第23話 目を閉じて

風に任せる

音が聞こえる

匂いを思い出す

君はいつだって一緒だ

見えなくなるのは忘れているから

忙しさにかまけて

文字の幻想

現世の温度

砂粒の孤独

振動する情熱

冷ませ風よ

醒めろ心

走れ最後まで

心象紀行綴れ

あるがままの世界

思い通りに行かない未来過去

全部胸にしまって

誰にも行く先を言わないで

黙って行け

同じような奴を見かけたら

こう言うのさ



死ぬなよ、って

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る