概要
ちょっとした事実の集積。すべてを組み合わせれば見えてくる答えがある。
私立上等高校に通う三年生、猫目石瓦礫は幼馴染の夜島帳とともに孤島の別荘を訪れる。愛知県南部に浮かぶ架空島に建つその屋敷は『タロット館』。集まるはミステリ作家たちに名探偵。主催者は警察嫌いの少女。奇妙な館と来訪者たちは化学反応によって殺人劇の幕を開く。非日常の殺人。謎を解くカギは、日常にある。
1月3日までは毎日投稿。それから先(ちょうど解決編)は週一を予定。既に全編書き終わっているので投稿頻度に変更なし。
1月3日までは毎日投稿。それから先(ちょうど解決編)は週一を予定。既に全編書き終わっているので投稿頻度に変更なし。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!とにかく面白いから読んでほしい
面白い、それだけじゃなくてこの作品が日の目を見ていないのが悔しいと思うほどに完成度の高い作品でした。
舞台を架空の島に置いたクローズドサークルミステリーと、学園内でおきたコージーというのは少し危険なミステリー2つの事件。
キャラクターの完成度が非常に高く、中盤以降は二人が会話している何気ないシーンが魅力的で勝手にどんなキャラクターデザインなのかと頭に浮かんでアニメーションとして自然に再現されるほど。なのでミステリーながら非常に読みやすく、初挑戦の方にもオススメできる良作。
タロットカードがそれぞれの部屋に割り当てられているという舞台もお洒落で、ミステリー好きはもちろん館の説明で楽しめる。…続きを読む