概要
ずっと、全部、欲しかった
同じ美大に通う香南と結妃は高校の美術部からの友人。
結妃はスカウトされてモデルの仕事をしてもいる。
ある日、ふたりで行った美術館で、カメラマンの日向と偶然、出会ったことから、ふたりの関係が変わる。
香南と結妃、そして日向の3人がそれぞれ描く幸せとは。
レイティングはつけていますが、具体的な描写は一切ありません。
結妃はスカウトされてモデルの仕事をしてもいる。
ある日、ふたりで行った美術館で、カメラマンの日向と偶然、出会ったことから、ふたりの関係が変わる。
香南と結妃、そして日向の3人がそれぞれ描く幸せとは。
レイティングはつけていますが、具体的な描写は一切ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!集合写真を眺めた時、まず最初に見つけるのは自分ではないでしょうか?
相手を見る時のポイントや嗜好は人それぞれ。目鼻立ちや輪郭、髪の様子もあれば首のラインに全体的なボディラインなど。あなたなら、どこを意識して見ますか?
作中の男女たちには、アーティスト特有の視点から見た強い拘りがあった。その部分をいかにして吸収し、自分流にアウトプットできるのか。居心地の良かった殻を破り、新しい自分と向き合うまでの過程を、豊富な芸術的感性で美しく描いた勇気を与えてくれる逸品。
幸せは「こんなもの」なのか、「これでいい」のか、「これ以上がある」のか。読み手も色々と考えさせられる作品です。最初は作品の世界観に浸り、次に人物たちの心情を理解し、その次はバラバラのピースが組み合わさ…続きを読む