ワタシトノベル 私の小説の書き方メモVer.カクヨム

人の意見は参考程度に

　よく言われるのが、「素人のアドバイスとプロの感想はあてにならない」ということです。

　素人は自分の感性や好き嫌いで判断するため、アドバイスも自分の好きな話や書き方に偏ってきます。一方でプロは褒めるのもプロですので、悪いところだらけでも良いところを見つけて感想を述べます。

　従って、素人のアドバイスをそのまま受け入れるとその人の好みの作品に偏り、プロの感想をそのまま受け取ると舞い上がってそれ以上の成長を目指さなくなります。

　現在はネット上でいろんな人の意見、感想を聞くことができます。もちろんどんな話でも感想やコメントが付くことがあるとは限りませんし、感想やコメントが付くだけで十分モチベーションアップにつながります。

　ただ、人には人の意見があり、自分には自分の書きたいことやスタイルがあります。自分のスタイルを無理に捻じ曲げてまで、相手の言うことに従う必要はありません。

　しかしながら、すべてを無視してしまうと、これもまたせっかくの意見を無駄にすることになります。ですので、コメントや感想は「参考程度」にし、自分で「それでよいのか」ということを考える必要があります。

　自分の作品は自分の考えで書くものです。コメントやアドバイスはありがたいものですが、それが必要なのかどうかは、よく検討してみてください。