黙の後肯定を並べた。その意味が分からぬ利秀ではない。



 信貴姫の嫁入りは唐突に決まった。相手は細川右京大夫忠奏ほそかわうきょうだゆうただやす

 すなわち、父松永長門守は後者を選び、臥薪嘗胆を舐めることを誓ったのだ。

 信貴姫を京極との不仲が取りざたされる細川右京の側室として送り、三好の遺臣に先駆け大和の実権を握る。

「正直に申し上げます。治部様亡き後の三好家中に『実』はございませぬ」

 電磁砲で砕かれ、生体用機械の合一した顎を動かし述べるのは誰あろう、松永の当主、松永長門守幸秀まつながながとのかみゆきひでである。

「まっこと率直な延べようでありんすな。流石は音に聞こえし松永長州」

 茶間に座し、幸秀と向かい合う男。公家風の白粉に紅まで引いた容貌は、風流を通り越して怪人に近い。

 だが、彼こそが山城、摂津、丹波三国の守護を任ぜられた幕府の中枢三管領、細川右京大夫忠奏だった。

 父の横で夫となるべき人物と向かい合う信貴姫は、内心全く好ましさなど感じなかったが、つとめてにこやかに応対していた。

 信貴姫のそのまた横には、兄松永豊後守も座している。

 いずれ血族となるべきもの。顔見せの意味も込めての同席であった。

「そうまでして大和が欲しいでありんすか」

 右京もまた、率直な物言いを隠し立てする気もない。

「欲しいですな。それに太守様にも、『天下人』三好家に、拙者を通して茶々を入れる見返りがございます」

 我が父ながら、その獰悪に光る瞳には恐れ入る。日頃三好治部に寄せる忠義には本心を滲ませてはいたが、主君が斃れたとたんにこれである。

 静謐を是とする茶室ながら、信貴姫を除く全員が帯刀している様もまた、場の剣呑さに拍車をかけていた。

「大和を見返りに天下をくれると、そう申してありんすか」

「如何にも」

「虎のような男でありんすなあ。目先の得物に獰猛貪欲に食らいつき恥じることも無し。いやいや、わっちはお主の様な人物は好ましく思っていんす」

「ありがたきことで。して、拙者の呼びかけに応じ、はるばる我が城までお出ましになったということは、此度の縁談、受けてくださるということでよろしいですかな?」

 ふむ、と細川右京は信貴姫を見回した。

 ぞわりとする。

 普通男が女にかけるような、好色な視線ではない。

 好悪の何もない、昆虫のような眼だ。

「この姫をわっちのモノにくれると、そうお言いなんしか」

「……如何にも」

 餓虎のような将とはいえ、松永長州も一人の人間。娘をモノと扱われて愉快なはずがない。実質政の道具として扱おうが、本心ではその幸福を望んでいる筈だ。

 兄がほぞを噛んだ音がした。

 それでも、信貴姫の覚悟は変わらない。松永の為、この命すらも捨てる覚悟だった。

「……ほ、ほほほ」

 細川右京が笑う。邪気の無い笑いだった。

「いやいや、この細川右京大夫が誓って、お信貴殿を大事にすると誓いんす。ご心配なさんし」

 好意的な口調に、兄も、父も、ほっと胸をなでおろした。ただ、信貴姫だけが、何か内心で致命的な警鐘が鳴っているように感じられた。

「……ありがたき幸せに存じます。あなた様のお側に一生をかけて侍りまする」

 それでも、信貴姫は形式的に言葉を選んだ。兄も妹に続く。

「左に同じく存じます。利発で心優しき自慢の妹にございます。どうかお言葉の通りに、大事に沿うてくださいますよう」

 細川は利秀の言葉に反応し、すっと扇子で口元を覆った。

 故に誰も気づかない。その扇子の下の獰悪な笑みに。

「ほほほ、利発で、心優しい? そんな無駄な要素はいらんわえ。文字通り、この姫君はモノとなるでありんすから」

「何を――」

 松永豊後守利秀の言葉は、そのまま続かなかった。

 瞬間的に刀を抜いた細川右京により、首を刎ねられたからだ。

 歴戦の武者である長門守にすら、抜く瞬間も知覚できなかっただろう。

 その鮮やかな手前と、単分子の切れ味により、兄の首より鮮血が遅れて噴き出すのを信貴姫は見る。

 優しかった兄の名残が薄い唇の暖かく濡らし、それが兄との最後の思い出となった。

「く、狂われたか細川右京大夫!」

 幸秀の絶叫も意に介さず、細川は彼の肺腑に刃を突き立てる。

 歴戦の武者である幸秀が、鯉口を切る暇すらなかった。

「ごふ……」

 一息。松永長門守幸秀は絶命した。

 呆然と、その様を信貴姫は見つめる。

「え?」

 利発な筈の信貴姫だが、呆けた声しか上げることかなわない。

 それほどまでに、眼前の凶行は残忍に過ぎた。

「では、作業に入りんしょ」

 まるで田楽でも唄うような調子で、細川右京は信貴姫に刃を向ける。

「ひ、ひいいい!」

 彼女は叫んだ。恐怖は当然ある。

 しかし、それ以上に人を呼んでこの凶賊を討ち取らせねばならない。

 だが、それは右京の一言によって否定される。

「呼んでも人なんざ来やしやせんて。最初ハナっから、わっちは城とあんたを盗りに来たんでありんすから」

 刀が信貴姫の着物を刺し貫き、床板に止める。その様は彼女の美しさも合いまり、蜘蛛糸に囚われた蝶のようでもあった。

 その着物を、右京が怪力で引きちぎる。

 十四の、処女おとめの裸身が露になった。

 膨らみつつある乳房は、ぴんと張って天井を向いている。

「ふーん……わっちの雅なお眼に適うのは、瞳くらいでありんすなあ。大きくて玉のように艶やかで、ああ、御所様から戴くとしたら瞳がいいでありんす」

 恍惚に浸り、つらつらと独り言を述べる右京に邪魔が入った。

 他ならぬ彼の家臣である。

 生体電流を感知し、倍力自在に戦場を蹂躙する今様鎧、迅雷甲冑を着込んだ武者だ。

「大夫様、城の制圧ほぼ完了いたしました。……くく、それが大夫様の戦利品にございますか。蕾なれど美しい造作でございますな。拙者にも味見の程――」

 下種な家臣は、右京の脇差により一刀のもとで斬り伏せられた。

「田分け者。この娘は御所様への貢ぎモノ。お主が如き汚舌で穢して良いモノではないわえ」

 確信する。

 この男は獣だ。父上のことなど虎と貶す立場か。

 凌辱の予感は、信貴姫に一つの決断をさせた。

 すなわち、自害である。

「わたくしは、お前の思い通りにはならぬ! 御所様とやらには虚ろな死体でも持ち帰るがいい!」

 決然と言い放ち、舌を噛む。ぼとりと、なめくじのような赤い肉塊が落ちた。

「ああっ! 大事な超電体質が!」

 初めて、細川右京大夫が動揺の色を見せた。

 してやったりと、最期の時を思うものの、中々その時は来ない。

 ただ、喉奥より脳髄に刻まれ続ける痛みのみが信貴姫を苛んだ。

 自害とはこういうものなのか。舌を噛んだとてすぐには死ねぬものかと思い悩む矢先、答えたのは右京の嘲笑であった。

「ほほほほほ! これは可笑しい! 超電体質がその程度で死ぬものかえ! たとえ全身を切り刻まれようが、身体に通う電流がお主の脳を生かし続けるわ!」

 馴染みのない単語を咀嚼する余裕もない。

 生と死の狭間でただ痛みのみが明瞭としている。

「さ、墨と筆は―――ああ、ありんした」

 右京は、墨でもって信貴姫の裸身に意味ありげな図像を書き込んでいく。

 秘所より正中線を真っ直ぐ、首まで一本の線。手首、足首を縁で囲い、眼球の周り、耳、鼻――胸から腹には意味不明の解剖図。

「誰ぞ、保存甕を持て!」

 右京の指示に駆け付けた武者は、右肩に人一人が入る大きさの巨大な甕を、左肩には―――松永幸秀の正室、信貴姫の母を乗せていた。

「大夫様あ! お持ちしました! ふ、ひひ……ついでにこれは拙者の戦利品です。年増だが、中々の上物だ。好きにしてよろしいですな?」

 担がれた母の足は、逃げられぬよう念入りに斬られている。

 あまりの痛ましさに目を背けたくなるが、今の信貴姫には身動きがとれぬ。

「折角でありんす、最期のときくらい親子仲良くさせなんし」

「ひひひひひひ! ここで犯せと、そう仰せか!」

 部下が、母を乱雑に床に転がした。

 目が合う。

「お信貴! お信貴! ああ、旦那様も亀千代も!」

 亀千代とは、利秀の幼名であった。

 母は、繰り返し家族の名を叫ぶ。それは細川右京の癇に障ったらしい。

「黙りんす」

 またしても鮮やかな脇差にて、母の舌が斬られた。

「あああああああ!!」

 叫びたい。母の名を叫びたい。

 だが、自ら噛み千切った舌がそれを許さない。

 信貴姫の大きな目から、気丈に堪えてきたものが堰を切って溢れ出した。

 無慈悲に、どこの誰とも知らぬ男に母が犯されるのを見せつけられる。

「ああああああ!! あああああ!!」

 足と舌の出血は、確実に母の命を蝕んでいた。処置をせねば助かるまい。そして、処置をする気などこの男たちには確実に無かった。

 親子の最期のときに、お互いその名すら呼ぶこと能わない。責め苦は、肉体の痛みよりもより鋭く信貴姫の精神を破壊していった。

「さあ、御所様に献上する前に『分けて』おかんとな」

 脇差をくるくると回し、信貴姫に近づく右京。さっ、と回すタイミングが少しズレたかと思うと、信貴姫の身体が皮膚一枚の厚さで、墨で描かれた線に沿って斬られていた。

「まずは皮膚でありんす」

 襦袢でも脱がすかのように、信貴姫の表皮はずるりと剥がされた。

 皮を剥がされた胴体が嫌な涼しさを感じるのと同時、顔、手首足首と一瞬で剥かれる。

 蝶よ花よと育てられ、染み一つない玉の肌。右京は無造作に甕の中に放り込んだ。

 筋繊維が剥き出しの己の身体が、眼前に転がっている。

「ああ……」

 凄惨な作業はなおも続く。

「手足を落とせば暴れられんでありんしょ?」

 その言が実行された。赤い達磨か、のたうつ様は芋虫か。美姫の面影は既にどこにもない。

 舌を失くし、呻く肉塊から、消化器官を引きずり出す。

「ああ、ここは特段臭いでありんすなあ。鼻が曲がりんす。臭い臭い。でもこれも御所様の為、我慢でありんすよ」

 わざとらしく扇子で顔を覆いながら、脇差に引っかけた臓物を甕に投げ込んだ。

 三角の形をした臓器は、おそらくは子宮だろう。

 良き殿方の嫁となり、良き武家の子を産むと考えていた。

 結果はどうだ。夫として来たのはこの禽獣、細川右京大夫だ。

「う……うぐっ……」

 最後の誇りすら無慈悲に奪い取られ、最早信貴姫に泣き叫ぶことは出来ない。静かな嗚咽が血まみれの茶間に吸い込まれる。

「心の臓に肺腑――これで臓器は全部でありんすか。次は耳かいの」

 懐からさっと取り出したのは、先の曲がった針金。

「これ何をする道具か分かりんすか? 耳の中を引っ掻き回して、聴覚器官を取り出す道具でありんす。元々は堕胎の道具でありんすが」

 脳に直接、冷たいものを突っ込まれたような感覚がした。

 見たことも無いような器官を細川はしげしげと眺め、やはり甕の中に入れた。

「余計な骨肉は剥がしんす」

 信貴姫には最早細川のその言葉は聞こえない。

 細川は脇差のみで、瞬間的に手足の断たれた信貴姫の胴体を解体。頭蓋に脊髄、そして両の目だけが残った。

 自身の肉体が、ここまでされて生きていることも信じられず、これが悪い夢ではないかと本気で思う。

「ああ、いよいよ最後。この瞳は、わっちのモノでありんすよ」

 右京の血で穢れた腕が迫ると、信貴姫の視界は闇と化した。

 この期に及んで、信貴姫の意識はやっと落ちる。

 最前の有様が悪い夢だと祈りながら。

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