永遠に響くレクイエム

十一月。
七日と八日の境目の時。
「怪盗メロディー」と名乗った人物が、佐久間美鈴の所有する『白い園』からとある宝石を盗みだした。
「麒麟の鱗」と呼ばれるその宝石は、乙木野町を守る宝石でもあった。
宝石がなくなったことにより、薄暗い霧に覆われる乙木野町。

突如やってきた『狂気の科学者（ネクロマンサー）』。
科学者を追い、謎を解決せんとする、三人の『陰陽師』。
忌み嫌われた「鬼」を宿すとされている少年。
それから、『怪盗メロディー』。


全ての謎が明かされる時、乙木野町は――。


これは、異能力者たちが織り成す、切ない鎮魂の曲。
メロディアス・シンフォニーシリーズ第三弾、開幕！



登場人物設定集
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