• 恋愛
  • 異世界ファンタジー

【Vol.87】G’sこえけんコンテスト反省会!!【ジョサスケラ定例報告】

どーもっし! 雨愁軒経です。
9月半ばにして急に気温が上がったりとだるい中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、先日こえけんのコンテストが締め切り日を迎えましたね!
おかげさまで、私も宣言通りの2作、投稿を完了することができました~!ありがとうございます!

『甘々清楚な聖女様が献身的に癒してくれる極上リスポーン・タイム』
https://kakuyomu.jp/works/16818093083629460167
『リアルヘッドマイク~推しのASMR配信者が幼馴染だった件~』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084650001099

未読の方はぜひ!プチ読者選考がありますので♡&☆をいただけると嬉しいです!
また既読の方も、コンテスト期間中にボーナストラックと称した後日談をそれぞれ3エピソードほど追加更新をする予定です。お待ちください!


いやあ~ほんと楽しかったです!
コンテストのキャッチコピーが『「音・声」と「物語」から創る最高のヒロイン!』ということで。
ASMR大好き侍として「音・声」を、普段のストーリーテラーとして「物語」をと、相乗効果で発揮できたのではないかと思います。
書き上げた直後は、賢いヒロインコンテストで『RD令嬢』をぶん投げた時のように「っしゃあかかってこいやコラァ!!」という勢いでした。

――だったのですが(白目)
やはり自分の未熟さだったり、蓋を開けてみたら予想以上の闇鍋具合だったりと、ただ今戦々恐々としておりますwwwww


まず何といってもプロの多いこと多いこと!
私が作品を読む際は、読後に著者プロフィールやXを覗きに行くことが多いのですが……今回拝読した作品の作者様たち、経歴がえぐすぎるんです。
私が読んだ作品だけでも以下の顔ぶれ。

○既に数作品発売し販売ランキング上位にも入っている音声作品サークルのライター。
○有名IPの舞台脚本も手掛けた現役シナリオライター。
○某Vtuber事務所の公式クリエイターズに選ばれたライター。
○第2回こえけんコンテストでの超クセつよ賞受賞者。
○第2回こえけんコンテストでの特別審査員賞受賞者。
○主催編集部の系譜である超大手ラノベレーベルの新人賞を獲得して十年近いベテラン。
○カクヨムコン9で二部門受賞しているスーパールーキー。
○音声ARサービス「SARF」のホラー音声ARコンテストで受賞した奇才。
○その他書籍化経験ありのプロ多数。

……なぁにこれぇーwwww
唯一正体不明だったものに、投稿作が今回のこえけん用のものしかないアカウントがあったのですが、作品の書式的におそらくこの方もその道の人だと推察しております。
つまり、私が読んだ作品の著者全員が何らかのポートフォリオを持つ猛者です。リアルガチにやべー面子ですwwwww

これだけでも「え、コレと戦うの……?」状態なのですが、まだ終わりません。
どこからか「まだ俺のバトルフェイズは終了してないZE☆」という声が聞こえてきます。


前述のリストにあった音声作品サークルのライターさん。この方の所属しているサークルは、過去に私も作品を購入したことのあったくらいには有名どころでして。
そんな方が、Xでこんな旨のポストをされていました。

「他作品を見ていると、オウム返しや『!』が多用されていたのが気になった」と。

……ワシやないかい!wwww


「でもな? その人は例のポストの後に『僕より面白い作品が多かっただけに残念だった』って言ってたらしいねん」
「ほなワシやないかい」
「…………」
「…………(ドヤァ)」
「もうええわ、ありがとうございましたー」


……ごめんなさいwwww
ただ実際、音声作品らしい文章構造という点では天と地の差で。未熟でした。
事前に、同人声優の兎月りりむ。さんが運営している「同人音声.com」というサイトでレイアウトやお作法をチェックしてはいたのですが、実際にやってみると、ここはどうやって書くんだろう?ということが多々あり。
またオウム返しの件も、手元の作品をいくつか聴き返してみたら、マジで一個もなくて驚きました。
あっても「あ、今○○と思ったでしょ~」とか「ここが気持ちいいんですよね?ふふっ、顔を見ればわかります」とか。言い回しを自然な形にしているんですね。

ASMR大好き侍を自称していながら、私は今まで何を聴いてきたんだ……と、ただただ反省するばかりです。


しかし、まだギリギリ勝ち筋は残っています。
今回のテーマが「きみとの”〇〇な”癒しのひととき」「声や音を介して得られるヒロインとの距離感や空気感」ということで。
常々「応募要項を読め!」と語っている身として、これらはきちんと押さえられているという自負はあります。

特に意識したのは『距離感』。これはASMRとして物理的な動きはもちろん、心理的なものも重視しました。
たとえば『リスポーン・タイム』では、勇者様との逢瀬を重ねていく中で、聖女様がだんだんと「勇者様のことですからどうせ○○でしょう?」とちょっぴり呆れて(聖女としてではないエスの表情を)みせたり。
『リアルヘッドマイク』でも、一度疎遠になった幼馴染という前提や、「心音ASMRは恥ずかしい!」といった展開を踏んだからこそ、添い寝回の時の急接近に加速が付いたり。

個人的にはこの辺りが、このコンテストがDLSiteではなくカクヨム上で開かれた理由なんじゃないかと思ったからです。
突然ぽっと湧いてきた過去話をするのではなくて、「視聴者がここまで聴いてくれた(ヒロインと会話をしてきた)からこそ」という演出は、作家としての腕の見せ所だったのかなと。



昨年の中間発表でのASMR部門通過作が43作。内訳までは解りませんでしたが、応募総数が688作品だったようなので、おそらくASMR部門は300前後。つまり中間通過は読者選考上位1割+ピックアップ10作程度でしょうか。
これを書いている9/15(日)AM4:00時点、累計ランキングでは『リスポーン・タイム』が93/206位、『リアルヘッドマイク』が72/206位となっております。
はい、厳しいですね(白目)

ただ、締め切り直前で滑り込んだにしては上々でしょうか?
改めて皆さま、ありがとうございます。

とはいえ上位20作に入るのはやはり厳しいので、編集部ピックアップ枠を狙わなければなりませんね。

もっとも、私の方針は変わりません。
ことテーマ式コンテストにおいては「読まれまくっているカテエラより、読まれていないド真ん中」だと思っております。

大丈夫。
そう信じてきたからこそ、『RD令嬢』が賢いヒロインコンテストの最終選考に食い込んだ。
そう信じてきたからこそ、『聖夜のアンティフォナ』がライト文芸大賞で受賞した。

大丈夫。
主役ってのはいつだって、下から這い上がるもの。
ジャイアントキリング、かましてやりましょう!


……とかカッコつけて箸にも棒にも引っかからなかったりしてねwwwww
まあその時はその時。来年は10本くらい書いて逆襲するだけなので。


まずは12月を楽しみに、次に邁進します!
ではではーノシ

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する