文月八千代

第七回こむら川小説大賞に参加したくて書きました。成仏する時、どうして幽霊って光る表現なんですかね。幽霊以外の怪異も光るんですかね。

振られたせいでやさぐれる女の子と、その親友の女の子の話。 執筆時BGM　：　SAKURAドロップス / 宇多田ヒカル #文披31題　→　day5「琥珀糖」

人類史上初として打ち上げられた人工的な星座「よだかの星座」 その星座を巡る、数奇な運命の話です。

既発の作品【お清め日和】からカクヨムコン参加のために序盤の短編を独立させた作品です。もし既に【お清め日和】を読んで下さいました方には内容が重複致します🍀またこれを機に読者樣との新…

学生時代東京で体験した実話怪談です。よろしくお願い致しますm(_ _)m🍀

カクヨムWeb小説短編賞2023【短編小説部門】 　☆短編特別賞☆を受賞致しました 昭和二十年、京都、夏。売れない小説家の男――『私』は風に飛ばされた原稿を追いかけて侵入した洋…

夫婦生活に行き詰っていた主人公が、家とお金を得て離婚へ踏み出し、自由を得る。

気が付くと僕らは幽霊だった。 幽霊としての、新婚生活のスタートだ。

日雇いバイトで食いつなぐ俺が今回紹介されたのは、家主が出かけている間の自宅警備員……それ留守番って言うんじゃない？

口はださない。手もださない。場をつくり見守るだけ。 カケルくんとあたしは、お互いの親友の恋路を見守るため同盟を結ぶことにした。

私がお父ちゃんと初めて会った時は最悪だ。 生まれた瞬間、ガッカリされた。 跡取り息子が欲しかった……らしい。 いらない子だった私だけど……思い出すのはお父ちゃんのみそ汁の味。

夜の空が、あたしを外へ連れ出した。行きついた先には、ちょっとおかしな、大事な人がいた――。 ハロウィーンの夜のお供にオススメです。 レモンティー片手に8000字ほどの物語をお楽…

友人・紺野の葬式のために大阪を訪れた誠一。十年ぶりに再会したいとこ・あやめと共に、彼は紺野からの遺言を開くが……。 ―――――― 【備考】 行間をあまりとっていないのは意…

中学生になった辺りから、息子が顔を合わさなくなった。 「私」はそんな息子を見守りつつ、その日の朝もキッチンに立った。 そして私が目にしたものは、二つの弁当箱と―――― 母…

ずっと隣にいたアイツがある日突然いなくなる？ 嘘だ……そして、誰かに取られちゃう？ そんなの嫌だ！

会社の先輩から聞いた話。 先輩は子供の頃に、お兄さんを亡くしているのだそうです。 ただ、亡くなっているのは事実のようですが、その理由は疑わしい……。 僕には本当かどうかを確認する…

【カクヨムWeb小説短編賞2023「短編特別賞」受賞】 『妹が作ってくれた』 兄がSNSに投稿したのは、私が作ったラーメンの写真だった。 https://kakuyomu.j…

依里は夏休みの同窓会で、高校時代にすきだった哲太と再会する。 当時、ふたりはとてもいい感じだったのだけど、哲太の彼女という子が現れて、ふたりの仲はなぁなぁになった。 その彼が隣の…

霊が見えるという青年。 とある話をしてくれました。 短編。 最後までお読みください。

夫に書いてることは伝えているものの、ペンネームを伝えていない私がうっかりで、ペンネームをバラしかけた話です。

わたしの家は、変な家。 わたしの心に、わたしはいない。 操り糸を、とかすのは誰？ start of new life――。 ※この作品は、エブリスタにも掲載しています。

ブラック会社に勤める牧野　美和子（まきの　みわこ）は深夜に家に帰れば会社の愚痴ばかり、そんな彼女の部屋に隣人からクレームが入る。けどそれは本来ならばあり得ないクレームであった。

大学二回生になった私は『二十歳の夏の約束』を思い出し帰省する。 けれど約束の相手は入院していると聞かされる。 日本の田舎の情景と少し不思議な雰囲気物語。 （方言は茨城弁をベース…

気づいてほしい、気づかないでほしい。 君の指を見ている、俺の気持ちに。 ※主人公(俺)のみ、性別を確定しております。君視点の前日譚はこちらでございます。『君が読む、それを。』こ…

全てに現実感を感じられない女の子が、現実感を得るために男を買うお話です。 ※かなり強めの性描写があります。苦手な方はご注意下さい

柴田恭太朗さんの三題噺企画に寄せて。 お題「報告書」「ダンボール」「友情」 短編賞創作フェス（お題「スタート」）にも参加してます。

「お疲れ」 「え？」 　ジュースを差し出すと、一瞬キョトンとした顔をしてから、パッと目を輝かせた。 「やさしいじゃん！　ありがとな！」 　バイトをすることも彼が選んだことだから、…

新しいスタートの季節、花冷えの頃、夫と二人思い出を語り合いながら気づく。 愛しい日々の中で最後になったものが意外にも多いことに。

会社員・坂口 浩市の家族は、妻と娘が遠くにいる「遠距離家族」。 そんな彼と家族、そして彼の上司・三浦部長が紡ぐ三者三様の愛のカタチ。

少女の母親は難病で入院していた。 明日をも知れない母親と、見舞いに訪れる少女。 それぞれの思い。 短編集に収録している同名の小説の改訂版です。

スタートはいつからでも。 何かの始まりと同時に違うスタートもあるだなんて分かってない人もいるだろうなぁ。 短編です。

飲み会のノリについていけない男女の話。

芦田美佐江は小さい頃から背が高いのがコンプレックスだった。 そんな彼女が、あるきっかけで柔道に目覚め、そして数年後――。 灯台のある田舎町で、不思議な出来事と出くわすのであった。

昭和５３年。結婚する坂　真優美に義理の母、横澤　柳子が送った手紙。そこには、内縁のまま亡くなった息子と、二人の血を受け継いだ孫に対する思いが綴られていた。 設定のミスが判明した…

2022年11月の初旬。宅配業者から一通のショートメールが届きました。 そこに送付されていたURLを押してしまったことで、まさかあんなことになろうとは……。 普段は注意していた…

母性が寿命を迎え、逃げ出した人々の行き着いた先は、ある惑星だった。 たった一人だけ生き残った彼が、未知の惑星で得たものとは。

「お父さん、赤いお月さま探しに行こう」 父と娘。 二人は夜のドライブに出かける。 絵本から抜け出した、約束の赤い月を探しに。

あらゆるものから色彩を奪う『色彩監極（カラフルヘブン）』を持ち、温室で無色透明の植物に囲まれて過ごす少女——ヒミ。 移動したい場所までの距離を奪う『硝子監束（ガラスチェック）』を…

ホームセンターにパート勤めする景は、竹ぼうきを買って帰る。 今夜は特別な一夜になるのだ。

母が穏やかに老いていけるのは安心だけど、私がわからなくなるのは苦しかった。 私と、母と、施設職員の三人で取り戻した一瞬の記憶。

陰鬱な天気を吹き飛ばし、明るさをもたらす存在 ほっこりしてもらえたら嬉しいです ４０字×４０行で書いているショートショート２９作品目 １００作品まで頑張ります

高校3年生の7月20日日曜日。瑞斗は学校で受験勉強をしていた。部活を悔いの残る形で自分1人だけ引退し、その現実から逃げるために、考えないために勉強をしていた。すると上の階から優し…

　わたしは酸化している。 　自分が酸化しているだなんて、恥ずかしくて誰にも言えなかった。 　家族も、友達の誰だって酸化していない。担任の教師だって、部活動のコーチだって酸化してい…