どーもっし! 雨愁軒経です。
はいはいざぁこざぁこ、弱男の妄想じゃ敗北待ったなしぃー♪(裏声)
冗談はさておきww
最近発売された、某新人賞の受賞作を読みました。
その作品はヒロインにとあるギミックがありまして、物語の終盤でそれが解決されるという構造になっていまして。
ざっくり言うと、『遺顔絵師』での右近くんの頭の問題と、合歓が人物を描けない理由を足したような、過去のトラウマからくるギミックです。
読了した感想としては、「ああ、だから私はは敗けたのか」でしたwwwwwww
『遺顔絵師』を読んでくださった方はおわかりかと思いますが、右近くんの頭の問題は二章の最後で明かされ、合歓が人物画を描けない理由については三章中にケリをつけているんですよね。
しかしどうやらこれが拙かった。
私の作風・方針として「あなたが好きだから特別になる」というものがあります。
『ムカサリ』の紲が、命を賭してでも楪を繋ぎとめようとしたように。楪もまた、紲の命だからこそ受け継ごうとしたように。
『黒騎士』でウェインが、王女だからでも剣の達人だからでもない「セレシア」を愛し共に歩もうとしたように。
『建国計画!』のエステルが、リョウに特別な力があるからではなく、リョウがリョウだからこそ評価をしていたように。
『遺顔絵師』もまた、互いの現状と向き合った上で、右近くんに残っていたのは「合歓のため」という理由でした。
恋愛脳なんですよ、私wwwww
けれどどうやらウケる作品は逆のようで。
「あなたが特別だから好きになる」というのが重要そうです。
特別の意味が違うんですね。ギミックありきです。
難しいなあ……
個人的にはこれ、「美人だから好きになる」「おっぱいが大きいから好きになる」「ヤらせてくれたから好きになる」と同じように感じて、どうも苦手です。
奇病モノもそうですね。「大切な人だから支えたい」と思うのではなく、「病気で余命僅かの子だから好きになる」というふうに聞こえてしまう。
ウケる理屈も頭ではわかるのですが、心の方はがきゅうっと罪悪感に苛まれるのです。
これをどうにかしないと、色々とキツそうだなあ……
頑張るしかありませんね。
さて、そんな課題が見えたところで、作品についてです。
まず『お団子聖女』は撤退を決めました。
フォローしている作家さんの作品を見てもそうですが、どうも数字の動きが悪いんですよね。
これが「賢コン」や「嫁セカコン」のように読者選考ナシのものであれば、たとえ読まれていなかろうとテーマが合ってるんだからブチ抜ける!という確信も持てるのですが、今回のカドファンコンは読者選考があります。
開催前にもちらっと考察した通り、やはり男性向けと女性向けを混ぜるとキツイですね。
ここに10万字書く時間を割いても仕方がないので、早々に尻尾を巻くことにします。コンコン。
代わりと言ってはなんですが、アルファポリスの方で開催しているコンテスト『青春ボカロPカップ』に滑り込み参加してきました。
タイトルは『あの瞬く星のような君の心音が、枯れ果ててしまったとしても』。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/923353481/129893510
夢を追えば追うほど雁字搦めになってしまう架空の病気『夢拍症候群(ハートビート・シンドローム)』を題材にした、青春の反逆物語です。
以前どこかでちらりと話した「奇病モノをやってみたい」という時のアイデアをぶち込んでみました。
問題は、この締め切りが8/15なこと。カドファンコンよりキツイってマ?wwwww
ええ、お察しの通り私はバカです(白目)
とはいえ勝算がないわけでもなくて。
このボカロカップは読者人気の一位を予想するという投票企画はあるのですが、選考の上で読者評価は関係ないんですよ。
だからこそ、先日のライト文芸大賞でも『568位/1,829件』というトンデモ順位でブチ抜けたわけですね。短編の方でなら過去に『847位/1,239件』というのがあったようですが、長編で100位切ることはまずないので、前代未聞のジャイアントキリングです。どやあ。
何作も書籍化しているプロが書いためちゃくちゃ読まれているカテエラ作品より、クソド底辺の無名作家が書いたテーマド真ん中の作品の方が強い。それが読者選考ナシのテーマ募集式コンテストです。
積極的に狙っていきたいところですね。
また、ここに来てこのバカは、現在カクヨム上で開催している『こえけん』にも参加したいなどと画策しておりますww
タイトルはもう案があって『傘活女子は隙あらばスキを囁いてくる』です。
雨の音の中、イチゴ(直球)で傘に入れてくれと頼み込んできた、隣のクラスの美少女ギャルとの帰り道……そこから始まる、音に溢れた愛の囁き。
ラストは教会の鐘がりんごんりんごんしている中での「富める時も~」のキスでフィニッシュ!!というところだけは見えています。
まあね、恋愛脳だからこその本気を見せてやるといたしましょうか!(とくせい:じしんかじょう)
もう自分でも何をやっているのか解ってないくらいてんてこ舞いですが(今変換しようとして、漢字が『天手古舞』なのを初めて知りましたまる)、楽しんでいきまっしょい。
顔も知らぬ皆々様、対戦よろしくお願いしまっす!!
ではではーノシ