第24話 正直な気持ち
街中に入った。急いで広場に向かう。
話は道中でリオールに聞いた。
リオールが依頼所で依頼者を待っていたところ、何やら外が騒がしい事に気がついた。道行く人に訊ねると、広場に怪しげな三人組が現れているとの情報を得る。依頼人が来るまでには時間があったこともあり野次馬根性で見に行くと、黒い外套に身を包んだ三人組がいた。
そいつらが魔法使いだと分かったのは、フードの下の顔に見覚えがあったかららしい。すぐに私に知らせようと思い、その場を離れたため魔法使いがアクラムに来た理由については把握していないとのこと。それがリオールの見た数十分前の話だった。
はじめ魔法使いと聞いて柄にもなく私は慌てた。その証拠にカナリアの日記帳を持ってきてしまっている。気がついたのは家を出て少し経ったあとだったが、戻っている暇も惜しく、そのまま持っていくことにした。べつに高価なものというわけでもないし、何のときは道端に置いても取られまい。
リオールとともに大通りを駆けて行くと、先の視界に人だかりが見えてきた。
近づくが、人が多すぎて肝心な魔法使いたちの姿が見えない。人混みの中に進もうとするとリオールが肩を掴んできた。
「あまり近づかないほうがいいよ。君は魔法使いたちから嫌われているんだから」
「お前もな。ただ様子を窺うだけだ」
忠告を無視し、人混みを掻き分けていく。前列手前まで移動し、ようやく中心の様子が見て取れた。
リオールの話どおり黒服が三人。フードを目深に被っており、顔はよく見えなかった。
一人の魔法使いの手には緑色の液体が入った小瓶が握られていた。
見覚えがある。以前に集ってきた小蠅が持っていたものと同じ。つまりあれは薬物か。
魔法使いは小瓶を掲げて声を張り上げた。
「我が同胞を死の淵に冒したこの薬の製造人は誰だ、早急に名乗り出よ! 従わなくばこの町に災厄をもたらすことになるだろう」
高い女の声だった。記憶の片隅がうずく声音。
町人たちはお互いに顔を見合わせ、首を傾げ合っている。中には鼻で笑っている者もいた。どうやら三人が本物の魔法使いである事に見物人たちは気づいていないらしい。魔法使いの里の存在自体、人間には秘匿とされているからまさか本物が存在するとは思えまい。
後ろからリオールがやってきて小声を掛けてくる。
「その辺の人に聞いたんだけど、あの三人は薬物に冒された仲間の報復に来たみたいだね。製造人を差し出せって小一時間ああしているらしい」
「だが薬物は帝都から流れてきているのだろう。この町に製造人はいないのではないか」
「どうもアクラムに在留する売買人と勘違いしているんだろうね。医療薬とか言われて騙されたんじゃないかな」
仲間が病に倒れ伏して仕方なしに人間を頼るしかなくなり、誤って薬物の売買人に接触したか。でなければ人間との関わりを極端に嫌っている奴らがあんなものを手にするはずがない。自業自得もいいところだ。仲間の事しか頭にないのは昔と何も変わっていない。
不意に人混みが左右に割れ、老人が現れた。杖をつきながら悠々とした足取りで三人に近づいていく。
周りの反応を見るかぎり、どうやら町長らしい。初めて知った。背丈が小さく愛嬌のある丸顔で、いかにも好々爺といった感じだ。
町長は魔法使いたちの前まで行き、宥めるような口調で言った。
「どうか怒りをお静めください」
「お前が製造人か?」
「いえ。私はこのアクラムの代表を務めさせていただいている者です。どうか怒りを静めて穏便に話をしましょう」
「我の意向は変わらない。早急に製造人を差し出せ」
「私共も薬物関連には手をこまねいておりまして。今すぐにとは難しい状況なのです。ですがあなた方にも深刻なご事情がお有りのようだ。ここでは大事になりますゆえ、別の場所でお話を伺いましょう。ささ、こちらへ」
「黙れ人間風情が……我に指図するなっ!」
女魔法使いは薬物を地面に叩きつけ、右手を天に掲げる。瞬間、空中に出現した氷の礫が町長を狙って放たれた。
老体では避けきれるはずもなく、左肩に命中し、町長は呻き声を上げて地面に倒れた。
一瞬のうちにざわざわとした喧騒が静寂に取って代わった。やがて緊迫した空気が場を支配する。あちらこちらで悲鳴が上がり、見物人たちは我先にと逃げまどった。
町長を助けようと正義感気取りのバカな男が無手のまま向かっていく。が、待機していた魔法使いに敢え無く返り討ちにされ、無様に地面を転がった。筋肉バカが。なぜこう人間は相手の力量を図れんのだ。
苛立ちを募らせていると、リオールが腕を引っ張ってきた。
「エリシア、俺たちも逃げよう。魔法使いが本気になったら人間にはどうもできない。アクラムは終わりだ。ここにいれば見つかって面倒なことに……」
ごちゃごちゃと煩い。私は腕を掴むリオールの手を剥がし、カナリアの日記帳を押し付けた。
「エリシア?」
「逃げる? この私に尻尾を巻いて逃げろと言うのか。あんな発展のない片田舎に引き篭もっているしか能のない愚か者どもから?」
冗談じゃない。
「逃げたければそれを持って一人で逃げろ。一片でも傷をつければお前を八つ裂きにしてやるからそのつもりでいろ」
「相手は三人だよ。いくら君でも無傷じゃ済まない」
「なら全力で潰しに掛かればいいではないか」
「そういう問題じゃなくて……君には戦う理由がない……」
そこで言葉を区切り、リオールは手に持った日記帳に視線を落としたあと。
「もしかして君……カナリアちゃんのために?」
「勘違いするな。好物のために決まっているだろ。これ以上街中で暴れてもらってはジジイの精神が持たないからな」
私は前へと歩き出した。
今にも町長にトドメを刺そうとしていた女魔法使いがこちらを振り向く。
「まだ抵抗する者がいるとはおどろき――――っ!」
その目が驚愕に見開かれる。
近くだと顔が見えた。知っている顔だった。名前は何だったか……忘れた。
フードの下の目が憎々しげに細められる。
「嫌われの魔女……なぜお前がここにいる!?」
咎める声に、他の魔法使い二人も反応したのか、視線を向けてくる。どちらも穴のない仮面(片方は白色、もう片方は黒色)を被っており、素顔は見えなかった。
私はさらに一歩前に出て三人を牽制する。
「なぜって私の勝手だろう。お前たちこそ、ぎゃあぎゃあと騒いでないで住処に帰れ」
「同胞が薬漬けにされて黙っていられるものか! 同じ苦しみを与えなければ我の気が収まらない」
「元を辿ればお前たちの落ち度だろう。今時、引っ掛かるほうがマヌケなんだ」
「なんだと……!」
「何の変化もない腐った土地に閉じ籠っているから悪徳人に騙されるという話だ。良い教訓になったな」
「ふざけるな! 里を裏切った親殺しに何がわか……」
「ああもう……煩い」
これ以上話を続けても苦い過去を思い出すばかりで不愉快だ。こいつらの偏った常識は嫌というほど知っている。根付いたものを覆すのは無理だし、無駄だ。
「今すぐこの町から出ていけ。今なら見逃してやる。だが向かってくるというのなら容赦はしない」
私は魔法で手のひらに炎を生み出し、殺気を放つ。私の事が記憶に色濃くあるみたいだし、効果的な威嚇になるだろう。
女魔法使いはたじろいだが。
「舐めるな! 里を捨てた愚か者に我が負けるはずがない!」
そう言うと、臨戦態勢をとった。後ろの魔法使いたちも懐から一振りの短剣を取り出す。
怯えて素直に帰ればいいものを。激しく面倒な展開だ。
目だけで辺りを見回す。見物人たちは全員逃げたようだ。戦闘に邪魔な町長と無謀な男は、私が三人の目を引きつけているうちに、リオールが隙をみて広場外に運び終えた。全力を出しても攻撃に巻き込む事はない。
私が周囲を確認していると、仮面の魔法使いたちが短剣を構えて、左右に散った。
挟み撃ちというわけか。魔法使いともあろう者が近接武器で戦うとは小癪な。
彼我の距離は短く、すぐに白仮面が間合いまで迫ってくる。素人のように乱雑に振られる短剣を避けつつ、差し迫る黒仮面に注意しながら懐に入る隙を窺った。
白仮面の突き出してきた短剣を寸前で躱し、手首を掴んで引き寄せる。体勢を崩して倒れてきたところで仮面を鷲掴みにし、灰にする勢いで手のひらに炎を集中させた。
首から上を炎に包まれた白仮面は悲鳴を上げることなく、地面を転がった。それを確認してから振り返り、黒仮面の相手をする。
と、女魔法使いの周りに町長を襲ったものよりも一回り大きな氷の礫が顕現するのが横目に見えた。どうやら氷の魔法を得意とするらしい。
黒仮面を足蹴りで往なし、一直線に放たれてきた氷の礫を右手で受けたと同時に炎熱で溶かす。辺りに水蒸気が広がった。
好機とばかりに、復帰した黒仮面が攻撃に転じてくるが予想の範囲内。先程白仮面をやったときの要領で灰にして――――
「……っ!?」
背後に気配を感じて振り向くと、白仮面が短剣を突き出してきていた。
寸前のところで体を捻って致命傷は免れたものの、短剣の刃先が腕を掠った。仮面たちから距離を取るため、後ろに下がる。大した事のないはずの切り傷がやけに痛んだ。
遠くの女魔法使いの口元がほんの少し歪んだ気がした。
「舐めるなと言ったはずだ。我はいつ訪れるやも知れぬ万事に備えて、日々戦闘訓練を積んでいる。安楽に身を委ねる貴様とは違うのだ」
魔法だけが取り柄の軟弱者と侮っていたが、これは厄介だな。
白仮面は平然と立っている。消失したフードや焼け焦げた面を見るかぎり、私の攻撃は命中したようだが、顔面に食らってまだ生きているとは。何か防御系の魔法を自身にかけているのか。リオールみたいな治癒系だと質が悪いな。
それに嫌に連携が取れていた。三人がどういう関係なのかは分からないが、まるで幼い頃から鍛錬を共にしていたように無駄のない動きだった。口先だけではないということか。
「この程度の掠り傷を付けただけで良い気になるとは。お前らの底が知れるな」
「どうとでもほざいていろ。裏切り者の言葉に耳を貸すつもりはない」
「こちらも会話するつもりはないが、な!」
私は一直線に女魔法使いに向かって走った。
仮面たちが一言も発さない事を鑑みるに、女魔法使いがリーダー的存在なのだろう。頭を潰せば多少なりとも動揺が広がり、反射速度が鈍くなるはず。それに仮面たちは肉体強化の魔法使いだ。先に相手をするのは骨が折れる。脆弱な者から始末するのが定石だ。
当然、距離を詰めることを許すはずがない白黒仮面は短剣を構え、行く手を阻む。
私は走りざま火球を創造し、女魔法使いに向けて飛ばした。仮面たちは女魔法使いのまえに出て自ら盾となる。
そのまま火球は直撃したが、先程ゼロ距離の魔法を凌いだのだ。効果はないだろう。仮面たちが受けることを予期した上で、ただの目くらましのために放った。
硝煙が立ち込め、その隙をついて仮面たちに近づき、両者の足部に一撃を与える。仮面たちは体勢を崩し、地面に倒れ込む。しばらくは動けないだろう。
攻撃をするときに闇雲に振られた短剣が肩と横腹に当たったが、浅い。無視できる傷だ。
これまで格下の人間ばかり相手にしてきたから怪我をしない事が前提だったが、相手が同じ種族となれば話は違ってくる。端から無傷で勝てるとは思っていない。小さな傷を作ることを恐れていては好機を逃す。それに、自慢じゃないが痛みには慣れている。
私が女魔法使いに肉迫したとき、互いが手を翳したのはほぼ同時だった。
相反する属性のぶつかり合い。互いに一歩も引けを取らずの拮抗状態。
「ちっ」
一撃で燃え尽くすつもりだったが、勢いが足りなかったか。針で指先を突き刺したような冷気を感じた。
「くぅ……!」
だがそれは向こうも同じ。私の手のひらから溢れる熱気が女魔法使いの手を朱に染めた。
私は惜しみなく魔力を使い、炎を強化する。次第に形勢が傾いていく。私とこいつでは生まれ持った魔力値が違う。元神童を舐めるな。
女魔法使いの顔が苦渋を形作る。力を弱めた瞬間、燃え盛る炎に呑みこまれることを悟っているのだろう。
だがこのままでも結果は同じだ。私が勝利を確信し、魔力を一気に増幅させて女魔法使いのほうへ押し込んでいこうとしたとき。
「――――!?」
私の翳した手のひらの前に、突如として白仮面が現れた。一瞬にして。瞬く間に。
女魔法使いの魔法が途切れ、炎の波が白仮面を呑み込む。
咄嗟の事に頭が真っ白になった。それが相手に僅かな隙を与えてしまう。
直後、硝煙の中から短剣が現れ、私の肩から脇腹にかけて一閃した。
熱を帯びた激痛が走り、思わず唸り声を上げてしまう。続けて振られた二度目の斬撃をなんとか躱し、距離をとって息をつく。
理解が追いついていなかった。白仮面は後方で足止めしたはず。それが一瞬で移動してきた。
後ろをみると黒仮面は地面で倒れ込んでいた。まるで糸の切れた操り人形のよう……。
そこで私はある考えに行き着く。
女魔法使いをみると荒い息を吐いていた。私の魔法は白仮面を壁にして避けたはず。あの疲労は急激に多量の魔力を使った証拠。
硝煙が止み、白仮面の姿が露になる。
焼けて灰となった黒服。その下は皮膚のない木の肌だった。木製の人形。
「やはり人形を操る魔法か……」
里の中に人形師という職業の者がいた。体の一部(主に髪の毛だったか)を操る対象に埋め込み、自身の手足のように操作する魔法。そいつは手で握れるほどの小さな人形を操り、劇を開いて子供を喜ばせる程度だったが、まさか戦闘に活かしてくる者がいようとは。だから妙に息が合っていたり、私の魔法が通用しなかったりしたわけか。少し考えれば分かるものを、浅はかな自分が嫌になる。
女魔法使いは乱れた呼吸を整えて言った。
「遠距離にいる人形を一瞬で手元に呼ぶには、相当の魔力を消費するから使いたくなかったが……貴様に手傷を負わせられたのだから安いものだ」
私は脇腹に触れる。思ったよりも傷が深い。手に真っ赤な血がついた。自身の血液を見たのは久しぶりな気がした。
「……ふん、強がるなよ。お前こそ随分と苦しそうじゃないか」
「この程度で力尽きる我ではない。邪魔立てする貴様を地に伏し、目的を遂行する!」
そう言って手を振り上げると、白仮面が短剣を構えた。背後では黒仮面が立ち上がる。
私は傷の痛みから頭を逸らし、考えた。
さてどうするか。考えようによっては女魔法使いをやってしまえば私の勝ちなのだから敵が減ったようなものだ。とても一筋縄では行きそうにないが。
やはり先程の攻撃が当たらなかったのが悔やまれる。相手はこれ以上ないほど警戒している。二度として懐に入る機会は訪れないだろう。
魔力にはまだ余裕がある。相手の魔力が底を尽きるのを待つのが得策か。やられっぱなしは癪だが仕方ない。
防御に徹することにした私は、向かってきた仮面たちの攻撃を避け続けた。女魔法使いの遠距離も加わるので全てを躱しきることはできなかった。
時間が経つにつれて、私の体に一つ、また一つと傷が増えていった。衣服は血の赤に染まり、最早どこから痛覚を発しているのか分からないほどだった。
傷口を焼いて止血を試みたが、相手の攻撃を掻い潜りながらでは正確に処置できない。
荒療治にも等しいが、体全身に炎を纏い続けることで致命傷を癒した。断続的に多量の魔力を使うことになるが、出血死しては元も子もない。
女魔法使いのほうは息遣いの荒さが目立ってきていた。
胸に手を当て、肩を大きく上下させている。フードの下の顔は憔悴しきっていた。
仮面たちを操る精度も落ちてきている。かなりの魔力を消耗しているらしい。二体の人形を操る魔法と遠距離魔法を併用しているのだから当然か。並みの魔法使いならすでに身動きが取れない状態になっていてもおかしくない。
腹の内に滾る憎悪がそれを可能としているように見えた。
その後も激しい攻防が繰り広げられ、お互いに魔力を失っていった。
やがて戦闘の最中、仮面たちの動きが急に止まり、地面に崩れた。ふたたび動き出す気配はない。女魔法使いは地面に片膝をついていた。限界が近いようだ。
私のほうも傷を治療するだけの魔力はもう残っていなかった。痛みすら感じないほど体の機能が低下していた。足が地面に縫われたように動かす気力もない。次に攻撃されれば避けれそうにない。
女魔法使いはこちらを睨み据え、声を張り上げた。
「なぜだ……なぜ貴様は倒れない! そこまでしてこの町を守る理由があるのか!」
「守る理由……か」
そう問われて自然と頭に浮かんできたのは、カナリアの姿だった。
私もやわになったものだ。たかだか幼子一人のためにこんなにも傷だらけになって、命すらも危ういのに、何の利益すらないのに、まだ立っている。自分でも呆れた行いだ。
「もう……不自由な籠の中では生きてほしくないんだ」
理性ではバカバカしい事だと思っていても、私の何処かにある心が体を突き動かした。
認めよう。認めざるを得ない。
私はカナリアが好きだ。
あいつと何か事をするのは楽しかったし、あいつが何かを覚えるたびに喜びを感じた。あいつが他人から褒められると私も誇らしくなった。
できればもっと近くであいつの事を見ていたかったが、それはもう叶わない。自らの手で失う選択をしてしまったから。
ならせめて、ひとときの安らぎを与えてくれたあいつの未来が明るくなるよう私は命を懸けよう。今の私に出来ることはそれくらいだ。
「何を意味の分からないことを……!」
女魔法使いは地面を蹴り、こちらに向かって走り出してきた。
手に氷のナイフを創り出し、構える。
体全身が鉛のように重くてとても避けられない。
ならいっその事、相打ち覚悟でわざと受け、身動きが取れない状態のところに残りすべての魔力を込めた攻撃を叩きこむ。
私は数瞬後に訪れる痛みを覚悟して、目を閉じた――――
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