第二章 迷宮

2-1

 思いがけない幸運というものがあるか否か。

 俺は非常に懐疑的だ。というより、そんなものはないと思っている。実体験が皆無だからだ。

 棚から牡丹餅、瓢箪から駒、怪我の功名。

 いろいろな表現があるからには、そういった事象が存在するのだろうとは認めなくもない。ただし、何事にも例外があるように俺自身には適用されないということは確かだ。いつかはツキが回ってくる、今日は私の日だ、一年に一回は幸運が訪れる。どこかで聞いたようなセリフ回しだが、そんなものは俺にはない。まぁ、程度の差というものを考慮すれば、アイスで当たりが出る、ソシャゲのカードゲームで最上位クラスのレアカードがガチャで当たるくらいは稀にあるかもしれない。

 それでもやはり、ここぞというときに、一番大事な時や運命の分水嶺な瞬間に、舞いこむ幸運は俺には来ない。そんなことがあるはずがないのだ。悲観論ではなく、純然たる事実としてこれまでの年月が証明している。

 ぬか喜びするだけで膝を屈したことが何度あったことか。俺は騙されない。騙されないぞ。

 「偽物に違いないな」

 「はぁ?ちょっと、あきるパイセン、なんか目がイッっちゃってるんですけどー?頭、おけまる?てゆーか、あたしの検索結果にケチつけようっていうわけ?ケスバでぶっとばし子なんだけど?」

 弐姫にそっくりな写真を手にしながら全力で否定したのは、だからしょうがないことだ。簡単に信じるわけにはいかないのだ。そんな気持ちを知らない花巻が憤慨するのもまぁ、理解できなくもない。

 けれど、ケスバは分からなかった。ぶっとばし子という不穏な単語は、攻撃的手段に出るということだとは思うが。

 「ちょっと待て。別にお前のプログラムを疑っているわけじゃない。ただ単に、こんな風にあっさり見つけたことが信じられないってことでだな……」

 「いやいや、あっさりじゃねーんですけど?結構手間暇かけて組み上げたアルゴリズムなんですけど?勝手言うなし。やっぱ喧嘩バーゲンセール大特価なん、あきるパイセン?」

 なぜか武闘派な目つきで睨まれたので、すぐさま否定する。平和主義者の非暴力人間、もといひ弱なもやしっ子なので、物理的な痛みは御免被る。もちろん、精神的な痛みも勘弁願うが。

 「落ち着いて、花巻君。秋留さんは君を非難しているわけではありません。この結果がそのまま答えにならないのではないかと懸念しているだけです。その証拠に、名前が違うでしょう?ケースバイケースでも、暴力手行為はダメです」

 さりげなくケスバの説明をしてくれるイケメン眼鏡、マジ惚れるわ、とか思ったが、それよりも俺の心情をしっかりと察知している点がもうさすが探偵というか、よくよく考えるとちょっと怖いくらいに察しが良すぎないだろうか。そう思い立つと、イケメン眼鏡がエロ眼鏡のような不埒な輩に見えなくもなくなってきたというか、そうとしか思えない危険人物に見えてくる。人間とは本当に勝手な生き物だ。

 「おや、秋留さん。何か目つきが剣呑ですが、何か僕は間違っていましたか?」

 「あきるパイセン、マジでやばばな感じ?目がイッたり洗脳だったり、ハルマゲってない?」 

 目が洗脳って何だ?催眠光線でも出すのか?聞き間違いにしても意味が通じない時点で違うとわかるだろう。というか、ハルマゲるってのはどういう動詞なのか。ハルマゲドンの最終戦争で、最終段階的な意味合いだろうか。

 ツッコミを入れたくなる気持ちを抑えて、というか心の中だけに留めて、俺は逸れ始めたレールをしれっと戻す。無駄な訂正は不必要だし、面倒だ。

 「名前……確かに違うな。つまり弐姫じゃない」

 顔ばかりに気を取られていたが、花巻が出力した結果には顔写真と簡易プロフィールが載っている。そこには、葉上壱姫と明記されていた。フリガナはない。代わりに高校二年で成績は優秀、所属の部活は剣道部で全国大会出場経験有りという注釈があった。スリーサイズ的なものもあったが、詳細は不要だろう。とはいえ、密かに脳内で弐姫のそれと照合してみると、だいたい合っている気がした。情報の精度は高いということだ。うん、そのための確認だ、今のは。それ以上の意味はない……ないぞ?

 生徒管理のための情報を抜き出しているのか、そこに家族構成やらその辺りのものはなかった。

 「けど、いち……き?とりま、なんて読むのか分からないけど、壱姫ってパーペキに関係ありそうじゃん?」

 「その名前でもう少し関連情報を引き出せませんか?」

 「ちょまち、いま潜らせてるから、そろそろ……ってあんまないっぽ。独自DBで杜撰なプログラムなやつだわ、これ、マジげんなり君」

 花巻はモニターを確認して幾つかキーを叩くが、やはり結果は思わしくないようだ。

 「うーん、やっぱたいしてないわ。こっからはクスクスの出番じゃね?」

 「そうですか、分かりました。少なくとも名前と高校名が手に入ったので、直接聞いてみるのが早いですね」

 「ずばり、姉妹っしょ?顔もクリソツなら、双子?」

 「そういう先入観は禁物ですよ、花巻君。余計な憶測は判断を鈍らせるだけです」

 「お前はどうだ?何かピンと来るものがあるか?」

 俺は肩越しにプリントアウトした写真を眺めている弐姫に声をかけてみる。

 「うーん、どうだろー。あるような、ないような……あっ、でもひとつだけは言えるかも?」

 「何だ?」

 「結構可愛いいよね?アイドルとかいけそうじゃない?」

 「……」

 それは遠回しに自画自賛をしているのか、単に天然で言っているのか。おそらくは後者だろうが、なんにせよ、期待した答えじゃなかった。

 「弐姫さんは何て言っていますか?」

 「アタシ、マジカワイイ、ウフフン」

 「ぶふっ、うふふんって!なになに、超ウケルんですけどー」

 適当に返事をしたら、なぜか花巻に受けた。

 「ちょっと、あきるくん!?わたし、そんなこと言ってないでしょっ!?」

 弐姫のツッコミと柔らかチョップが頭に入ったが、無視する。

 「ふむ、つまり、特に心当たりはないということですね。名前にも反応してないとなると、やはり一筋縄ではいきそうにないですか……」

 楠木は腕組をして考え込み始めた。

 「でもさ、これで結構進展するんじゃね?これで無関係だったら、訴訟不可避っしょ」

 一体何の罪になるのか気になるところだが、確かに花巻の言うことには同意だ。これだけ似ていて関係者じゃないなんて事実はちょっと信じがたい。世の中には三人、自分と瓜二つの存在がいるとかなんとかいうが、実際にそんな人間にはお目にかかったことはない。

 他人の空似なんてオチは勘弁してもらいたいところだ。

 とにもかくにも、そこから先は楠木の出番ということでその日はお開きになった。




 「むー、むー、むー」

 葉上壱姫という名前が判明してから、二日が経っていた。

 今は夕方の18時。一般の家庭がそろそろ夕食の支度をしているような頃合いで、どこからかカレーの香りがしてくるような、そんな逢魔が時だ。カレーは俺の好物の一つで、週三で食べても問題ない。ゆえに、カレーの香りを嗅ぐと、それまで食べてようとしていた夕飯の予定を捻じ曲げてしまう可能性がある。魔性の香りだった。

 今夜はしかし、自炊で総菜のハンバーグとマッシュポテトを買ってきている。今更カレーにするわけにはいかなかった。総菜には短期の賞味期限がある。

 「むーってば、むーってば、むむむのむー」

 いや、待てよ。

 俺の心で一つの閃きが生まれる。

 カレーハンバーグにすればいいのではなかろうか。食材を無駄にすることなく、賞味期限も今日でクリアできて一石二鳥ではないか。

 そうと決まれば、さっそくカレーの選別に入らなければならない。自作か、とっておきのか、安物のレトルトカレーかだ。

 総菜のハンバーグはコンビニ産ではなく、近くのスーパーのものでもなく、肉屋直参の精鋭だ。とはいっても、その中でもグレードは落ちる、特売品のものだ。たまたま賞味期限の関係でタイムセールのようになっていたのを聞きつけて、買ってきた。

 それなりにいいものではあるが、最高級ではない。そこに合わせるカレーとなるとなかなか難しい。今からカレーを自作するのも少々面倒だ。料理に関して、ほとんどしない人間ではあるが、カレーだけは自宅でもできるスパイスカレーなるレシピ本を買ってあるほど、こだわりがあってそれなりのものができる。そこに関しては、料理の手間という多少の面倒も目をつむることができる。

 だが、このハンバーグに対してはどうだろうか。

 そこまでの価値があるか否か。それが問題だ。

 それに、クミンシードの買い置きが心許なかったことを思い出す。買い足そうと思って忘れていた。最近では香辛料系はそれなりにどこでも買えるが、やはり自分好みの差異はかなりある。行きつけの店があるのだが、少し遠いのでそのうちにと思っている内に、今に至っているわけだ。

 加えて、カルダモンも切れかかっていた気がする。配合を妥協すればそれなりの味になるが、せっかく作るならそこは最強レシピで行きたい。となると、やはり市販レトルトにしておくべきか。

 「むーむーむーむーむー!!」

 俺が至高のカレーに悩んでいるというのに、さっきからむーむーうなる弐姫がやかましかった。こちらが無視しているのを気づいていて、ムキになって更なるアピールを繰り返している。完全にかまってちゃん状態だ。

 もう少し放置しておこうかとも思ったが、そのうちまた脳天チョップをして(いつぞや、俺がツッコミを入れたそれが気に入ったらしい)、無駄にエネルギーを消費させることになりそうなため、相手をしてやることにする。

 「なんだよ、さっきからうるさいぞ。牛はむーじゃなくて、もーだ」

 「牛とかじゃないよっ!?てゆーか、気づいてたならもっと早く言ってよね!!」

 ぷんすかしている気配はあるが、本気で怒っている様子はない。というか、弐姫がそういう感情を見せたことはまだ一度もない気がしてきた。いつでものほほんとしているので、感情の起伏はあまり表に出てこない性格なのだろうか。

 「面倒は嫌いだって言ってるだろ。で、なんだ?」

 「わたし、面倒なのっ!?断固抗議するよっ!でね、あのね、あのね、じゃっじゃーん!」

 抗議は一瞬で終わったようだ。応対した途端、あっさり機嫌が直るお気軽女だった。将来が不安だと思ったが、残念ながらその将来がもうないので杞憂か。それもまた物悲しい気持ちにさせるが、じゃっじゃーんで台無しだった。

 なかなか生では聞かない効果音に苦笑しながら、弐姫が両手で持っているものを俺は眺める。

 「……なんだ、そりゃ?枕か?」

 「ふっふーん。いいでしょ、いいでしょ?」

 なぜか誇らしげだが、持っているのはどうみてもただの枕だった。真っ白な生地に、羽毛でも詰まってそうな柔らかそうなやつではあるが、そこら辺でよく見る一般的なものだ。

 「……で?」

 「反応薄いよっ!?もっと驚いて!」 

 「はぁ?枕で驚く趣味は俺にはねぇ……」

 俺は何を求められているのか。というか、一体弐姫は何がしたいのだろうか。枕なんて持ち出して……そこで俺は気づいた。

 「それ、どうしたんだ?」

 「にっししし。やっと気づいたようだね、あきるくん。この枕様の凄さにっ!!」

 「枕に様付けすんな。てか、マジでそれどうしたんだ?俺の枕じゃないよな。それに、普通にお前が持ってるってことは……現実のもんじゃないのか?」

 仮転生体は現実世界のものに干渉できない。無機物や人、地面ですら触れられない。そういうルールだったはずだ。短期間なら、なぜか弐姫は例外的にそのルールを逸脱するときがあるが、今のように何かを持ったままでいるということはできない。

 つまりは、あの枕は現実のものではないということだ。

 「この枕様は、なんとわたしが召喚したものなのだー、なのだー、のだー……」

 「召喚だと?」

 健気なセルフエコーは無視して、俺は問いかける。

 「そうだよ。凄いでしょ、凄いでしょ。いやぁ、なんかほら眠るみたいに意識途切れそうになる度にね、なんかバタンって倒れてるイメージでしょ。正確にはどういう状態かはわかんないんだけどね。でもでも、ベッドとはいかずとも、せめて枕があればもっと快適なんじゃないかなーっていつも思ってたの。そしたらなんと、ついに昨日枕様がご降臨されたわけですよ!」

 「そいつは、枕が欲しいと願ってたら本当に出てきたってことか?」

 「いぇぁ!へあっ、へあっ!」

 よく分からないハイテンションで、ガッツポーズを天に向かって決めながら弐姫が嬉しそうに頷いた。枕一つで大げさに見えるが、自分の体ひとつで他に何一つも持てない状況だったことを思えば、そのはしゃぎようも分からなくはない。子供が初めて自分の玩具を手に入れたようなものだろうか。

 けれど、肝心なのは召喚できるというその点だ。そんな話はちょわから聞いていない。

 「それ、枕以外もできるのか?」

 「え?枕様以外?うーん、どうなんだろ?枕様で頭一杯で考えたこともなかったよ」

 どれだけ枕に入れ込んでいるのか。

 「つまりだな。願えばそれが具現化するって話なら、例えばお前の思い出深いものを念じ続ければ、記憶はなくても潜在的に何かが出てくるんじゃって、ちょっと思いついたわけだが……」

 「おおっ!?それはぐれぇーとなアイデアだねっ、あきるくん!早速、やってみるよっ」

 「ああ、でもちょい待て。タダなんてものは実際にはないってのが世の習わしだ。その枕出した後、おまえ、なんか変化はなかったか?」

 慎重派な俺がとっさに顔を出した。なんでもとりあえずやってみろ精神は必要だが、取り返しのつかないこともある。十分に検討する必要があった。

 「ほへ?変化?」

 「ああ、疲れたというか眠くというか、意識が遠のくんだっけ?そういう状態にならなかったか?」

 「あっ、そういえば、なってたかも。どうせ、眠る前みたいな感じだったから、そのままぽわーってなって気にしてなかったけど」

 ぽわーがよく分からないが、要するに枕を召喚した代償にエネルギーを消費したということだろうか。ゲームの世界であれば、召喚魔法には大量のMP《マジックポイント》が消費されるのが常識だ。いくら非常識な存在だからといって、何の交換材料もなしに無から有を取り出すことはできないはずだ。

 下手に乱発して、取り返しのつかないことになるのは避けたい。

 「なるほど。そいつに関しては、まずはちょわに確認だな。ちなみにその枕、お前の手から離れるとどうなるんだ?ずっと持ってたわけじゃないだろう?毎回、念じて呼び出すのか?」

 「え、どゆこと?出してから、ずっと持ってるけど?」

 「持ってんのかよっ!」 

 枕と一緒に行動してるということか。どんだけ昼寝好き少女なのか。リアルにいたら不思議ちゃんか、睡眠キャンペーンガール系のキャラでしかあり得ないな。いや、そんなキャンペーンがあるかは知らないが。

 「枕様を手放すなんてとんでもないっ」

 「……枕信仰しすぎだろ……」

 それだけ大事に思っていることだとは分かるけれど、行き過ぎだ。何にせよ、その信仰心は一時捨ててもらうしかない。

 「とりあえず、一回枕を放せ。話はそれからだ」

 「のぉ!」

 なぜか英語で力強く否定されるが、かまっている暇はない。

 俺は無理やりその枕を取り上げた。無意識に当たり前のように触ったが、よくよく考えるとそれもまたおかしい気がする。干渉できないはずの転生体の創造物に、なぜ俺が触れられるのか。まぁ、弐姫にチョップできる時点で、枕もまた同じ扱いだとは思うので今更だが。

 「のぉぉぉー!」

 予想通り抵抗されたが、男女の腕力の差は歴然だった。俺のようなもやしっ子でも、弐姫のそれには負けない。剣道をやっているらしい壱姫の方であれば、あるいは分からなかったかもしれない。

 ふと、そんなことを思いながら、俺が枕を投げ捨てると、弐姫が絶望的な目でその行方を追っていた。取り戻そうにも、俺が間に入っているので動けないのだ。少し可哀そうだとは思うが、仕草や声音に対して弐姫の表情はそれでもにこやかなので、本気で悲しそうには見えない。いや、雰囲気は完全に意気消沈ムードではあるのだが、表情が裏切っている。どこかちぐはぐな感じだ。

 「なんでこんな意地悪するの、あきるくん……?」

 「意地悪じゃない。単なる実験だ、おまえ、すぐに感情で否定して説明しても聞かないからな。強硬手段の方が手っ取り早いと思ってしてるだけだ。悪く思うな」

 「むりむりっ!悪く思うよっ!だって、枕様が……あ、あれ?」

 弐姫の口調の変化に気づいて振り返る。

 そこには俺が投げ捨てた枕があるはずだったが、それがなかった。正確には、地面であるフローリングにはなかった。なぜかふわふわと浮いていて、ゆっくりと引き寄せられるように弐姫へと向かっていた。枕もまた、現実には干渉できないという法則には従っているようだ。だからといって、あんな風に勝手に動きはしないはずだ。

 「……おまえ、サイコキネシスとか使えたのか?」

 「ええっ、そうなの?」

 「いや、俺に聞き返すなよ。その反応だと無意識か、それとも別の力なのか……」

 枕はその間も、巻き取られるかのように弐姫へと向かっている。まるで、無重力空間で紐にくくりつけ、手繰り寄せているかのような動きだった。緩慢ではあっても、明確に方向性のあるベクトルで進んでいた。

 「ふふん、やっぱり枕様と私の絆は切っても切れないものなんだね」

 枕との絆なんて、少なくとも俺はいらないと思いつつも、もう一度弐姫の両手に収まった枕を見やる。

 「引き離されても、元に戻るわけか……いや、むしろ、そいつはもう消えないんじゃねぇのか?」

 「むむ?そうなの?収納不可?」

 「だから俺に聞くな。これからずっと、枕女として認識されたくないなら、切り離す術を考えておいた方がいいだろうな」

 「ま、まくらおんな……」

 弐姫は真剣な目で枕を見つめている。その肩書を吟味しているのかもしれない。常に枕を連れている人間はお目にかかったことがない。少し考えてみる。いつでもお昼寝できますアピールだろうか。睡眠は健康に良いことだと宣伝を兼ねるとしても、そんな戦略はいかがなものか。

 「ないな……」

 「ありかな?」

 期せずして、同じタイミングで正反対の答えが出たようだった。

 この女、理解しがたい。

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