さくらのまち

死んでしまった人を忘れてしまうが故に、他者を拒絶する少女、咲希。
春休み前日。そんな咲希を伯母である由来は、「桜ノ町に来ないか」と誘う。

咲希を気にする、どことなく見覚えのある優しい青年、朔矢。
お調子者で飄々としているが、とても純粋な、櫻井。
朔矢に思いを寄せている、面倒見の良いお姉さん、泉。
桜ノ町で咲希が出会ったのは、温かな人ビトだった――。

小説家になろうさんと、自サイトにて一度掲載して、小説大賞に送るために削除した作品です。
小説大賞は結果として、一次落ちでした。あえて文章は変えずに投稿しております。
どうか、咲希や朔矢たちを温かく見守っていただけると嬉しいです。