※ 大阪人は商売人——コスパに煩い
大阪人は、銭勘定にうるさい———。
大阪は、その昔、「天下の台所」と言われただけあって、商人の町と言われて来た。「堺の町」に始まって、秀吉の本拠地が「大阪城」に定まってから特に発達したらしいのだが。
で、私も大阪人長いことやってますけど、確かに銭勘定に
100円なら、100円の価値を極める——みたいな感じかな。
同じ100円出すなら、ちょっとでも「お特」な方を選びたい。
私の本業は営業マンでして、長いこと全国歩いてましたんで、大阪人の商売のスタイルも、東京、名古屋のそれも知ってるつもりだ。
で—————、こんな経験則を未だに信じてる。
一番、銭勘定の煩いのは「名古屋人」ちゃうかと。
例えばこう、である。
ある品物の見積もりを客先に出すとしよう。便宜的に値段は100円とする。
1)大阪人のお客さんの反応
——で、これ、なんぼなるん?
——ええーッ、もうこれで、限界ですわ、カンベンしてくださいよー
——ほな、A社で買うわ、ええな?
——もう、B課長には叶いまへんなぁー、ほなもう、95円で!
——よっしゃ、よっしゃ
ってな感じ。あくまで、面子にコダワル。(値引きさせないと気がすまない)
2)東京人のお客さんの反応
——ん?、これが目一杯なの?
——はい、C課長相手に駆け引きなんかしませんよ
——そだね、うん、じゃ、これでいこっか
ってな感じ。あくまで信頼関係を基本としてる(一発回答が信頼関係)
3)名古屋人のお客さんの場合
——ん?、で、これが目一杯なの?
——はぁー、もうギリギリですねん
——あ、っそ。
——これ、で、いいっすか?
——95円なら考えるよ
——ああぁーー、、じゃもう、D課長にそこまで言われたら
ってな感じ、でここで終わると思いきや………見積もりを書き直して再度提出すると電話がかかってくる
——あのさ、これが目一杯なの?
——ええっーー?
とにかく、名古屋人はネチこい(笑)←すんません、すんません
てなわけで、私の中では一番手強い商売相手は名古屋圏のお客さんってことになってます。これ、いまでも変わりません。なんでやろね——、信長気質じゃなく家康気質なんでしょうかね〜(笑)(家康の生家は三河)
大阪人は、時間にも煩い。いや、時間厳守って意味じゃなく、とにかくセッカチ
交差点で信号が変わるのを待つ大阪人———。
見てるのは、必ず、反対側の信号(そう、前じゃなく、左右の信号)
黄色になった時点で、エンジン吹かし出す
人より、早く、一歩を!!!! (大して、変わらんのにね 笑)
まっ、そんなセッカチで、運転マナーの悪い大阪人。そのお陰で、バンコクのあの大渋滞とカオスな交通ルールの中でも、私は平気で運転出来ました——これ、唯一、セッカチな大阪人でよかった——な話デス。
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