アイデアの出し方:奇妙な組み合わせ

 書きたいものがはっきり決まっている時は、考えていることをすらすらと書いていけばよいのですが、新しく何か書こうとしたときに何を書けばいいか分からない時があると思います。全体的なストーリーだけでなく、例えば何かイベントを起こしたいとか、変わったキャラクターを作りたいとか、そういう時になかなか出てこないものです。

 そういう時に使えるのが、適当な「組み合わせ」です。名詞でも形容詞でも動詞でも構いません。

 例えば、普通は「ケーキ」と言えば「食べる」とか「作る」とか「売る」とかが想像できますが、「走る」とか「寝る」とか、そういったものと組み合わせてみてはどうでしょう。「ケーキが走る状態とは?」というところから考えると、何かアイデアが出てくるかもしれません。


 このように、普段組み合わせないような組み合わせを作り、それがどういうことなのかを考えることで、アイデアを生み出すという方法があります。特に変わった話を作りたい、キャラクターを作りたいと思った場合には試してみてください。


 アイデアというのは、自由な状態、つまり何も制限を与えられていない状態であると、なかなか出てこないものです。ですから、このようにある程度自分でお題を作り、そこから発想していくとうまくいくと思います。

 最近では診断メーカーのように、ランダムでお題を選んでくれるようなものもありますので、そういったものも試してみましょう。

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