高羽慧

どう見ても、美味しそうに見えない外観をしているアボカドが、その外観から受け付けなかった、佐野学。 ある日、夢の中で、アボカド姿の巨人が現れ、踏み潰されそうになった。 瀕死の時に、…

　タイトルとキャッチコピー通りさ。私はこの後五時起きで仕事に行かねばならないから、紹介文まで書いている余裕が無い。済まないね。グッナイ。

ベンチの上にリンゴとニンジン。 カモメはどっちをとって逃げ去るか悩んでいた。 そこへ、ビーバーがやってきて――。

「二刀流」が一般常識になってからもうずいぶん経つ。 カクヨム公式イベント参加用作品です。

しがないＯＬである私の元を訪れたのは、セミを名乗る貧相なお兄さん。 せめて恩返ししてから死にたいと意気込む彼だったが……。

にゃあ 朝起きてお出かけし、夕方帰ってくる、うちの猫の日常。 猫なら案外、くぐれるんですって。 あちらの世界の不思議なお土産 ……家に持って入るのは止めなさい！

土曜日の午前零時だけ会える占い師。 その占いは必ず当たる。 願い事があれば叶えてくれる。 そんな都市伝説、あなたは信じるかしら？

美紀は幼馴染で親友だ。 恋人の大輝とけんかしたら私に泣きついてくる。 美紀と大輝は本当に仲良しだから私が間に入るほどでもないのだ。 赤いきつね食べて、さっさと仲直りしてよね！ …

カードゲーム「一行作家」で作成した原案を小説にしたものです。 偶然に組み合わされた4枚のカードが織りなす物語を即興で書いています。 物語につながりはありませんので、何番目からでも…

家を出ることにした。 場所を決め、手続きをして、そして移動日はいつにしようか。いざ決心して両親に告げると、父が「俺が運転する」と言い出した。家に置いていこうと思った実家の面影ごと…

　ある日、璃那（りな）の元に現れた玉虫色の謎の生物。 　璃那はそれに「みどりちゃん」と名付けて飼い始めた。

スマート家電が安アパートにも普通に搭載されるようになった、ちょっと先の未来。 自堕落な性格のOL、理子が住み始めたアパートではちょっとおかしな現象が。 どうやら、前の住居者のデー…

カクヨムコン短編講座と銘打って、集まってきた人間を催眠ガスで一掃してスマホを奪う話です。

※映画『13日の金曜日』について語っています。ネタバレあります！ 映画自体は見たことがないのに、なぜかそこに出て来るキャラクターのことは知っている、ってありませんか？ それの最…

漫才が好きな高校生・祥の彼女は全く笑わない。好きな動画を見せても反応なし。クールなところも好きだけど、一瞬だけでもいいから笑顔が見たい！ 絶対に笑わせたい彼氏VS表情筋が硬い彼女…

久しぶりにタイトルを考えるから冴えない。異世界ファンタジー、魔法と少しの魔物がでます。魔女と吸血鬼と人間と。10話完結予定！→11話完結！後日談とか増えるかもー！

同じ美大に通う香南と結妃は高校の美術部からの友人。 結妃はスカウトされてモデルの仕事をしてもいる。 ある日、ふたりで行った美術館で、カメラマンの日向と偶然、出会ったことから、ふた…

魔術学院を卒業し、魔術研究所への就職を控えていたエレナ・アンダーソンは、ある日国家命令により王姫の『屁守女』に任命される。 そしてエレナが仕える事になった王姫プリシアはとんでも…

　ユウとリョウタはちょっと風変わりな夫婦である。 ワイルドで凶暴と陰で囁かれるユウ、メタボで良く言えば優しい、悪く言えば気弱なリョウタ。少しくらいは自分が優位に立ちたいと悩むリョ…

　俺は時間移動の能力がある。 しかし、不完全な能力だから行くタイミングも時代もランダム、滞在時間も短い。 　そして、なぜかトラブルを起こしてしまうから自虐的にタイムトラブラーと自…

勤める会社で上司から理不尽な仕打ちを受け、深い悲しみに打ち拉がれるミシェル。 このまま家に帰っても、きっと死にたくなるだけ。 いつもの駅の一つ手前の駅に降り立ち、降り出した雨に打…

前世の記憶がよみがえった時は、外れスキル無双できるかと思ってた。 でも現実は甘くない。 俺は冒険者になるのを諦めて、薄利多売で地道に稼ぐことにした。 危険のない街中でお気楽に商…

高三の夏、妹と一世一代の大喧嘩をした。 仲直りは、まだしていない。 ＊＊＊ かつて私たちは仲の良い姉妹だった。 母と妹、そして父。ありふれた機能不全家族の、薄っぺらいクッショ…

「おじいちゃん、ここって何の部屋？」 「おれの仕事部屋だ」 私が興味を示したのに気を良くしてか、祖父は座椅子から立ち上がった。杖をついた足でゆっくりと私を追い越して、居間と仕事部…

『昔好きだったあの人、捜します』 　そんな広告をクリックしてしまったのは、写真がほんの少しあの人に似ていたからかもしれない。 どうしても忘れることができない記憶を消すために、あ…

「私のペンラ、神器になってる！」 私、東山えむるは「えむりん」として活動する売れない地下アイドルだ。 ある日、突然階段から突き飛ばされて命を落としてしまう。目が覚めると、私を推…

ちょっとした合間に。 手軽な短編を集めてみました。 ＊書き下ろしだけでなく、これまで書いたものも含む予定です。 →やめました。全編書き下ろしでいきます！

カクヨムコン7応募作品。 持ち主のいなくなった通称、開かずの下駄箱。 そこに入っていた一通の手紙を持ち帰る。 高校二年生、青春の抜け殻に出会う季節。 それは不可解で、不可…

お題：「雪」 #群逢賞（https://twitter.com/books_meet_you/status/1469299808985055232?s=20）企画への応募作品です。

私は猫だ。 物心ついた時からずっとばあさんと二人で住んでいた。 「ニャーコが来るよりもずっと前に、連れ合いが遠くへ行ってしまってねえ」 ばあさんは私に向かって何度もそう言った。 …

朝起きたら地球が滅亡するって騒いでた。 空は渦巻き雲で滅亡感たっぷり。 わたしはとりあえずアイスを食べた。 それから何やかやして、外に出て、夜の散歩に出かけたんだ。

一話完結の短編集。 穴の向こうの不思議な世界、ちょっと覗いてみませんか？ どこか奇妙で、でももしかしたらあなたの側にもあるかもしれない。 そんな穴の話。 短いお話が多いです。 …

　同じ高校に通う一花（いちか）さんと貴尋（たかひろ）くんは、とってもなかよし。 　貴尋くんは一花さんに、付き合って下さいと告白します。勿論一花さんは、友達なんだからどこにでも付…

ある病院の一室。一人の老人が息を引き取ろうとしていた。親族が集まり、孫たちが呼びかけても意識が戻らない。 すると、突然病室に一人の老人が乱入してきた。手には割りばし、そして「赤い…

学校ではクラスメイトのいじめを受け、家へ帰っても自分を待っていてくれる家族などいない高校1年の男子。 もう全てを投げ出してしまいたい。そう思いかけた彼を、風変わりな若い男が引き止…

　うっかり駄目神のせいで『アス』という世界に落とされたアラフォーおばちゃん。落ちる前に手に持っていた買ったばかりの赤いきつねが恋しいが、どうも地球には帰れないらしい。代替案として…

いつもの緑のたぬきを食べるように、赤いきつねを食べてしまった。 たまには、うどんもと思った時、いつものクセが出てしまうものなので、その感覚で作ってしまうと、少し切ないうどんになっ…

「赤いきつねと緑のたぬき」ショートストーリーコンテスト応募作品です。 といっても、あまり求められていない方向かもしれませんが。笑

受験生の山崎ヒロキは、赤いきつねの一杯で、進むべき進路に気付く。

出汁濃度および麺選択における志向性に端を発する冷戦――通称〈きつねたぬき戦争〉――は、25世紀初頭には世界規模に拡大していた。威信と存続をかけた競争の舞台は月、火星、木星、土星に…

大学三年生の鉄平は、あかぎれで荒れた手を見つめる。脳裏をよぎるのは幼き日の祖母。そして、一人暮らしを決めた赤いきつねだった。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートスト…

大学受験を明日に控えた主人公の女の子は、志望校の近くのホテルに泊まる事に。 だけど試験、大丈夫かなあ？ そんな不安になる主人公の心をほぐしてくれたのは、いつも応援してくれていた…

緑のたぬきを開発して下さった人の意向からかけ離れた食べ方と思っていたら、私の認識が間違ってました。 それを正してくれたのは、カクヨムの作者、読者の皆様でした。 邪道の極みの様な食…

◆この十三月（じゅうさんがつ）を過ぎると、皇女アナスタシアは、嫁がなくてはならない。 そんなある夜更けのこと。 風が強く窓から吹いて来た。 ◆登場人物 アナスタシア：十三歳。…

いつものメンツで歓談中、突如立ち上がるお祭り。 なんでテーマが「ダンゴムシ」なのか（笑）

ある昼下がり、主婦が訪れたトイカプセルのコーナーで何かが！？ ＊＊こちらは、お題「だんごむし」で思いつくまま描かれた短編作品となります＊＊

眠れぬ夜を眠れる夜へ。

恋心をマスク神にホンローされる男子高校生の物語。他人事なのでほのぼの読めます。

短編です。

ファイアボールしか唱えられない魔法使いシャルロット。 8年間冒険者を続けるも成果は上がらず、年齢的にも冒険者として限界を感じていた彼女はそろそろ田舎に帰ろうと決意する。 そんな彼…