情景が浮かんでくる綺麗な文。このお話を読んでいると思わず食べたくなりますね。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(141文字)
・こんな人におすすめ クスリと笑えるエッセイを読みたい人 ほっこりしたい人・個人的にここが良い! キャラ・文体・読後の満足感 二重丸 (; ̄ェ ̄)・感想 一緒に「ええええ!」と驚きました。おい友人よ……気持ちはおおいに分かるけど! 美味しく食べられたらそれでいいじゃない!これが結論ですね。
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柔らかいかき揚げの是非については本編ならびに他の方のレビューで触れられているのでここでは割愛させていただきます。いいなと思ったのは緑のたぬきを食べる詳しい描写。手順の説明だけでも記憶と結びついて涎が溜まってきますが、それに描写力が加わったら、それはもう緑のたぬきを食べるしか……ないのに、この小説を読み終えた今、外は真っ暗。深夜なのでした。これが王道の飯テロだ!
食事のエッセイってお腹すきますね。自分もいまから緑のたぬき食べます٩(^‿^)۶
じゅるじゅる感の描写。とても、鮮明に浮かび上がりました。私個人としては、ホロホロ感ぐらいがLOVEです!
緑のたぬきを作る手順、詳細で面白いです。作者様のこだわりがいいです。今度、この手順でやってみようと思いました。
主人公はコンロの火をつけるために、マッチと格闘する。やっと点いた火に、薬缶をかけてお湯を沸かす。 お湯が沸いて、やっと緑のたぬきの出番となる。主人公は、粉末出汁と一緒にかき揚げも入れて、待つ。 主人公はあるトラウマによって、サクサク天ぷらが食べられないのだ。 さて、出来上がった緑のたぬきは、果たして? 淡々と日常を描きながら、最後は主人公の食べ方を試したくなる不思議な作品でした。確かにこれは、ラストに書いてある通りの食べ方かもしれません。 是非、御一読下さい。