涼月

わたしの触れた、言葉、風景、音楽、人物……それらのもの達を再び言葉として抽出し書き留めていくという丹念な試行と挫折に、魅せられてしまった。

苦手な短詩に敢えてチャレンジします！

七夕の夜の、とある恋人たちの物語。 　　　　　　　　＊ 自主企画『同題異話・七月号　コップの中の漣』参加作品です。

社会人七年目、二十九歳の優斗の首には、今もワイヤーがかかっている。どうすれば外せるのだろう。皆、どうやって外したのだろう。昔見た夢に捕らわれた青年の迷い。

随分前、文章表現の習作として幾つか創作した、ショート・ショートです。 どことなく、古臭い感じの情景を浮かべて、描写・表現の創作をしてあります。 何となく、UPしてみました。 数点…

自主企画『同題異話・七月号　コップの中の漣』に参加させていただきます。

『同題異話 7月号』楽しそうなイベントを見つけたので参加させていただきます。 超短編です。

今回は掌編小説にチャレンジしてみました。 『市長の恋』『伊坂先生の結婚』の、伊坂先生のその後です。

【「同題異話・七月号　コップの中の漣」参加作品】 病院で放射線技師として働く及川磐音は、弟の勇貴が入院したと聞いて病室を訪ねます。 昼休みの短い間に他愛ない話をする、大人の兄弟…

人生に潤いを。知識に飛躍を。 読んで面白かった本や印象に残った言葉などの紹介を兼ねた備忘録。

自主企画　同題異話 6月号『飴と傘』への参加作品です。 じめじめと暗い梅雨時なので、できれば明るいお話を、と思っております。よろしければご一読ください。 河野ゆりやは、小学生の…

太宰治の小説を愛読する彼女。 と、俺の話。 本屋から珈琲店へ向かうひととき。 珍しく明るいものが書けました。 本を読み始める前に、最後の方をぱらぱらぱらって見ちゃうのは私の癖で…

｢悪口を言ってる国のことを見習えって、何だか不思議じゃない？」 韓国の女子大生・金熾子（キム・チヂャ）は日本留学を控えていた。不思議な隣国・日本。その本当の姿を見てみることが長…

夢月七海さんの自主企画「同題異話の六月号　飴と傘」↓の参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886027257

カクヨム詩人たち 湿原工房氏と帆場蔵人のツイッター上での詩についての雑談を対談ぽく描いております。また新たにカクヨムで詩を描かれている方たちで、詩の感想会やその内容を投稿していき…

神倉山からの風が気持ちいい、ごくふつうの昼下がり。 わたしは親友の遥歩に問いかけた。

夢月七海さん主催の自主企画「同題異話・六月号　飴と傘」参加作品です。 六月も終盤での参加となり申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

とある二人の、何気ない夕食風景です。 ↓こちらの企画用に書いてみました。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883650512

　菅原琴葉（２９歳）はある日、駅前で『困っている』男性を見かけ、声をかけた。 　男性は日置総一郎と言い、自分は幽霊だと説明する。 　戸惑う琴葉に、総一郎は、「心残りはただひとつ。…

葬儀に向かう道中、奴の事を思い返していた。奴はとにかく今ある形が壊れるのを嫌がっていたな…… ――日常が舞台のショートホラー ※再度「コンフォートハウス」からタイトルを変更しま…

「同題異話 飴と傘」のために書いたものです。「新作集まれー！読み合いの場」にも参加しています。 短いお話なので気楽に読んでもらえたら幸いです。

※「同題異話・六月号　　飴と傘」参加作品。

　僕には、雨が降ると思い出す出来事がある。 　五歳の僕は、人影のない見知らぬ街に迷い込んだ。途方に暮れていたところに、蝙蝠傘を差して、飴を持った背の高い男性が現れ、彼に駅まで案内…

ピンクの傘を貸してくれた、元気で可愛いお隣の少女。俺の心はいつしか晴れ間が見えて……。 例によって、一人ブラッシュアップ状態のショートショート。ご意見、ご指摘、お待ちしておりま…

　平平凡凡一般家庭代表、雅の人とちょっぴり違う所は、苗字の画数がちょっぴり多い所☆　 　お近づきになりたい人類以外第一位は座敷わらしさん。即座に結婚を申し込みたいくらい愛しており…

おれの名前はシロです。 カクヨムで、「おれは＂カワイイ＂」という日記に書かれている生き物です。 なんで＂カワイイ＂かって？すれ違う人みんなおれをそう呼ぶから、おれらみたいのはきっ…

教室に居場所のない少女が、昼休みに逃げるように向かった屋上で一人の先輩と出会った。 不思議な出会いの物語です。 ※この物語は自殺を助長するものではありません。

梅雨の休日、うなだれている中学生の私に、おばあちゃんがくれたものとは。 夢月七海さまの自主企画『同題異話・六月号飴と傘』用に書いた作品です。 誤字脱字など、気になる点がある…

　いつもの事さ。 　そう言い聞かせて検査に向かった俺はぼんやりと、待合室でテレビを観ていた。 　流れるのはまだ昼にも遠い午前中らしい、中高年向けののんびりした番組。たまにはこうい…

雨の放課後。一つ違いの幼なじみ。 武骨な黒い折り畳み傘と、赤い缶のドロップス。 　　　　　　　　＊ 自主企画『同題異話・六月号　飴と傘』参加作品です。

絵本に出てくる勇者に憧れた少年は太陽のような少女と出会い恋をした。しかし二人の前に残酷な運命が容赦なく押し寄せる。 僕は彼女のために、何ができたのだろうか。 絶望のなか過去を…

突然の本降りに足止めされた男は、雨宿りしながらタバコをふかしていた。 疲れたとき、忘れがちになってしまう大切なもの。あたなは今、思い出せますか？ 同題異話・6月号「飴と傘」…

百合な恋愛の短編・掌編集です。 自主企画「同題異話」への参加作は、エピソードタイトルにその記載があります。 たかなんさん（https://kakuyomu.jp/users/k…

夢月七海さんの自主企画「同題異話・六月号　　飴と傘(https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886027257 )」 用のお話です。 …

　自主企画「同題異話　飴と傘」への投稿です。 　今回のお題は、難しかったです。 　

短編です。 自主企画『同題異話・六月号　飴と傘』に参加させていただきました。

今月も、夢月七海さまの自主企画『同題異話』に参加させて頂きました。六月号です。 1700文字。 面白い文章を書く練習として。

地球上の人口過密を減少させる為にスペースコロニーや月基地への移住が激励されるようになった未来。火星のテラフォーミングが開始される。テラフォーミング計画に参加した鉄雄が「夏休み」の…

一話完結のホラー集。ちょっとだけ怖くなりたい方にオススメの小説です。 各種ホラーアラカルト。

人類史上初の自動物語生成ソフト「書詠(かくよ)フミ」。ノベロイドと呼ばれる彼女が書いた小説はインターネットから日本中に広がり、瞬く間に人間が書く「小説」を凌駕し、結果的に日本文学…

消えた第四の王の追憶。 聞いてあげましょう、彼の話を。 （間違っても真に受けないでください。いつもの嘘八百です） 目さんの『石の主張』 　https://kakuyomu.…

平和な地方都市の駅前を襲う、史上最悪の血の惨劇。 誰が、どうやって引き起こしたのか？ 謎の原因を追うのは、世界の法則を捻じ曲げることのできる青年、瀧神玲。 深層世界を舞台に、最強…

- Raindrops sometimes look like teardrops. - 雨の滴は時折、涙の雫のようにみえます。 雨の日に彼の家を飛び出した露花（ロカ） 行先は…

詩は難しですね。でも頑張って2回目に挑戦です

※三十篇で完結済み。＋解題二話。 削り削って一文残ったもの。 もしくはそれだけで生まれたもの。 一行でつくる詩集にします。 十七文字、五七五のものもあると思いますが、俳句川柳と…

長めの詩を中心に描いていきます。出来れば縦書きで読んで欲しい作品？

水底に抱かれ眠るうつくしい女に、少年は供物として捧げられた。 『山神の娘』と呼ばれる、異形の血を引く末裔の女――蝶。 蝶の『供物』たる少年、夜杜。 繰り返される言葉の、結ばれ…

闇夜(アンヤ) ・怪談蒐集家・語り部。オカルトマニアの間では都市伝説化していて、口コミやネットで囁かれている。年齢・性別不明。謎多き人物。 闇夜の元には、怖い話を聞きにいく者…

古には十六、いまは、二十に嫁いで行く一族の姫君を守るため、災厄払い――依子、と呼ばれる存在が用意される。 ひととせ、二重に、満ち、夜露のさき、いつかの時まで。 現代×御伽話アン…