第9話 その心は、君と出会うまで残るだろう

文章に込められた心


それは、まだ見ぬ人へ送られる

よくある話とは別の、詩人の願い

いつかこの体という牢獄から解放された時に

真っ直ぐ会いに行くだろう

それまでは、暫しの別れ

さらば君よ、なぜこの世で苦しまなければいけないのか

神に問う程の孤独

行け、相まみえるその時まで

精一杯、煌めいて

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