食感の好みは、人それぞれ違うから。
- ★★★ Excellent!!!
主人公はコンロの火をつけるために、マッチと格闘する。やっと点いた火に、薬缶をかけてお湯を沸かす。
お湯が沸いて、やっと緑のたぬきの出番となる。主人公は、粉末出汁と一緒にかき揚げも入れて、待つ。
主人公はあるトラウマによって、サクサク天ぷらが食べられないのだ。
さて、出来上がった緑のたぬきは、果たして?
淡々と日常を描きながら、最後は主人公の食べ方を試したくなる不思議な作品でした。確かにこれは、ラストに書いてある通りの食べ方かもしれません。
是非、御一読下さい。